2016年07月29日

569  夏 祭 り ( 天 ま で 届 く か ? )

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夏の花

 もう紛(まぎ)れもなく夏を迎えたのだろう。なぜか夏には黄色い花が似合うように思われる。今は、梅雨時期のじめじめがなくなったせいか、暑くはあるが、幾分過ごしやすくなった気がする。地主さんは、あれから2度ばかりお見かけしたが、まだ、室内に避難しておられるようだ。早く元気なお顔を見たいものだ。


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しっかり伸びたコンニャク

 途中で興味を失ったのか、コンニャクにしてもらわなかったコンニャク芋が、春先、花芽を付けたので、切り取って庭の片隅に植えておいた。夏草でジャングル化した中から立派な茎を伸ばし、その存在感を示している。本番の夏を迎えるこの時期に、夏祭りが行われた。今年も、交通指導員さんは、夏祭り花火大会の警備に雇われた。

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花 火 1

 弓滝神社では、恒例の輪抜けが行われているはずだ。前を流れる三間川に神社の下で合流する小さな小川があるが、小川を合流点から少し上がった所で花火の打ち上げが行われる。そこに至る小さな道々を車両通行止めにし、我々交通指導員が警備するという手はずになる。


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花 火 2

 今年の警備場所は、清延や愛治地区へ向かう道より、三間川を隔てて南側になったので、昨年より花火はやや遠くはなったが、見やすい位置になったかも知れない。けっこう特等席なのか、老人施設のお年寄りが、車いすで職員と花火見物に来られていた。

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花 火 3

 また、愛治へ向かう橋には、歩行者専用の橋も並んで併設されているので、いつの間にか、橋の上も20人ばかりの見物客が、橋の手すりにもたれて花火見物をしている。


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花 火 4

 風はほとんどなく無風に近いが、心持ちこちらに吹いてきているので、花火の煙は丸々わだかまって、固まった気体のように少しずつこちらを目指している。すると、火薬の匂(にお)いにむせかえる。

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花 火 5

 花火は、勢いよく上がり、はじけて色とりどりに燃え尽きる。写真は瞬間の軌跡を捉(とら)える。見ようによっては、中空で力尽きて残念がっているようにも見えなくはない。花火の思いは、もっともっと高い天を目指しているのかもしれない。自分にもあんな時期があったような気がする。ひょっとしたら、どこかを目指すということは、素敵なことなのかもしれない。そんな時代こそが、魅力でいっぱいだったのだろうか?低くてもいい、また、天まで高みを昇ってみたい気も、少しだけした。
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2016年07月26日

568  お 手 伝 い ( 摘 果 )

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ホウセンカ

 雨が遠くなり、暑い暑いと騒いでいる間に、季節は間違いなく時を刻んでいるようで、風の国の駐車場前には、既にいつもの夏がやって来ていた。一画がホウセンカの花で埋まっている。

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ジャングル

 今日の作業は、摘果だと聞いていたので、お父さんの車は見えないが、少しでも我々で作業を進めようと、馬の瀬の降り口に入ってみた。すると、車を回すこともできないくらいの草のジャングルになっている。今まではお父さんが草刈りをしていただきこんな様子ではなかったが、年々、当たり前だが、お父さんの仕事量も減っているのだと思われる。

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猪の痕跡

 午前の仕事は、この草との闘いと定め、眺めてみると、あちこちに何物かが、引っかき回し、掘り返した跡が残っている。これは例のイノシシ君に違いない。

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掘り返された斜面

 よく見ると、国道の土は(斜面の部分)も、かなりの範囲掘り返され、石が崩れ落ちている。彼らの目的は、ヤマイモであったり、ミミズであったりする。密柑山の石垣も至る所、崩されている。先日は、カボチャと里芋が食べ尽くされていたと、お母さんが嘆いておられた。


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刈り終えたジャングル

 我々の草との闘いは、たった1本の鎌と素手のみで、草刈り機などの文明の利器はない。ひたすら根気よく草を引き、あるいは、鎌でなぎ倒す。1時間半ほど奮闘して汗まみれになって風の国のお家へ向かった。

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天草

 昼食後、庭に出てみると、天草(テングサ)が干してある。以前、私も、おもしろがってこの海草を干したことがある。海から採ってきたばかりの時は、褐色のような紫色をしているが、雨や夜露にも当てながら、太陽にもあぶられて、少しずつ脱色をして白くなる。白く乾燥したら出来上がりで、そのまま保存できる。もちろん、この海草は寒天(カンテン)の材料である。


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空蝉

 午後は、お父さんも加わって、垣内作り(かきうちつくり)の畑で、清見タンゴールの摘果を行った。実は、大きいもので直径3cm、小さなもので1.5cmくらいになっている。実は無数にあるような感じで、果てしない作業になる。そこここに空蝉がぶらさがっているのを見ると、子供の頃を思い出し、心が和む。

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双子?

 摘果は、30cmほどの1枝に6〜10個くらいなっているものを、1個だけにする。育ちの悪いものを間引き、表面に傷があるものを除いていく。また、木自体が弱っているものもたくさんあり、そんな木は、葉っぱが少ない状態で、良い収穫には至らない。こんな木は、かなり実の数を減らし、葉のあまり付いていない実を摘果する。写真のように双子のようになっている実は、当然、1つに減らす。


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命の水分

 やはり、この時期の作業は、2時間が限度だ。何かが起こる前に休憩したり、終了したりして「命の水」を体に補給してやらなければならない。
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2016年07月23日

567  小 屋 ( 屋 根 1 )

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オニユリ

 連日の猛暑にもめげず、父親の命日前に、第1弾のお墓参りに向かった。いつもは、せいぜい8月のお盆前に出かけるのだが、ふと思いついて出かけてみた。我が家が行く頃には、いつもどなたかが、お墓へ登る道の草刈りをしていただいているので、難無く登って行くことができていた。今回早めに行って見ると、お墓への道の両側には、たくさんのオニユリが咲き誇っていた。


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夏草とオニユリが塞(ふさ)ぐ

 いつもは、この時期にお墓に登って来ないので、こんなにも夏草に覆われ、たくさんのオニユリが咲いて道をふさいでいることなど少しも知らなかった。陰ながら草刈りをしていただく方に感謝はしていたが、これほどとは思わず、さらに感謝が深まった。道は、セメントの階段状になっているが、階段が見えないほどになっているので、1時間かけて、鎌で道の草を刈ることとなった。炎天下、お墓周りも含めて、結局、2時間ちょいの作業となった。


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屋根の部品1

 家でも猛暑の中、小屋の作業を2時間ほど行う。1時間して1時間休み、また、1時間という具合に、熱中症対策をして行う。そうでもしなければ、抵抗力の激減している体はすぐに崩壊しそうだ。さて、作業は、いよいよ難関の屋根の細工に突入した。隣の先輩Kさんの小屋を視察、最初考えていた方法を止めて、Kさん流の三角作りをする方法で作ることにした。


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屋根の部品2

 四角の部分なら、ここが何mと計算ができるのだが、三角形は、サイン、コサイン、タンジェントの世界なのだから、はなから計算する気にならない。大工さんは、計算しているのだろうか?ともあれ、大工さんに教えていただいた。屋根の傾斜で図面を描き、図面の縮尺で実寸を割り出すという原始的な方法で、おおよその部品の長さを導き出した。

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長いホゾへ

 それらの部品を並べてみて、実際の切り組みを想像してみる。試しに刻んでみて、修正しながら、1つのモデルを作り上げるしかない。頭の悪い私には、その方法しか思いつかないので、その方法で進むことにした。とにかく三角形は、刻むことが難しい。梁の上に三角がくるが、梁と繋げるためには、斜めのホゾを刻まなければならない。角度は、適当で、部品を並べてけがきをする。それを左右同じにすれば、一応、2等辺三角形の斜辺にはなるのだ。


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斜めの切り目を入れる

 けがいた角度と平行に5cmの長いホゾをけがく、他のホゾと同じく幅は4cmとする。この長い変則的なホゾは、梁に食い込む部分である。最終的には釘を打って固定するつもりだが、ホゾがあるとないとでは、固定される具合が違うだろうと思われる。まず、4cm幅を根気よくノコで切る。普通のホゾの3倍の時間がかかる。もう、根気しかない。

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横からも切り、落とす

 次に横からも根気よく切り目を入れて縦横合流すれば、ホゾの姿が見えてくる。これだけで、ゆうに1時間以上の時が費やされる。太陽に焼かれ、私の頭も良い塩梅に焦げてくる。この時期、値打ちのある作業だ。


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変則長ホゾ完成

 反対側も、同じ根気強さと時間をかけて刻むと、長い変則的なホゾが完成する。ぐったりと疲れて、後はお昼寝タイムに突入するだけだ。
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2016年07月20日

566  小 屋 ( 猛 暑 )

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夏雲

 連日の雨に意欲をへし折られていた小屋の製作、再開の季節になったかもしれない。雨や雨模様では、仕事にならないと思っていたが、梅雨明けとなり、晴れたる日が多くなってみると、これはこれでなかなかきつい作業となることを思い知らされた。


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ホゾのけがき

 あまりの太陽のきつさに、日影を求めて作業をする。午前中は、長く伸びた山茱萸(サンシュユ)の木がおあつらえ向きの影を提供してくれる。作業は、ほぼホゾとホゾ穴作りに終始する。なにぶん全てが手作りなので、午前中の2時間くらいかけてやっとホゾが1つ出来上がるようなのんびり作業である。

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厚さ4cmに縦びき

 昼からは、影が全くなくなって、炎天下での作業となる。太陽の光にめげそうになるので、少しでも光を防ごうと麦わら帽子をかぶる。汗が絶え間なく流れるので、タオルは必需品だ。連続でできる作業時間は1時間が限度である。


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縦・横引きが合流

 ホゾの長さは、5cmとした。私が勝手に9cm幅に5cm食い込めば十分と判断した。しかし、近所で仕事をしていた大工さんに訊いてみると、「もっと長くしたらいいんじゃないか。」という答えだった。もう、ほぼ終わりかけている状態なので、後戻りはできない。何とか手を考えるしかなさそうだ。

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ホゾになる

 大工さんは、ホゾが抜けないように木のくさびを打ち込む。それもない私の小屋の構造では、地震が来れば、易々と(やすやすと)崩壊するに違いない。塩梅(あんばい)のボルトとナットで止めるしかないかもしれない。


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角(かど)を落とす

 あれこれ考えながら、猛暑の中、進まない作業を続ける。ホゾの幅は4cmで中央線を引いて、そこから2cmずつ幅をとる。4cmの厚さのホゾが出来上がる。角を斜めに少し落として組みやすくする。柱は、ホゾで下の土台と上の梁(はり)につながる。いよいよ次は、屋根の細工になる。

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オモチャカボチャ

 猛暑の中、畑の片隅では、オモチャカボチャが元気に育ちつつある。お節介かもしれないが、ズッキーニ、スイカ、オモチャカボチャに、毎朝、受粉王子として貢献している。聞くところによると、次なる作業の屋根の部分は、とりわけ難しいのだそうだ。少し不安はあるが、もう進むしかない。
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2016年07月17日

565  ト マ ト ハ ウ ス ( ホープ )

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まだぺっちゃんこの枝豆

 トマトハウス農園は、年を重ねるたびに、なぜか後手後手に回り、我が人生そのもののようだ。食べたいものを作るというコンセプトであることは、大いに結構なのだが、知らぬ間に遅れ遅れの植え付けになっているのだろう。おかげで、枝豆君も、まだまだの様子である。これは、発想を変えれば、「これからのホープ」なのだとも言える。

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育ちの悪いピーナッツ

 もう1つのおつまみ系、ピーナッツも、花は咲き始めたが、まだまだの様子である。意外に種の保存に難があったのか、ネズミやらホリ(米を食べる虫)にやられて立派な種が残っていなかったのが響いているかもしれない。しかし、彼らの未来もまだまだ可能性を信じてホープとしておこう。

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まだひ弱な里芋

 里芋君は、別名小芋とも言われる。もう1つメアカ芋というのがあるが、私の好みで、いつも、里芋のみ植え付ける。子芋は食べてしまうので、いつも親芋を植えることになるが、暦年なので、良くないのかもしれない。乾燥に弱い作物なので、引いた草を敷き藁(わら)にすると良いということを学習した。うまく育たないかもしれないが、今のところホープとしておこう。

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期待の持てるオクラ

 オクラは、花も咲き始め、やっと勢いが付いてきたので、これこそは、未来のホープと期待したい。

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発展途上のゴーヤ

 ゴーヤも、ポットに種を蒔いたが、発芽せず、結局、己生え(おのればえ)の苗を植え付けたので、遅れてやっと花が咲き始めたところだ。後手と嘆かず、ホープと期待しよう。

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始まりのキワーノ

 これは、例のとげとげ野菜のキワーノだ。たくさん種をばらまいておいたが、たった3本だけ発芽した。ところが、種が落ちているはずのない場所に2本己生えしていて、収穫が期待できそうだ。これも、ホープとしておいてもいいだろう。

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塔が立ったゴボウ

 昨年11月に植え付けたサラダゴボウは、既に食べられる大きさになっているが、1本だけ塔が立ち始めた。これを防ぐために11月に植え付けたのだが、何本かは、期待を裏切る。残りは巨大ゴボウになってホープになって欲しい。

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実になるかメロン

 次は、昨年は食べれる実にならなかったメロン、今年はハウス内に植えてみた。虫がやって来ないので、人工授粉して3個ほど実になるようにしているが、キューリと同じく白カビが生えてきはじめたので、願いはホープだが、今年も難しいかもしれない。

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まずまずか?ヤマトイモ

 最後は、ヤマイモ系のヤマトイモ、昨年、雨で腐り始めたので、途中からハウスに植え替えた。冬越しも、腐って困っていたが、ハウス内の土中にそのまま放置したら、生き残っていた。実験段階だが、ハウス内でホープに進化してほしいものだ。 
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2016年07月14日

564  ト マ ト ハ ウ ス ( 収 穫 期 )

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ズッキーニの雄花

 トマトハウス農園の夏野菜が、遅ればせながら、様々収穫期を迎えてきた。トップバッターは、ズッキーニだが、第一弾は、既に枯れてしまった。このような状況を予想して、昨年から何回かに分けて植えている。今は、第二弾が収穫期で、第三弾の小さな苗が育ちつつある。私は毎朝、受粉王子になって雄花片手に忙しい。

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背丈だけは立派な外トマト

 長い一列を植えた外トマトも、一部は私の背丈を越える程に生長して実が赤くなり始めた。しかし、病気のものは、実にまで影響して腐った実が多い。たくさん実ることを夢見て、配り野菜のメニューの1つにと期待していたが、うまくいかない。今は、腐る前に色づき始めた頃に収穫するという奥の手を使うしかない。

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後植えのパプリカたち

 最後に植えたたくさんのパプリカやジャンボシシトウ群も、40cmほどに育ち、花が咲き始めた。次の農園のエースになってくれるだろう。しかし、このエースたちは、なかなか熟れず、勝負が遅くなる。

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順調ナスビ君たち

 大収穫の予感に満ちているのが、ナスビ君たちである。初めに植えた長ナスも順調に実を付け、後から植えた15本くらいある短いナスビも、ぼちぼちなり始めた。たぶん、ナスビ君は、配り野菜の優秀選手になるだろう。

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手前から第1弾、2弾のキューリ

 キューリも、昨年同様、何回にも分けて苗を立てている。現在第一弾がほぼ生産を終え、葉っぱが病気がちになっている。第二弾は、既に生産の戦力になり、1日5〜6本の収穫ができている。その横で、第3弾が50cmほどに育っている。まだまだ夏の初めなので、しばらく楽しめそうだ。


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朝夕2〜3本はできるキューリ

 キューリも、朝晩、まじめに2〜3本ずつ収穫できるので、漬け物にでもしない限り、食べきれず困ってしまう。しかし、獲れたてのまだとげとげのキューリならもらって喜んでもらえる非農家のお家に配るのが、1番だ。趣味の野菜作りは、笑顔を見て終われるところが、最大の長所だと思う。


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虫には悩むハウストマト

 外トマトが不振なのに反して、ぼちぼちだが、ハウス内のトマトは、頑張っている。ただし、植えるのが遅すぎたのか、例年ほどは繁っていない。しかも、何かの虫が侵入して、私より先にかじってくれるので、少しがっかりである。 
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2016年07月11日

563  は く ら ( 熱 中 症 )

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夏雲1

 長雨にうんざりしていると、数日、暑い夏の日がやってくる。思いついては夕方、鬼北グランドに出かける。出ている雲は、憎らしいような夏の雲だ。いつも五周グランドの周りを歩くが、一周歩く間に、木陰でいつもの半スクワットを300回する。この時、空から死神が私の肩に降りてくる時がある。思わずしゃがみ込んでしまう。

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夏雲2

 初めは、無呼吸症候群の症状の1つかと思っていた。どうやらそれは、私の勘違いで、熱中症の症状であることが判明してきた。風邪の国では「はくら」という。鬼北では「暑気(あつけ)」と言うように思う。親の世代や祖父母の世代から聞いた気がする。もちろん、私も自然に受け継いだ言葉でもある。

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ジャガイモボックス

 トマトハウス農園では、この暑さの中、さすがにもう、ジャガイモを掘らなければならなくなった。小屋の基礎作りに使ったコンパネで、じゃがいもボックスを作った。ジャガイモは、日光に当たると、表面が緑色になる。保存する時、それを防ぐために作ったのが、このボックスだ。


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夏雲3

 この時期いつも体調を崩される地主さんの姿を、もう2週間以上見ていない。いつも梅雨時は、しんどい御様子だが、今年は、まるで見えないので、心配だ。私も他人事でなく、調子に乗って2時間も草引きをしたりすると、また、あの悪魔が肩に降りてくる。草引きをやっている間は、感じないのだが、立ち上がると、情けなくも膝に手をついて悪魔を実感してしまう。


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ボックス内の赤ジャガ、白ジャガ

 保存していると、ジャガイモは、湿気があったり、傷ついたりしたものが、1番先に腐ってしまう。ボックスの中には新聞を敷いて、少しでも湿気を取る。日光を防ぐためには、蓋(ふた)をする必要があるが、湿気が敵なので、蓋も新聞紙で蓋にする。ハウスの中なら、温度が高いので、湿気を飛ばすのに都合がいいと思い、ハウス内にボックスを設置した。ジャガイモ掘りも、「はくら」との闘いになる。

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夏雲4

 昨年までは、これほど熱中症と親しく無かった気がする。退職6年目の今年は、いよいよ私も、お肌の曲がり角なのかもしれない。はたまた、温暖化で、やや熱帯に寄っている昨今の気候のせいなのかもしれない。

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夏雲5

 ともあれ、長期予報でも、雨が多そうな今年の夏なので、目の前にぶら下がっている「はくら」の窮地に陥らないように、歳相応の仕事量を考えつつ、一途(いちず)に頑張らず、切り替えて、帰宅、シャワー、着替え、そして、文明の利器(扇風機)の威力に頼ってピンチを乗り越えたいと思う。
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2016年07月08日

562  カ メ ラ ( お 疲 れ 様 )

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お疲れ様のカメラ

 この数年間、ブログ用に使ってきたカメラが、最近、お疲れモードになってきた。無理もない。ケースにも入れずに、このままポケットに突っ込んで持ち歩くのだから。傷だらけの状態で見るも無惨である。決定的なお疲れモードは、スイッチを入れても、レンズエラー、スイッチを切ってもレンズエラー、おまけにレンズを押し込まなければ、収納もしない弱りようなのだ。修理にも出したが、芳(かんば)しくなかった。

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新しく購入したカメラ

 見かねた大蔵省(今は財務省なのだそうだが・・・)が新しいカメラを買ってくれた。ズーム機能が優れているようだが、マニュアル嫌いの私は、適当にしか扱わないので、やはり、猫に小判にしかならないように予感している。

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1 普通バージョン

 初めは普通にシャッターが切れていたのだが、ある日、シャッターを切ると、とんでもないことが展開した。1度のシャッターで、6枚くらい連写したのだ。1番目の写真は、普通でしょうか。

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2 黄色に傾く

 2枚目は、色合いが、変わり、黄色に傾いている。まるで2日酔いの風景だ。

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3 赤色に傾く

 3枚目は、赤色に傾いているのか、空が紫っぽい色になり、雲がハーレーションを起こしたようになって、少し気が変になったときの風景に思える。

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4 暗くなる

 4枚目は、明るさが減じて、暗い表情の風景になっている。さしずめ、サングラスをかけたときの風景のようだ。

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5 シャボン玉効果?

 5枚目は、横長の画面の左右に虹の片割れが出現したような風景になっており、シャボン玉を透かした風景に見える。


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6 無彩色に傾く

 最後は、白黒写真のように色が消え、空は青から黄色系に変わっており、心象風景を表す写真のように見える。一番恐ろしいのは、私がこの設定にしたわけではなく、カメラが勝手にそうなったという点であろう。変なボタンに勝手に指が触れてこの結果を生んだのに違いない。したがって、当然私は、これを元に戻すことはできないのである。まるで人生のように思うに任せない。
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2016年07月05日

561  ト マ ト ハ ウ ス ( 本 番 近 し ? )

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増水した奈良川

 裏の奈良川は、久しぶりに増水していた。先日の雨が梅雨の最後の雨であってほしいのだが・・・。そして、雨はやんだが、湿度が高く、気温も上昇中の気配である。ひょっとしてこれは、夏本番近しなのかも?


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まだまだ元気

 もう終わりかけの紫陽花も増えてきたが、依然、元気な紫陽花もまだまだなのである。やはり、もう、本番近しの夏なのでしょうか?


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念願の麦わら帽

 私は耐えきれなくて、前々から欲しかった麦わら帽子を購入。親父が夏は、いつも愛用していたアイテムである。畑も、そして、得意のウナギ釣りでも、手放さなかったものだ。超がつく程の汗っかきの私は、昨年まで暑さの夏は、野球帽からタオル巻き帽のほおかぶりに変えていた。どう考えても、紫外線を防ぐには、その形状からして、麦わら帽子の方がいいに決まっている。

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おやっ!これは

 ある朝、雨で増水した家の前の溝に沿って立っているブロック塀(べい)に、思わぬ方がすがりついていた。おそらく、その模様からあいつに違いない。しかし、妙にコンパクトである。


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やっぱりそうか

 しばらくしてまた、眺めてみると、まだ、生っ白(ちろ)いが、スマートに変身したその姿は、正(まさ)しく鬼ヤンマである。

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格好いい!

 色も整い飛び立つ寸前、やはり、その姿は、とても格好がいい。しばらく後に、また、確認してみると、彼は、夏の大空に飛び立っていた。私も、あんなふうに大空へ飛び出すことができれば、どんなに素晴らしいことだろう。

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小さくても気は強そう

 夏を告げるそのブロック塀の上には、まだ、超スリムなカマキリ君も出現し、私とすれ違いざま、目が合ってしまった。本番はすぐそこに来ているのかもしれない。
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2016年07月01日

560  お 手 伝 い ( こ ち ら も 草 原 )

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右に傾くフクロウ

 梅雨の長雨で、トマトハウス農園は一面の草原が広がっている。雨が続くので、草引きにならないからだろう。前回、思わぬ贈り物をいただいた風の国だったが、SINKO君のお姉さんにあげたフクロウの画像が出てきた。けっこう玄関に飾りたい人がいて、御近所にも鎮座しているところがある。


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フクロウの原画

 元々、このフクロウは、友達の還暦祝いに親子のフクロウを描いたところから始まっている。右向き左向き2種類のフクロウを組み合わせて描いた。言葉は、その時、何となく思い浮かんだ言葉だった気がするが、喜んでいただいた記憶がある。

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雨上がりの風の国

 風の国お手伝いも、天気予報を見て、天気の良さそうな土日のどちらかに出かけている。どちらも悪い日は、仕方が無いのでお父さんお母さんのお顔を見にだけ出かける時もある。

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梅雨の晴れ間?

 今は、農繁期を過ぎたので、毎回思いついてお母さんが野菜を作っている畑のイノシシ防止網を設置したりもする。私の好きな仕事なので、出来上がると、お役に立てた気がして少し嬉しくなる。

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すれ違うフェリー

 密柑山のお手伝いをしていると、九四フェリーが沖ですれ違っているのが、時々、見える。案外、風の国の沖は、フェリー航路の中間地点なのかもしれない。半島的には、旧三崎町なので、かなり九州によっている地点なのだから。

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露草の草原

 密柑山での主な仕事は、蜜柑の木の間に生えている雑草をひたすら引くことだ。トマトハウス農園に負けず劣らず、かなり伸びた露草がびっしりと草原になっている。畑も広いので、草の量も半端なものではない。いくつもの大きな草の山が出来上がる。


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峠の向こうにも

 時が過ぎ、汗だくになって終わってみると、密柑山のほんの1区画だけが終わったに過ぎないことに気づく。ここは、お母さん担当の近くの山なので、草を引いたら、お母さんが夏野菜を植えたり、らっきょうを植えたりする畑だ。足腰が弱ってこられたお母さんのためになったと満足して地区に戻ると、峠道の向こうの海にも、ゆっくりと進むフェリーの姿が見えた。
posted by tentijin at 12:38| 愛媛 🌁| Comment(4) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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