団塊世代の奮闘記

2020年08月07日

949 心 の 旅 1 ?

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クレイジーキャッツ 1

 戦争が終わって、5年目の春に、私はこの世に誕生した。戦後生まれなので、戦争の悲惨さも体験したりはしていない。ただ、戦後まもなくの昭和30年頃には、5歳を迎える頃なので、かすかに物心が付いた記憶がある。

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懐かしいテレビ

 しかし、あまりにも頼りない記憶なので、その前後がどういう具合であったのか、とか分からないことの方が多い気がする。歴史秘話ヒストリアという番組が好きで、最近、見始めたのだが、今回、見ていてちょっとした心の旅に出てしまった。それは、「スーダラ節」の秘話という内容の回であった。

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クレイジーキャッツ 2

 「スーダラ節」がヒットしたのは、1961年らしいので、私はまだ、5年生の頃と言うことになる。中学生の頃のような記憶が私の頭の中には、感覚として残っているのだが、いかにいい加減な記憶なのかということが分かる。

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スーダラ節のレコード

 私の前に、テレビなるものが出現したのは、4年生の頃だった気がするが、これも当てにはならない。小学校の広い和室のような場所で、まるで霧の中のような画面の大相撲を観戦させてもらったのを覚えている。その後、6年生の頃、今、畑をお借りしているお家に、地区で初めてテレビがやって来た。近所の子供たちは、毎晩、そのお家に詰めかけ、テレビを鑑賞したものだ。

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植木は歌うことを拒否

 それから1年も経たない間に、事故やら病気やらで両足を失っていた父親が、我が家にもテレビを購入することを決定した。かなり高価な買い物であったと思うが、障害年金などをはたいて購入したのかも知れない。1963年にケネディー大統領が暗殺される前に購入して、初めての衛星中継として暗殺事件が放映されたのを記憶している。

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親鸞聖人

 また、1964年には、東京オリンピックが開催されたが、これも、中2の頃で、ぎりぎりテレビ鑑賞ができたのを覚えている。さて、歴史秘話ヒストリアに取り上げられた「スーダラ節」だが、1961年のヒットらしいので、まだ、我が家にテレビはなかったことになる。そのため、テレビがやって来た中学の頃の印象が私にはあるのだろう。


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親鸞聖人の悟りの言葉

 「スーダラ節」の無責任な歌詞の内容を見て、お寺で生まれた植木等は、「これを自分が歌えば、お寺の子どもとして自分は一生、後ろめたい思いで生きなければならない。」と考え、当初、歌うことを拒否していたらしい。思い悩んだ挙げ句、僧侶の父親に相談をしたら、その歌詞を聴いた父親が、自分の宗派の親鸞聖人が言われた言葉に通じると逆に勧めてくれた。おかげで、このヒットになったというのだ。親鸞自身、人間の悪性をついに克服することができなかったという誠に人間らしい悟りの境地を述べており、「スーダラ節」は、正にその世界なのだというのだ。私などは、本当に聖なる世界に行けない人間なので、この世界を旅すると、少し、心が楽になる。
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2020年08月03日

948 夏 の 農 園

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サツマイモの覆い

 散歩場所の近く、「しんばし」の横辺りの方が、サツマイモを植えた畝に日よけの覆いをしておられるのを発見し、昨年から私も、寒冷紗で覆いをしている。日照りに強いサツマイモだが、この工夫で、蔓が生き残る確率が増す。しかし、今年のように雨が多いと、なくても良かったかも知れない。


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トウモロコシはむずかしい

 毎年、甘いトウモロコシを食べたくて種を蒔いてみるのだが、うまく育ったことがない。昨年は、花粉の時期に雨が降り、授粉率が悪かった記憶がある。一昨年は種を蒔く時期が遅く、ちんちくりんのトウモロコシになった。今年の背丈はまずまずだが、カラスがやって来て、片っ端からかじられてしまった。テグスで対策したが、以後、雨が多くなり、まばらな授粉になった。なかなかうまくいかない。


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第2弾に期待

 スイカは、唯一1個だけなっていて、時満ちて食べてみたが、やはり、雨様のおかげで、水っぽい味に感じた。これも、むずかしい。


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楽しみヤマトイモ

 スイカの囲い網に昇らせるように興野々のNさんに頂いた山芋(ヤマトイモ?)を植えてみた。発芽するか少し心配したが、がんばって蔓を伸ばしている。少し楽しみだ。


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今年の大豆は?

 今年も懲りずに、大豆を植えてみた。風の国のお母さんに喜んでいただけるので、実になってくれると、嬉しい。

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黒豆も発芽

 今年は、大豆プラス黒豆も遅れて植えてみた。今、20cm程に生長しているが、ちょうど花を付け始めている。最初に蒔いた大豆も、よく見ると、花を付けている。どうやら、早く蒔こうが遅く蒔こうが、花は、この梅雨明けの頃に咲くらしい。うまく実になるかなあ?


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キュウリ植え過ぎ?

 昨年から、小屋の南北に植えている里芋の畝の端に、キュウリを植えている。昨年が7〜8本、今年は、数を倍にした。我が家で食べる量としては、多すぎるが、御近所に貢献したい。

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大量だ!

 なり始めてみると、1日に10本以上できるので、御近所では余りすぎて、道の駅に出荷するはめとなった。また、風の国のお母さんが、漬け物にされるらしいので、そこにも、貢献することにした。結局、恵みのキュウリかな。
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2020年07月30日

947 ほ っ と 一 息

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玄関の紫陽花

 まだ、雨が続いていた梅雨の終わり頃、ほっとするようなモニュメントに遭遇した。我が家の玄関には、風の国からやって来た紫陽花が、まだまだ元気で鎮座している頃のことであった。

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ひのらの紫陽花

 もちろん、風の国のひのら(前庭)の紫陽花もまだ元気であった。

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胡蝶蘭頑張る

 玄関には、親戚の方が贈ってくれた胡蝶蘭が花の時期を終え、再び春を迎えて、夏を目指す頃、1本だけ花芽が伸びてきて、5輪の花を咲かせてくれていた。

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フウセンカズラ

 ひのらのフウセンカズラも、そのかわいい気球のような姿を見せ始めていた。


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アイコ

 お母さんが育てているミニトマトのアイコが立派な実を赤く染め始めている。どれもどれも、その営みを眺めていると、うっとおしい梅雨が早く終わればと、考えているようにも見える。

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風呂釜の花瓶出現

 そんな時、岡の川の水場に突然、あるモニュメントが出現した。聞くところによると、お母さんの所へ集まって女子会というか、婆会をしていただく方の息子さんが、NPOを立ち上げて活動を始めたらしい。年齢は、50代〜60代のグループなので、若者とは言えないかも知れないが、この地区では十分若者で通用する。

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一面に紫陽花の花

 1つまた1つと暮らす方が高齢化していなくなり、施設などに入られる。住む人がいなくなった家もたくさんあり、取り壊された家もたくさんある。取り壊された家の敷地には、風呂場の跡に五右衛門風呂の鉄の釜があったりもする。このグループの子たちは、それを運んできて、お地蔵様の前に設置、水を張って紫陽花の花を一面に指して飾ったのである。

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摘果前の清見

 摘果作業のお手伝いに来て、このモニュメントを発見して、我々もびっくり、感激してしまった。狭い地区だが、昔からの人々の繋がりが、彼らを育み、このような形に結実したのかもしれないと、ほっとしながら嬉しく感じた。
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2020年07月26日

946 ふうふうふう夏の庭

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いただいた桃

 まだ梅雨の真っ最中、松野の桃農家の知人から桃を購入、親戚関係にお中元として送るのが、恒例となっている。すると、製品にならないハネの桃を段ボールに2箱ももらったりする。相棒がコンポートやゼリーにして御近所に配る。忙しいだろうこの桃農家さんにも食べて頂けるよう届ける。すると、また、ハネの桃を頂く、相棒は大忙しとなる。

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庭の花 1

 その頃は、まだ良かった。しばらくすると、梅雨の合間の夏空が広がり始める。我が家の夏の庭は、相棒の趣味の花々で忙しそうだ。

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何という葉っぱ?

 よく見ると、私の知らないような植物がたくさん植えられているのに気付く。彼らは、自分のサイクルに合わせて花や葉を完成させて次々とその盛りを迎える。

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爽やかな花

 青系の花などは、この暑さを一時忘れさせてくれるがごとく爽やかである。


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庭の花 2

 鮮やかな赤い花も、目に飛び込んできて、元気をもらえるように感じる。


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カルブチン?

 赤い提灯のごときカルブチン?は、可愛さで心を軽くしてくれる。


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多肉系

 槙の木の枝に吊された鉢には、多肉植物系の数珠のような植物が植えられている。梅雨明けのような明るく暑い空が広がり出すと、いくら水分補給をして備えていても、立っているだけでくらくらするような世界に落ちて行きそうになる。

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不思議な苔?

 あるお婆ちゃんから頂いたこの植物は、根っこがない。やはり、槙の木にヒモで結ばれて吊されている。雨を好み、空中で過ごす網状の苔のように繁殖するらしい珍しい植物らしい。夏の庭はバリエーションがあって、元気だが、それを眺める私の方は、急に暑くなって青息吐息でふうふうふうといったところだ。
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2020年07月22日

945 小さな岬めぐり 3

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ネムノキ

 半島のあちこちには、この梅雨の時期、ネムノキが花を付けている。これだけあちこちで見かけるということは、私の知らない繁殖のメカニズムがあるに違いない。


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「はなはな」の看板

 一通りの岬巡りは経験しているので、最近リニューアルした道の駅「はなはな」に行ってみた。「はなはな」のはなとは、漢字で書けば「鼻」となる。要するに、とがった先端、岬の端っこくらいの意味だと思う。岬の先端をこの辺りの方々は、「おはな」と呼んでいる。



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風車モニュメント

 行ってみると、道の駅は、大きく様変わりしていた。おはなの風や風車を象徴する飾りができていたり、建物も依然と変わらない部分と新しくできた所があった。

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2階へ通じるスロープ

 おそらく川の浜にあったシラスパークの企業ががこの三崎港に進出してきたというのが、その内なる変化の理由だと思われる。

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海側から見たレストラン

 川の浜のシラスパークは、今はもう、なくなっているらしい。シラスパークはけっこう人気で、お客もたくさんいて、商売的には稼いでいたと思われる。川の浜がシラスの水揚げ漁港だったが、三崎港の方がお客が集まると考えたのかも知れない。海の見えるレストランができていた。


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ハマユウ

 やはり岬めぐりの本命は、佐田の岬灯台だと思う。フェリーが着く三崎港から灯台までも、結構な距離がある。途中、串や正野地区を通り越して人家のないれこれぞ「おはな」に行かなければならない。ハマユウの咲く場所まできた。

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駐車場下の海

 車で灯台を目指すと、終着地点は、ハマユウが咲く新設された灯台の駐車場になる。しかし、ここで到着と思うのは大間違いで、ここからは徒歩で20〜30分歩かなければ、灯台には至らない。ただし、この駐車場から灯台の姿が見える。ところが、この日は、雨模様の天気で霞んで、灯台を見ることもかなわなかった。


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見事な花

 時間的に灯台までの歩く余裕はなかったので、結局、駐車場からあきらめてUターンして帰途についた。駐車場の少し手前にあった民家には、私の知らない鮮やかな花が見事に咲き乱れていた。ちょっと期待はずれではあったが、私の小さな岬めぐりが終わった。  
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2020年07月18日

944 小さな岬めぐり 2 

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保存会の紹介

 「夢を紡ぐ裂織り」というフレーズで、同好の方々が訪れるのが、この廃校跡の小学校で、保存会の重要メンバーが、相棒のお友達なので、1度体験をしてみないかとお誘いを受けたらしい。当然、ここに集まる裂織りの同好の方々は、女性の方々が多いようだ。私は、男性の端くれなので、ここで体験を眺めるのも限界がある。とりあえず、一通り作品群を眺めさせていただいた。


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裂織り作品  1

 よく目にするのが、このちゃんちゃんこ、鬼北ではポンシンという。ちょっとした春秋冬の防寒着のようなものだろうか。今で言えば、ベストのようなものだ。私の子どもの頃は、普通に着ていた。



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裂織り作品 2

 糸にする布さえ、好みのものを選べば、様々な色の布地を織ることができる。


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裂織り作品 3

 また、バックや手提げなどの小物を作ることも可能なようだ。縫い物などに興味のある方なら、様々な夢が描けるかも知れない。

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裂織り作品 4

 上級者の方は、布地を織りながら、途中で別の色の糸に変えながら、掛け軸のように絵を描くように仕上げることもできるようだ。

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裂織り作品 5

 また、もっと込み入った絵画のような、絵画を描いたキャンバスのような作品も展示してあった。


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赤灯台

 限界点を過ぎた私は、裂織り体験を相棒にお任せして、一人小雨をついて外出をしてみた。まずは、廃校から近い大佐田の端っこ波止の赤灯台を眺めて、小さな岬めぐりのスタートとした。
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2020年07月15日

943 小さな岬めぐり 1 

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廃校になった小学校校舎

 長雨が続くので、風の国お手伝いも、蜜柑山での作業ができないままで過ぎている。この日も雨で、相棒が同級生に誘われて、「オリコの里」へ行くことになった。山での作業ができない私も、お邪魔虫のようにくっついて行くことになった。



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オリコの里の記事

 場所は国道を三崎港まで走り、海が見えたら、左折して大佐田地区へ向かう。以前、大佐田小学校だった場所が、「オリコの里」になっている。海辺にある小さな小さな小学校跡である。

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保存会の看板

 校舎の入り口には、「佐田岬裂織り保存会(さだみさきさきおりほぞんかい)」という看板が懸かっている。

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機織り機が並ぶ

 校舎の中は、この地方で使われていた古い民具がたくさん並んで保存されている。裂織りが出来る部屋は、2つほどあり、昔ながらの古い機織り機が6台くらいずつ置かれている。

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貼り紙

 壁には、裂織り保存会についての貼り紙などが貼られている。裂織りとは、古い着物の生地などを裂いて糸として使い、新しい布地を織っていくこの地方独特の機織り技術のことを指していると思われる。

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写真

 昭和初期と思われるこの写真は、裂織りに貢献した方々の姿であろうか? 裂織り自体は、もっと古い時代から行われていたのだろうと思われる。風の国のお父さんやお母さんが山での作業着として使っていた形跡もある。

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縦糸は青と白

 機織り機には、縦糸が設置してあり、これは、その筋から購入したもののようである。この縦糸に通していく横糸こそが、使わなくなった着物の生地を使った糸となる。



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糸の作り方

 この横糸は、布地を手で裂いていくので、5〜10mmくらいの幅の布地の糸となる。糸というよりヒモというのが、適切なくらいだ。当然新しく織り上がった布地は、大変丈夫な、例えれば、デニムのような、デニムより更に味わい深い生地の布に仕上がる。



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様々な色の糸

 様々な色合いや風合いの着物の生地を使うので、機織り機の横に置かれている糸も様々である。


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小道具

 機織り機の横には、機織りに使う小道具も様々置かれていた。お邪魔虫の私は、裂織りは相棒に任せて1人で、ここから更に岬の鼻に向けて小さなめぐり旅に出発してみたい。  
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2020年07月11日

942 相 棒

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雲 1

 毎日九州などで水害をもたらしている大量の雨が降り続いている。そんなある日、お隣に住んでいる1級年下のM君の奥さんが亡くなられた。今年度は地域の組長さんの順番になっており、悲しい葬儀に関わることとなってしまった。

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雲 2

 私の組は、9戸の御家庭で成り立っていたのだが、5月一杯で転居をされた御家庭があり、現在は、8戸になってしまっている。奥さんが亡くなったM君の家庭と、親戚の家庭が組の中にもう一軒ある。

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雲 3

 昔は、組の人たちが活躍して、結婚式や葬式など、様々な雑用のお手伝いをしていた。もちろんお通夜も葬式も自宅でおこなっていて、組の人たちが集まってみんなで協力してお手伝いをしたものだ。


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雲 4

 我が家の父や母の葬儀も自宅でしたのを覚えている。組内で不幸があると、男は、仏壇に飾る生花や紙で作る造花なども庭先に陣取って作っていた。また、昔は土葬だったので、お墓の墓石を動かし、何と2〜3mもの深さに穴を掘ったりしていた。ご先祖の骨が出るところまで掘っていたのだろう。


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雲 5

 墓穴の準備や清掃は、組内の男たちの仕事であった。今は葬儀社が様々な仕事を受け持ち、組内の者は、葬儀当日、家での受付や葬儀場での受付くらいしか、仕事がなくなってしまった。女性も、不幸のあった家に集まり、年長の者が差配して、亡くなった方の枕元に飾るご飯などを炊く。昔は、もっと親戚の方々や来られる方のご飯のお世話もしていたのだと思う。

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雲 6

 M君の奥さんは、まだ、67歳であり、2人がお別れの時を迎えるには早すぎる気がする。奥さんは、2年ほど前に病が見つかり、松山の病院に入院したり、退院をした後も、通院をしていたので、傍目にも大変な様子をうかがうことができた。


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雲 7

 お通夜も、葬儀も、最後にM君が挨拶をする。言葉は、涙で途切れ途切れになる。長年一緒に暮らしてきた2人なので、また、私と同年代なので、その悲しみの実が伝わってきて、人生の相棒を失ってしまったM君の心の中がリアルに響いてしまった。どうか、安らかに・・・。
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2020年07月07日

941 異 常 な 雨

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夏の花 1

 九州で猛威をふるっている今年の梅雨の雨、線状降水帯というものを伴って、次々と激しい雨をもたらしている。夏の花たちも、適度に降れば生き生きとパワーを注入されて良いのだが、これほどまでに降ると、人間界は、困り果てることとなる。


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夏の花 2

 今回は、熊本の球磨川があちこち氾濫して大変なことになっている。今までに降ったことがない量の雨が降るのだから、お手上げだろう。

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夏の花 3

 今回は、私としては耳慣れない「大雨特別警報」なるものが出された。市町村から避難勧告が出るのが、警戒レベル4に該当するらしいのだが、この「大雨特別警報」が出たら、警戒レベルは5になってしまうということだ。



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梅雨の花 1

 このレベル5の状況は、重大な危険が差し迫った異常な状況とされている。しかし、ニュース映像を見ていて思うのは、命を守るために避難するとしても、私には、なかなか決心が付かない気がする。

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梅雨の花 2

 もし、裏山が迫っていて、土砂崩れのリスクのある場所に住んでいたとしても、早めの避難が、自分にできるだろうかと考えてみても、やはり、避難の決断は難しいように思える。

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梅雨の花 3

 今年は、コロナの影響で、自分なりの避難場所を探すことが勧められている。安全な場所にある友人宅や、自宅でも高い場所にある2階の部屋や山と反対側にある部屋の中などと示されている。



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梅雨の花 4

 松野町が浸水した折には、2階を持たない平屋に住んでおられる知人の方が被災された様子をうかがったとき、いつ避難開始するのか、どこへ避難すれば良いのかということは日頃から考えておく必要があると感じた。



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夏の花 4

 鬼北や松野で、洪水の危険がある箇所は、三間川と奈良川が合流する役場裏辺り、そのすぐ下流にある広見川との合流地点である興野々が、最も氾濫する危険のある場所だと思う。松野が浸水したときも、この興野々で川が氾濫してしまった。今年は何とかそんな被害が出ないことを願うのみだが、今までにない雨の降り方をみると、とても心配である。
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2020年07月03日

940 ご ほ う び 

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ムラサキツユクサ

 本当なら剪定などを進める時期なのだろうが、やり方が、よく分かっていない我々の風の国お手伝いは、またまた夏草が伸びてきた畑で、次は摘果をしようと計画をしていた。しかし、雨が計画を邪魔したりもするので、うまく進まない。いつの間にか夏の花、ムラサキツユクサが石垣で元気に繁り、かわいいピンク色の花を咲かせている。

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鬼北にもやって来たヒマワリ

 我が家にも移住してきている小さな向日葵(ひまわり)上のM君の奥さんにもらったものらしい。梅雨の雨に打たれて順調に育っているようだ。

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いただいたニベ

 この日は、また、お母さんの野菜畑を綺麗にして、帰る頃に親戚のTさんが釣ったスズキの仲間の「ニベ」と呼ばれている魚が届いた。お手伝いのごほうびかな?かなり大きな魚で、メートルを越えるものもいるそうだ。いただいて帰り、鬼北でさばいた。

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完全にまな板オーバー

 ウロコ取りは、飛び散るので、流しの中で行う。あまりにも大きいので、流しに一杯になる。もちろん我が家のまな板には、大きすぎて乗りきらない。

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頭を落としても、更にオーバー

 うろこを取ったら、まず、頭を切って胴体がまな板に乗るようにして、内蔵も取り除く。やはり、時々いただくハマチやブリほどの大きさだが、その身は、ニベの方が柔らかいので、お刺身よりは煮たり、ソテーした方が美味しい。

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アラと切り身が完成!

 骨もブリより柔らかいので、頭を割るのに、カナヅチを使いはするが、楽に頭を半分にすることができた。アラは、あら炊きにする。身は1人前ずつ切り身にして冷凍する。この日食べる分だけ残してパン粉などを付けて、フライパンでソテーする。美味だ。

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この日は、サザエも

 この日は、海の潮も大きかったので、海に潜るのが趣味のS君がサザエを届けてくれた。消毒やら色々お世話になるS君だが、ご両親が早く亡くなったので、夕飯のおかずをお母さんが、時々、提供する。我々が、サザエをいただけるのも、お母さんのおかげなのだと分かる。感謝!感謝!である。
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2020年06月29日

939 2 つ の お 手 伝 い 

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風の国の紫陽花

 梅雨の雨で元気になっている紫陽花、我々が風の国のお手伝いに行くと、ひのらや畑でその優雅な姿を見せて出迎えてくれる。


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1日だけの花

 車を降りて風の国名物の階段を登っていくと、石垣に植えられているサボテンが、この時期花を咲かせているのに出合うことがある。ただし、この花はほんの一日咲くだけで、夕方にはしぼんでしまう。一斉に花開くタイミングに出合うことは、かなり珍しいのかも知れない。


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カボチャ畑

 今回は、2つのお手伝いをすることになった。足腰が弱ってしまったお母さんの趣味は、野菜作りなのだが、家のすぐ上にある野菜畑に行くのにも、25〜30mほどの坂の小道を登っていかなければならない。たぶんその所要時間は、へたをすると20〜30分かかるかもしれない。そんなこんなで、最近は、この野菜畑の草引きなども、私たちのお手伝いの1つになっている。この日は、上の段に植えられているカボチャの中の草引きのお手伝いをした。


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チェーンソウ

 もう1つのお手伝いは、故障が直ったチェーンソウで、畑や小道に懸かっている灌木を切るというお仕事であった。この木は、この辺りでは、「タブ」と呼ばれているイチジクのような小さな実がなる木だが、かなりの年数を経て、幹の太さは、25cmほどになっていた。


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切ったタブの木

 倒れても問題が起こらないような方向を見定めて、切り目を入れていく。うまく倒れたら、枝枝を少しずつ切り離していき、運べるサイズにする。


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枝は崖下に

 小道のすぐ横に藪になっている崖があるので、その崖下に切った木を捨てていく。藪になっているので、枝たちは、藪の中にとどまってそこで腐っていくと思われる。3本の木を切って、空がすっきりと見えるようにすることができた。


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紫陽花の切り花

 作業を終えて帰ってみると、何種類かの紫陽花がバケツに生けてあった。やはり、花を見ると、心が和む気がする。
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2020年06月25日

938 夏 の 作 業

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紫陽花 1

 花好きのお母さんのお世話で、この時期、風の国のひのら(前庭)は、次々と紫陽花の花で満たされていく。親戚の方々が母の日などに贈ってこられた紫陽花の花たちだ。


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私が育てた赤い空豆

 私がたった4本の苗から育てた赤い空豆も、十分に乾いて、風の国のお母さんに届けた。

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ひのらに干された空豆のサヤ

 風の国のひのらにも、たくさんの空豆たちが殻のまま干されたり、順次乾燥が進んでいた。


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お母さんが育てた赤い空豆

 お母さんが育てた赤い空豆も、干し上がったものもあり、あんこ作りの戦力になっていくことだろう。

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エンドウ豆たち

 ひのらには、エンドウや絹さやなどの種も、ほぼ干し上がっていた。こうやって毎年、種を繋いでこられたお母さんの営みが見えてくる。「来年はつくれないかも。」という弱音がこぼれるときもあるが・・・。



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水の準備

 最後の除草剤散布には、我が家の小さな噴霧器も参加。畑には水のない畑もあるので、倉庫の横の水タンクから水を汲んで持って行って散布する。水を運ぶタンクは、4つしかないので、満タンにして一緒に運ぶ。暑い中の作業なので、かなり疲れる。

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差し入れは刺身に

 帰って休んでいると、お魚が届いたりすることもある。この日は、退職をして趣味の魚釣りに時々出かける親戚のTさんが沖で釣ったハマチを持って来られた。手が痛いお母さんに代わって魚をさばくのは、私の役目で、刺身やらアラやらが出来上がる。

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紫陽花 2

 この差し入れの魚やひのらの紫陽花が、疲れ切った体や心を癒やしてくれる気がして、1日が暮れて行く。
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2020年06月21日

937 夏 の 収 穫

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ジャガイモの葉

 梅雨も中休みがはさまれたりで、夏の収穫が進んだ。ジャガイモは、赤いジャガイモと北海道からやってきたピンクのジャガイモと普通の男爵の3種類を植えている。ピンクのジャガイモは、風の国から流れてやって来て、今では我が農園の主力になっている。



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ピンクのジャガイモ

 花がいっせいに咲いたので、花を摘んでから1週間後にジャガイモの収穫を始めた。なかなか一気にはできない量なので、掘り終わったのは、やはり、1週間を経過していた。


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赤い空豆のさや

 たった4本しか植えてなかった風の国のお母さんからもらった赤い空豆も収穫して天日に干して置いた。


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赤い空豆

 量はほんの少しだけだが、綺麗な赤い空豆になっている。風の国に持って行ったら、お母さんが、あんこに変身させてくれるだろう。


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普通の空豆のさや

 普通の空豆も収穫出来たので、これも、風の国で、白いあんこになることだろう。


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くずくずニンニク

 これは、うまく大きくならなかったニンニクだ。収穫のタイミングは少し遅かったのだが、うまく作れない原因は何なのだろう。

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普通のニンニク

 普通の大きさのニンニクもいくらかはできたが、満足できる量ではなかった。来年の課題だろう。


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ジャンボニンニク

 ジャンボニンニクも、特大サイズもできたが、やはり、小さいサイズが多かった。何かコツがあるはずなのだが・・・。

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赤タマネギ

 タマネギは、昨年の失敗を補い、元肥を増やして大きいサイズのものも収穫出来た。大きいものは、腐りやすいそうなので、大きなものから使ったり、御近所に配ったりしたい。

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白タマネギ

 白いタマネギも、まずまずのサイズになってくれたので、タマネギ作りは成功といって良いだろう。
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2020年06月16日

936 古 希 か ら の 眺 め

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風の国の紫陽花

 母が亡くなったのは、私が30歳をいくつか過ぎた頃だった。親がいなくなるということは、知識としては、分かっていたのだが、物心ついた頃から母子家庭で育った時期がある親子だったためか、いざ起こってみると、その現実は、とても私には、理解できるものではなかった気がする。


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雲 1

 その母が亡くなった年齢は、68歳で、予感などというようなものもなく、そんなことは、まるっきり考えもしていない状態であった。そのため、突然、目の前の世界が変わってしまったように感じたように思う。


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くちなしの花

 私自身が、その年齢を越えて、私は、「古希(70歳)」になってしまった。古希とは、その歳まで生きているのが希(まれ)である年齢という意味があるようだ。医学が発達して、人間の寿命も延びてきているようなので、私も生かされて古希を迎えることができたのだろう。


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雲 2

 長寿の区切りとして、祝う節目なのだと思うのだが、老いという現実に目を向けると、それは、なかなかに手強いものだと感じる。私の場合、まず、様々な物忘れ症候群は、深まりながら広がっていくように思う。50代後半から痩せていった足の筋肉君は、スマートなズボンが似合うように変身していき、60歳を過ぎた頃からは、筋肉の衰えから負担が大きくなり、膝関節が違和感やら痛みやらを訴えるようになった。


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運動公園の紫陽花 1

 歩けば、その歩きは、自分的にはぎっくりしゃっくりのように内心感じている。農園で座って草引きをしていても、限りなくふらふらと安定していないし、立つときは、かけ声と共に立つか、膝を手で押しながら立つしかない。立つことを意識しなかった頃と比べると、雲泥の差が生まれている。


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雲 3

 風の国のお父さんが亡くなられたときも、全くそのようなことが起こるとは考えてもいなかったので、その現実が飲み込めなくて、畑で作業するときにいつもその面影が目の前に現れて来ることが、しばしばあった。


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運動公園の紫陽花 2

 若い時の頑張り過ぎた労働から、足腰が壊れてしまった風の国のお母さん、爽やかな笑顔で話をしていただくのだが、言葉の端々にその弱音が見え隠れすることがある。


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雲 4

 今、古希を迎えて、少しずつ老いが進んでいく様子を実感しながら、今の私を遙かに超える手強い老いの試練を感じておられるお母さんの大変さが、少し分かるようになったと感じる。


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雲 5

 30代で母を亡くした時、そんな厳しい試練と闘っている母のことを思いやることは、私には、想像すらできなかったように思う。ある日突然、風の国から帰ってみると、半分幽霊のように影の薄い状態になっていたのを、今でも思い出す。

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雲 6

 風の国を訪れる度に、あのお母さんの爽やかな笑顔に出会えなかったら、どうしようと心の中で恐れたり、相棒と他愛なく電話でおしゃべりをしている様子が垣間見えると、ほっと安堵することができる。 
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雲 7

 古希というものは、長寿を祝う節目ではあるが、その手強い日常から見えてくる一瞬一瞬は、母が一生懸命に生き切ったあの時の中に、間違いなくあったのだろうと思う。自分も負けてはいられない。
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2020年06月12日

935 梅 雨 時 の 使 者 1

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もう完成形かな?

 私のお気に入りの紫陽花、1つの木のようだが、様々な色合いの花を付けている不思議な紫陽花が、その盛りを迎えている。空梅雨と思っていたら、激しい雨になって、いつの間にか、梅雨は本番になってしまった。


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栗の花も梅雨時の使者

 この雨が降り出す前に、散歩道の梅雨時の使者たちを探しながら撮影してみた。栗の花も、この時期で、その下に佇んでみると、独特な匂いがしてくる。


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咲き始めの未完成の美しさ

 散歩コースの運動公園の紫陽花たちは、毎年、少し遅れて盛りを迎える。まだ盛りにならない花も、よく見ると味わいがあるので、そこに注目して撮影してみた。


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これも発展途中の美しさかな

 花びらの色も、紫陽花の場合、同じ花でも少しずつ違いがあっておもしろい。


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何とも言えない未完の美

 この花も、まだ、完成形ではないが、薄めの色合いが、なかなか良い。


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これは、ほぼ完成形

 運動公園の紫陽花で一番完成していたのは、この濃いピンク色の紫陽花だった。

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弱々しいが爽やか

 この水色の紫陽花も、まだ、完成前だが、薄い色合いが何とも爽やかだ。
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2020年06月08日

934 初 夏 の 畑 4

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準備着々

 6月になって梅雨入りしたものの、空梅雨のような天気が続いている。散歩道までの途中にある私のお気に入りの紫陽花も、着々とその花の準備を進めている。後は、雨を待つばかりとなっている。


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不思議な花 2

 これは、一足早く盛りを迎えている我が家の玄関に置かれている花だ。この花も、よ〜く観察していると、赤めの花を咲かせる。次第に花の色は薄くなり、白い花に変化していき、最後に枯れていく。赤や白の花が同時に見られる不思議な花で、これも私のお気に入りの花だ。


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キューリ苗

 初夏の畑では、少し遅ればせながら、キューリの苗が植え頃になっている。これだけの量を植えるには、場所探しが大変である。


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第1弾、既に収穫

 北宇和高校から買ってきた苗を、先んじて2本だけ植えておいた。まだ、小さいが、3本だけ既に収穫出来た。

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第2弾

 種から苗をつくったものが、育つ頃には、キューリも大豊作になるかも知れない。

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順調トウモロコシ

 甘いトウモロコシも、少しずつ大きくなってきた。楽しみだ。彼らも雨を待っているように見える。


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やはり雨待ちかな?

 お気に入りの紫陽花にも色が付いてきた。そろそろ一雨来て欲しい。
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2020年06月04日

933 お 母 さ ん の 庭 と お 手 伝 い

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ハチク

 4月は、孟宗竹(もうそうちく)5月になると、ハチクやサンチク、風の国のお母さんやそのお友達に喜んでいただくので、せっせと採りに行き、風の国に届けた。我が家には竹藪はないので、誰もが自由に採りに行ける広見川の河川敷をめざした。昨年の豪雨などで大変荒れている竹藪、老体の私としてはほぼ命がけでがんばった。風の国に貢献できてうれしい。

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鬼北から行った花

 鬼北の北宇和高校から、苗を買い、風の国に届けたこの花、花好きのお母さんに喜んでもらえた気がする。


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トマトも

 その前には、同じく北宇和高校から買ったトマトの苗を届けた。畑に行くのも少しずつ大変になっているお母さんは、その苗を鉢に植え、ひのらで栽培しておられる。うまく育ってくれればいいのだが・・・。

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お母さんが植えたチシャ

 風の国のひのらでは、チシャも育っていた。ちょっと葉っぱを1枚料理に使うなどという時、便利が良い。


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かすみ草の種干し

 また、ひのらには、かすみ草が干してあった。花を触ってみると、間違いなく固い種ができているのが分かった。お母さんの仕事だ。


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何の花?

 ひのらには、あまり見たことのないこんな花も咲いていた。お父さんがおられた頃には、なかったので、お母さんが植えられたのかも知れない。

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消毒セット

 一通り草刈りを終えたのだが、夏草の勢いは止まらない。草刈りもなかなかの重労働だが、次なる夏草対策は、除草剤での夏草退治だ。この噴霧器は、水が20L入る。しかし、私のようななよなよした男は、20Lの水が入った噴霧器を背負うのは、とても困難なので、能率は悪いが、みんなに笑われながら、10Lずつ背負って噴霧している。

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お駄賃

 畑には、基本水がないので雨水の貯水タンクから水を汲んで畑まで持って行く。草刈りほどではないが、これもなかなかの仕事だ。今回は、お手伝いの御褒美にサンフル(甘夏柑)をいただいて帰った。
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2020年05月31日

932 初 夏 の 畑 3

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夏の花

 晴れた日は、空も山も眩しいくらい明るい季節になってきた。体の老化に伴って、これから先の季節の暑さには、毎年、降参している。しかし、命ある間は、感謝して乗り越えていかなければならない。どこのお宅でもわりと見かける夏の花が咲き始めると、この暑さとの闘いが始まる。


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いつもの場所にスイカ

 スイカ君は、いつも同じところに植えている。連作を嫌う作物なので、微妙に場所をずらしたり、元肥をしっかりやったりの工夫はしている。今年は、秋から冬、周りの草を、植えたい場所に山にしていた。草は枯れて土に帰り、栄養分のある土になるはずだ。うまくいくかどうか未知数だが、今年のチャレンジだ。

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竹の皮を敷いてみた

 スイカの敷き藁がないので、毎年、草を藁の代わりに敷いている。今年は、風の国にせっせと運んでいるハチクの皮を敷いてみた。乾燥すると丸まって、ストローのようになる。この上に引いた草を敷けばパーフェクトの様な気がする。うまくいくかな?

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赤いソラマメ熟成中

 風の国のお母さんにいただいた赤いソラマメがだいぶ実ってきた。普通のソラマメよりも小さいようだが、先に蒔いたので、さやが黒く熟れてきた。数本しか植えていないので、お母さんのあんこ作りには貢献できないかもしれない。


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少し小ぶりなサヤ

 黒く熟れたものを摘んでみたが、普通のソラマメの半分くらいの大きさだ。あんこの材料になるあずきよりは大きいので、たくさんあれば、十分あんこになるだろう。植えたのが4本なので、収穫は種がとれるくらいかも知れない。


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大豆も芽が出た

 昨年と同じ場所に、大豆も植えてみた。大豆のタンパク質が、弱ったお母さんの足腰にプラスになるといいのになあという思いが少しある。うまくできて欲しい。


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トマトの挿し木?

 北宇和高校で、トマトの苗を6本購入した。もう1mほどに成長しているが、勢いの良いわき芽がどんどん伸びてくる。ふとこれを苗にできないものかと思いついた。大きめのわき芽まで放置して、挿し木にして根が出てくるのを待っている。今年のエースになるかな?
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2020年05月27日

931 初 夏 の 畑 2

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ジャンボニンニク

 初夏の畑で収穫時期を迎えているものの1つに、ニンニクがある。ニンニクの栽培は、簡単なようで意外と難しい気がする。これは、ジャンボニンニクだが、昨年は小さなものしかできずに、失敗。今回は肥料を増やし、少しだけ大きくすることができた。まだまだかな。


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収穫した普通のニンニク

 普通のニンニク、一昨年は、肥料のやり過ぎで病気が発生、昨年は肥料を減らしてミニニンニクになってしまった。なかなか難しい。今回は、収穫前に腐り始めた。どうも塩梅がなかなか難しい。

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ニンニクの芽

 その結果、通常ニンニクの芽が出て、その収穫を終えてから、ニンニクを収穫するのだが、今回は、ニンニクの芽が出てきた頃に茎が腐り始めてしまった。本当にニンニクの栽培は、私にとっては、むずかしい。


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白タマネギ

 何とかまずまずの収穫になったのは、タマネギだ。昨年は小さかったので、肥料を増やして、大きめの実を収穫することができた。

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赤タマネギ
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 紫タマネギは、少し小ぶりの実になったが、これもまずまずと言うことができると思う。しかし、白タマネギも赤タマネギも1本1本個性があって、大小様々なのはどうしてだろうか?個性があるのが普通かな?


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細ネギの球根

 これは、風の国からもらってきた細ネギの球根だ。収穫というより、10月頃まで、干して保存しておく。10月頃に再び植えて冬に楽しむつもりだ。


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芋づる

 サツマイモも、もうすぐ植えなければならないが、まだ、雨を待ち、待機中だ。

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芋の日覆い

 これは、サツマイモを植えた後、しばらく枯れないようにする覆いだ。これをやっている方があったので、昨年から導入してみた。うまくいくかな?
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2020年05月23日

930 ち ょ っ と 一 息

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不思議な花

 花好きのお母さんのお世話で、風の国のひのら(前庭)の花は、いつも生き生きしている。この花はおもしろい花で、咲き始めは、紫の花なのだが、しばらくすると白い花に変わり、やがて散っていく。ぱっと見ると、紫と白い2つの花を咲かせる不思議な花に見える。


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五月(さつき)?

 これは、五月の一種かもしれない。鮮やかな花の色に目が引き寄せられる。

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シャクナゲ

 これは、お父さんが育てていたシャクナゲの花、この時期忘れずに花を咲かせる。

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ゴミ燃やし

 広い広い畑の草刈りも終わり、作業は一段落、倉庫の中の片付けをして、たくさんの新聞紙をドラム缶で焼却した。新聞紙は、清見やデコポンを保存する時にキャリーの中に敷く、適度に水分を吸収する役目を果たしているように思える。



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馬の背民話挿絵

 作業を終えて、座敷に帰ってみると、伊方町の暦に畑のある「馬の背(うまのせ)」の民話が載っていた。馬の背という地名も、何だかおもしろい名前だと思っていたが、こんな言い伝えがあったのだ。

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馬が岩に変わる

 馬の瀬の畑の下は、大小の石が転がっている磯になっている。S君が潜る海がここだ。サザエやアワビがある。


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民話

 民話は、簡単に言うと、馬の好きなお百姓さんが飼っていた馬が海に落ちて岩になるというお話しである。長く気になっていた地名の謎が解けた気がした。    
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2020年05月19日

929 初 夏 の 畑 1 

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爆発した春キャベツ

 もう少し、もう少しと大きくなるのを待ち過ぎて、美味しいはずの春キャベツが、多数爆発してしまった。ここらが良いというところが分からない。大きさだけで判断しているのが過ちの原因なのだろう。この失敗をしないようにするには、いつ植えたのか、いつ種をまいたのかという記録がいるのかも知れない。


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タマネギ成功かな?

 この初夏の畑では、タマネギが次々と倒れて収穫期を迎えている。昨年は、種を早く蒔き過ぎて、ほとんどのタマネギの塔が立ってしまった。種まきを遅くして、元肥を多めにして、塔も立たずに、大玉のタマネギに今年は挑戦してみた。今年は、何とかその目的が達成できた気がする。

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ソラマメ

 初夏の太陽を浴びて、コヤマメの実が大きくなり始めた。今回は、風の国のお母さんからいただいた赤いコヤマメ(空豆)と普通のコヤマメを蒔いた。赤いコヤマメは、お母さんが作る団子のあんこになる。うまくできたら、お母さんの団子作りに貢献できるかもしれない。


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キヌサヤ

 現在収穫中のキヌサヤエンドウは、種を10数個蒔いたのだが、3つしか芽が出なかった。何ということだろう。安物買いの銭失いだったのかもしれない。

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スナップエンドウ

 スナップエンドウも、同様で、同じくらいしか芽が出なかった。種まきの時期が悪かったのかも知れない。


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丸々アマガエル

 暖かい陽気に誘われて、アマガエル君も、元気に活動している。畑の害虫を食べてくれているのかも知れない。彼は、冬眠から覚めた時点で、けっこう丸々としていた。よほど冬の前に栄養をたくさん取っていたのだろう。


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ハウスも限界か?

 ハウスもビニールの風化が進み、あちこち破れ始めた。修理はするが、限界かも知れない。もはや屋根があるので、物置に成り下がっている。ハウスは、土の改良が面倒で、苗床としてだけ役目を果たしているのが現状となっている。
posted by tentijin at 23:25| 愛媛 ☀| Comment(4) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月15日

928 夏 草 と の 闘 い

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風の国の集落

 風の国は、半島の宇和海側の山の斜面に集落がある。半島の根元が八幡浜などになる。その方向が東側になるので、目の前の宇和海は南東に開けた海ということになる。住んでみると分かるのだが、特に夏は、早い時間から太陽がまともに昇り遮るものがない。

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ひのらのスズラン

 おまけに斜面なので、朝日をまともに全ての家々が受けるような塩梅になっている。日当たり良好なのだ。ひのらに置かれた植物の鉢は、水さえ欠かさなければ、順調すぎるくらい育つ。


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ひのらの夏の花

 ひのらでは、夏の花が次々とその花を咲かせていく。毎週行く度に別の花に出会うこともしばしばとなり、楽しみだ。

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カンタロウミミズ

 この日は、最後の大物、垣内作りの畑の草刈りに向かう。三崎道の倉庫に、草刈りの道具や軽トラが保管してあるので、そこまで、アクアで登っていく。倉庫の前で珍客発見。森の中などに生息する「カンタロウミミズ」と呼ばれる紫色の極太ミミズが散歩中だった。風の国は、本当に自然に恵まれているなあと感じる。


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清見の花

 垣内作りの畑は、清見タンゴールの畑だ。行ってみると、畑中蜜柑の花であふれていた。その香りを嗅いでいると、一瞬、夢のような気持ちになる。


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消毒の白い斑点

 ここは、五段になった広い畑なので、草刈りも半端ない。特に一番下の段は、広いうえに下の垣根が枯れたりして蜜柑の木も枯れかけのものが多い。木が枯れると、そこは草原になってしまう。


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S君にもらったサザエ

 草刈りはなかなか大変な作業で、午前午後5〜6時間やると、くたくたになってしまう。2日間かけて五段を何とか終わらせることができた。モノレールで登る途中、上の方の畑では、消毒で白い斑点になった蜜柑の木が見える。何の消毒か聞いてみると、良い花が生き残るための消毒らしい。

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倉庫に帰った草刈り道具

 疲れ切って三崎道の倉庫に帰る。草刈りの道具を倉庫にしまい、疲れた中にも、「良い仕事をしたかも。」という満足感も生まれる。途中で出会ったS君から海の幸をもらった。彼は、潜るのが趣味なのだ。
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2020年05月12日

927 侵 入 者 対 策

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ピンクのかすみ草

 あっという間に5月も半ばに近づき、風の国も夏の花が次々と咲き進んでいる。相棒の友達にもらったピンクのかすみ草が、ひのらに花を広げている。


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ぐにゃぐにゃになった鉄網

 ある日、クロチの畑に行ってみると、大変なことが起こっていた。手前のデコポン畑と奥のポンカン畑との間の猪よけの鉄の網がくにゃくにゃに曲げられていたのだ。


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崩された石垣の坂道

 奥のポンカン畑は、猪が度々出てきて、悪さをする。この境にある猪よけの鉄網を破ったことはなかったが、これほどひどく曲げられたことも1度もなかった。いったいどうしたことだったのだろうと、不思議に思い、とりあえず、クロチの小屋にあるハンマーで、できる限り直してみたが、元通りにはならなかった。後で聞いてみると、その鉄網は、モノレールとぶつかって、そんな風にひどく曲がったらしい。猪君のせいではなかったらしい。


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コンテナを固定して防ぐ

 この日の仕事は、奥のポンカン畑にある猪の進入路を塞ぐ予定だった。ポンカン畑の上には、うち捨てられた。蜜柑山が、荒れ放題のうっそうとした林になっている。猪たちはそこから侵入してくるのだ。上のうち捨てられた畑との間は、高い石垣になっている。


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コンテナを組み合わせて固定

 その2mくらいある石垣からは、猪といえど、飛び降りることはできない。そこで、猪たちは、少しずつ石垣の石を下に落とし、石垣を壊している場所が、5〜6カ所あるのだ。この石垣が崩れ、下り坂になっている場所こそが、猪の進入路なのだ。


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鉄網を回り込まないように

 石垣を直しても、猪たちは、すぐにまた、石垣を簡単に上から崩して侵入路を作ってしまう。一番確実なのは、鉄の網を張っていくことだが、肝心の網がなかなか手に入らない。仕方がないので、林になった上の畑に上がって、猪が侵入してくる木と木の間の隙間を塞ぐことしかできない。


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固定したコンテナに石を詰める

 今できる防御策は、猪が侵入してくる坂道まで、猪が入ってこれないようにコンテナなどを置き、丈夫なロープや針金などで、コンテナを固定してしまうという方法だ。この方法は、いずれ猪が知恵を働かせて、別の抜け道を開発したら終わりで、その時までの命となる。

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最後は手すりでベランダ化

 それでも、しばらくでも、猪の遊び場になることを防ぐしかないのだ。S君にもらったアルミの手すりまで使って、進入路を塞ぐことができた。少しでも長く効果を発揮してほしいものだ。
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2020年05月08日

926 小 屋 の 外 壁 1 

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外壁の鎧貼(よろいば)り

 作り始めて10年目になった小屋の製作も、屋根ができたので、少し安心して進めることができるようになった気がする。しかし、コロナも迫っているかも知れないので、いつ人生の終わりが来るか分かったものではないので、とにかく前に進めていきたい。



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中から見た地下室の東窓

 昨年、能登半島を旅して家々や倉庫の外壁が、板を横に打ち付けて作られていた。愛媛や鬼北などでは、板を縦に打ち付けて外壁が作られている。悩んだが、能登半島方式にすることにした。下から貼っていき、少し板を重ねながら上に向かって貼り進めていく、鎧(よろい)のような構造になるので、鎧貼りというようだ。



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外から見ると

 地下室の床辺りまで貼っていって、光を取り入れる窓を作ることにした。窓と言っても、開閉できないはめ殺しの窓だ。柱と柱の間を窓とするので、横に細長い窓になる。



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外から見た東の2つの窓

 柱と柱の間に横さんを作り、透明のアクリル板を張り付ける。外側は、出窓ならぬ、引っ込み窓のように作ってみた。


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中から見た南の2つの窓

 入り口横に1つ、地下室部分には東に1つ、南に2つ、西に1つの計5つの窓を作った。

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外から見ると

 外壁の板には、柱などと同様に黒い防腐剤を塗った。この作業が大変で、4mの板の両面に3回ずつ塗っていく、板の数も半端ないので、かなりの時間をこの作業に費やすことになるだろう。



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中から見た西の窓

 前にも書いたが、1缶が8,500円くらいする高価な防腐剤を柱だけで3つくらい消費している。外壁の板には、4缶くらい必要だと思われる。予算がどんどん膨らんでくる。大丈夫だろうか?   
posted by tentijin at 03:39| 愛媛 ☀| Comment(4) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月04日

925 本 番 の 夏 の 始 ま り 2 

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ブルーベリーの花

 コロナの流行で、世界中が騒がしい大変な状況になっているのだが、始まった夏を純粋に楽しんで、過ごしたいと思いついて、御近所夏探しに出かけてみた。まずは、我が家の庭、ブルーベリーの木が2本、花は少ないので、今年の収穫はあまり期待できそうもない夏景色。


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お茶の新芽

 裏庭の片隅には、以前から植えられているお茶も、今正に美味しそうな新芽を伸ばしている。お茶にするのには、少なすぎるので、芽を摘んで、さっと茹でて、おかずに混ぜたら、季節の味がするかもしれない。


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山椒の若葉

 山椒の鉢植えも、いつの間にか新芽を伸ばしている。冷や奴の季節になったので、味わってみたい。


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菖蒲の群生

 我が家だけで満足しないで、家を出てみた。まずは、吉野の町を目指す。この時期、菖蒲が美しく咲くスポットがあるので、そこが第一目標。予想通りに見事に咲いていた。

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見事な山藤

 そこから裏道経由で、興野々(おきのの)に向かってみた。田んぼの風景を眺めてみたかったからだ。すると、用水路脇に見事な山藤を発見。思わぬ自然のプレゼントに感動した。


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用水路の堰(せき)

 田んぼに繋がる用水路の水は、この夏の始まりの時期には、私には、とても魅力的に見えるから不思議だ。心地よい気温のせいなのかもしれない。

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田植えを終えた田

 興野々の田んぼは、広見川沿いに耕地整理された広々とした田んぼが連なっている。この時期の田んぼは、これまた、この季節らしい夏の初めの風景だ。

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我が家のエビネ

 夏探しに満喫して帰ってくると、玄関の松の木の下に、エビネ蘭が咲いていた。これまた、駆け足で過ぎていく夏の始まりの風景の1つだろう。
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2020年05月01日

924 本 番 の 夏 の 始 ま り 1

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ドウダンツツジ

 急に気温も上がってきて、どうやら夏が始まってきたようだ。運動公園のドウダンツツジは、いち早く咲いてすぐに花が終わった。


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モッコウバラ

 我が家のモッコウバラが生長して、垣根ぽくなってきた。モッコウバラは、圧倒的な花の数が、何だか頼もしい気がする。立派な垣根になっていくだろう。


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アイリス系?

 この季節は、心地よい暖かさになって、明るい太陽の光があふれ、1年で一番良い季節かも知れない。我が家のアイリス系の花も咲き始めている。


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卯の花系?

 この季節のこの花が私的には、一番好きだ。卯の花系統の花だと思う。挿し木で増えるらしいので、増やして見たいものだ。


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白ツツジ

 これは裏庭にある白いツツジだ。昔の家の頃には、玄関脇に植えられていたが、家を建て替えたとき、裏庭に移植したものだ。派手な色ではないので、毎年、ひっそりと咲いている。


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牡丹

 牡丹も、あっという間に咲いて、あっという間に終わってしまう。この花は、植えたときは、ピンクの花だったのだが、先祖返りでもしたのか、この色に変わってしまった。不思議だ。

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ギボウシ

 柿の木の下には、冬の間、枯れてしまっていたギボウシが、いつの間にか、ふっくらした葉を繁らせていた。夏の始まりは、大変忙しいような季節だ。   
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2020年04月26日

923 新 し い 季 節

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玄関の花

 春になって咲き始めた我が家の花々も、どんどん次なる季節へと向かっているように思える。

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春霞の山々

 先日、春霞で山がぼやけていた日、ふと花筏(はないかだ)がまだ見れるかもと思い、市越の池に上がってみた。

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まばらな花びら

 しかし、時すでに遅く、池の上には、まばらな花びらしか浮かんではいなかった。

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情けない花筏(はないかだ)

 それでも、あきらめきれず、池を回っていたら、少し情けない花筏に遭遇した。

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咲き始めたつつじ

 やっとあきらめがつき、帰りかけたら、鮮やかなつつじの花が目に飛び込んできた。いつも季節に置いて行かれる私だが、どうやら今回もすでに、新しい季節が始まっているらしい。

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ぼたん桜も

 そういえば散歩道の運動公園には、最後の桜(ぼたん桜)が咲き始めていた。

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藤の花も

 そこから見下ろすと、もう藤の花が咲き始めている。

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輝く柿若葉

 散歩から帰ってみると、私の気づかない間に、柿の木には明るく輝く柿若葉があふれていた。この季節は、あっという間に過ぎていく気がする。   
  
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2020年04月22日

922 小 屋 の 屋 根 2 

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棟の補強部品

 10年もかかっている小屋作りだが、誰に教えてもらうわけでもなく、建築中の家を見学しながら、進めている。専門の大工さんが見れば、おかしな場所がたくさんあると思われる。悲しいかな、それが分からないのが素人の辛いところである。

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角に止めるとこうなる

 それでも、見よう見まねで、梁(はり)の角々に斜めの補強を入れなければと思いつき、部品を作って、防腐剤を塗ることができた。これを3mの高さにある梁まで持って上がり、ボルトナットで固定する作業を進めた。


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梁が交差する場所に付けていく

 これは、屋根が付いてからでは困難な作業なので、屋根の工事が始まる前にやっておかなければならない。高所作業で冷や冷やしながら、やっとのことで取り付けることができた。赤い丸で囲んでいるような角の部分に取り付けた。


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親方が加工する

 4月に入って、とうとう屋根の取り付け作業の日がやって来た。大洲から3人の職人さんと助っ人1人、計4人の方々が、朝9時頃来られた。親方と思われる方は、どの部品をどのように加工して取り付けるのかということが頭に入っており、図面で確認しながら、グラインダーなどで加工を進めておられた。

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止める傘釘

 スレート瓦を取り付けるのは、ネジになった長い傘釘で止めるらしい。そのネジがくるスレートの部分にドリルで穴を開ける。これも、どこに開けるのか地上で計算して開けているのが、プロの技だと感じた。

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屋根に上がる

 職人さんが2人屋根の上まで上がる。ロープに太い針金で作った釣り針状の金属が付いたものを使って上げる。後の2人は、下で屋根材の先ほど開けた穴に金属の針を通し、人力で引っ張り上げる。私から見ると、まるで曲芸のごとくだ。


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南側から葺き始める

 上に上がった職人さんは、「船酔いしそうだ。」と会話している。小屋の骨組みが、ゆらゆらと揺れると言っているのだ。それもそのはずハスカイの補強をしていないのだから当然だろう。やねができたら、そのハスカイ補強をしなければならない。


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北側にはいる

 南側は、大小2枚の屋根材を置いて葺き上げていく。

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南北完了

 北側の方は、1枚の長い屋根材で葺いていく。

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完成!!!

 中央の棟の部分は、最後に棟用の屋根材を載せて固定していく。そして、遂に屋根が葺き上がった。家の建築なら、棟上げというところだろうか。何という長い長い10年という年月だったことだろう。
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2020年04月18日

921 風 の 国 に も 爛 漫 の 春



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ひのらのヒジキ

 ある日、風の国を訪れると、ひのら(前庭)いっぱいにヒジキが干してあった。お母さんはもう、海に行ってひじきを採ることはかなわなくなっている。どうもお母さんのお友達が採りに行ったものをいただいたらしい。風の国らしい風景だ。

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三崎の桜 1

 この日は、来る途中、国道脇の桜が満開になっているものがあったので、三崎まで桜を眺めに行ってみた。鬼北運動公園は3月25日に開花して、既に花は散り葉桜が始まりかけているのだが、鬼北よりも暖かい風の国の桜たちは、不思議なことに、この日4月10日に満開を迎えていた。


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三崎の桜 2

 三崎の桜は、三崎トンネルを抜けると国道脇に連なって植えられている。かなり年数も経っているので、見事な桜の名所になっている。



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三崎の桜 3

 寒い鬼北の桜よりもかなり遅れて満開になる不思議は、例の日陰の桜が先に咲き始めるのと同じなのかも知れない。

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伽藍山方面から見ると

 トンネルを抜けてすぐ右へ曲がると、三崎で一番高い伽藍山(がらんやま)に通ずる旧道に至る。国道より少し高い場所から桜を眺められると聞いたので、その場所まで上がってみた。桜は少し遠くなるが、ピンクの桜の線が見えておもしろかった。

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芝桜の庭

 トンネルを出て坂を下る途中の山に芝桜を植えている場所があるとも聞いたので、そこにも寄ってみた。商工会の有志の方が植えたのだそうだが、もう少し年数が経って、芝桜が増えたら、ここも、小さな名所になるかも知れない。

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皮をむいたタケノコ

 いろんな方から頂いて、風の国のお土産にしているタケノコを、今回は皮付きで持って行き、お母さんと相棒が皮をむいて調理していた。

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竈の初仕事

 タケノコを茹でる時、風呂場の横に大工さんが作ってくれたカマドの使い始めとなった。カマドも、作り方1つで、火の回りがよい(効率よく熱を伝える)ものとそうでないものがあるらしい。薪をくべて火の番をしてみて分かったのは、良い方の竈(くど)に仕上がっているということだった。
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2020年04月15日

920 小 屋 の 屋 根 1

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接着シーラー

 私が建てている小屋は、穴を掘り始めてついに10年の月日が過ぎてしまった。終活の1つとして建て始めたのではあるが、ヘタをすると、本当に小屋ができるまでに私の命が尽きてしまう恐れが出てきた。とにかく屋根を何とかしなければならない。



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屋根用水性ペンキ

 半年ほど前に、宇和島の業者に注文をして届いたスレート瓦、この材料に色を塗っていくだけで、ひと冬を経過してしまった。まず、シーラーというペンキがはがれにくくなる接着剤のようなものを塗る。それが乾いたら、その上に水性ペンキを塗るという工程である。

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試し塗り

 しかし、この作業が意外と繊細な作業となる。まず、天気が悪いとできない作業である。シーラーも水性ペンキも、塗ってすぐ雨に遭うとはがれてしまう。また、冬の寒さも敵となる。霜や露が降りると作業ができない.日中、太陽に照らされて、乾燥している時が作業の時間となる。シーラーを塗って2〜3時間乾燥しないと、ペンキは塗れない。

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塗りおえたら、小屋まで運ぶ


 結局、1日に塗れるのは、よくて1枚となる。シーラーを塗って、翌日まで放置すると、夜露で流れてしまう。シーラーを乾かし、上にペンキを塗ってそれが乾いて夜になるという必要がある作業なのだ。1枚塗るのに、1週間が過ぎてしまうこともあった。

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雨にやられた失敗作


 何度か雨や夜露にやられて、せっかく塗ったペンキがはがれてしまったことがある。結局、その失敗体験の学習の後に何とかうまく塗ることができるようになった。

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夜露でもはげる

 ペンキがはがれてしまったものは、天気の良い日に、その部分だけ、シーラーから塗って乾かし、ペンキも塗って乾かして、やっと完成となる。


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何とか棟用までたどり着く

 屋根がどんな風に葺かれるのかは、なかなか想像が付かないけれど、何ヶ月もかかり、何とか棟のてっぺんに置くと思われるスレートまでたどり着いた。スレートの材料も、いっぺんには届かず、何度かに分けて届いた。ふう〜。後は業者さんに葺いてもらうだけだ。
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2020年04月12日

919 春 の 恵 み と 風 の 国

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馬酔木

 我が家のお隣の馬酔木(あせび)の花が咲き始めた。春もど真ん中といったところだろうか。


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春の恵み 1

 春になると、誰に誘われるわけでもないが、ついつい目の前にある三角山に登ってしまう。この山は、段畑のようになっていたが荒れ果てて、今では蕨が生える山になっている。2度ばかり春の恵みの蕨取りに行って、風の国にも持参したが、これは春を味わうだけで終わる。

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春の恵み 2

 一方、三間のTさんや近所のNちゃん家から届くタケノコは、風の国のお母さんも大好きで、持って行くと、必ずリクエストがかかる。春の恵みのタケノコのお土産は、親孝行の1つになるのだ。

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留学生

 暖かくなって風の国の玄関からひのら(前庭)に出てきた鬼北からの留学生の君子蘭は、もう立派な花を咲かせて、役目を果たしている。

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春の海

 今日の春の海は、曇りで少し寒そうに見える。

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梶谷鼻

 特徴的な風の国の梶谷鼻(かじやばな)も冬の厳しい様子からは抜け出て、穏やかさを増しているように見える。

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器量よし

 草刈りの途中で、クロチのレモンを見に行ってみた。レモンは、1年に2度実を付ける。無農薬なので、いつもその実の様子は、黒点が入り、器量が良くない。しかし、今年は意外にも器量よしのきれいな実もできていた。これも、春の恵みかも知れない。
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2020年04月09日

918 小 さ な 花 の 旅 3

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切り絵のような山桜

 小さな花の旅も、3回目になり、ぐっと我が家に近づいた。今の季節を楽しもうと、近くの三角山に登って、蕨(わらび)を2度ばかり採取した。その時、先んじて咲いていた山桜の木は、曇り空をバックに黒い枝が切り絵のように見えたのでついパチリ。

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山桜の花筵

 その木の根元は、もうたくさん散った花びらで花筵(むしろ)状態になっていた。

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ダムの山桜

 これは、宇和島へ出る道すがらダムの上に広がる例の山桜群、数え切れない山桜が生えている。ダムの水とコラボして撮影。

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見上げる構図

 ダムの周りの桜は、おそらくソメイヨシノだと思う。ここでは、見上げる構図で撮影してみた。

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天満神社と桜

 鬼北に帰って、近くの天満神社、桜の枝を配して季節の写真をパチリ。


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アップで見ると

 その桜をアップで撮影してみると、なかなかの花のボリュームであった。

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大木桜

 これは、三角山の麓、同級生のMちゃん家のそばにある桜、たぶん、この辺りでは、最も大きい桜だと思う。

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奈良トンネル付近

 これは、ぐるり奈良トンネルの深田側の桜並木、今から30年くらい経つと、私は消滅していると思うが、きっと彼らは、立派な桜になっているだろう。

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Nちゃん家の桜

 最後は、奈良トンネルを抜けて奈良側に出ると見える風景、近所のNちゃん家の土地に生えている桜だ。濃い緑の葉を持つ木々と競うように生えている.色のコントラストが絵になる風景だ。
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2020年04月06日

917 小 さ な 花 の 旅 2 

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案内の魚君

 御近所桜の小さな旅、第2弾は、様々なコラボの桜を探してみた。、絶好の場所が御近所にあることが分かった。家の前の国道を近永方面に下ると、桜保育所がある。その国道を隔てた山側に、奈良山霊園という桜の名所がある。国道沿いには、石の魚が道案内をしてくれている。

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霊園全景

 ここは、国道から見ても、丘全体がもっこりと桜で盛り上がっているのが分かる。上がってみると分かるが、おそらく、石屋さんが宣伝のために数々の石の彫刻を展示している場所だと思う。



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仏陀と桜

 彫刻された石像たちは、この丘の自然に溶け込み、今、正に桜の花とコラボしている。この白い仏様も静かに花の前で悟りを拓こうと、座っておられる。

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修行僧?と桜

 丘の桜をバックに、雨の中のこの修行僧は、どこへ向かっているのだろうか。

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二人と桜

 これは、観音様と仏陀でしょうか。バックの桜で、華やいでいます。


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レリーフと桜

 これはまた、かわいいデザインのレリーフ調の女性が花の前に並んでいます。和やかでかつ華やかなコラボです。


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布袋様?と桜

 こっちは、どっしり座った布袋様でしょうか?笑顔と桜がぴったりコラボしています。


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七福神と桜

 桜の坂の石垣には、小さな七福神様方がずらり勢揃い。これまた、豪華なコラボです。


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お地蔵様と桜

 丘を登る坂の入り口には、様々な表情を浮かべたかわいいお地蔵様方がお見送りしてくれています。


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見下ろす桜

 最後は、コラボ風景ではなく、普通は見上げる桜を、ぐっと見下ろしてみた1枚で締め括(くく)ってみました。   
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2020年04月04日

916 小 さ な 花 の 旅 1

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開花前日の花

 宇和島の桜は、既に散り落ち始めているらしいが、鬼北の桜は、ピークの満開になっている。遠くまでは行けないが、御近所桜を回ってみたいと思い、小さな花の旅に出かけた。まずは、遡って、開花前日、鬼北グランドの桜、3月24日である。


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開花した日

 次は、3月25日、私が決めた鬼北の開花の日、一枝5〜6輪は、十分咲いた。


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なぜか日陰の花が早く咲く

 その何日か前、いつも一番に咲く日陰の桜、山陰になって太陽が当たらない場所に植えられている。グランド周りにも、日が当たりにくい木があるが、早々と咲くのは、いつもその木なので、不思議に思っていた。気象予報士の方が言うには、少し涼しめの環境にある桜の方が、早く開花する傾向があるということであった。少し謎が解けた。


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峠の桜

 さて、ほぼ満開を迎えて、小さな花の旅へ出かけてみた。鬼北グランドから峠を越えて松野に向かう。峠の桜ももう見頃になっている。


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柳瀬の桜

 松野ではまず、広見川沿いの柳瀬に向かう。川沿いの竹藪の外側に農道が通っているが、その川側に植えられている桜を眺めてきた。この柳瀬は、昔、M君に誘われて、鯉を釣りに行った懐かしい場所だ。


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西小の桜

 次は、松丸にとって返し、西小学校に行ってみた。坂を上がった先に、良い塩梅で咲いていた桜、木のバックが暗い色の山の緑なので、桜が一層際立って光っているようだった。こういう印象的な場所を探せると良いのだが・・・。


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緑が丘(松中)

 次は、松野の桜の名所、松野中学校がある緑が丘に上がってみた。

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花のトンネル

 校門から緑が丘の裏に通じている道には、桜のトンネルができていて、そこを通るだけで、桜を満喫することができる場所だ。

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竹藪バックで

 印象的な桜風景も探して見たかったので、竹藪を背景にちらほらと桜が浮かぶ場所を選んでみた。雪がちらつくような景色にも見える。

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水とのコラボ

 1周して、市越の池まで帰ってきた。ここでは、池の綺麗な水の色とのコラボが、この場所の一番の見所だと思う。

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丸ごと丘の春

 1回目最後の場所は、鬼北グランドに帰る。滑り台の丘に並んで立っている桜の木々、一望すると、正にこの季節を丸ごと見るように思える場所だ。
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2020年04月01日

915 風 の 国 も 春

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春の海 1

 いつの間にか風の国の海も、ゆらゆらと輝く春の海になっている。目の前の海はこんなに穏やかで暖かい様子なのに、日本も世界もコロナの話題で沸騰し、騒がしい。


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干された野菜

 この日は行ってみると、ひのら(前庭)に野菜が干してあった。どうやらお母さんが、漬け物作りを始められるようで、以前、私がトウガラシを栽培していたことがあるので、あれば、欲しいと言われていたところだった。



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健やかに伸びる

 トウガラシ入りの食品を食べただけで、激しく咳き込むようになった私は、睡眠時無呼吸症候群になり、コロナがやって来なくても、厳しい年齢にさしかかり始めている。風の国に留学している君子蘭君は、世間の騒がしさをものともせず、健やかにその花芽を伸ばし始めた。

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ツワ収穫

 久しぶりにうち捨てられた最も広い馬の背の畑に行ってみた。東の方には、清見やポンカン畑があるが、自然に帰っている。西側には、サンフル畑があり、その何本かは、収穫して楽しんでいる場所となっている。行ってみると、モノレールも動かなくなってしまい、荒れ果てている。仕方がないので、徒歩で降りてみた。


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春の海 2

 サンフル畑の上にツワブキを植えてある1段があるので、今年初めてのツワブキを採取した。よくお父さんと摘んだ記憶がある。ここでも自然は昔ながらの営みをしており、ツワたちは、今年の春の活動を開始していた。ニュースによると、私の同世代、志村けんさんがコロナウイルスで亡くなってしまった。同じ1950年に生まれ、同時代を生きた私としては、本当にショックを受けた。

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山桜

 風の国は、風こそ強いが、流れ込む暖流のおかげなのか、鬼北よりもずっと暖かい。桜も、風の国の方が早く咲くだろうと思っていたら、鬼北が3月25日くらいに開花、風の国はその頃、まだ、咲かず、ソメイヨシノの代わりに山桜が咲いていた。志村さんのことを思うと、人生がこんなにも急に終わってしまうことに恐れおののき、つい無力感を感じてしまう。

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緋寒桜

 ソメイヨシノの少し前に咲くと言われている。緋寒桜も、国道沿いにたくさん咲いている。この国道は、本当に様々な桜が植えられており、少しずつ時期をずらして次々と開花していく。目の保養になる国道だとつくづく思う。季節を確かに受け止め、新しい一歩を彼らは踏み出す。我々人間もコロナに負けずに、新しい一歩を踏み出したいものだ。


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ゴールデン・クラッカー

 風の国から帰る時、近所の先輩が、黄色くかわいい花をくれた。挿し木ができるそうなので、鬼北にも根付くかも知れない。「ゴールデン・クラッカー」という花らしい。派手な様子は無いが、ごく普通にかわいい花だ。世の中のコロナショックやコロナ不況、そして、コロナの悲しい死が早く終息して、ごくごく普通の時の流れに早く戻って欲しいものだ。
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2020年03月29日

914 市 場 と 加 工

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ひのら(前庭)の花 1

 清見の収穫も終わったので、風の国のお手伝いも、一段落した気がする。先日、いつも助けてくれるS君が、市場に出荷する方法を、私に教えてくれるのに、自分の軽トラを持ってきて、出荷するキャリーを積んで、私を八幡浜の市場まで連れて行ってくれた。


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ひのら(前庭)の花 2

 着いたら、品種毎に列ができているので、トラックからキャリーを下ろしながら、デコポンを市場のキャリーに入れ替える。2段に積んだキャリーを列の続きに並べる。事務所で名前と出荷数を届けて伝票をもらう。それを積んだキャリーの先頭のものに置いておく。1枚だけ持ち帰る伝票もあるが、後日、これを事務所に提出すれば、売れたお金と引き替えてくれるというシステムであった。


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ひのら(前庭)の花 3

 お父さんと何回か来たことはあったが、今まではただキャリーを運んだり市場のキャリーに詰め替えたりの作業をするのみであった。今回、S君に市場でのやり方を習ったので、たぶんこれからは、自分一人でも、市場に出荷しに来ることができると思う。1つ勉強になった。

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愛らしい小鳥

 市場から帰ってからのお手伝いは、お母さんの野菜畑の草引きをすることにした。草を引いていると、藪(やぶ)から1羽の小鳥が飛んできて、私が草を引いた場所に降りて、何やら虫を探しているようであった。わたしとの距離は、1〜2mしかないのだが、一向に恐れる様子もなく、友達のような顔をして、ちょこまかしていた。何やら愛らしい小鳥であった。


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加工用のデコポン

 結局出荷できたデコポンは39キャリーのみであった。1キャリーが良くて3,000円、悪ければ2,000円を切るものもあるらしい。これが1年間のデコポンの全ての収穫なのだから、とても生活できるようなものではない。翌日は、加工に回すデコポンを20キャリー作った。


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ジュース工場

 腐ったものを取り除いた加工用の傷があったり、見かけの悪いものなどが加工に回るのだ。加工工場は、伊方の港にあるようだったので、おおよその場所を聞いて迷いながら到達した。このお手伝いは、初めてのお仕事だった。

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ジュース工場の表札

 ここでは、風の国からデコポンを入れてきた自分たちのキャリーのまま積んでおく。工場の人が確認をして、後は、それをジュースにしてくれるのだ。ジュースは後日、取りに来る。ジュースを絞るのには、加工賃がかかるが、親戚に配ったりするのが、主な目的なのだ。ここでも、ジュース作りが分かり、1つ勉強になった。
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2020年03月25日

913 近 永 雛 祭 り

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雪の高月山

 3月のある寒い朝、ふと山を見上げたら、高月山にはうっすら雪が積もっているのが見えた。暖冬でなかなか雪の姿は見えないのだが、この日は、平地には降らなかったが、山は雪であった。

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駅の待合雛

 そんな3月のある日、近永商店街に雛人形があふれているという情報が入った。おもしろそうだったので、早速出かけてみた。まずは、近永駅、待合に入ってみると、かわいいおひな様が展示してあった。


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紙粘土のおひな様

 駅前のお店(本町)から、南町に向けて歩いてみることにした。それぞれのお店には、それぞれの雛人形が展示してある。本格的なものから、紙粘土で手作りしたもの、お店の商品の中に展示してあったり、様々な工夫もしてあった。

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ここにもおひな様

 雛飾りの背景もそれぞれのものがあり、お店毎に研究をしているようだった。

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自転車屋さんにも

 ただ、町中を歩きながら眺めた私には、ガラス戸の中まで入って眺める勇気まではなかったので、ガラスに光が反射してよく見えないものもあった。


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高田商店 1

 日吉の町並みでは、以前から雛人形を飾っていたが、ガラス戸越しのところはなく、雛飾りの前の戸は、開けられて展示してあった気がする。おひな様の展示には、これも大切なことのように思えた。


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高田商店 2(行列雛)

 最後に昨年度までも、古い店先に雛人形を展示していた高田商店までやって来た。広いスペースの中に、雛人形の行列やら、こけしのおひな様やら、背景もいつも通りに工夫して飾られ、展示のレベルが一段上であると感じた。


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高田商店 3(こけし雛)

 現在使われているお店の中にも高田商店の様々な商品に囲まれて、かわいいおひな様が飾られている。入ると、柚子の飲み物まで出てきて、至れり尽くせりであった。


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高田商店 4(新店の中)

 商店街全体でおひな様を飾るのは、今年が初めてだと思うが、町おこしとして、それぞれのお店が、もっともっと工夫していくと、人気が出るかも知れないと感じた。
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2020年03月20日

912 倉 庫 仕 事

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最後の大根

 遂にお母さんの切り干し大根の材料の大根も、最後になった。第5弾まで時期をずらして植えつけた大根も、第5弾は収穫出来ずに塔(花芽)が伸びてきて、収穫することはできなかった。

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切り干し大根に

 今回持ってきたものは、第4弾の生長し切っていない少し小さめの大根で、これが今年の最後となった。できた切り干し大根は、お母さんの友達や親戚などにほとんどが配られる。楽しんで作られる様子を見ていると、こちらも嬉しくなる。



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開けてみると、腐り始めている

 さて、収穫も清見まで終了したので、今のお手伝いは、倉庫仕事がほとんどとなった。まずは、選果の仕事だが、見分ける目は、もちろんお母さんの右に出る者はいない。しかし、あまりにもお母さんの足腰が弱ってしまったので、上の倉庫まで上がって作業をすることが難しくなっている。

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腐ったデコポン

 我々がお母さんに習いながら、選果の作業をするしかない。乾燥を防ぐようにナイロン袋と新聞紙で貯蔵していたものを開いてみると、たくさんの実が腐ってカビが生えている。腐ったものを取り除き、大小くらいに分けて出荷準備をした。終わってみると、腐った実は、楽に10キャリーくらいはあった。これでは本当に、報われない気がする。農業をするということは大変なことだ。

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分けたきれいなデコポン

 より分けたきれいな実も、1週間置いておけば、また、たくさん腐った実が出てくる。結局、このきれいな実は、39キャリーで、これを市場に出荷することになった。いつも助けてくれるS君が軽四トラックを持って来てくれたので、私と2人で市場に向かった。市場では、キャリーを市場のものに入れ替えて出荷する方法を習った。

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宿題をいただく

 新しくなったお風呂場に、大工さんが棚を作ってくれたが、中に棚を取り付けたときの板が見える。この板が見えないようにするという宿題をいただいた。結局、白いベニヤ板を張れば、見栄えが良くなるという結論にいたり、サイズを測って鬼北でベニヤを切ってくることにした。

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元気、届けられるか?

 今回は、鬼北から君子蘭が一鉢やって来ている。何年か前に、私が蘭の芽をあやまって折ってしまったのだが、土に刺しておいたら、根付き、増えて3株ほどに成長したものだ。花の時期だけやって来て、お母さんの目を楽しませてくれる予定である。がんばれよ。
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2020年03月17日

911 コ ロ ナ の 影 か

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今年の雪

 結局、今年は、1日降っただけで、すぐに溶けてしまった雪。雪景色の楽しみはもうないのかなあと考えているうちに、世の中がコロナで騒然としてきた。



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ミモザの花

 春の花、ミモザが美事に咲き切っているのに、やはり、世の中のコロナ騒ぎで、せっかくの春のいい景色も、純粋に楽しめないような気もする。

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木蓮の花

 ミモザと時を同じくして、あちこちの木蓮も花盛りとなり、温かい春の空の下、のんびりと時の過ぎる様子を楽しみたいのに、やはり、少し心は外に向いてしまいそうだ。

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うろこ雲?

 見上げると、秋のようなうろこ雲、こちらは、異常つながりで、コロナと本当は同列に存在するのかもしれない。



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つぼみ出現

 我が家の玄関には、いつものように寒さを逃れている君子蘭のつぼみが出始めている。良き前兆になり、コロナの終息を願うしかない。

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トイレはラッキーか?

 相棒もコロナのおかげで、半分失業、トイレをきれいにする方の在宅で、こちらは、少し明るい風向きである。

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我にも幸、カステラ

 また、料理の好きな方の在宅で、カステラやケーキにありつける私は、少し気も晴れる。

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早咲きの桜、つながれ!未来へ

 天満神社の早咲きの桜は、既に満開になり、騒ぎにも明るい未来がやって来て欲しいものだ。
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2020年03月13日

910 清 見 の 収 穫

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既に終了

 お父さんに代わってお母さんが栽培を始めたチューリップも、既に終わってしまった。お父さんは、花を病院や知人にも配っていたので、動くことがあまりできないお母さんは、終わった花びらを紙袋に入れて後始末をしておられた。



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活躍ならず

 暖冬のせいで、お父さんから引き継いでいただいていた防寒帽も、今年はついに、出番がなかった。いつの間にか、季節はまた、1つ回転している。


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垣内作りの収穫

 弟とキャリーを運んで準備した垣内作りの畑での、清見タンゴールの収穫、ほとんど実を付けていない木がたくさんあって、期待が持てない今年なので、作業は早く終わってしまうだろう。


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時おり春の海を望む

 垣根の隙間から春の海が見える。昨年は200キャリーくらいの収穫であったが、いったい今年は、どのくらいになるのだろう。

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役目を終えた鳥の巣

 この垣内作りの清見の木は、年を重ねて弱ってしまった木もたくさんある。根元に虫が入ってしまうのだ。すると、木は、倒れかけになってしまい、そんな木の枝に、ちょこんと鳥の巣が乗っていたりもする。


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猫君と遭遇

 今回は、モノレールのレールの上を歩いてくる。猫君に出会った。集落からはかなり離れているので、野生化した猫に違いない。いったい何を食べて過ごしているのだろう。痩せてスマートな様子だった。


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ナマコで一杯

 1日は、弟夫婦も合流して、何と2日間で採り終えてしまうくらい少ない収穫だった。結局、今年の収穫量は、2日間で95キャリーという激減の量であった。夕方には、近所の方に頂いたナマコ、大好物なので、甘酢に大根おろしとネギを入れて、私の最高のおつまみになった。疲れも癒やされた。
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2020年03月10日

909 春 の 農 園

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畑の菜の花

 このところ世の中は、毎日、コロナウイルスの話題であふれている。愛南町や宇和島辺りにも、菌がいるかも知れない状況であるが、無呼吸症候群の私は、今でも、呼吸器系が危ないので、コロナと遭遇したら、アウトかも知れない。鬼北の農園までは、コロナもやって来ないだろうから、久々に農園を回ってみた。


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秋の雲?

 農園には、おのれ生えの菜の花があちこちに咲いている。置いておくと、はびこってしまうので、種ができるまでに、引いてしまうことにした。使わなかった冬野菜も、菜の花になっている。空も相変わらず、秋のようなすじ雲風の空だ。

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バラが咲いた

 陽気は、やはり少し異常気味ではなかろうか、畑に植えているバラが花を咲かせ始めていた。少し気が早い気がするのだが・・・。

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冬野菜の菜の花処分

 
植えた冬野菜の菜の花は切ったり、引き抜いたりして植えてあった場所にそのまま置いた。しばらくしたら、枯れて堆肥になっていってくれるかなという思いからである。


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こや豆の花

 お母さんがあんこを作るのに使うこや豆を植えているが、花が咲き始めたので、収穫することができるかもしれない。ただし、量的にはほんの少しなので、あまりお役に立てることはできないかも知れない。


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順調ニンニク

 昨年のニンニクは失敗して、小さなニンニクばかりだったが、反省をした今回は、植え付けの時、元肥の量を増やしてみた。おかげで今年のものは、去年よりは太い茎になっている。昨年よりは、立派なニンニクが期待できるはずだ。


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哀れキヌサヤ

 ところが、キヌサヤ等の豆類は、、不作で、芽を出さないものがたくさんあった。ひょっとしたら種が悪かったのかも知れない。次回は、苗を立てた方が良いかも知れない。


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タマネギも順調か?

 最後は、昨年、たくさん塔が立って失敗したタマネギ君、苗を早く植えすぎたことと、肥料をたくさんやり過ぎたことが、失敗の原因だと感じていたので、その点を改善したつもりだが、どうなることやら、農業もなかなか難しいものだ。
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2020年03月06日

908 麒 麟 ( き り ん ) が 来 る 

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インターネットの画像 1

 この最近の私は、NHK大河ドラマ大好き人間になってしまっている気がする。今年は、明智光秀の物語「麒麟が来る」を放送している。番組は、いつも録画していたが、いくら大好きでも、ここまでのところ、その録画ビデオを見ることは1度だけである。反省して、今年から、録画は、見たら消すことにした。そうしないと、ブルーレイディスクの山ができてしまうだろう。


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インターネットの画像 2

 麒麟は、もちろん想像上の生き物で、平和な世の中を連れてやって来るらしい。いったい光秀のいかなる物語と重なっていくのだろう。麒麟に興味を持ったので、麒麟の絵を描いてみたいと試みた。

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決定した画像+文字

 インターネットでいくつか麒麟の画像を探し、それを模写することにした。幾つかあったが、立ち上がった画像が気に入ったので、デザイン的にはそれに決定をした。資料によると、麒麟の体の大きさ、高さは、5mもあるらしい。まず、パソコンに取り込んで、漢文調の文字や印も入れてみた。


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素描の試作

 しかし、模写した素描に軽く色を付けてみると、「来麒麟」の文字は、字体がごちゃごちゃして、色塗りができないことが分かった。印も小さすぎて、線をたどって色を塗ることができないことが分かった。

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素描と文字の完成画像

 「来麒麟」の字体をすっきりした字体に変え、印を少し大きくしてみた。これなら何とか色を付けることができそうだ。麒麟の顔も私流に横向きを少し変えて、顔がこちらを見ている風に描き換えた。顔が見えると、少し愛嬌が生まれた気がする。素描完成。


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色を重ねて完成

 色は、私の好きな青色系にしてみた。なるべく薄めの色にして、10回くらい塗り重ねた。絵の具は、水性ペンキを使ったので、たくさん塗り重ねた部分は、てかてかに光るつやが現れた。


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何と紫の麒麟に

 完成した絵をスキャナーでパソコンに取り込み、細かな部分をお絵かきソフトで修正して完成。印刷してみると、半分故障していたプリンターのおかげで、青い麒麟は、紫の麒麟に変身していた。しかし、この色はこの色でなかなか味があるように感じた。

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完成して額に入れる

 最後は、正常なプリンターで印刷して、買ってきた小さな額の大きさに切って麒麟作品が完成、飲み友達にでもプレゼントするかな。
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2020年03月02日

907 風 の 国 に も 春

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お土産?

 いつものように、風の国に届ける灯油、宇和が安いので、帰りにいつも宇和で購入する。お母さんの干し大根用の大根は、ついに第4弾で植えたおでん大根に到達した。植えていた金時ニンジンも、暖冬のせいか塔が立ちそうな勢いなので、ついでに引いてお土産とした。

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ひなあられ

 お母さんの二名津のお友達が、毎年、ひなあられをたくさん作って届けてくれていた。しかし、この仲の良い2人の友達同士、お互い行き来することができなくなっている。雛豆も、ついに届かなくなった。ほんの少しだが、相棒が作ったひなあられをお土産に持参した。


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お母さんの干し大根

 風の国は、雨さえ降らなければ、風が吹くので、干し大根が楽々と乾く。この日も、お母さんの干し大根はカゴの中やザルの上で、ひなたぼっこの最中だった。


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夕陽

 1日目は、午後から天気も回復してきたので、明日は、次なる作業の準備ができるだろう。

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竈完成 !

 ひのら(前庭)には、風呂場を作った大工さんが注文に応えて、竈(くど)を完成してくれていた。ご飯を炊いたり、お餅つきの時、餅米を蒸したりすることができる。



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メジロ

 女性軍の3人は、倉庫で選果の作業をする。弟と私の男組は、空のキャリーを垣内作りの畑まで運んだ。次なる収穫の清見タンゴールは、この垣内作りの畑が舞台になる。モノレールの横には、河津桜が咲いていて、たくさんのメジロがばたばたと飛び交っていた。おそらく花の蜜をなめているのだと思う。これは、風の国の春の風景だろう。河津桜は、国道沿いに300本以上植えられているそうだ。本当かなあ?


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ミツバチ

 モノレールのレール脇には、菜の花が咲き、たくさんの蜜蜂がこれまた、花の蜜を求めて飛び交っている。ここにも春。
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2020年02月26日

906 春 探 し

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早春の梅

 早春の梅の季節も、そろそろ、終わろうとしている気がする。今日は、春気配を探しに東の方へ走ってみた。

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シンビジューム

 Nちゃんにもらって育てているシンビジュームも、花芽を4つも付けて、そのうち1つは、開花し始めている。どうやら花芽の丈が低い種類とみえて、葉っぱの中に埋もれるようにして咲いている。これが、スタート地点の春で、かわいいピンクの花だ。


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温室のサクラヒメ

 目的地は、吉野にある農業公社である。昨年も行って購入した「サクラヒメ」という薄ピンクのかわいい花を探しに行った。植えてある温室も眺めて見たが、あまり花は咲いていなかった。案の定、ここにはなくて、道の駅に出荷しているので、そこに行けば手に入るかもしれないということだった。


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道の駅の桜草

 善は急げと,Uターンして大門橋のたもとにある道の駅に向かった。桜草などの春の花があふれていた。本命にはまだ、届いていないが、ここでもう春探しは成功だろう。

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シクラメン

 シクラメンも冬から春の花だと思うが、たくさんの種類が、美事に花を付けていた。


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不思議な花

 この花の名前は知らないが、おもしろい花なので、ついシャッターを切った。お茶をする方が、生けそうな不思議な花だった。


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玄関のサクラヒメ

 そして、遂に店内で本命に遭遇、2束購入して、1つは、我が家の玄関、もう1つは、風の国に持って行き、仏様に供えることとした。
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2020年02月22日

905 選 果 作 業


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海の光と影

 もう春はすぐそこまで来ていると思うのだが、風の国の海は、時々、冬のような光と影のショーが繰り広げられる。雲の多い冬空の時にそのようなショーが展開するようだ。

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空の光と影

 見上げると、空も雲の間から明るい太陽の光が覗(のぞ)き、空は空で、別の光と影のショーを見せてくれる。休憩中に眺めていると見飽きない風の国の風景なのだ。

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サンテをかぶったデコポン

 ウマキ、三崎道とデコポンを採り終えたので、デコポンは、倉庫での選果が残っている。選果をする最も確かな目は、お母さんの目なのだが、半日もその作業をすると、お母さんの足は、翌日まで、足や腰の不調として現れるようだ。

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サンテをはがす

 そのため、午後からの選果作業や翌日の選果作業は、我々でやらざるを得ない。私は単細胞なので、最も簡単な作業を受け持つ。サンテという袋を付けたまま収穫をしてきているので、そのサンテをはがし、腐った果実があれば、バケツに入れて捨てる組に回すという単純作業だ。

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空のキャリーに

 さて、相棒は、その裸になったデコポンを製品と加工(ジュースになるもの)に分ける。これらは、どちらも、品質を落とさないために、工夫したキャリーに入れて保存することになる。

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まず、ビニール袋をしく

 この保存用のキャリー作りも、私の仕事になる。まず、キャリーに専用のビニール袋を内側に入れて、端をキャリーの外側にかぶせておく。

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次に、新聞紙をしく

 次にその内側に2枚にした新聞紙を、両側から敷いて行く。この新聞の上に選果したデコポンは置かれていく。デコポンが、7割程度入ったら、まず、新聞を左右からかぶせて蓋をする。保存日数は、ある程度の日数に成るので、キャリーの中で呼吸しているデコポンの湿気をコントロールするのに、新聞が役に立つのだと思われる。

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新聞、ビニールと蓋をする。

 新聞で蓋をしたら、最後にビニール袋も蓋をして閉じる形になる。これは、必要以上に乾燥して、デコポンが悪くなるのを防ぐ働きがあるのだと思われる。選果の様子を見ていても、製品として出荷できるものは、ほんの2〜3割しかない。加工に回るものは、表面に斑点などがあるもので、味は製品と変わりがない。つまり、製品は器量よしと言うことになる。
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2020年02月18日

904 冬 な の ? 春 な の ?

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第3弾

 この冬は、風の国のお母さん用の大根を、たくさん植えた。少しずつ植える時期をずらして、第1弾から第5弾まで植えている。1弾と2弾は通常サイズだったのだが、第3弾の大根は、なぜか巨大な大根に生長していた。おそらくだが、植えた場所が、よほど大根に向いていたのだと思う。キャリーオーバーのものが何本もあった。


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 この週は、風の国の不思議な現象に遭遇した。1つは、いつもの冬の海の景色である。まずは、灰色がかった波立つ冬の海。


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漏れた陽

 続いては、曇天から差し込む太陽の光が織りなす冬の海の景色。



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青く寒く

 そして、美しく青いが、寒そうな海。どれも見慣れた風の国の冬の海の様子だ。

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地蔵煎餅

 寒いはずの季節だが、蜜柑山で作業をしていると、不思議に寒さを感じることはない。昼休みの一時は、私のテレビタイムになっているが、大好きな鑑定団を見ながらゆったり過ごす。ついついこたつの上のお母さんのおやつまでかじりながら、その煎餅のほのぼした姿に感心したりする。他愛もない昼休みとなる。

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ウマキ

 作業は、ウマキの畑のデコポン採りである。三崎道のデコポンは4キャリー、ウマキは、71キャリー、これで、デコポンの収穫は終わった。

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河津桜

 今週も、いつもの冬の農作業であったが、帰り道、ふと車を止めて見てしまったのは、この河津桜であった。桜の中では、早々と花を付ける河津桜だが、大久の上には、この桜が続く場所がある。車を止めて眺めていると、やっぱり春はすぐそこまで来ているように思える。いったい、冬なのか?春なのか?
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2020年02月14日

903 冬 は ど こ へ

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貴景勝

 もう化石化している栃若時代(とちわかじだい)と言う言葉は、私が小学生だった頃の相撲界の人気力士である栃錦と若乃花の全盛時代を示す言葉だった気がする。漫画で若乃花物語を読んで、若乃花のファンだった私は、学校の行き帰りに友達とどちらが強いかという論争をしていた記憶がある。その古い私の中の流れで、貴景勝を密かに応援している。

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何とバッタが・・・

 風の国で初場所を楽しんでいたら、何とこたつ布団にバッタが止まっている。もちろんバッタの死骸などではなく、私が手を伸ばすと逃げていく本物のバッタだった。まさか、この1月の末にバッタが生き残っているなんて、いくら風の国が暖流の影響を受けている暖かい半島だとしても、考えられないことではないだろうか。もう、これは紛れもない異常な気候としか思えない。

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風車の庭

 この週の風の国からの帰り道、風車のある道の駅でしばしの休憩をした。1年中花のある庭園という触れ込みの庭に上がってみた。



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サボテン系の花

 何だかこの季節でも室内で咲いていそうなサボテン系の花を見付けた。ここまでは、不思議ではないだろう。


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水仙は当たり前

 そして、この季節を代表する水仙の花を見ても、ごくごく当たり前の様子にしか見えない。


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風の国ならキンギョソウもセーフ

 しかし、このキンギョソウのような花は、春を先取りしている風の国らしい花なのかも知れない。

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しかし、ひまわりは、いかがなものか

 しかし、極めつけの花がその横に咲いていたのだ。どう見てもこれは、向日葵(ひまわり)にしか見えない。もう私の頭は、正常な判断ができそうにないところまで来たような気がした。単純に異常気象と呼んでよいものだろうか?
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2020年02月10日

902 春 と 嵐 

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赤い実

 玄関の片隅に、冬をくぐり抜けてきた赤い実が、まだまだ鮮やかに実っている。春は、いつ来るのかなと思っていると、

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葉ボタン

 その横には、相棒が植えた葉ボタンが立派になっている。

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ビオラ

 そのまた横には、ビオラが鮮やかな紫の花を咲かせている。そういえば、年末に松野の農業公社で買ってきた苗だった。

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風の国の使者

 そのまた横には、風の国からやって来た黄色い水仙が生けられている。なーんだ、私が気付かないだけで、春はもう、来ているのかも・・・、「ぼーっと生きてんじゃあないよ。」とチコちゃんに叱られた気分だ。



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菜花(なばな)

 畑に行ってみると、暖冬のせいなのか、ブロッコリーができずに、すべて飛び越して菜の花になりかけている。もう、花を食べるしかないだろう。



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蕗(ふき)の薹(とう)

 いつも道端にできる蕗の薹、ひょっとしたら、もう春を謳歌しているかも知れない。行ってみると、やはり、3つだけだったが、芽を出していた。

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風で飛ぶ

 ところが、春は可愛い花や美味しい物を運んでくるだけではなく、2度ほど強い風の嵐をも連れてきた。畑に行ってみると、エンドウの支柱が風に飛ばされていた。


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こちらは穴空き

 上の畑に行ってみると、もっとひどい状態になっていた。10年目を迎えたビニールハウスが、何カ所もずたずたにビニールが破れていた。何回かビニールも補修したことがあるが、屋根の波板も風化が進んでいて雨漏りがあったり、天気の異常だけではなく、時の流れの試練も受け始めたようだ。
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2020年02月07日

901 デ コ ポ ン の 収 穫

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チューリップ

 お父さんも、いつものチューリップの水栽培を、少し高い所から眺めておられるかも知れない。だいぶ茎を伸ばしてきたので、ぼちぼち花が見られるかも知れない。


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水仙

 ふと、その横を見ると、水仙の水栽培が花を咲かせていた。お父さんが栽培をしておられた以前には、なかったパターンなのだ。もちろん、お母さんが栽培をしておられるのだ。畑にも、あちこち花が植えられているので、お母さんの花好きの1風景なのだと分かった。


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キャリーを降ろす

 クロチの畑のポンカンに続き、デコポンの収穫が始まった。親戚のS姉さんの助っ人や弟夫婦の力も加わって、半分ほどの収穫ができた。

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デコポンをまく

 収穫に引き続き、選果する三崎道の倉庫にまく(運び上げる)のは、お父さんに代わって、私の仕事になった。モノレールで道路まで上げて、軽四に積み込む。それを倉庫まで運んで、倉庫に積み上げる。


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選果作業

 運ばれたデコポンの選果は、お母さんの指導の下、女子隊や手の空いた男子も行う。デコポンは、とてもデリケートな柑橘で、キャリーの中にぞんざいに投げ入れたりすると、ダメージを受けて、そのダメージから腐ってしまう。また、乾燥しやすいので、キャリーにはビニールの袋と新聞で、乾燥しないよう手間をかける。


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軒の張り替え

 一日の仕事を終えて、風の国の家に帰る。お風呂の新築と、古くなった外壁なども修理してもらっている。軒の板も、はがれていたりしたので、新しい板に張り替えてもらっていた。


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収納の戸も新しく

 外トイレに行く場所の床下収納も、戸が腐っていたりしたので、直してもらっていた。少しずつこの辺りが、良くなっている。
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2020年02月03日

900 冬 の 散 歩

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季節外れの夏雲

 風が吹くと、やはり寒くて手袋が欲しくなるのだが、太陽が顔を出したりすると、本当に冬なのだろうかと思ってしまうくらい冬も、温暖化している気がする。そのせいか、1月だというのに、この間は、夏雲さえ出ていた。

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青空を見上げると、季節を間違えてしまいそうだ

 天気が良ければ、週に3日くらいは、運動公園に行って散歩をしている。今までも散歩は続けていたのだが、少し段差のある階段を昇るのに、膝に手を突かなければ、昇れなかったショックで、散歩中の筋トレを始めた。

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階段トレーニング場

 昨年石鎚に登ったときも、自分の足のあまりにもみすぼらしい筋力に呆然とした。現在の筋力を維持するには、毎日、階段を30段以上昇ることが有効だという知識を得た時からは、散歩中に公園のこの階段を1往復することにしている。


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最も几帳面な方

 ほかにも、腕立てやジャンプもメニューに加えた。その中で、最も足に有効に働いているのが、「1cmジャンプ」だ。運動場周りを5周する間に、ある場所で、1周毎に100回ジャンプする。合計500回するわけだが、ジャンプの高さが1cmなので、私でも無理なくできる。このくらいでは、足の筋肉は太くはならないが、何とか力は維持している気がする。


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土手には芝生

 その冬の散歩コースから見える下界には、すぐ横に3面の田んぼが見える。観察をしていると、その3面の田んぼは、それぞれ別の方が耕作しておられる。

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まっすぐな畔(あぜ)

 その耕作の様子を見ていると、3人3様でそれぞれ個性があるのが分かる。あまり周りの草刈りなども、熱心ではなく最低限の作業をされる方、また、熱心に草を刈り、早め早めにトラクターで耕す方などが、見えてくる。

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漏水(ろうすい)対策?

 最も感心した方は、草刈りはもちろん、耕すのも早く、この秋から冬にかけて、雨が降っていなければ、毎日、その田んぼの周りを整備しておられた。土手の草を削り取って、芝生を植えたり、田んぼの周りをまっすぐにして、ハンマーで土を固めたり、水が漏れないような対策を行っておられる。これは、もはや趣味の領域のごとくで、その尋常(じんじょう)ではない性格が分かるような気さえした。
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2020年01月30日

899 最 近 の 小 屋 

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大工さんの補強 1

 散歩の途中に、時々、家が建っている現場に遭遇する。何とか大工さんの知恵を学びたいと思い、家の骨組みを見せてもらう時がある。現在、私の小屋は、始めてから10年目を迎えているが、まだ、未完成なのである。生きている間にできないかも知れない。

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大工さんの補強 2

 しかし、あきらめた訳ではなく、何とか完成に近づけていきたいと考えてはいる。今回は縦横の骨組みが出来上がっているので、あの骨組みがゆがんだりしないような補強をしたいと、少しだけ動き始めた。


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大工さんの補強 3

 大工さんの補強部分は、ある程度知識はあったのだが、大きな縦横の骨組みを完成するのに精一杯で、未だ補強になっていない。まずは、梁(はり)の部分のコーナーの補強を考えてみた。

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平らから斜めに穴を開ける

 コーナーに三角形を作ると、ゆがみを防ぐことができるはずだ。ただし、既に縦横組み上げてしまっているので、三角形の斜辺を作ってボルトナットで止める構造を考えてみた。


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穴の入り口にノミで45度の面を作る

 角は直角になっているので、斜辺に使う木材は、両端を45度の斜めに切り落として、その斜めの部分を、梁にボルトナットで接続する必要がある。そのためには、斜めの部分に、ドリルで穴を開ける必要がある。

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コーナーは8つ、後2つかな

 穴は、平らな部分から斜めの面に向けて空けるのだが、その延長線上に梁の材木を横切るような角度で開けなければならない。人間がやることなので、正確な角度の穴は、とても開けることはできない。ここを通れば良いというコースをけがきして穴を開けた。

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8つ完成!!

 この45度の斜めの部分にボルトを通すためには、平らな部分にノミで穴を開け、45度の面を作らなければならない。最終的には、梁の方からボルトを通し、このノミで加工した部分にナットで止めるという作業になっていく。とりあえず、8つのコーナーにあてがう部品を作ることができた。しかし、いつになったらこの小屋は、完成することやら。
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2020年01月27日

898 倉 庫 作 業 1 

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怪しげな月

 1月の行ってしまう月が、知らぬ間に本当に行き始めた。今回は、クロチの倉庫を少し空けるために、貯蔵していたポンカンを、三崎道の倉庫に上げていたものを、選果する仕事を予定していた。前日の月も、少し赤みを帯びて怪しげな様子で、天気はこれから不安定になるのかも知れない。

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農協のキャリー

 この地区には、はずれに農協の大きな倉庫がある。その倉庫は、地区の中に農協がなくなってからも、いつでも開いていて、その中には、農協の黄色のキャリーが山のように積まれている。柑橘を出荷したい人は、その黄色いキャリーを必要なだけもって帰り、自分たちの倉庫で、出荷分の柑橘を入れて、農協に取りに来てもらうという出荷方法になっているようだ。

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刈った枝の山

 お母さんと相棒が選果する間に、私は、ゴミの焼却係を仰せつかった。時々小雨がぱらつくような天気だったので、ゴミを焼くにはぴったりの天候だった。畑に上がってみると、垣根を刈ってもらったばかりなので、焼却場の周りには、刈られたスギの葉や草などが、山のようになっていた。

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ドラム缶で燃やしていく

 結局、危険なので、焼却用のドラム缶の周りの枝を集め、小さくしながら、ゴミと一緒に燃やしていくことにした。

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加工出荷のポンカン

 倉庫内では、選果が進み、農協の黄色いキャリーには、小さすぎるものや汚い実のポンカンが入れられ、加工品(ジュースになる)として、出荷される準備が整っていった。この選果作業で、お母さんの足も腰も限界を迎え、午前でダウンとなった。長く立っていること自体が大変なのだろう。

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きれいになった焼却場周り

 焼却場周辺の清掃と焼却も、午前中で終了。バケツで水をかけて消火を十分に行う。午後からは、お母さんは休みとなり、私と相棒の二人で選果を続けた。時間が来た時には、選果の終わってないキャリーが3つだけ残った。


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ほっとする空間

 一仕事を終えて、岡の川まで降りてくると、お地蔵様が静かに佇んでおられた。誰がお世話をするのか、分からないが、寒さよけの帽子や前掛けをして、しめ縄もしてもらっておられる。何だかほっとする空間だ。   
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2020年01月21日

897 大 寒 ? 

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雪をかぶった高月山

 大寒の数日前に、ちょっと寒い朝があり、いつもの病院へ行く途中、この鬼北地方の最高峰、高月山に雪が降っていた。暖冬とはいいながら、やはり、寒い時期に突入したのかなと、ちょっと心が引き締まった。


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古木の落ち葉

 糖尿系で通ういつもの病院は、月1のペースで、検査や薬をもらいに行っている。待合室に座っておられる方々は、私よりお歳を召しておられる方が多いように見えるが、愛用の帽子を脱いで、鏡の前に立ってみると、私も決して引けを取らないことに気付いてしまう。

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紫陽花も冬枯れ

 いつも散歩に行く運動公園も、よく見ると、鮮やかな色合いは影を潜めていて、枯葉が古木の下に積み重なっている。私は、単純にいつまでも自分が若い等とは考えていないのだが、ついついお年寄りを見ると、若い頃と変わらず、自分は若い側に立って見ている時があるように思う。


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色を残すくちなし

 公園の紫陽花は、色を失い冬枯れ色の花を付けている。花びらには、しっかりと縦しわが刻まれてもいる。ひょっとしたら、紫陽花も、自分では若いつもりで、えっちらおっちら散歩している私を眺めているのかもしれない。


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冬の空

 公園の遊歩道の角に、くちなしの小さな木が生えている。花の時期には、白い可憐な花を付けるが、今は実を結びくちなしの実がいくつも枝に付いている。秋の頃のように張り張りの実ではなく、少ししわで緩んだような実を付けている。まだ、色は少し保っているようだが、今の私のような状態なのかも知れない。

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まだまだ細い花芽

 見上げると、空は、鉛色の雲と薄明るい太陽の光を届けてくる冬の空だ。暖冬ではあるが、やはり、寒さの峠、大寒の中にいるのだろうと感じる。


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我が家の君子蘭

 見上げた視野の片隅に、桜の枝が入ってくる。ひょっとしてと思い、よくよく見ても、まだまだ痩せた花芽をつけているだけで、花咲く予感のかけらも見当たらない。我が家の玄関に寒さから避難している君子蘭も花芽さえまだ、覗かせていない。


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風の国からの留学生

 風の国からやって来た一鉢が増えた君子蘭だが、明るい太陽の下で育った彼は、緑の薄い弱々しい葉を広げている。鬼北の影で育てた葉と比べると、ずいぶんとその色が違う。彼もまた、鬼北の大寒をくぐり抜けて、葉の色を深めていくのだろうか。パワーを失いつつある私だが、密かに彼を応援したいと思う。
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2020年01月17日

896 収 穫 3

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立派な太さ、私のは細い

 相棒の知り人のお婆ちゃんが作る野菜は、どれも立派で目を見張る。畑の肥料には、主に牛糞を使うらしいが、同じく牛糞を使う私の野菜より数段素晴らしい。私も今年は、風の国のお母さん用に、第5弾まで大根の種を蒔いて栽培している。しかし、その差は、いかんともしがたい。


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小屋から見た東海道線

 ともあれ、お母さん用に私が引いた大根10本と、そのお婆ちゃんの立派なおでん大根を持って風の国にやって来た。あまりの立派さにお母さんもびっくりしておられた。さて、今回は、ポンカンを採り終えたので、やはり、クロチ植えられているデコポンを採る予定でやってきた。

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そこに引き込み線を差し込む

 デコポンは、ポンカンより手前で、新幹線の東海道と山陽線の部分になる。まず、新幹線の線路を、小屋の中まで延ばし、引き込み線としておく。そうすれば、荷物のキャリーは、小屋の中まで、ごっとりと運ぶことができる。


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デコポンのキャリー

 デコポンの皮は、柔らかいので、鳥が穴を開け、その美味しい果汁を飲んだり食べたりしてしまう。そこで伸縮性のある白い布の袋(サンテ)をかけて、それを防ぐ。サンテは筒状になっているだけなので、鳥が賢ければ、サンテをかぶっていても実に穴を開けることはできるはずだが、どうやら幸いにも、実が見えていなければ、ないものと思うらしく被害を免れる。デコポンの収穫は、このサンテが着いたまま行い、保存もそのままサンテを着けておくことが多いようだ。


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壁際に積んでいく

 前回、収穫したポンカン58キャリーを、まず、モノレールで道路まで上げ、軽四に積んで、三崎道の倉庫まで運んだ。クロチの倉庫には空のキャリーだけになっているので、デコポンは、収穫後、クロチの倉庫まで新幹線で運び、引き込み線横の壁際にひとまず積んでおくことになる。この日は、我々2人に3人の応援があったので、かなり収穫の能率が上がった。

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4段が2列並んだ

 弟夫婦と親戚のS姉ちゃん、頼れる3人のおかげで、壁際に2列キャリーを並べ終わり、窓側にプラスアルファア、合計70キャリーの収穫をすることができた。我々2人ならせいぜい25キャリーくらいだったろう。満足!


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18夜?

 帰ってみると、お母さんは、あのたくさんの大根を干し大根に突いて網一杯に干していた。明日は天気予報的には、雨もと言っていたので、少し心配だ。空には18夜くらいの立派な月が出ていた。
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2020年01月14日

895 収 穫 2

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ホトトギス

 新年を迎えてふと気付くと、今年の冬は、あまり寒さが厳しくないようだ。我が家の庭に、このホトトギスが咲いていたのは、まだ、秋の頃だったから、私の意識は、やっぱりタイムスリップしていて、気付くと季節に置いてきぼりをくらっている。


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キクイモ

 そうだ、秋の終わりには、普段植えっぱなしのこのキクイモを、今年は珍しく収穫したっけ。おまけに道の駅に出荷して、キクイモファンがいることを発見、残った種芋を、これまた珍しく植え直した。ファンがいると、心が繋がるような気がするから、不思議だ。


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発芽した大根

 今年は、ある思いがあって、大根をたくさん植えた。第1弾の20本ほどは、ほぼ収穫を終えた。現在、第2弾の40本中20本ほどを収穫している。


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眠りを邪魔されたカエル

 農園で仕事をしていると、11月にまだ、バッタが生きのびていたし、12月の草引き中には、ヒキガエル君が、土の中から現れた。これは、冬眠中ということで、問題はないか。丸々と太っていた。やはり、今は、冬らしい。


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大根の収穫

 結局大根は、第1弾から第5弾まで植えている。風の国のお母さんの足腰が弱り、なかなか畑に行けない様子なので、趣味の干し大根が作れるように、今年は、計画的にたくさんの大根を植えてみたのだ。


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干し大根

 先日、その大根を10本ほど持って風の国に行ってみると、ひのら(前庭)には、ザルや網に大量の干し大根が干されていた。少しずつ運んで貢献したいものだ。


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ポンカンの収穫

 この日は、残ったクロチのポンカンを全て採り終えて、上の倉庫までまいた(運び上げた)。昨年は、42キャリーだったが、今年の合計は、58キャリーあった。やはり、成り年の豊作だったようだ。
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2020年01月10日

894 収 穫 1 

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咲いていた

 お正月に風の国を訪ねると、南向きの玄関で、例の水耕栽培のチューリップが、花を咲かせ始めていた。

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何と第2弾も

 しかし、びっくりしたのは、玄関を上がって、いつもお父さんが水耕栽培をしていたローカの窓際に、たくさんの球根が芽を出していた。どうやら、私の思い違いで、お母さんは、例年の数だけ球根を用意していたらしい。ただ、足元がおぼつかないので、初めは、10本だけ窓際に出していたようだ。


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風呂場完成!

 お風呂の工事も、今回は完了していて、風呂に入れるようになっていた。ぎりぎりお正月に間に合ったことになる。まだ、更衣室に棚を付ける作業などが残ってはいるが・・・。


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跳ね橋も

 もう1つの課題、風呂の入り口を通らないと行けない外トイレの通路に、家の中から風呂に行く時通る通路もできている。トイレに行きたいときは、この通路は、跳ね橋のように、上に上げることができる。昼間は風呂を使わないので、通常上げておくことになる。とにかく無事お風呂が使えるようになって、良かった。

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新幹線大活躍

 さて、1日は、駅伝などを見てのんびり過ごしたが、2日からクロチの畑のポンカン採りを開始した。年末に伊予柑を収穫したので、第2弾の収穫作業となる。前回、整備した新幹線の線路が活躍する。線路のパイプの繋ぎ目が少し開いている所があって、そこだけ慎重に運転をする。東海道と山陽線は、文句なく大活躍をした。


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九州方面は、在来線で

 しかし今回のターゲットのポンカンは、畑の一番奥に植えられている。したがって、九州新幹線の線路もあるのだが、途中にモノレールの軌道が横切っているので、私は、そのモノレールの軌道までは、在来線を利用することにした。

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42キャリー収穫

 モノレールの軌道の場所で、ポンカンのキャリーを在来線から降ろし、モノレールの軌道を越えて手作業で新幹線に積み替える。そこから小屋までは、新幹線で運ぶことになる。この長い距離を手で運んだら、体が壊れてしまうだろう。結果、2日間で、42キャリー収穫することができた。まだ、採れていないポンカンがあるので、昨年以上の収穫量になりそうだ。今年は、成り年なのかもしれない。
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2020年01月07日

893 御 披 露 

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調理用器具の実演

 12月の訓練時には、間に合わなかった防災用品が、その後届き、初総会という自治会の場で、品々を御披露することにした。


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土のう作り

 訓練でも写真やカタログ、同等の品物などで、方々には、その使い方などを説明や実践で行ったのだが、それができにくいものもあった。

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杭作りと杭打ち

 今回は実物が来ているので、不足の部分をカバーすることができたように思う。

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簡易トイレ

 調理用の品々を使っての実演もやってみた。様々な気候の条件もあるので、必ずしも100%利用可能とは言えないような部分も発見出来た。


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トイレを覆うテント

 降雨災害なのか、地震災害なのかによっても、条件は変わってくる。救出セットによって土のうを作ったり、杭を作ったりする実演もやってもらった。


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ランタン

 また、簡易トイレやそれを覆うテントや糞便の処理などについても、実演や説明をしてもらった。また、停電に備えてのランタンの使用についても実演した。


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保温シート

 最後は、水害や寒さなどで体温が下がってしまった時に使う薄い銀色のシートをかけて体温を保つという実演も行った。しかし、様々準備をしても、実際に災害が起こってみると、おそらく、予想外のことがたくさん現れる気がする。心しておく必要があるだろう。
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2020年01月04日

収 穫 準 備

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亀が池まで

 風の国のお風呂場がリニューアル工事中だ。そのため、お母さんは、お風呂に入れない。まだ、夏でなくて良かったが、せめて週1でお手伝いに行く時くらい、温泉に入ってもらいたい。それでも、足腰の弱ったお母さんとしては、その動きが、かなり体に負担がある様子だ。

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前回の様子

 前回行った時は、工事は、骨組みができ、屋根も付いていたのだが、予定はだいぶ遅れている。


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今回の様子

 今回、行ってみると、外壁や風呂を沸かす装置なども設置されていたが、まだ、内装が終わってないようで、工事が終わる気配はなかった。

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キャリーも準備

 また、今回は、年明けに始まる収穫作業に備えて、クロチでの準備をするつもりで来た。クロチでは、まず、ポンカンの収穫があるが、収穫に必要なキャリーを、軽トラ1台分だけ運んで、積み上げておいた。今まではお父さんがやっておられた準備だと思う。


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草に埋もれた線路

 これも、お父さんがやっておられた作業で、新幹線のレールの整備を、私がやることになった。今までにやったことはないが、見よう見まねでやるしかない。1年間、使われていなかったエンビパイプのレール周りには、草が生えたり、土が流れたりして、新幹線がそのまま運行することはできない。


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整備すると

 草を削って、土をならすと、こんな感じになる。長い線路なので、どこまで行き着くか分からない。作業は案外私向きの内容かも知れなかった。そんなに丁寧にやっていたら、終わらんぞな、などと言われながら、ぼちぼち進めた。


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東海道線終了

 そして、この日は、天候も味方してくれたので、倉庫近くの東海道新幹線の線路の整備を終えることができた。土を触る作業だったので、さすがの暖かい風の国だったが、手がかじかんでいった。


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山陽線の線路もぎりぎり終了

 翌日も午前中は雨が降らず、次なるエリアに進み、ついに山陽新幹線の線路整備ができた。まだ、畑には奥があって、九州新幹線の線路整備が残ったが、雨も降り出し、次回に残しておくことにした。
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2019年12月31日

892 恒 例 行 事

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伊予柑畑

 今年もまだ、餅つきを恒例行事という範疇に納めることができた。長年この行事の中心で頑張ってこられたのが、風の国のお母さんだと思う。そして、その重要な相棒のお父さんが亡くなられ、我々も、できるだけのお手伝いはしているのだが、今となっては、ひとえにお母さん次第という状況になっている。


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収穫した伊予柑

 今回は、60kgの餅米を鬼北から運び、お父さんがいないので、前日から必要な買い物をして、風の国に乗り込んだ。この日は、早昼を食べて、伊予柑の収穫を2人で始めた。収穫の一番目は、いつもこの伊予柑から始まる。やっていると、S君が手伝いに来てくれて、ずいぶんと助かり、35キャリーの収穫ができた。

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今年の水栽培

 お父さんがおられた頃には、たくさんのチューリップが水栽培されていた。お父さんがお友達や病院に上げたり、我々がいただいて帰ったり、誰かの笑顔のために栽培されていたような気もする。今年は、お母さんがそれを偲んでか、10本だけ栽培されていた。

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何と、新芽が出ている

 また、親戚の方が送ってこられた胡蝶蘭、花が終わってからも、お母さんがお世話をされていた。ふと見ると、その茎や葉の根元などから、新しい芽が顔を出していた。我が家も小さな一鉢をいただいて世話をしているが、まだ、新芽は顔を見せていない。

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餅つきは晴れ

 幸い餅つきの日は、天気も晴れで、赤い朝陽が顔を出した。いつも朝寝坊な私だが、頑張って早起きをし、お父さんが担当していた火の番を受け持つことになっている。


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せいろに入れる

 まず、漬けてあった餅米を桶からザルに上げて、水を切りせいろに入れる。あまりたくさん入れると、米は膨らむので、その量の加減をする


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蒸す

 ヒノラ(前庭)にいつものかまどを設置する。いつもなら、お父さんが作ったウバメガシなどの薪をくべる。ウバメガシは、火力が強いので、とても役に立つ。今年は、S君が家にある薪を持ってきて寄付してくれた。しばらく薪を焚いていると、上のせいろから蒸気がでると、「あがる」という状態になって、下のせいろが蒸し上がる。


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並べた餅

 蒸し上がったせいろを持って、餅つき機の所まで持って行く。しゃもじで蒸し上がった米を餅つき機の中に入れるのは、お母さんの役目だ。私は、お釜に水を補給して、また、米を入れ、火の番をする。餅を上げるのもお母さん、相棒と2人で餅を切り丸める。弟夫婦が来るまでは、3人で頑張る。丸めた餅は、倉庫に並べる。今までは並べるのが私の役目だったが、今回は、相棒が頑張っていた。しかし、60kgの米を餅にする作業は、本当に大変だ。7時くらいから初めて、終わるのは12時くらいになる。その間、お母さんは、ほぼ立ちっぱなしになり、弱った足腰が悲鳴を上げるはずだ。後で聞いたら、翌日は、昼頃まで、腰が立たなかったそうだ。恒例行事だったが、そろそろ潮時が来ているのかも知れない。
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2019年12月27日

891 久 々 四 万 十 

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ほこら

 地区の宇和島寄り、お餅やさんの隣に祠(ほこら)がある。言い伝えによると、昔々、ここを馬で通っていた武士が、近くの三角山から、何者かに狙われ、弓で射殺されたことがあり、その遺骸(いがい)を葬った場所ということになっているらしい。この祠の紅葉も、ほぼ散り果てた。

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美事な赤

 三角山から弓を放っても、とてもここまで届く距離ではない、伝説上のお話しである。少し思うところあって、この日は、四万十に向かった。愛媛から高知へ30分ほどの旅である。松野の奥の川入り口には、鮮やかな紅葉、まだまだ温かいのか、南国高知。

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沈下橋(高知県)

 広見川沿いの狭い道を抜け、高知県に入る。この県境付近に小さな沈下橋がある。久しぶりに降りて眺めて見た。水はもう夏の川とは違い、寒々としているが、すっきりと佇(たたず)んでいた。


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鳥も寒そう

 川上の岩の上には、サギ(川鵜?)がじっと止まっている。これも、寒そうな景色だ。


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おびただしい赤い実

 県境付近の道沿いの農家さんの家の近くに、鈴なりのような赤い実が見えた。少し坂を上って撮影してみた。これも、冬景色に見えた。


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南天も

 そのすぐ下には、もう1つの赤い実、南天が、こちらもこぼれそうなくらいたくさんの実を付けている。我が家の南天は、すぐに鳥に食われてなくなってしまうが、何か鳥の恐れるものがあるのかも知れない。


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まだまだ紅葉

 やはり、南国に近いせいか、あちこちに紅葉が残っている。実は今回の四万十行きの目的は、モクズガニ(ツガニ)がないか、確かめに来たのだ。期待は見事にはずれ、既に終わっていた。12〜1月に食べると、ミソが増えて絶品の味になるのだ。残念。

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ナメコ、ゲット

 自分でカニ漁をしていた頃は、この時期まで、カボチャなどを与えてカニを生かしていた記憶があったのだろう。やって来た江川崎の鮎市場には、夏〜秋までなのだろう。しかし、道の駅の店の中に入ってみて、すごいものを発見。プランターにクヌギの丸太、その丸太に生えているのは、何とナメコ、美味しそう!900円、ついつい買ってしまった。


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沈下橋(愛媛県)

 カニは、期待はずれだったが、ナメコをゲットして、少し上機嫌。帰路についた。赤い実の辺りに、愛媛唯一か?沈下橋がある。もう長く壊れたままであったが、今日、眺めて見ると、修理されていた。ここは、松野町になるので、治したのは松野町だろうか?拍手!
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2019年12月25日

890 御 近 所 旅

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SAのビオラ?

 御近所のお爺やお婆が集まって、毎年この時期に冬の旅をする。旅といっても、松山近辺に出かけて、日帰りで帰ってくるだけだ。メニューも、いつも同じなのだが、演劇を見て帰ってくるので、演目だけは、毎年、変わる。


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SAのクリスマス飾り?

 元々は、農協がらみの旅であったが、お世話をしていた同級生のMちゃんが、農協からの出資がなくなっても、劇場との契約を継続しているのか、人を集めて毎年行われる行事のようになっている。


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SAの紅葉

 参加者からお金を集め、昼食代と観劇料金を払う。移動のバスは、劇場から派遣されてくるバスである。Mちゃんは、事前にお酒などの飲み物やおつまみを買ってバスに積み込み、我々は、バスに乗った瞬間から、乾杯に至る。楽しい旅である。

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瀬戸内行進曲

 お爺やお婆の旅なので、トイレ休憩は必須である。宇和のどんぶり館でまず、止まる。次は、必要なら、内子でも、最後に必須の伊予灘で止まったら、いよいよ東温の「坊ちゃん劇場」に乗り込む。

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東洋のマチュピチュ1

 いつもの年は、温泉の「利楽」で食事を取るのだが、今年は、どうもお店が工事中で、劇場近くのレストランでの昼食となった。昼食後は、開演時間まで、スーパーなどで買い物も良し、ほとんどはうろうろショッピングで時間を過ごす。

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東洋のマチュピチュ2

 今年の演目は、「瀬戸内行進曲」という新居浜の銅の鉱山やその製錬所での公害がらみのあらすじであった。この鉱山跡は、採掘をしていた坑道に入ることができたり、レンガ作りの当時の施設が残っていたりするので、東洋のマチュピチュとよばれたりする。私も、一度行ってみた。なかなかいい所だった。

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役者さんたちと

 参加者は18名、毎年、同じ方も参加されるし、別の方も参加される。お世話をして、人集めをしているMちゃんは、大変だと思う。私は毎年、写真係としてお声がかかるので、同級生としては、参加せざるを得ないだろう。


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夕陽

 朝10時に集合して、方々を拾いながら高速へ向かう。観劇が終わり、バスに乗り込む頃には、冬の太陽は、ぐっと西に傾いている。そんな夕陽を見ながら、またまた、お酒が進む。

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雨までも

 帰路、途中から雨が落ちてきた。夕陽とあいまって綺麗な光がバスの中に差し込んでくる。バスが振り出しに戻った頃には、太陽は落ちてしまい、どっぷりと暮れている。お爺やお婆の御近所旅は、今年も無事終了した。めでたし。
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2019年12月22日

889 風 の 国 も 冬 近 し

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基礎

 風の国のお風呂場も、完成間近になっているはずだ。親戚の大工さんが亡くなって、葬儀に参列した頃は、まだ、基礎の工事中だった。今まではブロックやコンクリートで作られた風呂場だったが、今度は、木造になるらしい。



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終末か?

 風呂の前にあった花壇は取り壊され、風呂場が、少しだけ広くなるようだ。花壇跡には、掘り起こされたザクロの根っこが転がっていた。歴史の歯車がことんと1つ回ったのだろう。

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宇和海

 風の国の海も、風が冬の風になって来たので、白波が立つことが多くなってきた。本領発揮かな。袋かけも、私が行けない週があったりしている間に、弟夫婦の助けもあったりで、どうやら終わったようだ。一安心。

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磯では

 風の国の下には、馬の背に続く浜が見える、この浜は、磯なので、大小の石や岩がある。風が強いと打ち寄せる波が、白い泡を作る。これも、なじみの冬の風景だ。


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展望台

 大工さんの葬儀があったので、山茶花(さざんか)の名所に立ち寄りたくなった。それは、旧瀬戸町の展望台である。展望台の海側をぐるりと山茶花の木が立ち並んで、風よけの風情となっている。下から見上げると、花々の上には、風車がグルグルと、風を受けて回っていた。



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見事な大木

 山茶花の木は、伸び放題なので、人間の背丈を遙かに超えて、無数の花を咲かせている。


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花のジュウタン

 その山茶花の海側の土手には、花がこれまた、無数に散って花の絨毯ができていた。

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花のトンネル

 山茶花の木があまりにも大きいので、土手側は、花の枝でトンネルのようになっている。立ち寄ってみると、ここも、冬の代表的な景色になっているのが分かった。
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2019年12月18日

888 冬 近 し 

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きたない黒大豆

 どんどん冬が近づいている気がする。夏に栽培していた黒大豆、10本くらい植えていた。本当は枝豆にして食べるつもりでいたのだが、ついつい時期を逃して、豆になって収穫することとなった。


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収穫した大豆

 その横に植えていた普通の大豆も、ついに枝豆にはならずに収穫された。黒大豆も、普通の大豆も、おそらく煮豆になって私の胃袋に納まることだろう。

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拾ってきたクルミ

 これは、胡桃(くるみ)の実だが、昨年、枝を切ったので、収穫は、昨年の3分の1くらいであった。今年は、昨年の分がたくさんあったので、道の駅に少しだけ出荷した。ほとんどは、クルミ味噌になって、やはり、私の胃袋に納まりつつある。

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シルクスゥイートのヒガシヤマ

 朝晩の気温が下がり始めたので、相棒がヒガシヤマ(干し芋)を作り始めた。今年は、シルクスゥイートという芋を植えていた。ヒガシヤマ向きらしいが、色白の芋である。この風景も、冬近しの典型かも知れない。


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製作中

 10kg500円の渋柿も、既に半分くらい干し柿に変身している。ひょっとしたら、冬って偉いのかも知れない。

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何と、赤とんぼ

 こんなふうに少しずつ冬を感じていたら、何と12月10日に散歩の途中で、赤とんぼを発見してしまった。いったい、季節はどうなっているのだろう。


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可愛い奴

 これは、近所のNちゃんにもらったシンビジューム?という蘭らしい。水やり係で一夏がんばってきたところ、ある日発見。冬を前にしたこの時期、何と花芽を付けているではないか、これは、何ともすばらしく愛しい植物であることか。寒いの大嫌いなくせに、冬も捨てたものじゃあないなあ。


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いつもの風景

 これは、いつもの天満神社、まだ、木に葉っぱが残っている時だったので、屋根は今一ではあったが、いつもの大好きな風景に、今年も出会えて幸せな冬の予感タイムだった。
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2019年12月14日

887 冬 野 菜 は ? 

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金時ニンジン

 退職をして、9年目が過ぎようとしている。トマトハウス農園も、初めは元気いっぱいで、木造のトマトビニールハウスまで、自分で建てて、頑張っていた。ところが、この頃は、どうにも意欲が減退して、なかなか足が向かない状態になっている。

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タマネギ

 おかげで、作業も、気付くと遅れ遅れになってしまっている。大丈夫だろうか?まだ、何とかぎりぎり頑張っているのだが、種まきや苗植えを終えて、今回は、冬野菜が大きくなっているかチェックしてみた。


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空豆

 金時ニンジンは、順調と思うのだが、よくは分からない。春になると、花が咲いてしまうので、冬の間に大きくなってくれなければ、失敗ということになる。少し肥料をやっておく方が良いのかも知れない。タマネギは、普通、10月に植える。今年は、遅れて、やっと先週くらいに植え終わった。大丈夫かなあ?


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ニンニク

 空豆は食べないので、作るのを止めていたのだが、風の国のお母さんが、あんこの材料にするらしいので、少しだけ植えてみた。絹さやなどは、一向に芽を出さないのに、空豆君は、元気に芽を出している。ニンニクも、順調に育っているように見える。


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大葉春菊

 春菊は、いつも大葉春菊を植えるが、順調に美味しそうな葉っぱに育って、既に三角帽子(道の駅)に出荷した。短い3〜4列なので、もう実は、終了している。後から伸びた芽を、家ではいただく。

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ブロッコリー

 ブロッコリーは、10本ほど植えたが、葉っぱだけは順調に育っている気がする。実がなるのは、年を越して、2月くらいからになるのだと思う。がんばれよ。


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小松菜

 小松菜も、うまくいけば、出荷できると良いのにと思っていたが、ご覧の通り虫に食われて穴だらけになっている。しかも、生長が速いので、どんどん大きくなり、巨大化してしまっている。


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大根第3弾

 冬野菜で一番作りやすい大根は、第5弾まで種まきをしている。風の国のお母さんが切り干し大根を作られるので、なるべくたくさん作って協力したいと頑張った。第1弾は、おでん大根を植え、既に食卓に上がっている。これは、第3弾だと思う。

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大豆

 最後は、久しぶりに植えた大豆である。ほぼ収穫を終えているが、その栄養価に引かれて、植えてみた。綺麗な大豆にはほど遠いが、何とか食べれるほどはできたと思う。冬野菜たちは、植えた本人よりずっと逞しく元気に育ってくれているように感じた。
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2019年12月10日

886 冬 前 の 作 業

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冬の雲

 鬼北よりは暖かい風の国だが、ずんずん冬の景色になって来ている。海の上に広がる大きな空を眺めて見ても、怪しげな雲が出ていることが多くなってきている。

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海の上にも

 また、雲の向こうから海に差し込む太陽は、冬ならではの美しい色合いの景色をも現出させる。沖に見えるこの半島の向こう側は、吉田湾だと思われる。



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サンテ

 摘果が一通り終わったこの時期は、サンテという袋を柑橘の実にかぶせて、鳥に突かれる鳥害を防ぐ農作業となる。袋かけが必要な柑橘は、現在は、清見タンゴールとデコポンである。


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クロチのデコポン

 まず、最初に取りかかったのは、クロチという場所の畑のデコポンに袋かけを行った。デコポンは、この時期、黄色く色づき始めるが、あまりにも黄色くなっているものは、袋をかけても、すぐに落下してしまい、無駄な労力になってしまう。また、身が割れているものも多くあり、それらも、落下しなくても腐ってしまう。少しまだ青いのが生き残るものだ。

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サンテをかける

 サンテは、化繊の布で、収穫の時は一緒に収穫して、出荷などをする時に、外すことになる。化繊で伸縮するので、柑橘の実にかぶせると、落下せずに実を鳥から守ってくれる。


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天使の階段も

 蜜柑山から見える海は、刻々とその姿を変えるが、冬には雲が多く、その隙間から海に差し込む太陽は、あちこちで天使の階段になって目を楽しませてくれる。



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クロチの皇帝ダリア

 クロチの畑には、花が好きなお母さんが、畑の隅に植えた皇帝ダリアが、毎年、その花を咲かせる。植えた方は、もう足腰が弱ってしまい、この畑に来ることもなくなっている。ダリアは、知ってか知らずか、毎年その大きな枝を伸ばし花を咲かせて、作業する我々の目を楽しませてくれている。


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ツワブキ花盛り

 作業を終えて帰途につくと、途中、道のあちこちにツワブキの花が咲いているのが見える。菊科の植物なので、花も菊の花によく似ている。咲く時期も、菊の花と同じくらいの今が盛りのように見える。これが、作業を終えた我々を癒やしてくれるようにも感じる。   
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2019年12月06日

885 防 災 訓 練

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かまど

 防災士になって、もう6〜7年になる。何もなければ、年に1回の防災訓練を企画するのが、主なお仕事だ。誰かに雇われている訳ではなく、完全なるボランティアの世界だ。3年を経過する今年度までが、地域の防災会長としての私の任期となっている。

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15分で炊きあがったご飯

 防災会長といっても、ほとんど何もできていない。もし、災害が起こっても、あまりお役に立てることは、ないような気もする。任期最後の年に、少しだけ貢献できるかも知れないというチャンスが訪れた。


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高校生まで協力してのおにぎり作り

 発端は、防災補助金を受けないかという募集が役場から届いたことであった。まず、考えたのは、大きな地震が起こった時、地域の一次避難場所になっている集会所が無事かどうか分からないという思いだった。


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救急箱披露

 鬼北町では、各地域に担架や救急箱が配られている。昨年は、それに加えて組み立て式のリヤカーが配布された。これらの備品は、置く場所がないので、地区の集会所の奥の部屋にしまわれている。



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携帯コンロ

 これでは、集会所が地震でつぶれてしまったら、どの品物も使うことができない。ぜひ、専用の防災倉庫が必要だという発想が生まれた。防災補助金の額は、県が15万、町が15万の計30万という金額であった。

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ワンタッチテント

 すぐにホームセンターに向かい、倉庫の金額などを調べてみた。しかし、防災訓練にかかる品物等に利用できる補助金という制約から、倉庫が買える見込みはあまりないことが分かった。役場の担当者に相談をしたら、別個コミュニティー補助金というのがあるということだった。



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配布されたアルミのリヤカー

 このコミュニティー補助金の方は、200万で倉庫を買えないというくくりもなさそうであった。ただし、先ほどの30万の補助金より当たる確率が少ない気がする。ともあれ、どちらも応募してみることとした。

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運ぶのは、なかなか力が要る担架

 今年の防災訓練の前に、30万の方が当たったという知らせが届いた。すると、200万の方は望みが薄くなったのかも知れない。ともかく、30万が当たったというだけで、ラッキーなことだ。防災士としてあまり貢献してこなかった私ではあるが、この予算獲得こそは、私としては、1番の、地域に対する貢献になるだろうと、思うことができた。


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救出工具

 そこで、今年の防災訓練は、この30万で買える防災グッズを使っての訓練にしようと、計画をした。まずは、かまどセットなどで、停電・断水時の食事確保として、防災士や組長さん方の女性たちに薪でご飯を炊いていただき、小さなおにぎりを作っていただいた。

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家庭用防災グッズ

 配布されている救急箱の中身のご披露、停電時に活躍する携帯用ガスコンロ、トイレや着替えに使える1人用テントや簡易トイレ、糞尿処理セットなどの説明、リヤカーや担架を使っての実演などをメニューに盛り込んだ。


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何と80名が訓練に参加

 また、救出用の工具セットを使いどのように救出をすることが可能なのかというお話しも防災士の方で行った。ある防災士さんは、自宅に備えておられる防災グッズを披露していただき、関連の情報を伝えていただいた。


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消防職員の方の講義

 最後に地区に住んでおられる消防職員の方に、水消火器による消火訓練や応急手当のいくつかなどを講義していただいた。手前味噌に考えると、今年の訓練は、地域の有能な方の参加や講義、また、それぞれの防災士や区長、副区長、組長さん方がそれぞれに自分の担当に、主体的に取り組んでいただき、いい防災訓練になった気がする。 
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2019年12月03日

884 心 動 く も の 3

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祠のカエデ

 農園から出た野菜くずなどのゴミを川まで捨てに行った帰り道、ふと見上げると、ここにも私をはっとさせた紅葉があった。国道からは見えないのだが、川側から見ると、美事に色づいていた。ここは、地区にある祠(ほこら)が建っている場所で、昔のお婆ちゃんなどが毎日拝みに行っていた場所だ。そういう信仰もいまではなくなってしまい、少し寂しい気もする。


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市越(いちごえ)の池

 運動公園の桜の木は、今年は、紅葉することもなく、全て散り果ててしまった。ひょっとしたらと思い、散歩の帰りに、市越の池まで上がってみた。鬼城様のような映り込みの画像は撮れなかったが、間違いなくここのカエデも赤く染まっていた。映り込みは、もっと光の当たり方が違う瞬間でないと撮影できないのだと思われる。


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池の山側

 池の周りを走っている道沿いに進んでみると、色合いは今一つではあるが、ここにもカエデが色づいている。同じカエデでも、場所によりこんなにも色の違いがある。今年は、暖かさが長く続いたので、平均色づきはあまり良くなかったかも知れない。



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その下に、はっとする

 このカエデの下を見て、土手に散り敷く葉っぱの様子に心動かされてしまった。人通りの少ない道の横なので、たまたまこんな景色に遭遇することができたのだと思う。



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我が家のブルーベリー

 これは、我が家の鉢植えのブルーベリーである。もう葉が落ちる寸前だと思うが、精一杯紅葉して今シーズンの締めくくりをしていたので、やはり、私の心を動かした。


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ギボウシ

 これは、夏の間、勢いよく繁っていたギボウシたちが、いち早く寒さに反応して枯れていく様子だ。宿根草なので、また、春を迎える頃、復活してくれるはずだ。


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暮れる空

 見上げると、今日の西の空も、名残の秋の風情を見せながら暮れていっているようだ。


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国道の向こう

 翌朝、ふと国道の向こう側を見てみると、期待を裏切らずに最も御近所バージョンのカエデが、鮮やかに色づいていた。満足、満足かな。
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2019年11月30日

883 心 動 く も の 2

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誰も食べないのかな?

 海の方では、柿の実が珍しく、時には御馳走として食される。しかし、鬼北などの山に囲まれた地域では、当たり前にそこここに柿の木があって、渋柿でもないのに、いつまでも食べられることなく、鈴なりになっている柿の木をよく見かける。山の中でも、昔は、ありがたい食料の1つとして食べられていたと思うが、今では、お腹をすかした子どもが少なくなったのだろう。絵として見た時、やはり、秋らしい風景として、心に飛び込んでくる。


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寒さの中で咲く

 この花も、桜の花なのだが、こんなに寒くなっているのに、満開の風情で咲いているのが、不思議だ。いったいこの木は、どんな物差しで、花を咲かせているのだろう。春咲く桜は、暖かい春の気温に反応して、花を咲かせるのだと分かるが、今、咲くこの花は、いったい?これも、私の心を動かすものだ。

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遠く霧を望む

 また、この時期になると、日吉から流れてくる広見川と三間川、奈良川が合流する出目(いずめ)あたりから、霧が発生して山の裾野を覆っていく。合流点から離れている我が家の辺りからは、その様子が良く分かる。この風景も、季節の絵として、私の心に入り込んでくる。


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初霜

 これは、粗々と耕された田んぼに、先日、降りた初霜の絵である。あんなに暑い暑いと言っていたのに、一気に私を、冬の入り口に連れて行くかのごとくであった。


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ピーク

 そして、また、一歩季節が進み、運動公園のドウダンツツジは、赤さのピークを迎えていた。カエデにしろ、このドウダンツツジにしろ、寒さを受けて、こんなに鮮やかに変身する不思議に、心は動いてしまう。いったい彼らの中のどんな成分がこのような変化を起こさせるのだろう。


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神社もすごい

 散歩から帰っていると、天満神社で何かが燃え始めていた。すぐに横道にそれて、来てみると、境内のカエデが、美事に赤く染まっていた。お金のかからない御近所の風景だが、行ってみると、心は満足するから不思議だ。


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絵になるなあ!

 神社のイチョウよりも一足早く色づいて、お社と一緒に撮影すると、本当に絵になって、とてもいい。
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2019年11月27日

882 心 動 く も の 1

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まだ青みのあるイチョウ

 夢の旅以外、秋の旅に動くことはなかった。せいぜい散歩に運動公園に出かけるくらいのものだった。テレビのキャラクターに「ぼーっと生きてんじゃあないよ。」と叱られそうな毎日だったが、こんな私でも、少しだけ心動いた景色を振り返ってみたい。まずは、運動公園のイチョウだ。手前のドウダンツツジも、まだまだ、色づいていない秋の初め頃かな。

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久々のうろこ雲

 暑い夏を引きずっていた秋でもあったので、こんな秋の雲に出会うことも少なかった気がする。見付けると、やはり、心動かされる。


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焼ける空

 これは、あるスーパーを出た時、遭遇した夕景である。西の空がば〜んと開けている場所なので、時々、はっとする景色に出会える。

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無理矢理染めて見る

 これは、散歩場所の歩道横に生えている木である。いつもなら、紅葉が進むのだが、今年の暖かさに、綺麗に紅葉する前に散ってしまいそうな気がしていた。待ちきれなくて、夕陽が傾く頃、逆光で無理矢理赤い葉っぱを見上げてみた。それでも、心は少し動く。


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再び夕陽

 これも、ある日の夕陽の写真なのだが、ありきたりの風景とも見えるが、その色合いに心動く瞬間があったのだと思う。


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あら!満月か?

 人間は、不意打ちに弱い。これも、ふと外へ出て見上げると、まあるい月が出ていただけなのだが、思わずシャッターを切ってしまったものだ。


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少し色づく

 そして、ぼ〜っと時を過ごし、1週間ほど経った頃だろうか?あまり鮮やかでない黄色に染まったイチョウと赤く色づき始めたドウダンツツジの季節へと移っていく。大きくはないが、心動く。
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2019年11月25日

881 夢 の 旅 4 

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正倉院展の鏡

 さて、今回の夢の旅を振り返ってみると、まず、上野の博物館で行われていた正倉院展をぜひ、見てみたいという秘めたる思いがああった。象眼(ぞうがん)細工の楽器や鏡のお宝を、この目で見てみたいと思ったのだ。

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同窓会 1

 そして、一番の目的は、あの50年近く前の時代に遭遇した方々と旧交をあたため、不思議な時間の中に身を置いてみるというこれ以上の贅沢(ぜいたく)はないと思われる体験をすることであった。

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同窓会 2

 ただし、私は、新聞屋さんに住み込んで、配達のアルバイトをしていて、集まってこられる同窓生のほんのわずかな方々との数少ない交流しか持てず、当時、彼らと、あまり、触れ合うことができていなかった。それでも、不思議な時間に入っていけるのは、私自身に、あの時代への強い思い入れがあるからなのかも知れない。


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天皇陛下御夫妻

 また、2年に1回行っている今回の同窓会は、新しい令和の時代に天皇陛下になられた御夫妻がパレードをされる前日となっていた。台風災害に心を痛められた天皇陛下が、パレードの延期をされた、正にそのタイミングに遭遇したのだから、記憶に強く残ってしまった。

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沿道の皆さん

 パレードの沿道には、たくさんの方々がその即位のお祝いのパレードを見るために集まっておられるのが、テレビで報道されていた。前日の会場下見の折にも、パレードのコースの一部を眺めて見たりもした。日本中から、警備の警察官の方々が、あちこちでその警備の準備をされていた。これも、私の記憶に残りそうに思われる。



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 テレビで、即位のお祝いの歌を、嵐が歌っているのも、見た。その歌詞があまりにも素晴らしいので、思わずうるっときてしまった。これも、今回の記憶に残りそうだ。


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愛菜ちゃん

 最後に、芦田愛菜ちゃんがお祝いのメッセージを読み上げたのも心に残った。メインは、同窓会ではあったが、このなかなか巡り会わないタイミングの中で、旅に出たことは、やはり、心に残るような気がする。
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2019年11月21日

880 夢 の 旅 3

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ホテル玄関

 宴は、お茶の水のホテルで始まった。事前の下調べの折に、駅員の方に訊くと、2つ返事で、目的のホテルを教えてくれた。しかし、200m程の道行きの間に、道路の端に車を止めて、警備を行っておられる警察の方が待機されている。地理的にどれほど重要な場所なのかは、私には分からないが、明日の天皇陛下のパレードの準備であることは、分かる。

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コース料理が始まる


 宴は、今回東京での同窓会幹事、関東近辺に在住しておられる5名の方々によって開始された。原点の東京で行われた同窓会は、それぞれ当時、大学に通っていた同窓の方々の原点とも繋がり、地方から東京に来て、東京で暮らしていた方々や、地の利を得て、通っていた方々の心を一気に当時にタイムスリップさせる。



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前菜?

 ホテルは、結婚式などが行われるこのお茶の水の有名なホテルという印象であった。学生時代、あまりお茶の水には来たことがなかったが、古本屋街をほっつき歩いた私には、神田に近いお茶の水は、頭の片隅に、しっかりとインプットされていた。

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汁物

 当時、貧乏学生だった私は、山手線田端駅の西尾久という場所にあった3畳一間のオンボロアパートに住んでいた。2年前、そのアパートが47年経過しているのに、存在していることを発見した。



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そば

 その田端から、私は、動坂を越え、白山まで自転車で通学していた。距離的には3kmほどの道のりだったようだが、あの急坂を越える道のりに、今考えても、頑張っていたことが思い出される。

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酢漬け

 そんな学生生活だったので、結構、自転車であちこちうろうろしていた気がする。エリザベス女王が来日された時も、自転車で皇居の辺りまで行き、帝国ホテルから出てこられたエリザベス女王夫妻の姿をカメラに収めたこともあった。

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イリュミネーション

 この時期からの東京は、夜のとばりが降りると、あちこちイリュミネーションがきらめき、各所に別世界の空間が広がる。久々の上京なので、あれもこれも味わい尽くす。  
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2019年11月17日

879 夢 の 旅 2

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彫刻 1

 東京2日目の朝が来た。今回は、まず、芸術の秋を、上野で味わってみようという魂胆(こんたん)で、上京してきた。上野駅から西郷さんを経て、美術館までやってきた。

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彫刻 2

 美術館前の庭には、有名な彫刻が、森に溶け込むがごとく鎮座している。田舎からやって来たお上りさんなので、それすら楽しんで眺めてみた。

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目にとまったポスター

 すると、私の目をぐっと引きつけるものを発見してしまった。それがこの看板である。ハプスブルグ展とある。何だかその昔、世界史でハプスブルグ家という言葉が出てきたのを思い出した。当初の目的ではなかったが、意を決して鑑賞することにした。

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壁面の絵

 ハプスブルグ家に伝わる、あるいは、関係の人々を描く絵画が、展示されていた。途中、ある部屋で、たくさんの人々がスマホなどで撮影している場所があった。おそらくこれは、レプリカの看板のようなものなのだろう。私も尻馬に乗って撮影した。

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お目当ての看板

 美術館でハプスブルグ展を見て、さらに公園の奥に進み、博物館に到達した。博物館では、正倉院展が行われていた。これこそが、今回私が、目的にやって来た催しである。テレビでも特集されていたりしたので、本物の一部を見てみたいという思いに至ったのだ。

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螺鈿(らでん)の楽器

 正倉院の宝物は、様々展示されていたが、ここでも、撮影可能なもの(この楽器)があったので、撮影させていただいた。


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博物館の庭

 展示を見た後、ネットで紹介されていた博物館裏の日本庭園をぐるっと眺めて上野歩きは終了となった。


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同窓会場

 上野から次はお茶の水を目指し、同窓会場であるホテルを下見して、宿泊していた秋葉原に帰った。会場は、なかなか立派なホテルで、結婚式などが行われる所らしい。同窓会は今夜に迫った。
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2019年11月12日

878 夢 の 旅 1

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まずは、バスの旅

 2年ぶりの夢の旅に出かけた。朝、いつもの宇和島自動車のバスに乗って、松山に向かう。市駅を目指す。市駅からは、リムジンバスに乗り換えて、空の旅になる。

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切符

 バスは、JRより安いので、昼間乗るのなら、バスのものだ。リムジンバスとも連携しているので、安くて便利ということになる。

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雲の上

 旅をする3日間は、天気予報では晴れのようで、とてもラッキーだ。空の上も、抜けるような青空が続く。雲の上の眺めもいい。


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富士とも遭遇

 座席を選べたので、当然、左側の窓際を選んだ。途中、富士山が見える可能性があるからだ。富士山は、何度も見ているが、雲から頭を突き出している富士を見るのは、とても良い気持ちだ。


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東京タワー

 空の旅は、あっという間の1時間半ほどの時間で、懐かしの東京に着いた。考えてみると、もうあの時から50年もの歳月が過ぎているのだ。あの時代に戻れるはずもないが、何だか、あの頃の夢に向かって旅していくような不思議な感覚になる。

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銀ブラ

 その催しは、2日目の夜なので、この日は、お茶の水の会場まで出かけて、道筋を確認しておいた。夜も、少しだけうろうろして旅を楽しんだ。

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明日は上野へ

 明日は、ワンパターンだが、上野近辺を散策してみたいと予定していた。上野も、当時、何度もやって来て、写真を撮ったり、友達とも遊んだ場所だ。
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2019年11月06日

877 新 た な 始 ま り 1 

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やって来たブリ

 お手伝いに行けない平日に、風の国からの電話があった。「魚をもらったので、取りに来ないか?」というものだった。お母さんは、足も腰も限界に近づき、お灸をしながら、日々紛(まぎ)らわせておられる。手首もかなりきているようで、大きな魚をもらっても、さばく力が乏しくなっている。往復3時間以上かかる風の国だが、行って魚を頂いて帰る方が、お母さんの気持ちにも応え、助けにもなるのかなあと考えてもらってきた。親戚のSさんがキララ館まで持ってきてくれたので、時間が短縮できた。魚は、ブリで、まな板をオーバーする大物だった。感謝!


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ほうき草(コキア)

 週末に風の国を訪ねてみると、鬼北からやって来たほうき草(コキア)が、真っ赤に色づいていた。発信地の鬼北では、まだまだそれほど赤くなっていないのに、鬼北より暖かい風の国が先に紅葉するとは、これいかに。


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見納めの風呂場

 風の国で、新たな動きが始まった。長男の退職に向けて風呂を新しくする工事が始まるのだ。私の場合、父母と同居できたのは、ほんの1〜2年に過ぎなかった。最初は間借りの家で近所で過ごし、家を新築する計画中に母が亡くなった。そのため、新築を止めたが、父が嘆くので、数ヶ月後に新築工事を始めた。工事中に、父は車椅子ごと用水路に転落、以後寝たきりになってしまった。父は、新築の家に入ることはできたが、寝たきりのままで、半年後に亡くなってしまった。


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その前には2つの木

 結局、私は、孫の顔だけは見せることができたが、これっぽっちも親孝行することができなかった気がする。お父さんは間に合わなかったけれど、お母さんが長男夫婦と暮らすことができれば、きっと嬉しく、心強いことだろう。今回は、そのお風呂場の工事前に、お手伝いにやって来た。


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ザクロは切る

 お風呂場は、少し面積が広がる予定のようだ。そのため、手前にある植え込みを取り除かなければならない。その植え込みにはザクロの木と石楠花(シャクナゲ)が植わっている。ザクロの木には、木の幹に、お父さんが植え付けた風蘭が付いている。私のお手伝いは、これらの木の移動などに決定した。

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枝たちは山へ

 ザクロの木は、大きいので、外に移しようがない。結局、切ることに決定した。なじみの木なので、少し寂しい気もしたが、ごめんねと手を合わせて切っていった。枝は、薪になりそうなものは、木小屋にしまい、後は山に捨てることにした。

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風蘭の幹は残す

 お父さんが取り付けた風蘭がある幹の部分は、お母さんの意見で、お父さんの思い出と共に残して、セドの石垣に立てかけて置くことにした。


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シャクナゲは鉢に

 シャクナゲの方は、一緒に時を過ごした小さなツワブキと共に、根から掘り起こして、大きめのポリ容器に植え替えた。私には、詳細は分からないが、お父さんが植えたと思われる2つの木を、それぞれ別の形で残すことができたかも知れない。
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2019年11月02日

876 秋 の 農 園 2

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掘り始めた芋の畝(うね)

 秋の農園には、実りと始まりがある。2.2列ほど植えていたサツマイモも、少しずつ掘り始めた。サツマイモは、今年初めてある実験を試みてみた。それは、農協でサツマイモの肥料なるものを発見したことで始まった。


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掘り上げた紅東(ベニアズマ)

 通常サツマイモは、肥料をやらないことが多い作物だ。年配の方などは、芋の蔓を5cm程に切り、冬の間に畑に鋤き込んでおく。冬の間に蔓は土の肥料分としてプラスされる。私もその方法を採用していたが、今年は、サツマイモの肥料を見付けたので、土に撒いて試してみたのだ。最初に植えた紅東を掘ってみると、イモのサイズが昨年より大きいものが混じっているという違いがあった。大成功かな。

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芽を出した金時ニンジン

 昨年は、オレンジ色のニンジンを植えていたのだが、今年は、振り出しに帰って、私好みの金時ニンジンを植えた。初めての場所に植えたので、うまくできるかどうかは分からないが、何とか大きく育って欲しい。

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ワケギも芽を出した

 これは、風の国からやって来た留学生のワケギ(小ネギ)君だ。お母さんがこのネギをたくさん上手に毎年作られるので、今年は球根を頂いてきて、植えてみた。ネギは、植えておけばそれほど手をかけなくても育つと思うのだが、うまく育てるには、何かコツがあるのだと思う。

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大きくなれよ春菊

 ほんの少しだが春菊も植えている。鍋の季節を迎えるので、必需品の野菜だと思う。これも私の好みで、大葉春菊を植えている。鍋シーズンに遅れるなよ。

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虫と戦う青梗菜(チンゲンサイ)

 春菊は臭いがあるせいか、虫に穴を開けられることがほとんどない。その横に植えた青梗菜(チンゲンサイ)は、素直な味なのか、早くから穴あきになってしまっている。虫に負けないように食べる必要があるが、おそらく、食べきれないだろう。

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一歩先行くおでん大根

 これは、既にすり大根ができるほどには太っている第1段で植えたおでん大根だ。意外と虫にもやられず、すくすく育っている。楽しみだ。食べてみて、名前の由来が分かると良いのだが・・・。
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2019年10月29日

875 秋 の 農 園 1




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昨年のクルミ

 空き地のクルミの木が、巨大化している。おもしろ半分で植えたクルミの木だが、この木は、1年に3mくらい枝が伸びていく。そのままにしておくと、とんでもないことになってしまう。特にお隣の土地に接する面は、空中でお隣の領域を侵してしまう。

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出荷分と胡桃(くるみ)の殻(から)

 伸び続けると切ることもできなくなるので、昨年、お隣側の枝を切った。枝といっても、直径20〜30cmもある。大変な作業だった。昨年拾ったクルミの実を専用のハサミで割って、三角帽子に出荷した。おかげで、やっと実の処分ができた。今年の分の秋の実りの実が落ち始めたので、これで一安心だ。


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崩れすぎた実

 出荷した実は、きれいに割れて形が崩れてないものを出荷する。どうしても、うまく割れないものが多くて、粒の小さなかけらは、自家製のクルミ味噌にして食べる。なかなか美味しい。


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大豆収穫出来るか

 秋らしい気候になってきたこの頃だが、秋の農園をぐるりと回ってみた。背丈が1m以上になって、一向に実ができないと心配していた大豆は、葉が黄色くなってきて、実が入ってないものもあるが、いくらかは、実っているようだ。この分なら大豆料理ができるかも知れない。


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弱々しい生姜

 次は遅く植えすぎた生姜、大きくならずに小さなものがほとんどだが、3〜4本はまずまずのサイズのものもある。スーパーで売っていた古生姜を植えたもので、毎年、種代にこけるのが常となっている。温暖化傾向の気候なので、もっと早く植えるのが正解だと反省した。


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雑草に埋まる

 ニンニクは、9月半ばに植えて、ほぼ順調に芽を出している。雑草が生えて雑草にやられそうなので、草引きをしてやった。


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すっきり

 草がなくなるとすっきりしたが、昨年は玉太りが悪かったので、今年の元肥は、多めにしてある。追肥も適宜していき、立派なニンニクに仕上げていきたい。
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2019年10月25日

874 一 周 忌 2

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第2の梶谷鼻と天使の階段

 一周忌の法要の前日、先んじてお墓に花を持って行っておくようにお母さんに頼まれた。相棒と二人、宇和で買ってきた菊の花などを持ってお墓に向かう。風の国の墓地は、地区の西側の小高い場所にある。ふるさとの宇和海の海が一望できる場所だ。亡くなられた方もこの景色を懐かしく見ておられるような気がする。途中、梶谷鼻の向こうにある第二の梶谷鼻が見える。この日は、天使の階段も見えた。


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何と大阪から薪も届く

 大阪から帰られた親戚のSさん、前回来られた夏の折に、お母さんが風呂を沸かすときの風呂の薪を、クロチで作るお手伝いをしていただいた。何と安い薪があったからと、今回、わざわざ大阪から薪を車に積んで持ってきていただいた。ありがたいことだ。感謝、感謝である。


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スダチ

 わざわざ遠い大阪から、車や列車で、お父さんの一周忌に帰ってきていただき、何かお土産のようなものがあると良かったのだが、風の国の晩柑類は、年を越さないと収穫にはならない。今、収穫出来るものは、スダチか、早生の温州蜜柑くらいのものなので、気持ちだけ収穫してきて、お土産の一部にしていただいた。


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傳宗寺の大楠

 傳宗寺には、100年を越えていると思われる楠の木がでんと本堂の前に立っている。私には良くは分からないが、かなりの歴史を刻んだお寺さんであることは推測できる。



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ありがたいお言葉 1

 左側には、「信心のことば  我が身をこのまま空なりと観じて静かに座りましょう  衆生は本来佛なりと信じて拝んで行きましょう  社会を心の花園と念じて和やかに生きましょう 大本山  妙心寺」とある。



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ありがたいお言葉 2

 右側には、「生活信条  一日一度は静かに座って体と呼吸と心を調えましょう  人間の尊さにめざめ自分の生活も他人の生活も大切にしましょう  生かされている自分を感謝し報恩の行を積みましょう  大本山  妙心寺」お父さんの手ぬぐいも、このお寺のありがたいお言葉も、私の目にとまったということは、それとかけ離れた私の貧しい心に、少しでも感じて欲しいとお父さんが導いてくれたような気もする。

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満月

 一周忌の夜は、穏やかで明るい満月が海の上に出ていた。できる限り穏やかな日々が過ぎて行ってほしいものだ。
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2019年10月21日

873 一 周 忌 1 

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壁の布 1

 風の国の台所には、亡くなったお父さんが壁に貼ったと思われる手ぬぐいがある。その題名は、「世渡りの道」というものだ。読み進めてみると、そうしなければならないなと思うことばかりで、できてなくて心が痛むことが書かれている。

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壁の布 2

 最後まで読むと、その奥深さにびっくりするような内容が書かれている。人生の全てが見えている気になっている我々だが、おそらく、100分の1も分かっていないに違いない。また、それは、限りなく100%に近い方々が、気付けばそのような状況下に生きているような気もする。


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贈られてきた胡蝶蘭

 10月15日に、亡くなったお父さんの1周忌の法要が行われる。節目節目に花を贈っていただくS御夫妻、今回も胡蝶蘭が届いていた。親族の方々は、おそらく、同じ思いでおられるのだと思う。


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御馳走も届く

 近い親族の方々が集まり、一周忌の集まりがあった。親戚の漁師さん方から届いた風の国らしい御馳走も並び、前夜祭は、13人で賑やかに和やかに宴を囲んだ。

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お寺にて

 1周忌の法要は、三崎にあるお寺の傳宗寺(でんそうじ)で行われた。おそらく、今時の事情を考慮したお寺の流れで行われたのだと思われる。


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ありがたいお説教も

 法要の後、和尚さんからのお話しがあった。1周忌は、小祥忌というというお話しであった。小祥忌とは、「小さな幸せをもたらす命日」ということで、近しい方々が集まり、出会う喜びがあるということであるらしい。


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最後は墓参り

 三崎で法要を済ませ、その足で、お墓に向かう。親戚のTさんの働きで、お墓はきれいに修復されていた。昔からの石碑は、磨かれ、周りの囲いも新しくなり、全体が蘇ったようになっていた。一段落したような気がする。
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2019年10月16日

872 秋 ま つ り

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カタバミの花

 風の国のあちこちに自生するカタバミの花、ピンクで通常より少し大ぶりの花だ。野生の花だが、愛らしい花だと思う。蜜柑山のあちこちでも見ることができる。春から咲いているのかも知れないが、優しい秋の日差しの中でも咲いていた。

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子ども御輿

 この日は、秋祭りの日で、親戚の大工のMちゃんが作ったと言われている子ども御輿(こどもみこし)が登場するらしい。しかし、風の国は、戸数が100軒以上あるらしいが、超高齢化地区で、子供は3人しかいないと聞いていた。子ども御輿は、成り立つのだろうか?


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集まった子どもたち

 近くの岡の川という車回しの広場に行ってみた。子供は、10人くらい、保護者と共に集まっていた。いったいこの子供たちは、どこからわいてきたのだろう。お母さんらしき方に訊いてみた。すると、地元に暮らす3人以外の子供は、この風の国から出た方々の子供さんが集まっているということだった。(な〜るほど!)


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いざ出陣

 ほぼ小道ばかりの地区内の道は、坂と階段ばかりである。地区の方々は、お花を持って子ども御輿を待っている。ほんの一瞬の遭遇だが、お年寄りばかりの地区なので、子どもたちの元気な声にたくさんの方々が元気をもらっているように見える。


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風の国の神社

 地区の集会所広場では、毎年、盆踊りが行われる。その広場の上に、この地区の神社がある。広場の横には、地区のお寺もあり、地区の長老の方が念仏も念じてくれる。この地区の高齢の方は、お経を諳(そら)んじている方が、たくさんいる。お盆の行事は、ここで行われる。古き良き共同体の名残がたくさん残っているのだ。

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S君がお神楽に参加していた

 神社では、延々とお神楽が演じられている。おそらく外の神社では、そのような催しがないのだろう。中心地区の神主さんが親子で、風の国の神社に来て、お神楽の間中鎮座しておられる。たぶん、午前中は、中心地区の神事を行われ、午後は、風の国に来て夕方まで、参加される。これも、すごいことだと思う。ほかにもたくさんの地区があるのにである。


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穏やかに時は過ぎていく

 穏やかな秋の日の下、穏やかな時間が流れ、風の国の一日が暮れた。
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2019年10月12日

871 秋 の 農 作 業

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朝焼け

 突然お父さんが亡くなって、もう1年が経過してしまった。初盆に続いて1周忌が迫っている。1周忌を迎える前に、できるだけの農作業を進めておく。風の国の朝の絶景を見ながら、まだ、暑くならない時間帯に農作業に向かう。

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木々の間は草で埋まっている

 もう秋になっているとはいえ、残暑厳しい柑橘山では、雑草君たちも伸び放題に伸びている。今からの農作業に支障を来すので、まずは草刈りに挑戦する。これは、なかなかの厳しい作業になる。


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刈り終えると、すっきり

 草刈りをするのは、今のところ私一人なので、始めたら2〜3時間はぶっ通しの作業となる。手は痺れ、汗も格段に出て、着ているものは汗びっしょりになってしまう。それでも、刈り終えてすっきり地面が顔を覗かせると、気持ちも晴れやかになってくる。

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合間に見る雲

 見上げると、この時期、様々な雲が空を彩る。わずかな休憩タイムで、空を見上げるのは、私の癖のようなものだ。空を見上げて雲を眺めると、何だか、頭の中が切り替わっていくような感覚になる。

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相棒も完全防備で

 私が草刈りをしている間、相棒は、草を引いたり、杉垣に絡まった蔓を取りのけたりしてくれる。外国から入ってきた冬でも枯れない朝顔が、風の国の自然を壊し始めている。放っておくと、蜜柑山は、この植物であふれてしまい。あちこちが使い物にならない農地になってしまうことだろう。


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摘果は限りなし

 草刈りを終え、足元がすっきりすると、次なる作業の摘果も安心して進めることができる。摘果が遅れると、木に負担がかかり、次の年、実を付けなくなってしまう。


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またまた、秋の雲

 秋の作業を終え、宇和町まで帰ってくると、またまた、上空には秋の雲。暑くても、確実に次なる季節は深まってくるようだ。
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2019年10月08日

870 秋 の 柑 橘 農 園

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風の国の朝陽

 くらくらする夏の農園も終わり、残暑はあるものの少し耐えやすくなった今の時期、次なる農作業をこなすべく、風の国に向かった。半島の東側に宇和海を望む風の国は、毎日が朝の絶景を連れてやって来る。ここで育った方々は、この数々の絶景をいつも心のエネルギーにして頑張っておられることと思う。

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大きくなり始めた伊予柑

 最も早く収穫期を迎える伊予柑、10本ほどの木の数なので、作業は超特急で終わる。先日、いの一番に摘果を終えて、その実もかなり大きく生長している。お世話をすると、育つ実を見て何だか我が子のように見えてくるから不思議だ。


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秋肥(あきひ)

 今回の作業は、一通り摘果を終え、私としては初めての作業となる。秋の肥料やりである。春も、収穫を終えたお疲れの蜜柑の木に元気を与えるべく、春肥を与える。化成肥料をバケツに入れて、木々の根元というか間に撒いていく作業だ。


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モノレールで運ぶ

 秋はこれから実を太らせる木の勢いにパワーを与えるような肥料なのだと思う。届いた秋肥を畑毎に何袋必要か、お母さんに訊いて軽トラで運ぶ。畑までは、モノレールに積み替えて運び、撒いていく。実が付いている木も、付いていない木にも与える。


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海の幸

 この日は、海の幸が届く日で、まずは、近所の方から30〜40cmのハマチの子供を7〜8匹いただいた。また、お呼びの電話がかかり、浜に降りていくと、親戚のTさんから、大物やアジをたくさんにいただいた。大物は、キャリーをオーバーするようなブリと「にべもない」という言葉の語源になっているスズキの仲間「にべ」という魚だった。どちらも、手の痛いお母さんに代わって私がさばく、けっこう大仕事だ。


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伊勢エビ

 次は、今回の目的の目玉、伊勢エビが届いた。毎年、親戚の漁師さんから浜値で売っていただく。少しこぶりなものがほとんどだが、これだけの量で2万円は格安だと思う。自分たちも楽しむが、日頃お世話になっている御近所の方などに配ることにしている。


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秋の雲

 帰りの空を見上げると、間違いなく天は高く、秋らしい雲が、疲れを癒やしてくれるがごとく広がっていた。  
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2019年10月04日

869 鬼 北 の 農 園 も 秋 か な 3

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残暑雲

 まだまだ残暑との闘いは続き、汗っかきの私は、かゆいかゆい汗もとの闘いも依然として続いている。10月に入っても、日本だけではなく世界的に台風被害が続いているらしく、地球は、狂いを生じている気がする。


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冬野菜の畝(うね)

 鬼北の農園の秋の作業は、遅れながらも、やっと冬野菜を一通り植え終わった。タマネギやゴボウは、もう少しして植えたいと思っている。


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キャベツ

 少し前に植えたキャベツの苗も少しずつ大きくなっている。キャベツは、少しずつ時期をずらしながら、春キャベツになるよう植えていきたい。

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ジャガイモの芽

 ジャガイモ君も芽を出し始めた。やはり、芽が出にくいものもあり、100%の発芽は期待できないのかも知れない。これが、私のジャガイモの課題だ。

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ほうれん草の芽

 ほうれん草も、撒いたのだが、その発芽率は、芳しくない。ほうれん草は、発芽しにくい野菜なので、もっとたくさんの種を蒔く必要があったのかも知れない。

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おでん大根の芽

 今年の新顔、おでん大根も、芽を出し、楽しみが増えた。風の国のお母さんが切り干し大根を作るのが好きなので、スペースがある限り青首大根も植えておき、お母さんに貢献したい。


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金木犀

 散歩場所の運動公園にも、良い香りが漂い、金木犀が咲き始めた。この秋の花も時を忘れず咲くが、あっという間にその花の時期も終わるはずだ。少しずつ秋が深まっていく。
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2019年09月29日

868 鬼 北 の 農 園 も 秋 か な 2


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我が家のススキ

 時の流れは、片時も止まってはくれないし、気付けば季節はいつの間にか進んでいる。我が家のススキも、良い感じの穂をなびかせていた。農園の秋も進んできている。


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生長した里芋

 乾燥に弱い里芋君たち、いつもハウスの陰で栽培することにしている。それでも、日照りが続くと弱ってくるので、根元に引いた草、積み上げ作戦、何となく良い具合に生長しているように見えるのは、ひいき目だろうか。試し掘り近しかな。

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里芋の花

 その陰に昨年掘った親芋を転がしておいたら、土もかけていないのに、芽を出し生長している。よく見ると、黄色い花と思われるものができていた。普通に栽培したら、あまり花など咲かせるのを、見ることはない。おそらく、これは、里芋君の子孫を残すためのレベルの高い方法なのかも知れない。


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2度目の栗の花

 台風やら夏の雨やら、異常気象現象のせいか、鉢植えにしていた山栗、とっくに実を5〜6個付けていたのに、もう、その実が弾ける頃なのに、再び花を咲かせている。何とも奇妙な現象だ。


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試し掘り

 秋といえば、食欲の秋、サツマイモの試し掘りをしてみた。昨年、農協で購入した。サツマイモ用の化成肥料を撒いて、土作りをしていたものだ。心配しながら掘ってみると、まずまずのイモになっていたので、一安心した。

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ニンニク畑

 9月半ばの農作業に、ニンニクの種まきがある。種は昨年収穫した大きめの粒を保存しておいたものを使う。穴あきマルチに植えるが、数えてみると、何と穴は、300以上あった。昨年は、追肥をしなかったので、小さくて可愛いニンニクばかりであった。何とか今年は大きくなってくれないものだろうか。

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オレンジ色の残暑雲

 秋になっても、残暑のきつい日もある。こんなオレンジ色の残暑雲が出ている日は危ない。水分補給を忘れないように作業をしなければならない。

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白い彼岸花

 作業を終えて、ちょっと買い物に出かける。奈良トンネルを抜けると、彼岸花が植えられている。北宇和島のJRの土手にもいい色の彼岸花のスポットを見付けた。来年は覗(のぞ)いてみてみよう。
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2019年09月25日

867 鬼 北 の 農 園 も 秋 か な 1

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もくもく残暑雲

 ある情報によると、今年の残暑は10月まで続いて行くらしい。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉もあるので、いくぶん涼しくなってきている気もする。このもくもく残暑雲が出てくる間は、暑さが残るのだろう。


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生長し過ぎた大豆

 暑くても時は待ってくれず、9月も終わりに近づいてきている。いつものように遅ればせながら、鬼北の農園も秋の作業に入っている。勢い込んで枝豆を食べようと早々と蒔(ま)いた大豆は、大きくなりすぎてあちこち周りにはみ出している。横のスペースにニンニクを植えたいので、杭を打ち、横木をあてがって倒れた大豆を起こしてみた。体は大きいが実の方はなっている気配がない。がっかりだ。

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ラッキョウ畑

 風の国のお母さんの趣味がラッキョウ作りで、あちこちラッキョウを植えておられる。鬼北の農園にも、おそらく、地主さんが植えておられたと思われるラッキョウがあったので、畑の一角をラッキョウ畑にして、2年ほど前から栽培をしている。毎年、立派なものはできなかったので、この秋には化成肥料をやってみた。どうなるか楽しみだ。

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ジャガイモ畑

 いつものように秋ジャガも、1列植えた。種を買わずに、できたイモを次々と親芋にして植えている。そのせいかジャガイモもできるイモは、あまり立派なものではない。何か私の知らないコツがあるのかも知れない。


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タマネギの苗床

 9月に入っての大仕事は、やはり何と言っても、タマネギ苗を作ることだ。その場所を耕し牛糞(ぎゅうふん)は中に鋤(す)き込んでいる。種を植えるスペースを作り、フルイで細かな土を撒(ま)く。種を蒔いたら、再びフルイで細かな土を撒いて種を隠す。その上にモミガラを撒いて完成。モミガラを撒くと、散水した水が蒸発しにくいので、種には水分が常に十分届く。発芽しにくいものは、この方法に限る。


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芽を出したタマネギ

 1週間ほど散水すると、タマネギの芽が出てくる。彼らは、土を突き破って出てくる時、細い葉を2つ折にして強さを2倍にして頭を出す。誰が教えた訳でもないが、賢い知恵があるようだ。



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癒やしのバラ

 農作業に疲れて帰ってみると、鉢植えの桜のような可愛いバラが良い塩梅に咲いていた。こんなのを見ると、心が癒やされて疲れが飛んでいくようだ。
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2019年09月21日

866 秋 の 作 業 2

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ほうき草

 風の国のひのら(前庭)にも秋が近づいているかも知れない。ひのらの鬼北からやってきたほうき草(コキア)も、少し大きくなってきた。鉢植えなので、この大きさくらいが限界かも知れない。ずんずん紅葉していくのだと思うが、今はまだ、茎だけが赤い状態だ。

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いたずら猫

 お母さんが干しているものやゴミ箱をあさって、お母さんを困らせる猫君に出会った。しばし目が合ったので、撮影。あんまり困らせるなよ。

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残暑雲

 海の向こうは、残暑もくもく雲、気温は夏のピークは越えて、いくぶん涼しくなってきている気がする。前回、ウマキの摘果が終わったので、今回は、垣内作りの清見の摘果に向かう。昨年お父さんがあまり摘果を進めていなくて、鈴なりになったままであった。結果、袋をかぶせるときに摘果しながらかぶせたのを思い出す。

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玄米

 摘果せずに鈴なりにしておくと、木の勢いが弱ってしまう。そして、今年は行ってみると、木が弱って、ほとんど実がなっていない木が大部分だった。50分の1か2本くらいで、悲惨な状態だ。今年は、清見の収穫が激減するだろう。清見ジュースにならないかも知れない。

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中秋の満月?

 今回はまた、鬼北から玄米を4袋届けた。買っていただく方やお世話になっている方などに配る米だと思う。この毎年のお母さんの地域の方への心配りがあるので、様々な方が、魚などの海産物を持ってきてくれるのだと思う。ここでも、それを私たちがありがたくいただく恩恵に浴しているのだと思う。

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アップ

 たまたま風の国に泊まった夜は、満月くらい?東の海の向こうから明るい月が昇ってきた。風の国は、東から南までに宇和海が広がり、月の出を見るのに適している。タイミングが少し遅かったので、既に中空に上がっていた。

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朝陽

 垣内作りの清見があまりにもなっていなかったので、広い畑ではあるが、何と1日で摘果を終えることになった。収穫が少ないのが分かるので、ちょっと残念な気がする。東向きの風の国の綺麗な朝陽、寝坊助の私も久しぶりに眺めて帰路についた。
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2019年09月17日

865 秋 の 作 業 1

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秋めく

 夏の長雨がやんだら、台風の一撃、千葉県は、大変なことになっている。昨年は、北海道東部地震で、北海道全部が停電になってしまった。地域全体が停電になってしまうことをブラックアウトというらしい。北海道ではこのブラックアウトが、48時間に及んだ。その間、冷暖房無しで、煮炊きもできない。食品は腐る。断水も始まり、本当に生活の基本部分がだめになってしまう。大ピンチだろう。


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本箱分解

 今度の千葉県では、停電は、48時間どころではない。2〜3週間に及ぶようなのだから大変だ。台風15号は、風速50mの風をもたらした。破格のパワーだ。これも、間違いなく異常気象なのに違いない。


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風呂の焚き物になる

 台風は、このひどい被害を連れてきて、秋の気配も一緒に連れてきたような気もする。風の国では、秋の作業として摘果の作業がある。最初の摘果は、伊予柑だが、木の数が少ないので、、半日で終わった。次はクロチのデコポンとポンカン、草刈りも含めて一仕事あった。

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沢ガニ発見

 今回は、ウマキのデコポンの摘果になる。相棒とお母さんが終活のように倉庫を整理し始めた。すると、私には、本箱の分解が依頼された。ドライバーが見つからなかったので、ハンマーで、原始的に分解を完了した。これらは、全てお母さんが風呂を焚く燃料になる。

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海も慌ただしい

 岡の川まで来ると、沢ガニを発見!眺めていたら、危険を察知したのか、崖の斜面に逃げていった。海の方では漁師さんたちが忙しく立て網を設置する作業に出かけていく。秋は、伊勢エビ漁が始まる季節でもある。

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サザエをいただく

 潮が良かったのか、いつものS君がたくさんのサザエをくれた。海の近くに住んでいて、趣味が海に潜ることなのだから、良い趣味だと思う。S君は独身なので、時々、お母さんから、おかずをもらう。自分でも作るのだが、感謝をしているのだと思う。そんなこんなで、回り回って、私たちの口にもサザエが届く、感謝感謝である。

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虹のプレゼント

 まだ、不安定な天気でもあったので、保内まで帰ってくると、天気雨、二重になった綺麗な虹が出ていた。何となく天からのプレゼントのように感じた。
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2019年09月13日

864 崩 壊 中 ? 2



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野草の花

 散歩での軽い両足ジャンプ運動は、700mを5周するウォーキング中に行うので、5回ジャンプすることになる。1回に10回ジャンプするので、合計50回のジャンプをすることになる。ところが、数日経つと、もの足らなくなり、10回は、いつの間にか20回になる。


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もくもく残暑雲

 そんなこんなで、今では木陰に来る度に、100回ジャンプをするようになり、定着している。それ以上増やすと、時間がかかり過ぎて予定が狂ってしまう。こうして、合計500回のジャンプをするようになって、不思議な現象が起こり始めた。

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何と第2の人生か?ガクアジサイに実ができている

 常識的に考えると、刺激を感じていた腿の筋肉やこむらの筋肉が逞(たくま)しくなるのかと思っていたのだが、何と予想に反し、お尻の上の方が筋肉痛になり始めたのだ。このままこの運動を続けたら、お尻がきゅっと上に上がった魅力的なお尻に変身してしまうかも知れない。

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まだ雨を呼ぶ?

 ところが、世の中そんなに甘くはないので、腿もこむらもお尻も、思ったほど立派になんかなるはずもなかった。はるか昔だが、サッカーをしていた頃は、足は短いくせに、太ももだけが太かった気がする。当然、老化した現在の太ももは、細く哀れな状況である。

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子孫を作る営みか?

 しかし、運動の効果がないのかというと、そうでもない。ジャンプ運動を始めてついに裏庭に通じる少し段差のきつい階段を、足だけの力で上がれるようになった。情けないことに、立ったままズボンをはいたり脱(ぬ)いだりが難しくなっていたのだが、何とかそれができるように復活してきたのだ。小さな変化だが、少し希望が湧いてきた。


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足首の運動

 また、ジャンプ中に足首がぎくしゃくするという不具合が時々起こる。きっと足首も崩壊中なのだろう。この足首対策には、足を投げ出して座り、足首を上下に動かすという運動を始めた。座っていて立つ前に必ず50回程度この運動をしてから立つことを始めた。すると、これも少しずつ足首のぎくしゃくが薄れていった。


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手首の運動

 私は、昔から手首も細く哀れな腕をしているのだが、腕の筋肉崩壊のせいか、最近とみに腕時計がゆるゆるになってしまう。足首に続けとばかりに、手首の運動を習慣化しようと現在奮闘中だが、これは、なかなか手強い。結果が出ないのだ。ともあれ、あまり悩まずにトレーニングを重ねるのが、少しでも崩壊を少なくしていく方法なのだろうと思う。  
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2019年09月09日

863 崩 壊 中 ? 1

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ムラサキシキブ

 還暦を過ぎると、今までになかった様々な現象が起こってくる。確かに、思い返してみると、50代にも、少しずつ進行していたんだということに気付くのだが・・・。変化がはっきりと自分の目の前に姿を現し、やって来るのは、やはり、還暦を過ぎてからだろう。

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雨雲 ?

 気付いて最初に驚いたのは、裏庭に通じる石段が上りにくいということだった。今までは、意識もしなかったが、何と石段に片足をかけ、体を上に持ち上げるのに、かけた足を手で押すという動作が必要だったのだ。

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しめ縄作り始まる

 そこで初めて自分の置かれている現状を感じることができた。全く知識がなかったわけではないが、目の前で起こると、少し驚いてしまった。そういえばソファーから立ち上がる時も、手の力を借りている。それらを総合して考えてみると、いよいよ、自分が今までの日常から新しいステージの日常に赴(おもむ)いているような気がし始めた。


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クマゼミの夏も残りわずか

 たぶん、我々は、新しいステージに突入した現状と仲良くしていかなければならないのだと思う。それは、個人差はあっても、誰もが突入するステージだと思うからだ。健康オタクで、たくさんの健康番組を見るのが趣味になっている私なので、様々な情報が頭の中を駆け巡る。

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秋のヒマワリ


 その駆け巡る情報の中に、少し気になる情報があった。それは、血圧が高い人は、腎臓の中が壊れていき、腎機能が低下し、腎臓から分泌される筋肉を作る働きに貢献するホルンの分泌量が減るのだというのである。そうなると、仮に運動をしても、筋肉は増えないということになってしまう。高齢化してくると、誰しもおしなべて高血圧に突入していく方は、多いのだろう。


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紫陽花は2度咲く

 上記の理屈からすれば、血圧の高い人と高くない人を比較してみると、同じように加齢により筋肉量が減って、減り方を緩やかにするために、同じように運動をしても、血圧の高い人の方が、大きく筋肉量が減っていくという結果になるのは、明らかだ。薬は飲んでいるものの、私も、血圧の高い人間の1人なのだから、いつの間にか、普通の方よりも、細身で元々少なかった筋肉は、更に細くなっているのかも知れない。


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もうすぐ秋空?

 そう考えた日から、私の散歩のメニューに軽い両足ジャンプが加えられた。700m歩いて、木陰に来る度に、毎回10回程度のジャンプをする。少しも苦しいような運動ではなく、しかも、間違いなくジャンプは、足の腿(もも)やこむらの筋肉に刺激を与えているのが分かる。これで何とか改善できるのではなかろうか?甘いか?  
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2019年09月05日

862 味 噌 作 り 3

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大豆を蒸す

 量も多い、麦が蒸し上がったら、味噌作りも、ほぼ7〜8割は終わったことになるかも知れない。次なるステップは、少しだけ混ぜる大豆を蒸す作業になる。大豆の量が多くなると、麦味噌の良い所である甘さが失われていくらしい。逆に醤油作りでは、この大豆が主役になるらしい。

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大豆を冷ます

 大豆が蒸し上がったら、麦同様トジョウケに入れて冷ます。量が少ないので、大豆は一回で終わる。

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大豆を砕く

 大豆が冷めたら、少しずつフードプロセッサで砕いて、粉状にしていく。



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桶に入れる

 粉状にした大豆は、桶に移し、塩を混ぜておき、麦とは別に保存する。塩の量は味噌全体で、1割程度になるが、それを大豆に混ぜておくのだ。味噌になったとき、塩が全体の1割であればいいわけだ。



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麦の方は寝かされている

 既に蒸し上がって冷まされ、こうじ菌を混ぜた畳2畳分の麦は、倉庫に寝かされている。この混ぜたこうじ菌が発酵してくるまで、上に覆いをかぶせ、更に毛布などをかぶせておくと、発酵が進み、こうじの花が咲く。一定以上の温度より高くならないように、昼夜の別なく温度を測り、管理する。高くなりすぎるとこうじ菌が死んでしまうので、注意が必要だ。

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大豆は別に保存

 塩を混ぜ込んだ大豆の方は、桶のまま蓋をして保存しておく。麦の方の発酵が進み、花が咲いたら、塩の混ぜ込まれた大豆と混ぜて、味噌玉を作る。この味噌玉を最終保存する桶の中に入れ、空気が入らないように押さえていけば、仕込みが完了となる。

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宇和海は曇り空

 麦や大豆を蒸すのが、私の役目だった。花が咲くまでには1〜2日かかる。花が咲いたら、大豆や塩と混ぜて仕込めば、発酵はほぼ止まり安定する。少しずつ発酵は続くのだろうと思うが、それは、味噌の熟成ということになるのだろう。天が味方して雨が降らなかったので、何とか作業ができた。後日、電話で花が咲いた報せが来て、相棒だけが混ぜ込みと最後の仕込みのお手伝いに参加した。
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2019年09月01日

861 味 噌 作 り 2

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早朝にスタート

 味噌作りは、お父さんが元気な頃は、朝も4時頃から準備を始めていたようだが、私は朝が苦手なので、起きたのはやっとこ6時頃であった。幸い天気は、曇りではあったが、雨は降っていなかったので、予定通り始めることにした。

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蒸し始め

 竈(くど)などの準備は、お母さんがしておられたが、この日は、私がなかなか起きてこないので、火は既に相棒によって付けられて竈は燃えていた。この火の当番が私の役目だが、量が多いので、けっこう仕事はたくさんある。

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蒸気が上に通る

 お母さんが元気な頃は、もっとたくさん作っていたようだが、今年の作る味噌の量は、30kgらしい。30kgでも、これは、通常の量よりは、多いと思う。親戚の方々に配るには、少し少なくなっていると思われる。大変な作業なので、お母さんの現状を考えれば、仕方がないと思う。

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ザルに移して冷ます

 味噌は麦味噌なので、せいろで蒸すのは、ほとんどが麦である。餅米などと違い、麦を蒸す方が時間がかかると思う。一回せいろから蒸気が吹き上がったら、10〜15分そのまま蒸し続けた後、上のせいろと下のせいろを入れ替える。そのまま20分くらい蒸したら出来上がりで、それぞれザル(トジョウケ)に移して混ぜながら冷ましていく。

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倉庫に運ぶ

 冷めたら、倉庫の中に運び入れ、あらかじめ準備していたむしろやシートや紙を敷いて置いた床に移していく。


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畳1枚分

 3〜4回運ぶと、全体の半分くらいで、畳1畳ほどの麦が並ぶ。混ぜたり広げたりしながら、良いくらいに冷ましていく。麦にはわずかに米も混ぜてあるので、ほとんどが麦だが、米もわずかに入ったものを蒸していることになる。

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こうじ菌をまく

 畳1枚分の麦が並んだら、お母さんがこうじ菌をふりかける。ふりかける分量や塩梅は、お母さんしか分からない。それを上下左右丁寧に混ぜていき、菌がまんべんなく全体に行き渡るようにすれば、一段落となる。これからは、残り半分の麦を蒸す作業と次なる作業のステップに入っていく。
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2019年08月28日

860 味 噌 作 り 1

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鬼北から来たコキア

 予報では、天気には恵まれそうではなかったが、今回、味噌作りのお手伝いに風の国に出かけた。一日目は、やはり雨、夕方やんだので、お母さんの畑に上がり草引きをすることにした。味噌作りは、お父さんが元気な頃は、お母さんと二人で早朝から始めていたが、今回は、我々が前日から出かけて準備からお手伝いすることになった。

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ここはいったいどこ?

 畑に上がってみると、都合良く雨が降るので、畑はジャングル状態になっていた。いったい何が植えてあるのか分からない。仕方なく、手前から少しずつ草を引いていく。雨のため気温は低くなって、作業はしやすいのだが、蚊の総攻撃に合いながら、少しずつ引いていく。蚊は、真夏の暑い時期には、弱って人間を刺さないのだが、涼しくなると攻撃が激しくなる。


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カボチャ畑だった

 この二段目の畑で、草を小一時間引くと、植えてあるものが少しずつ見えてきた。どうやら、植えてあるのは、カボチャのようである。収穫はほぼ終わっていると、聞いていた。

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三段目の畑もジャングル

 三段目の畑も、カボチャが植えてあるようだが、ここもまた、ジャングルになっている。少し疲れてきたので、草も粗々(あらあら)と引いていき、ほぼ終了した。


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草の中からキュウリ発見

 草を引いた畑を眺めてみると、途中で発見したキュウリが1本あった。しかし、この赤い丸いものは何だろう。重しのように見えるが、何に使うのかは、不明だ。


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ラグビーカボチャ

 とうのカボチャは、ラグビーカボチャだった。もっと上の畑には、丸い普通のカボチャが植えてあった。

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これもラグビー

 結局、カボチャは、もう一個発見したが、収穫を終えた畑だったので、合計2個だけであった。私の2時間近くの労働は、この2個のカボチャのためだけか、と思うとちょっと力が抜けたが、ここはこの後お母さんが大根を植える畑なので、草引きも役に立ったかも知れない。明日は天気に恵まれて味噌作りになるだろうか?
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2019年08月24日

859 絵 本 1

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風の国の集落

 日本一細長い風の国のある半島、その断崖のような斜面に風の国の集落は、広がっている。半島の中でも、この集落だけ少し違う言葉が残っている。最近ではその昔の言葉も、薄れて来つつあるが、その言葉の中には、ひょっとしたら東北の言葉が混じっているのかも知れない。

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夏の海

 風の国の集落は、豊後水道に面していて、毎日、その海の絶景を見ることができる。夏の海は明るく、輝くようだ。また、この風の国の地区は、宇和島の伊達藩との繋がりがあるということも、昔から聞いているが、最近、東北からやって来た伊達藩との言い伝えのようなお話が、絵本になっている。なかなか難しい部分もあるが、その絵本を折に触れ、少しずつ紹介してみたい。

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表紙

 絵本の出だしはこうである。
 「♪ 回れ、回れ水車、遅く回れば堰(せき)が止まる  ぞ〜
  ♪ 十三から、これまでつれたる雌鹿(めじか)をば
   これの御庭に隠しおかれた〜

  日和(ひより)は砂浜の上で踊る兄貴、三郎太の鹿踊(しかおど)り、鬼剣舞(おにけんまい)を真剣な面持(おもも)ちで見つめていた。三郎太は鍛冶職人の見習いで、踊りは八幡町(はちまんまち)にある東光院(とうこういん)の踊大将(おどりだいしょう)、藤九郎(とうくろう)から直(じか)に教(おそ)わっている。」


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中表紙 1

 「あんにゃみたいにうまぐおどれねえ!」「あったりめえだ! おらだって藤九郎様にしこたまごっしゃかれてやっとここまで踊れるようになったんだど。ひよりがそう簡単に踊れるわげねえべ!」「んだども早くあの鹿頭(ししがしら)つけて、あんにゃみたいにかっこよく踊ってみてえな・・・」「あれ!多賀丸、どこさ行ったあ」


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中表紙 2

 仙台市泉区福岡地区には鹿踊と鬼剣舞は一対のものとして伝えられています。鹿踊は災いや病害虫を除き、五穀豊穣を祈願する踊り。また剣舞は悪魔退散、天下太平を祈願するものとされています。祖霊供養に家ごとに巡って踊られていたようです。


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二ページ目

 仙台藩では八幡町龍宝寺の塔頭(たっちゅう)・東光院が鹿踊・剣舞や田植踊などの庶民の芸能を管理しており、その踊大将藤九郎が鹿踊・剣舞の始祖とされています。
 伊達秀宗公が仙台から移った際にこの鹿踊なども伝わったと考えられており、踊り方や歌詞も福岡地区を始めとする宮城岩手に伝わる八幡堂系の鹿踊と共通する部分が数多くあります。


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風の国の海

 この絵本が、どういういきさつで作られたのかは、私には分からないが、子供に読み聞かせる類(たぐ)いのおとぎ話ではなく、風の国と東北との繋(つな)がりを探(さぐ)っていく過程で、その歴史の流れを物語的にまとめていったものなのかなあと感じる。物語は、また、忘れた頃に、続きをブログアップしたい。
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2019年08月20日

858 初 盆 

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ふうせんかずら?

 風の国の「ひのら」(前庭)にも、畑にもこの時期、「風船かずら」というのでしょうか?かずらではなく、細い木にできるので、風船の木と呼んだ方が良いのかも知れませんが、可愛い花?実?ができます。早いもので、とうとうお父さんの初盆になってしまいました。

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モウリョウ始まる

 13日には、佐田岬半島に伝承される、初盆の家を中心におこなわれるさまざまな盆行事のことで、無形の民俗文化財になっている 「モウリョウ」が行われた。

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呪文の白旗

 モウリョウは、海岸や寺の境内などに集まり鉦・太鼓に合わせて新仏の数だけ円を描くように回るものです。風の国の場合、地域の集会所の前にある地域のお寺の前の広場で行われる。

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白旗を持って広場を回る

 初盆の家毎に、その家にあてがわれた仏教の呪文が書かれた白旗を持って広場を回る。家族や親戚、故人にお世話になった知人などが、代わる代わる旗を受け渡しながら、鐘や太鼓の音にのって広場を回り続けます。

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刺身作り

 このモウリョウが終わると、それぞれ初盆の家は、家に帰り、宴の準備に入ります。私も、親戚からいただいたハマチをさばく仕事をいただき、魚をさばいて、宴の刺身作りに貢献しました。

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サザエもたくさん

 親戚の漁師さんからは、魚の外に立派なサザエも届いており、ヒノラに炭火を焚いている七輪で食べたい人が焼いて食べるシステムで、進みます。焼き担当の方もできて、それぞれに楽しんでおられました。


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記念撮影

 故人を偲ぶ宴も果てると、親戚内での記念写真を撮り、元気のある方は、盆踊りにも参加されたようです。  
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2019年08月16日

857 初 盆 準 備

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台風の波

 台風9号が九州方面へ来ている頃、お父さんの初盆に供えて直前準備に出かけた。風の国は、台風の東側、つまり、かなり離れていたが、西側を台風が通過して行ったので、海はたくさんの白波が押し寄せていた。


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白瓜

 風の国に出かける前日に、お母さんに頼まれていたお盆のお客さん用のスイカと毎年お母さんが粕漬けにする白瓜を求めて大洲にドライブした。隣のおっちゃん、おばちゃんを誘い、道の駅「あいたいな」とスパー「ラムー」を回った。


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大洲のスイカ

 スイカは、我が家の黒スイカも届けてはいたが、美味しい中身かどうか、自信がなかった。「あいたいな」で買えば、本場の大洲なので、かなりの確率で美味しいはずだ。「ラムー」も、店内を回ってみると本当に安いスーパーであることが分かる。やはり、初盆用のペットボトル茶を箱買いした。


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笹やホオズキも飾る

 前回苦労して組み立てたお精霊棚(おしょろだな)の飾り付けを完成する。柱の四隅に笹を飾り、前の2本には、クロチで採ってきたホオズキも飾る。

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棚の上はお母さんがこつこつと

 その他、位牌や写真、線香や線香立て、鐘などの仏壇セット、おりょうぐや団子、水をかける道具、前に吊すお札などは、お母さんが少しずつ用意されていた。

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灯籠も確認

 灯籠も、前回吊して点灯実験もしていたので、確認だけしてみた。


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「せど」を掃き清める

 親戚や仲の良かった方々がおいでになるので、ひのら(前庭)や家の周りの「せど」も掃除をする。「せど」とは、たてこんだ海岸辺りの家々の家と家の間の狭い隙間のスペースのことだ。人間が1人2人通れるくらいの路地である。


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神様用の木

 これは、榊(さかき)とは違うが、神棚などに榊の代わりにこの辺りで活けて飾る木である。クロチの畑に生えているので、ホオズキ同様摘んできた。


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床の間にも飾る

 床の間も神様が祀ってあるので、ここと神棚に飾った。お墓には花芝を飾るが、この辺りでは、椿の枝を飾っている。花芝も飾るのだが、椿の方が長持ちもして人気がある。

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灰をまくお手伝い

 帰りがけには、一斗缶に2つ分の風呂場の灰をお母さんの畑に撒(ま)きに行った。たった30mほどの坂道だが、足腰が弱ってしまっておられるお母さんが持って上がるのは、なかなか厳しい。ほぼ初盆の準備が終わり気持ちがすっきりした。   
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2019年08月12日

856 夏 の 農 園 3 

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怪しげな雲

 どうやら暦の上では、もう秋が立ったらしい。はたまた、虎視眈々(こしたんたん)と上陸を狙っている台風も、海上に待機している。既に抜けって行った台風もありで、空は、単純な夏空には見えないような少し怪しげな雲が出ている。

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台風一過

 とにもかくにも、台風が通過すると、台風一過、きれいな青空となって、地獄のような灼熱の天気が、畑を焼き始める。乾燥に弱い作物が、早速に反応して、ピンチに陥り始めている。

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生姜の芽

 通常5月に植える生姜は、1ヶ月ほど遅くに植えられた。今やっと小さな芽を出し始めたが、この生姜は、乾燥が嫌いで、せっかく出てきた芽が幾つか枯れてしまった。後手を踏んでいるが、雑草たちを草引きして、その根元に敷き藁(わら)のごとく敷く。また、やっかいだが、しばらくは、散水して様子を伺うことにした。

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枯れ始めた里芋の葉

 せっかく生長し始めた里芋の葉っぱも、乾燥が嫌いなので、葉っぱが弱って枯れ始めている。ここにも、雑草の敷き藁が必要なようだ。

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オクラの花

 一方、オクラ君は、最も木が大きくなり始め、毎朝収穫出来るようになった。オクラは、立派な花を咲かせ、授粉もしやすい野菜なので、あっという間にその一生を終える夏野菜でもある。まだ、今しばらくは楽しめそうだ。

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トマトも成功?

 秋が立ち、文字通りナスの木も、秋ナスの実を付け始めている。彼らは、予想通りの純粋に秋ナスとなり、我が家の食卓のメニューに登り始めた。始めに植えた長ナスは、勢いがなく小さな実しか付けないので、枝を切って肥料をやり、第2弾に期待しよう。



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既に天は高いのかも

 袋をかけたトマトは、湿気で腐ったものもあったが、赤く熟れたものは、甘くなり綺麗な実になっているものもあったので、一応、虫対策のこの実験は成功したと考えても良さそうだ。
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2019年08月08日

855 い だ て ん

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タイトル

 掲載の時期を逸したままここまで来てしまったのだが、実は7月に、あるお知らせの葉書が届いていた。それは、「いだてん」の講演会?トークショー?で、阿部サダヲが宇和島の南予文化会館にやって来ることになっていたのだが、その招待状であった。

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撮影不可なのでせめてポスター

 今年の大河ドラマは、あまり人気がなく、私も毎週見てはいたのだが、なかなか心が躍るということがなかった。この前半は、マラソンの父とでもいうような金栗 四三(かなくりしそう)の物語で推移する。

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パンフレット

 今、放送されている後半は、水泳日本の始まりに関わった田端政治(たばたまさじ)の物語として展開している。田端政治という人物は、東大を出て、朝日新聞社に入社し、水泳連盟の元を作り、オリンピックに水泳を参加させることに成功するという破格な人間で、大変魅力がある。


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何と最後は撮影OKに

 彼は、朝日新聞社の政治部記者であったが、オリンピック水泳の総監督を務めるという、これまた、破格の道を進む。また、オリンピック参加の絶対条件がその費用の捻出にあったとき、高橋是清に直談判に出かけ、そのオリンピック特別予算を作ることに成功してしまう。


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もちろん撮りまくる

 水泳が初参加したアムステルダムオリンピック水泳では、鶴田義行が金メダル、高石勝男が銀と銅、陸上の人見絹枝が銀メダルを獲得する。


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どんどんと

 この田端政治こと「まーちゃん」役を演じているのが、阿部サダヲさんである。阿部さんが宇和島に来るということで、その公演を見る権利を得るために2枚の往復葉書を出しておいた。そのうちの1枚が帰ってきて、美事抽選に当たったのである。


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フィナーレ

 講演は軽快、洒脱で度々会場が盛り上がる状態であった。1枚で2人行ける抽選であったが、私の友達は誰も興味がなく、行くと言わない。仕方がないので、相棒が渋々同行してくれた。結果は、渋々の相棒がおもしろかったという大満足で終わるものになった。オリンピック連覇した鶴田義行の御子孫が来ておられたり、阿部が客席まで、その御子孫へのインタビューに行ったり、なかなかないような会だった。宇和島出身のオリンピック選手についての話まで飛び出す最後を見ながら、四国で宇和島だけだった講演会の秘密もその辺にあったのかなあと感じた。
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2019年08月04日

854 夏 の 農 園 2

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夏野菜

 梅雨も上がったようで、今度は地獄のような暑さがやって来る季節になった。夏野菜の収穫もぼちぼち多くなり始めた。ただ、遅れている茄子に比べ、盛んに実を付けていたズッキーニが終わりを迎えつつある。



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里芋 順調

 長雨のおかげで生長を始めた里芋も、その葉っぱの大きさを増している。里芋は熱さに弱く、湿気を好むので、日照りが続くようになれば、対策をしなければならない。

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樋を付けてみた

 基本、苗以外は水をやらない畑の野菜たちだが、暑さが厳しくなると、種を蒔いた部分にも、水が必要になってくる。そこで思いついたのが、ハウスに短い樋(とい)を設置することだった。


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ゴミ箱でプール

 普段は、20mくらい離れている田んぼの用水路まで、水汲みに行って対応している。ハウスに樋ができれば、そこで集まった水をためておけば、水汲みが省略できる。使わなくなったゴミ箱でその水を受けてプールする。おかげで、今年は、水汲みで、少し楽をすることができた。

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巻きひげも枯れた

 6月25日に札を付けた黒スイカ、熟れる目安は、35日〜40日という日にち、たたくと、ぼんぼんという低い音、そして、実の付け根にある巻きひげが枯れている等であるらしい。見ればひげも枯れ、日にちも十分となっている。そろそろ収穫出来そうだ。


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虫にやられる

 今年たくさん植えた中玉のトマト、美事に実を付けたのだが、シャクゼンや10個ほど星があるテントウムシの餌食になって、その汁を吸われてしまう。おかげで実は、黄色い点々が付いたり穴が開いたり散々の状態になってしまう。


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ナイロン袋の効果は?

 それを防ぐために我慢できなくなって、ナイロン袋をかぶせてしまった。雨が続いたので、割れたり、腐ったりという2次被害に合いそうだが、誰もやらない思いつきかも知れない実験だ。

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可愛いバラを頂く

 野菜をお裾分けしているお家から、かわいいバラの苗を頂いた。我が家だけでは消費出来ない野菜君たちなので、喜んで頂くのが、とても嬉しい。
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2019年07月31日

853 初 盆 近 し

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廊下

 まずは、お掃除大好きさんのお掃除から始まった。「ひのら」に面した廊下がその場所になる。そこが、初盆のお精霊棚(おしょろだな)を設置する場所になる。


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お精霊棚

 若くして亡くなった甥っ子の時の棚の部品を、お母さんが2階から屋根に降りて取って来られた。行って頂ければ、私が取ってきたのだが、お母さんらしい。これは、親戚の大工さんが作られたようだが、木で作られているので、正確に作られているのだが、やはり、木なので、歪(ひず)みが生じている。


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灯籠

 その歪みのため、なかなかうまく組み立てることができない。仕方がないので、一段階ずつ白いガムテープで、動かないように止めながらやっと組み立てることに成功した。そして、次は、灯籠を組み立てる。こちらは、簡単に組み立てることができた。灯籠を灯す電気コードも設置して、準備OKかな。

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箱入りのお茶

 二週間ほど遡(さかのぼ)る週から、初盆に必要なビールやお茶などを買って、風の国に運んでいた。これは、本当は、私たちの仕事ではないのかも知れないが、段取りを見越して、必要と判断されたお母さんの指示であった。何事であれ、お母さんを助けることであれば、私は、嬉しい。

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岡の川のお地蔵さん

 この日は、午前中に精霊棚(おしょろだな)を設置して、午後は、お墓参りをすることになった。お墓に上がる前には、岡の川(地域の湧き水の川)で水を汲む。

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岡の川の水

 プールされた湧き水は、あふれた分がここから流れ、海に注いでゆく。どんなに日照りが続いても、この岡の川の水がなくなるのは、見たことがない。お父さんが、毎朝掃除をしていた地域の聖地である。

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ペットボトルに汲む

 水を汲んで、ペットボトルに注ぐと、その冷たさのため、ボトルはすぐに曇ってしまう。

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噴霧器

 三崎道の倉庫によって、除草剤を用意してお墓を目指した。お墓は、古くなった周りの囲いや床部分を修理し、古いお墓も磨いて並べる工事をしてもらった。



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明るくなった

 その工事も完成して、お墓は、すっきり明るくなった。このお墓のゴミ捨て場所や、道具を置く場所は、草が生えているので、除草剤を撒いておいた。余った除草剤は、お母さんが度々上がって来れないことを考えて、三崎道の畑や下へ降りる道などにも撒いておいた。

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中玉トマト

 この日のお手伝いを終えて、「ひのら」を眺めると、お母さんが育てている中玉トマトが、可愛く熟れて心を癒やしてくれた。


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霧の197線

 この日も、帰りの197線は、霧に包まれ、真夏の少し前の涼しい夏の装いだった。   

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2019年07月27日

852 夏 の 農 園 1

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ジャンボピーナッツ

 台風も手伝って、ずーっと雨が続いていた。日照時間が短く作物は病気やら害虫に食われたりで、その生長や実りは、芳(かんば)しくない。ぽりぽりかじるのが好きで植えているジャンボピーナッツも、元気よく生長はしているが、意外と立派な実になるものは少ない。何かコツがあるのかも知れない。

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オクラ

 風の国からやって来た6本のオクラも、雨のおかげで少しずつオクラの木に近づいている。彼らは大きくなり始めると、その葉っぱは顔よりも巨大になるくらい立派な成木になる。


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茄子

 茄子も少し生長してきたが、天候が悪いせいか、星が10個くらいあるテントウムシが発生して、葉っぱはレースのように穴が開き始めている。夏には間に合わずに、本当の秋ナスになる気らしい。

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アズキの花

 植えっぱなしのアズキ君に金(黄)色の花が咲き始めている。実るまでそのまま待つだけの作物なので、心の中で「がんばれよ」と応援するしかない。

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畑のインゲン

 蔓無しインゲンは、30本ほど植えていたのだが、実がつき始めると、次々と収穫出来るくらいの量で、とても我が家だけで消費することは難しく、御近所にも食べて頂いた。

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収穫したインゲン

 しかしその寿命も早く、一気にたくさん実を付けて、あっという間に終わってしまった。短い期間だったが、エースになってくれた。種が少し残っていたので、おもしろ半分で畑の隅に植えておいたら、かわいい芽が出ていた。恐るべき雨の力かな!


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ジャガイモ

 雨の合間の草引きに追われて忘れていたジャガイモ君は、すっかりその葉や茎が勢いをなくしていたので、掘ってみたら、もう十分に生長していた。北海道からやって来たピンク色のジャガイモである。

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赤タマ

 タマネギは、大失敗で、5月の収穫シーズンには、ほとんどのものが塔が立ち、がっかりしてしまった。掘るには掘ったが、半分あきらめて畑に転がしていたが、いつまでもそのままにはできないので、仕方なく持ち帰ってきた。

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白タマ

 失敗の原因は、苗をたてる時、肥料を2回もやってしまい、立派すぎる苗になったことであった。タマネギは、哀れな小さな苗の方が良いのである。早く植えすぎるのと、立派な大きな苗は禁物であるという学習をした。
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2019年07月23日

851 雨 の 日 の お 手 伝 い

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半夏生

 雨が続き、少しうんざりしているが、週末の風の国お手伝いには出かけている。我々が顔を見せるだけでも、お母さんは少しは気が晴れるかも知れない。雨の合間に、ふと我が家の柿の木の下を見ると、半夏生(はんげしょう)、夏の花が咲いている。そろそろ梅雨が明けて欲しい。

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次郎柿

 晴れ間が見える日に見上げてみると、次郎柿の実がだいぶ大きくなっているのが見える。毎年たくさん実を付けるのだが、ほとんどがこのくらいの大きさの時に落下してしまう。父が柿の栽培をしていたので、消毒をすれば良いのは分かっているが、なかなかできない。実が実るのを楽しみにしている方がいるので、今年は、1度だけ消毒をすることができた。

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少し生長

 拾ってきた山栗の木も3年目の初めての実を付け、少しその実の大きさを充実させている。何だかかわいい様子だが、彼らもそろそろ晴れ間を望んでいるように思われる。

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強烈!山椒

 友人にもらい、これも鉢植えで育てている山椒が、たくさんの実を付けていた。1粒かじってみると、強烈な味がして舌が痺れてしまった。


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半島の霧

 風の国は、そこここの山から、雨のための霧が海に向かって降りてくる。197国道は、この時期、この霧で見通しが悪くなる日が出てくる。密柑山へ行っての作業もできない。

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ザクロの剪定

 そこで、雨の合間を縫って、風呂の焚き口の横に生えているザクロの木を剪定することにした。かなり大きな枝を1本切ったので、少し明るくなった。

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切った枝

 切った枝は、風呂の焚き口に入りやすい長さに切って重ねて置いた。いずれ燃料になることだろう。すぐ上のお母さんの畑の石垣に、雑木が大きくなっている。これもご用命があったので、石垣の草と共に切ったり刈ったりのお手伝いとした。




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