2016年11月29日

608  紅 葉 狩 1 ( 空 振 り )

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偶然発見!

 秋も深まってきたというか、もう、冬に足を突っ込んでいる気もする。忙しさに紛(まぎ)れて、今年は、真面目(まじめ)に秋探しをしなかった気がする。鬼北もその周辺も、背の高い皇帝ダリアなるものを植えている所が多いが、私はどうもあの花が好きになれない。背の高い私が言うのも気が引けるが、あのいたずらに背が高い様子も私好みではない。鬼城様に教えていただいたところによると、皇帝向日葵(こうていひまわり)というのもあるらしい。向日葵は、大好きなのだが、皇帝が気に入らない。ある日偶然、この向日葵を見つけた。名前は気に入らないが、好きかも知れないと思った。特に下の方に咲いているものが良い。上の方は勝手に咲かせておこう。

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小さな秋

 鬼城様によると、彼らは菊科なのだそうだ。どおりでこの時期、咲いているわけだ。運動公園の小さな秋を一人で愛(め)でているうちに、なおざりになっていた今年の秋探しに出かけようと思った。向日葵は、その途中で、偶然、発見したのだ。

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公園の秋

 公園駐車場の銀杏(いちょう)とドウダンツツジも良い感じになってきた。これから目指す場所の紅葉は、どんな塩梅(あんばい)か分からない。前回、訪れたときは、なかなかの紅葉で見入ってしまったのだが・・・。

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夢産地前

 日吉方面に走る。夢産地に牛鬼が飾ってある。何かあるのかと入ってみたら、中の駐車場には、たくさんのテントが立ち並び、どうやらイベントが行われるらしい。思いつくのが遅く、日も暮れかけである。イベントは、おそらく後日行われるのだろう。今、正に準備中だったのだ。

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デビュー前

 奥まったところに覆いをかぶって立っているもの、どうやらあれに違いない。鬼王丸のお母さんのモニュメントが、この夢産地にできると聞いていた。どんな像なのかは、分からないが、今後のお楽しみだ。今日は、紅葉狩優先。

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寒桜

 日吉からは、檮原を目指す。この檮原街道(197号線)には、寒桜がたくさん植えられている。山々の紅葉の下で、国道沿いに花を咲かせている。四季桜ともいうそうで、春にも花を咲かせるのだから、不思議な花だ。何か特別なスイッチがこの植物にはあるのだろう

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檮原(ゆすはら)の銀杏

 檮原の入り口までたどり着いた。四万十へ抜ける道の橋の横にある銀杏が、美事に黄葉している。しかし、あまりにも辺りが暗くなってしまった。これでは、目的地に着いた頃は、真っ暗で、黄葉も何もあったものではない。残念だが、改めて早い時間に来ることにして、泣く泣くUターンした。 
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2016年11月26日

607  秋 旅 2 ( 番外編 ハプニング )

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うん?見たことあるぞ

 さて、2日目の有馬温泉での朝の紅葉狩りを終えて、珍道中は続く。乗り継ぎ乗り継いで神戸三宮に着いた。岡山から「しおかぜ」に乗るのだが、予定の時間まで、3時間ほどのゆとりの時間に、神戸のミニ観光をすることになった。特段目的はない。結局、異人館を巡ることになった。むむ!どこかでお目にかかったような銅像があるぞ。

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記念撮影

 何と30年以上前に、「若者会」なるグループでここへ来た記憶が蘇(よみがえ)ってきた。まだ、30代、ぎりぎり若者?かな?確かに異人館を回ったように思う。松阪牛?神戸牛?も食べた気がする。まさか、また、この銅像と再会するとは思わなかった。風見鶏のある赤煉瓦の建物の前で記念撮影。阪神大震災もあったのに、ここは、変わらない様子である。

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やっとありつく

 30年前と違うのは、今回の4人のご老体は、異人館などにはあまり興味がなさそうで、入場することはなかった。いくつか坂を登っていって眺めたら、既に正午が近づいている。心は食事に飛ぶが、何を食べるかが、なかなか決まらず、この辺りから、少しく我々の歯車が狂ってきていたのかも知れない。結局、駅まで帰り、また、坂を登って、やっと、とあるラーメン屋に落ち着いた。

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「のぞみ」待ち

 ゆとりのミニ観光の時間も終わり、昨日が初乗りの「のぞみ」で岡山へ、向かうはずが、目の前の「のぞみ」が我らが列車とは思わず、時を過ごす。ゆるキャラ「みきゃん」のシャツを着た学生が乗り込んだのを見て、さすがに心配になって、我らが添乗員さんが列車内で聞き込み、何とこの列車こそが、我らが乗り込むべき「のぞみ」であった。滑り込みセーフ。珍道中、珍道中。

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乾杯!

 乗り遅れることもなく、無事岡山着。当然、缶ビールを買い込んで、「しおかぜ」に乗り込む。最後から2番目(になる予定)の乾杯をして、さすがにみんな少しうとうとしながら、松山に向かう。考えると、これまた、後々の伏線であったのかも知れない。缶ビール。

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とうとう夕食まで

 「しおかぜ」は、松山には6分遅れで到着。集金していたお金も底をついていたが、しぶとく添乗員さんは、ビール購入。自分の分は自分で出そうと、私も加わり、ビールを持って3人は、「うわかい」の待つ2番線に向かうが、道半ばで、約1名を乗せて「うわかい」は発車オーライ。3人は取り残された。美事で美しい紅葉と名湯を堪能したこの最高の秋旅の最大のハプニングがここで起きた。1時間の後に次の列車に乗るしかない。電話で連絡をとるが後の祭。あきらめて3人は、カレーの夕食。

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なれの果て

 1人寂しく宇和島駅に着いた彼は、さぞかしつまらなかったことだろう。エピソードもハプニングも、旅の思い出と許していただくしかない。宇和島駅の空には、スーパームーンのなれの果てが明るく輝いていた。最後の最後に月明かりの下、狐に化かされたような結末とあいなったのである。 
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2016年11月23日

607  秋 旅 2 ( 海 外 ? )

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町並みの街路樹

 スーパームーンが欠け始めた頃、集まって飲む仲間4人が、前々から計画をしていた旅に出かけた。向かうは、海外???まあ、海の向こうではあるが・・・。橋を渡って行くのだから、意外に近い海外である。新幹線にも乗る。ますます怪しい海外である。1泊2日の温泉地、実は、有馬温泉に出かけたのだ。

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姫路城

 久々のJRの旅、4人中、3人は、180cm以上の大男、向かい合う座席は、膝が当たる距離なので、はなはだ窮屈だ。それでも、缶ビールを飲みながら馬鹿話に花が咲く。修学旅行みたいに楽しい旅だ。途中下車は、姫路、お城を見学する。今回はチームの中の段取り主任さんが計画を立て、添乗員よろしく、旅を仕切ってくれる。珍道中には違いない。


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4羽ガラスと姫路城

 白鷺城は、修復されたばかりで、白く大変美しい姿であった。5層の天守閣は、定番の急な階段を登る。手足の痺(しび)れたお爺さんである私にとっては、かなりきつい。それでも、弱みは見せられないので、必死に落下だけはしないように頑張った。よしよし。

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有馬の紅葉

 岡山からは、新幹線、姫路からは、ごちゃごちゃと乗り換え乗り換えてやっと有馬温泉に到着。昔々、太閤秀吉が入った温泉で、太閤の湯とか、太閤橋なるものがある太閤ゆかりの温泉らしい。しかし、電車でやって来たこの道のりを、大阪城からやってくるには、ずいぶんとひまがかかり、大変だっただろうなとつくづく感じた。山間(やまあい)だけにひんやり涼しい。きれいな紅葉が我らを迎えてくれた。

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夕食バイキング

 到着後、まず温泉。ホテルは、有馬温泉で1、2の「向陽閣」という大きなホテルで、部屋は和室だが、広々した3部屋に4人が泊まる。これまた、修学旅行のようで、久々の体験である。料理は、夕食も朝食も、豪華バイキングらしい。飲み物は別個料金。勢い飲み気よりも食い気に走ってしまう。肉系をたらふく堪能する。


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三五郎

 部屋に帰ると、布団も敷かれている。寝るしかなかろうと思っていると、約1名元気なお方がおられて、どうしても外に飲みに行くのだと言う。お腹ぱんぱんの3人は、行きたくないと言うのに、とうとう彼に連れ出された。これは、旅の勢いというもので、これもまた、楽しというべきかもしれない。それにしてもぱんぱん。

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朝の黄葉

 翌朝、目覚めると、ホテルの周りも、あちこち美事に紅葉、黄葉している。7時から朝風呂、温泉の醍醐味だ。朝食バイキング、昨夜の轍(てつ)を踏まないように少しセーブして楽しむが、やはり、結果は食べ過ぎたかも。帰って体重計に乗るのが怖い。

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紅葉落ち葉

 近くの公園が紅葉(もみじ)の名所らしいので、ホテルの車で近くまで送ってもらう。お寺跡の公園は、正に一番良い頃合いの紅葉で、地面も一面の紅葉が散り敷いている。堪能して、お土産屋街を散策、充実の秋旅第1部が終了した。
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2016年11月20日

606  ハ ウ ス 今 昔

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瓦絵

 師走が近づき、今年の秋も過ぎようとしている。瓦絵も、もうすぐ修理した12月バージョンに変わる。本当に時が過ぎるのの、はやいことよ。

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畑のジャングル

 今年は、小屋の製作に力が入り、畑はおろそかになった。おかげで畑のあちこちは、ジャングル状態になっている。地域から人が1人減り、2人減りしていくと、きっとたくさんの場所がこんな風になるのだろう。

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雪の落下で破れた場所

 退職した年に、イカダ屋さんの社長さんからいただいた材木を使って、10mの軒とビニールハウスを手作りした。作ってから、もう、6年目の年が過ぎて行こうとしている。昨年の冬、屋根に積もった雪が落下しただけで、ビニールが破れた。夏には直そうと思ったが、その夏も既に過ぎてしまった。


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まず草と小石をのける

 本格的な寒さが来る前に、修理を完了させなければならない。もう後がないところまで来た。動物除けに畑から出てきた小石を、周りに積んでいたのを取りのけるところから作業を始める。地面に埋めて固定しているビニールを掘り出す前段作業である。

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ビニールを掘り出す

 次に埋まっているビニールを掘り出す。もうビニールは間違いなく朽ちていることが分かる。新しいビニールを調達した時、農材屋さんが言うには、普通3年でやり直すのだそうだ。足かけ6年、良く持ったものだと思う。


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柱も腐りかけ

 周りを掘って、ビニールを取りのけてみると、大小の柱たちも、土に埋まる部分をバーナーで焼いて、防腐処理はしたのだが、かなり腐りかけている。いずれ何らかの処置が必要になるだろう。


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要所をバネで止める

 上と横は、新しいビニールを貼って、バネで止めていく。これが1人でやるとなかなか手強く、しわになりやすい。直そうとバネを度々出し入れすると、ビニールが破れる恐れが出てくる。勢い「まあ、いいか。」の世界になる。

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何とか完成!

 ぱらぱらと小雨が降る中、途中で止められずに、何とか2日がかりで、張り替えを完了した。多少のしわしわは、大目に見ていただき、冬の寒い風がしのげる程度には復活した。ふう〜、やれやれ。
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2016年11月17日

605  遅 れ て き た 祭 ( 警 備 )

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新幹線号に遭遇

 旧暦には「神無月(かみなづき)」という月の呼び名がある。普段は、各神社に神様がおられ、神有月だが、この月には出雲に神々が集まり、地方は神無月になるのだそうだ。新暦で言うと「十月」に該当する月だが、旧暦は一月遅れなので、実際には、稲の収穫を終えた11月の頃を昔の方々は、神無月と呼んでいたことになる。正にそんな神無月の日に祭警備に招集された。こんな日は、なぜか変わった列車に遭遇する。この日遭遇したのは、新幹線号であった。

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お役目

 鬼北の祭は、新暦対応ではなく、よそより遅い11月に行われる遅れてきた祭だ。祭警備とは、祭のお練り場所に車が進入しないように交通規制をするお役目である。大切な仕事だが、あまり得意ではない。しかし、お役目なので仕方がない。神社近くの道には、普段以上の人通りができるが、そこに車が出入りすると、危険であるというのが、本当の警備の理由なのだろうと思われる。相方と2人、ガソリンスタンドの前で警備を行った。

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人出はどこへ?

 私が子供の頃は、祭の人出も半端ない人数であった。車も少なく、はなから車など進入できる状況ではなかった気もする。私は、小遣い銭を握りしめて露店で買い物をするのが楽しみであった。今は、駅前での鉢合わせの時間が迫ってきても、人は少なく、むしろ、閑散としている状況に見える。

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鹿の子

 鹿の子や虚無僧にも遭遇したが、やはり、観客は少ない。人出が激減しているので、露店も昔に比べれば、かなり少なくなっている。これでは、ここに至るまでに、商売にならず転職せざるを得なかったテキ屋さん方が、多数おられたに違いない。

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鉢合わせ前のリラックス

 以前、駅前での鉢合わせを見たのは、半世紀も前にたった1度きりであった気がする。午前中は、地元の牛鬼で小遣い稼ぎをし、午後は近永の町に出かけるというのが定番だった。これは、子供にとって鉢合わせは、それほどの興味関心事ではなく、それより、手にした小遣いで、どんなオモチャを買い、どんなくじを引くかということの方が重大事であったかということを物語っている。

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鉢合わせ

 その頃買ったオモチャの中に「日光写真」というものがあった。白黒のセロファン紙か薄いビニールの絵を印画紙の上に乗せ、しばらく太陽の光を当てる。すると、印画紙が光に反応して絵が浮かび上がるという他愛もないオモチャである。それを友達に見せたり、自分で悦に入ったりする訳である。


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鉢合わせ後の余裕

 あまり所望ではなかった祭の交通警備であったが、おかげで、人生で2度目のちょっと寂しい鉢合わせを見せてもらったり、子供の頃のお祭の中ににタイムスリップしたり、不思議な時間の中でしばらく過ごすことができた。 
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2016年11月14日

604  散 歩 ( 先 駆 け )

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夏の忘れ物?

 畑に出かけても、自然は見えてくるが、ついつい目は野菜の生長に向いていく気がする。それに比べて、時々出かける散歩では、見るものはいつも同じ自然の風物だけなので、季節の移ろいがふっと見えてくる瞬間がある。グランドのネットも見慣れているが、何かの鳥の羽が引っかかっているだけで、何だか夏の忘れ物に見えてくるから不思議だ。


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名残?

 肌寒くなって、すかさず服を重ね着し始めた情けない私だが、彼はネットに止まったまま極力動こうとはしていないが、時々飛翔する。立派に生きているのだが、私の目には、「名残(なごり)」と見えてくることが多い。目と肌とで感じているからだろう。


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先駆け?

 別にこの画像は、私のやらせ画像なんかではない。間違いなく桜の木を飛び立った彼女が風に運ばれて、見事にここに収まったというだけなのだ。そして、その色合いから、「先駆け(さきがけ)」と私には見えてくる。今まで茶色の落ち葉ばかりだったのに、寒くなって、日に日に落ち葉は鮮やかな色になり始めた。

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残る葉

 恐らく誰も私のように、じっくりとこの時期、桜の木を見上げる方は、いないだろうし、見受けられない。木に残った葉は、その数こそまばらになってしまっているが、間違いなく鮮やかな色になってきていることが分かる。

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まだまだ

 もう少し時が進めば、紅葉が進むだろうと思われる木も、まだ、鮮やかからは遠いように見える。

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やはり見込みあり

 公園の駐車場には、私の好きなドウダンツツジが植えてある。ある日気づくと、色づき始めていた。しかも、日に日にその色を増しているのが、分かるくらいこの木は、紅葉の達人であるふうに思える。

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合格点

 公園からの帰り道のお家に、かなり優秀な木が立っている。この時期、合格点をあげることができる色合いに染まっていた。今年もこれらの先駆けから進み、思わず息をのむ美事な紅葉に出会いたいものだ。
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2016年11月11日

603  お 手 伝 い ( 土 産 )

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雉鍋(きじなべ)

 北宇和高校の文化祭に出かけた。知人がらみもあり、お目当てもあったので、行ってみると、案の定、思わぬ方々にも出会う。必然的に様々な出店で味見をするはめとなる。中でも、この熱々の雉鍋は、なかなかの美味であった。


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菊の鉢

 お目当ては、菊の花鉢である。3鉢とビオラもいくつか購入した。週末、風の国お手伝いのお土産にするようだ。、相棒は、長蛇の列に並び人気のクッキーも手に入れていたようだ。私は、知人の勧めでフランクフルトまでほおばる。お腹も、満足、満足。


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「うまし柿」

 先日秋旅のコミュニケーションで、風の国のお母さんが、柿のズク(熟したもの)が好きだという話を聴いてもらったTさんから、「うまし柿」なるものをお母さん用にいただいた。相棒が木から獲らしてもらったらしいが、落としては傷だらけになっている。太陽に当てて、ズクに成った頃に食べる渋柿らしい。感謝してこれも、お土産に加える。

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病気の清見

 お手伝いは、弟夫婦もやって来て、お土産は更に増え、作業も予想外に進んだ。消毒が十分にできていないので、一見メロンの模様のようなきたない実が多く見られる。おそらく病気の一種だと思う。摘果は、双子、三つ子などを間引く、病気や傷物も落とす、小さな実も落として、小さな一枝に1個までに摘果する。膨大な実の量なので、やはり、作業をしていると、永遠に続きそうに思える。

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コンニャクの花

 作業をしていると、珍しいものに遭遇した。まむし草のような紫の花、これは、コンニャクの花だ。珍しいのは、コンニャクの花が、本当は早春に芽を出すということで、大いに季節外れであることだ。しかし、今は、もう秋なのである。コンニャクも、何かびっくりすることがあったのかも知れない。ひょっとして、プレジデント・トランプ?


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ごろごろ

 果てしない作業も4時頃になると、終了の時間で、畑には、摘み落とされた清見の実で埋まってくる。これでもまだ、何度も回って、木の全体を見ると、更に摘果する必要が見えるのだそうだ。


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ジャンボニンニク

 家に帰って、風の国のお母さんにいただいたお土産、ジャンボニンニクを並べてみる。1片が、赤子か幼児の拳(こぶし)ほどもある。ジャンボニンニクに憧れて、いつか作ってみたいと思っていた珍しもの好きの私は、1人、にんまりと見つめる。うまく育ってくれるだろうか。風の国にお土産を持って行くことも楽し、また、いただいて帰るも嬉しである。
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2016年11月08日

602  芸 術 の 秋

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招待券

 相棒のウォーキング仲間に日本画を描かれる方がいる。その方からいただいた招待券を持って、なじみの美術館に出かけた。絵を眺めていると、なぜか心が癒やされる気がする。石絵のインスピレーションも湧く。

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お姉さん

 美術館の入り口には、これまた、なじみのお姉さんが待って出迎えてくれている。この美術館の企画は、大変アイデアが良く、芸術家やそれに興味のある方だけではなく、みんなの手が届く企画がメインなので、それこそ、幼子から練達の方までここにその作品が展示され、あらゆる方々が鑑賞に訪れられる。

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たのしいシャボンだま

 子供たちの作品を見ていくと、時々、目を見張ってしまうような作品に出合う。大人では到底出すことができない発想やら、大胆な色遣いを見て、はたと立ち止まってしまう。

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イケメン

 また、楽しみながら描く方々の絵を見ると、思わず微笑んでしまうのも、おもしろい。このゴリラのイケメン君も私の足をぴたりと止めてしまった。楽しい絵は、我々の心まで豊かにしてくれる気がする。

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ライオンのさんぽ

 子供の頃、黄色が無性に好きだった。色占いによると、黄色が好きな人は、欲求不満なのだそうだ。それを知ってからは、黄色が好きだという自分の心がなぜか後ろめたい気がしてきた。しかし、今では、誰に恥じることもないと思えるようになってきた。向日葵が好きな心に、後ろめたさなど持ちたくないと誰しも思うのではなかろうか。おかげで、この可愛いライオンの前でも足を止めて、満足がいくまで楽しんだ。

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街灯と空

 絵を見ながら、しばし夢の世界をさまよった気がする。外に出てみると、秋の青く高い空が見える。心地よく夢から覚めて、美術館の坂を下りて駐車場に向かう。

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四つ太鼓

 何と下界では、秋祭りの真っ最中であった。駐車場の中に縄で囲まれたスペースがあって、黒い牛鬼が2頭?伏せて休んでいる。五鹿が今にも踊りだそうと、待機している。そして、四つ太鼓の上には、太鼓など叩けそうもないような、この上なく可愛らしい幼児が赤はちまきで座っている。下界もなかなかいいもんだ。 
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2016年11月05日

601  秋 お 手 伝 い

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雪か霰か

 秋旅の朝、良い場所に遭遇した。その辺りは、地面が一面白く雪か霰(あられ)が降ったかのように何かが散り敷いている。よく見ると、それは、小さな十字架のようにも見える。

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何と、ギンモクセイ

 軽く息を吸うと、とても良い香りがする。それは、銀木犀(ギンモクセイ)が連なって植えられた場所だった。天気も良いし、何か得をしたような気持ちになった。


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鈴なり

 この日も、穏やかな秋の1日、風の国お手伝いに出かけた。あのギンモクセイの上にあったような抜けるような青空の広がる日だった。お手伝いは、農繁期前の準備段階のお手伝いだ。もうすぐ袋かけに入る清見タンゴールの摘果作業である。行ってみると、果実は鈴なり状態であった。

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咲くのも間近

 もう山に仕事に行くのが嫌になっているお父さんなので、例年なら摘果も進んでいる時期だが、ほとんど手つかずの状態のように見える。できるだけ我々が頑張って少しでもたくさんお手伝いをしていきたいが、なにせ週に一日だけのお手伝いなので、結果、放棄する畑が増えるかも知れない。仕事を終え、モノレールで上がっていると、ツワブキが健気(けなげ)に花のつぼみを膨らませている。もうすぐ盛りの秋となる。

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おや、シイタケも

 もう一つ発見!椎茸のほだ木に何かできている気配、モノレールを止めて見てみると、やはり椎茸であった。秋の雨に反応したものらしい。どうやらナメクジかカタツムリがかじった跡もあった。

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大秋の空

 宇和で買い物をして見上げると、西の空も秋の雲が空一面に出ている。まずまずの良い仕事をした後なので、心も、とても爽快(そうかい)だ。家路を少し急ぐ。

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いただいたブリ

 畑から上がってみると、畑仕事が難しくなってきているお母さんが来ていて、親戚のTさんが釣ったというブリを届けてくれていた。今回は、かなり大きくて流しを占領するくらいである。いつものようにさばいて配る。我が家も今日は、刺身のごちそうだ。
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2016年11月02日

600  秋 旅 1

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空から雪が

 この最近、北の方からは、どこそこの名山が初冠雪などというニュースが届いているが、我が瓦絵の中にも、とうとう雪が舞い始めた。絵筆の先が定まらず、なかなか小さな表現が難しい状況であったので、少し筆先をハサミで修正した。この絵筆のもどかしい現状を考えてみると、逆に日本の筆作りのすばらしさが心に届いてくる。

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空に映えてます

 私の頭の中や瓦絵の中に雪が降ってきても、現実はまだまだ短い秋の気候で、雨の合間を縫って、恒例の秋旅に参加してきた。参加者は少なくて、二次募集をかけたが、結局、参集した方々は、30名に届かなかった。普段の行いも正しく晴れ間を見せた日にすかさず、楽々ゆるゆるのバスに揺られて北の方のお城を目指した。

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よしあきくんと

 何度も登ったことのある城山を、満員電車の定員ぎりぎりまで詰め込まれてロープーウェイで登る。もちろんここは、おなじみの松山城である。わずかな予算でやりくりするこの秋旅は、参加者の数が少なければ、自己負担が増える。今年は8千円であった。私は写真係なので、再び、好奇心旺盛にユルキャラにも挑戦。

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見覚えがあるぞ

 城内を見学していくと、意外な物を発見した。もちろん私の力作よりも数段レベルの高い仕上がりのなじみの木組みである。小屋を作りながら人生で初めて知った大工さんの知恵であったが、お城でも活躍していることを知って感動した。

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あの金輪継ぎも

 苦労して私が刻んでいる金輪継ぎも展示してあった。私が作る物よりも少し複雑ではあるが、ほぼ同じ構造である。ますます嬉しくなった。


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みんなでパチリ

 限られた予算で行く場所は、おなじみの場所であることが多いが、それでも、そこに参集される方々がいる。何だか少し愛らしくさえ思える。穏やかな秋の日に恵まれて、珍しくはないが松山城と道後大和屋本店での食事と道後散策という秋旅、パチリと写した記念写真の中に封じ込められた。


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さらば秋旅

 城を降りながら、旅から帰って、一人あたり1時間予の時間と参加費ほどの費用を費やし、アルバム的記念写真を仕上げていく私のお役目のことを思った。お役目といっても、誰に頼まれた訳でもなく、勝手に私がチャレンジして無料で配っているだけである。100円ショップで購入したA4の印画紙に印刷する。高齢の方ほど喜んでいただく。実は、自分の趣味で喜んでいただくのだから、これ以上の嬉しさはないのだが・・・。 
posted by tentijin at 09:35| 愛媛 ☀| Comment(4) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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