2016年12月30日

618  お 手 伝 い ( 餅 つ き )

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こんな日もお仕事?

 この日は、晴天には恵まれたが、風もあり、海は荒れていた。風の国の恒例行事、餅つきの日で、雨が上がっただけでも良かったが、気温は低く寒い1日だった。沖には白波が立っていたが、風に向かってよたよたと漁師さんの船が沖に出て行くのが見える。師走も大詰めとなった。


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干物製作中

 風の国の庭には、どこかからいただいたアジやら太刀魚やらが干してある。高齢化したこの地域で、蜜柑作りをもう放棄されているお年寄りも多い。お父さんやお母さんは、そんな方たちにできた蜜柑を惜しみなくあげることが多いので、いろいろな所から花や魚などが届いたりもする。親戚の漁師さんから届くこともしばしばである。

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竈の火

 漁師さんは、出荷するプロとしての自分の基準が厳しいので、我々には十分美味しくいただける魚も、大したお金にならなかったりすると判断すれば、持ち帰ってくるが、自分の家で消費するには多すぎる。おかげで親戚や知人が恩恵を受ける。お父さん、お母さんは、そんな漁師さんにも蜜柑をあげておられる。これが風の国のコミュニティーの良さだと思う。

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よし!通ったぞ!

 少し早めに家を出たので、9時過ぎには風の国に到着した。餅つきは、早朝から既に始まっていて、我が息子も仕事が休みだったのか、お手伝いをしていた。私は例年竈(かまど)の番をする。子供の頃、竈(くど)の前に座って、火の番をするのが子どもの役目だった。炎を眺めていると、ついついタイムスリップをしてしまう。歳には勝てない?


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養子さん

 庭のバケツの中で松の枝がひなたぼっこをしていたので、訪ねてみると、その松の木は、風の国に植えられているのだが、どうやらはるばる宮城県から養子にやって来た松の木なのだそうだ。大震災の時、名取市に義援金を送ったり、伊達家のながれでの交流行事もあったようで、その関係ではるばるやって来たのだろう。

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整然

 できた餅を丸めるのは全員(この日は5人)が担当して行う。できた餅を倉庫の床に並べるのは、いつもは私だが、今年は息子が担当した。いい加減な私に比べてずっと几帳面な息子は、縦横かけ算の練習ができそうなくらいきっちりと並べている。丸めるのも丁寧で、私はいい加減、性格が如実に表れる。

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あん餅

 餅米は45kgくらいを用意した。2日間くらい水につけておく。最後は、手間のかかるあん餅で、みかんを入れたオレンジの餅と私が栽培した紫芋を入れた紫の餅と冷凍保存していたヨモギを入れた緑のあん餅が出来上がる。結局、早朝から13時近くまでかかったが、途中、このあん餅が2個くらいは胃袋に収まるので、空腹にはならない。昼食も食べると、お腹はぱんぱんのぱんとなる。今年も無事、年末の行事を終えることができた。
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2016年12月27日

617  農 繁 期 手 前 3 ( ポ ン カ ン )

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Smap

 年末に突入し、昨日は、スマップ解散のロスが日本中に蔓延(まんえん)したことだろう。我が家でも、約1名、最後のスマスマをしんみり見ていたスマップコンサート参加マダムがいた。

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枇杷(びわ)の花

私は、スマップロスからも自由、クリスマスからも自由の筋金入りの自由人としてクリスマス3連休明けの日を過ごした。

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枇杷の実の手前

 3連休は、密柑山での作業が困難になりつつある風の国お手伝いに出かけた。作業は、垣内作り(かきうちづくり)を終え、馬の瀬の畑に移っている。この畑にモノレールで降りる間には、野生の枇杷の木がいくつか生えているが、今は、ぼちぼち実を付ける準備中といったところだ。1つだけ花を付けていたが、後は、全て花を終え、実を付ける前段階である。

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愛用の帽子

 10年以上愛用しているWilsonの帽子は、あちこちほつれ、生地が薄くなり、色も様々褪(あ)せてしまっていたので、得意の裁縫技で補修し、色も水性ペンキで塗り直した。ちょっと見には、新品に見えないだろうか?この帽子は、私の作業用の帽子で、風の国お手伝いの常連なのだ。リニューアル後の再デビューがこの日であった。


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風呂の薪

 風の国に行ってみると、畑に降りるモノレール乗り場には、ウバメ樫(がし)や蜜柑の木がキャリーに入って鎮座(ちんざ)していた。お父さんが風呂の薪(まき)用に用意されているのだろうと思う。電話でモノレールを上げてもらう。しばし待機。

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太田ポンカン

 この日は、鳥に食べられ始めたというので、早生(わせ)のポンカン採りをすることになっていた。早生のポンカンは、「太田ポンカン」と言うらしい。ポンカンの木は、古く、虫にやられて枯れたり、弱ったりしているものが多い。数的には少ないと思う。案の定、15キャリーくらいで終了したので、後は清見の袋入れに移行した。


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清見の黒点

 ここの清見は、おそらく最も悪い状態に見える。この畑は、お父さんお母さん的には、放棄寸前で、消毒は1回もされていないようだ。消毒をしないと黒点という病気になり、表皮に点々が無数に入る。味とかにはほとんど影響がないが、見た目が悪いので、製品にはならない。ジュースの加工に回る。美味しい清見ジュースに変身するのだ。


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絶好調

 馬の瀬の畑に降りる途中の林の中には、昨年私が菌を植えた椎茸のほだ木が置いてある。最近の雨で、順調に椎茸が発芽しているので、この日は、お土産にいただいて帰った。キノコ類は秋のイメージがあるが、秋が闌(たけ)けて、かえって寒くなってからの方が、本格的に収穫が望めるようだ。連休1日目のお手伝いは、これにて終了した。
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2016年12月24日

616  年 末 突 入 ( 小 屋 や ら 穴 や ら )

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南天の季節だ

 今日はもう24日、世間的にはクリスマスイブだが、クリスマスも年の瀬も何だか上の空で過ぎていく。冬も一歩前進して、お正月の匂いがしてきた。

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大石出現

 本格的な寒さに間に合わそうと、掘り進めていた芋坪(いもつぼ)の穴は、大石の出現でしばし頓挫(とんざ)してしまった。どうやら、私の頭の中の記憶は、ぐずぐずで当てにならないようだ。以前掘った場所なら石は掘り取って既にないはずなのだが、微妙に掘る場所がずれているのだ。でも、もう後戻りはできない。

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何とか1m

 石の出た場所は、穴に降りる階段部分にして、何とか芋を入れる1mの深さの部分を掘りきることができた。少し狭いが、昨年親芋が腐ってしまった教訓から、発泡スチロールの箱に入れて、親芋を収納した。うまく冬越しできるだろうか、少し不安だ。


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柱材を使った台の部品

 さて、農作業を遅らせていた小屋作りの作業だが、柱の上に乗せる梁(はり、6m横木)をどうやって柱の上に乗せるのかという算段に至り、はたと作業がストップしてしまった。柱の高さは、基礎の下部から測ると、3m60cmほどの高さになる。梁は、10.5cm角の柱材で、長さがほぼ6mある。かなりの重さであるが、通常は、クレーンで吊して、柱の上に設置する。クレーンを使わなければ、梁を乗せるのは、至難の業であることが、容易に想像できるであろう。


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細い材でまず2m

 クレーンを使わず、手で乗せる予定の私は、梁を乗せる台を作ることにした。初めはその縦棒(たてぼう)に柱の材木を使おうと途中まで作ったが、これも3m60cmの柱4本が縦棒になると、重くて立てることができないことに気づいた。はたと悩んで作業は、止まってしまい、もう20日以上経過した。


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3m60cm、こりゃ高いわ

 よい知恵が浮かばないままであったが、ついに細い角材で縦棒を作ることにした。横板や斜めの補強板は、製材所にお願いして、いらない切れ端の板をいただいていたので、それをねじ釘で留めていった。出来上がってみると、これでもかなりの重さと大きさになる。3m60cmの高さは、かなりの高さなのだと了解した。やっと1つの台ができたが、台は最低2つは必要だ。どうやら小屋作りは年を越しそうだ。

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遅れてきた方々

 遅れてきた農作業だったが、冬野菜も、そこそこ育ち、大根は第1弾がほぼ終了、育たなかった白菜も第2弾は、まずまずの大きさに育った。春菊は立派すぎて大根と同じ長さにまでなっている。下仁田ネギの長いバージョンは、ほぼ大根の長さほどに育った。遅れてきた方々が、これからは、鍋を賑わせてくれるはずだ。
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2016年12月20日

615  農 繁 期 手 前 2 ( 清見タンゴール )

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高月方面の雪

 鬼北の里にも初雪が降った。ただし、山方面だ。我が家からは、高月山方面と泉ケ森方面が白くなっていた。平地はみぞれ程度だったが、成川渓谷はうっすら雪が積もっていたらしい。

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凪(なぎ)な海

 この日は、風の国にも、屋根にうっすら雪が積もっていたらしい。我々がお手伝いに行った日は、穏やかな小春日和の1日だった。海も穏やかだが、気温はあまり高くない。作業を始めると体はぽかぽかに温まってくる。


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清見の斑点(はんてん)

 袋かけは、やっとデコポンが終わり、清見タンゴールに移った。「垣内作り」という一番東側の密柑山になる。とにかく、仕事量が多いので、80歳を越えておられるお父さんが山に行きたがらないのも分かる気がする。清見はよく見ると、黒点と呼ばれている小さな斑点がたくさん付いている。中身や味には影響がないが、商品価値が落ちるのだと思う。十分に消毒できないので、こうなるらしいが、致し方ない。

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摘み落とした清見

 これは、休憩時間の1コマだが、地面には無数の摘果した清見が落ちている。適正な時期に摘果ができず、袋入れの時に、なりすぎた実を落とすので、このような風景となる。先日は、お父さん、お母さん、弟夫婦と私たちで袋入れをしたので、かなり能率が上がったと思う。普段は、お父さんが主に入れるが、お母さんは、足が悪いので、地上から届く範囲、高いところは、お父さんが脚立に乗って作業する。

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杖(つえ)とかり籠(かご)

 この日は、助っ人多数だったので、お母さんは、長バサミで摘果を担当した。弟夫婦は、どちらも高いところに強い、相棒も申年の威力を発揮する。一番足下が危ないのは、私だが、よろよろと危なっかしいバランスで、それでも、キャリーに乗って何とか貢献する。お母さんは、若い頃、かなりの重労働をしておられ、そのため、足腰にきている。お母さんにとって、坂道と階段ばかりの風の国では、杖やかり籠は必需品だ。

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私より身軽

 お父さんは、出稼ぎ的に土木の基礎工事などで働かれていたので、お母さんほどは、足腰が弱ってはおられない。したがって、私なんかよりは、よっぽど身軽に、モノレールでも、エンジンのすぐ後ろに立って乗られる。しかし、やはり、腕力やら足の力は、この最近特に弱ってこられた気がする。お父さんが頑張っておられる間は、我々も、お父さん、お母さんの励みになりつつ、お手伝いができる。

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冬の花

 とうとう師走も、20日を過ぎて、もうすぐクリスマスや年の瀬を迎える。本当に今年の1年は、またまた昨年よりスピードを増して過ぎていったように感じる。貴重な冬の一瞬一瞬を味わい尽くして過ごしたいものだ。
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2016年12月17日

614  冬 到 来 ( 少 し だ け )

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吹雪になった瓦絵

 とうとう我が家の瓦絵も、吹雪の様相を呈して、今月初めから門内に鎮座している。冷え込みは、昨日辺りから始まり、鬼ヶ城方面も雪が降っているように見えた。地上に冬将軍が降りてくるのも、時間の問題なのかも知れない。

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霜の朝

 これは、先日ブロッコリーの葉っぱに降りた初霜を撮影したものだが、まだまだ可愛らしいレベルに見える。老化現象と共に体の動きがぎこちなくなって、負けたくはないが、寒さは、年々身にしみるようになってきた。

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最後の砦

 昨日からの雨のせいか、最後の砦(とりで)だった我が家の紅葉も、ほぼ散り落ちてしまっている。これは、辛くも残っていた葉っぱを描いてみたくなり、1昨日、撮影したものだ。ぎりぎりセーフだったことが、散ってしまった昨日の様子で知れた。今日は更に散って、ほぼ丸裸に近い。

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1日目の穴

 寒さの予感に昨日から掘り始めたハウス内の芋坪穴掘り作業、この日はテミに20杯ほどでギブアップしてしまった。よくもこんな作業が毎年で来たものだ。これも、年齢のせいで限界を感じてきたことの1つになっている。昨年の保存状態は悪く、サツマイモの種芋が半分くらい腐っていた。決定的な対策は思いつかないが、何かしら工夫が必要だと思われる。

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土作り

 思い返してみると、ハウスのビニールが破れ、応急処置はできていたが、不完全だったことが、冬越しに影響したのかも知れない。今年は、ビニールは貼り替えたので、希望が持てる。また、ハウス内のトマトが不振だった。土を入れ替えていたので、連作で枯れることはなかったが、実のなり具合が悪かった。穴掘りの土と草を腐らせた土、それに牛糞や石灰を混ぜて準備したいと思う。


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鬼柚

 今年ほどあちこちから柚(ゆず)が届いたことはなかった。その分、相棒のピール作りは多忙を極めていたように見えた。松野の名人のピールに感動してそれに近いピール作りにも成功している。最後に普通の柚の10倍以上はありそうな巨大な「鬼柚」なるものが届いた。白いスポンジ状の部分がぶ厚く、実も苦みがないのが特徴のようだ。どうやら、これにも挑戦しそうな勢いだ。

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暇つぶし

 私はといえば、連日の雨のため穴掘りもままならない。仕方なく室内遊戯に走る。ダイソーで、マグネットシートなるものを発見した。磁石なので車などに貼り付けることができる。今回は、それを使って小学生が喜びそうなバッジを作ってみようと思いついた。パソコンで画像検索編集してシートに写す。それに色を付けるという手順だ。バッジは小さく描くのが大変だが、これも、雨の日の良き暇つぶしである。 
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2016年12月14日

613  な か よ し 会 ( 冬 の 旅 )

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送迎バス

 2度目の霜の朝もやって来たので、もう秋とは呼べなくなった気がする。昨年も、農家の方々に混ぜていただき、この時期、同じ地区内の方々と旅をした。目的地は、「温泉と坊ちゃん劇場」で、昨年は、ミュージカル「鶴姫伝説」を観劇して帰ってくる旅だった。

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温泉前の紅葉

 今年は、その団体の積み立て予算も底をついたので、めいめいがお金を出し合って、「なかよし会」と銘(めい)打っての冬の旅が計画された。今年の演目は、「お遍路さん、どうぞ」というミュージカルのようであった。この旅は、温泉での昼食と入浴、観劇がセットになっており、温泉のバスが送り迎えをしてくれる。ただし、20名の人数を確保することという条件があるようだ。


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垣根のサザンカ(白)

 この時期なので、ひょっとしたら温泉の熱が影響しているのか???温泉の建物前に植えられた楓(かえで)は、まだまだ、今が見頃の美しい赤であった。この旅のセット料金は、7千円ほどで、往復のバス代が、740円とか書いてあった。番外の値段だと思う。結局、人数も、諸事情(葬儀等)で20人に満たない16人で出かけた。

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垣根のサザンカ(赤)

 温泉の周りの垣根には、まだ咲き始めのサザンカが新鮮な花びらを付けている。幹事さんは、私の同級生のI君、先日の秋旅に一緒に出かけた添乗員さん???のNちゃんも、同じ地区なので、またまた一緒に旅をした。


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役者さんと記念写真

 この旅も、バスに乗り込むやいなや、ビールで乾杯となる。飲むのは男連中ばかりで、ほとんどが還暦を過ぎた方々、80歳を越える男性・女性の方は、わずかで、見渡したところ、60〜70歳代のお年寄りが中心であるように見える。私もこのような旅ができるのだから、今が花なのかもしれない。ミュージカルは、高齢の我々の心をも揺さぶり、涙が出そうになった。


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石鎚の雪

 この年代の旅となれば、大切なのは、トイレ休憩である。私も、筋肉が弱り、㊙で大も小も極めて漏れやすい状況にある。これは、骨盤底筋が弱ってしまうことから起こる現象だと聞いている。日々危ないので、腹筋鍛錬も兼ねて、お尻の穴を締める運動をすることにしている。まだ検証はしていないが、この運動を1ヶ月も続けると、すこぶる有効に働くのだそうだ。ともあれ、歳はとりたくないのだ。

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日も暮れて

 観劇後は、また、バスの旅。車内から、石鎚に雪が積もっているのが見えた。帰りは缶ビールも尽きてしまい、お飲み物は、焼酎に変わる。監事のI君が、絞った柚(ゆず)や氷、水など万全の準備で、快適な旅の締めくくりができた。飲む男性陣は、別途1,300円の飲み物代を支払う。温泉では、愛媛マラソンに出るNちゃんが湯には入らず、マッサージを受けたので、真似をして私も、30分コースを体験した。朝から晩まで飲んで、マッサージまで受けて、1万円ぽっきりの安い旅だったが、すこぶる楽しい旅になった。
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2016年12月11日

612  ト マ ト ハ ウ ス ( 冬 支 度 2 )

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天満神社の銀杏落ち葉

 今年の紅葉や黄葉は、概して不調であった気がする。毎年微妙にその様子は変化するが、その原因は、やはり、気温の下がり具合だと思う。いつも目を見張る天満神社の銀杏落ち葉も、今一つであった。神社総代長さん親子が、落ち葉を掃いたりされるということは、聞き及んでいるが、この時期は、ありがたいことに、落ち葉を掃かずにそのままにしていただいている。おかげで、いつも身近な絶景を眺めることができている。例年より不調だが、屋根と境内に散り敷く黄葉落ち葉には、いつも目を引かれる。

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ヤマトイモ

 急ピッチになってきた冬支度の時期に、屋外に植えていたヤマトイモを堀り上げた。昨年、偶然、ハウス内で冬越しをさせたら、腐らずにうまく冬を越した。地面が乾燥した状態で保存できたのが、成功した理由のように思える。今年も、本当に寒くなる前に、ハウス内で十分に乾燥させてから、ハウス内の土の中に保存しようと考えている。

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ハウス内のヤマトイモの蔓

 昨年の流れで、ヤマトイモは、乾燥した状態の方が栽培もうまく行くのではないかと考えて、ヤマトイモのいくつかは、ハウス内に植えておいた。考えは当たり、立派な蔓がまだハウス内で健在である。もう少し栽培を続け、やはり、ハウス内で冬越しをさせたい。


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掘ったジャガイモ(赤の勝ち)

 長い一列のジャガイモも掘り始めた。半分まで掘り出して見ると、春ジャガと違い、消滅して育たなかったものがかなりあった。平均赤ジャガの方が成績が良く、赤ジャガは、普通のものよりたくましいということが、良く分かった。ジャガイモも寒くなる前に、全て堀りあげたい。

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植え付けたタマネギ

 タマネギは、例年より少なく種を蒔いた。近所の方々に1000本ほどもらっていただいた。残りを遅ればせながら、11月半ばから、12月初めに植え終えることができた。これも、冬支度の1つだと思う。

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がっかりほうれん草

 1つ残念なのは、例年と同じくほうれん草が、ここへ来てうまく育たなくなった。間引き的に小さい頃から収穫しているが、葉っぱの先端が黄色くなり始め、大きくなっていかないのだ。肥料が足りないのかも知れない。私にとっては、栽培の苦手な野菜である。


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飾りに変身

 県外の友達から、道の駅で発見したというジャンボ落花生を送ってもらったので、食べたり種を確保したりした後、遊び心が生まれた。割った殻を接着剤でくっつけて、得意の水性ペンキで着色してしまった。糸で吊し、針金でフックを作って糸に結んだ。玄関のオリーブの木に引っかけて賑わいにする魂胆である。これも、冬支度?
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2016年12月08日

611  ト マ ト ハ ウ ス ( 冬 支 度 1 )

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道向こうの紅葉

 紅葉の最後は、いつも我が家の小さな楓だが、その前に国道向こうの大きな楓がピークになっており、初霜の降りた昨日見上げたら、早くも散り始めていた。そろそろ次の季節が到来してくる時期になった。


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最後まで頑張ったキュウリ

 家の裏の畑で、この師走に至るまで頑張っていたキュウリが小さな実を付けていた。先は短そうだったので、収穫して最後の味わいを楽しんだ。ここにもいずれ冬将軍がやって来るだろう。


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夏草の枯れ草ジャングル

 畑では、この夏、私が怠けていて育ちすぎた夏草のなれの果てのジャングルが、まだ、そこかしこに残っている。やっとそれらを引いて山を作る気になった。おそらく、雑草の種はかなり地面に落ちてしまっただろうが・・・。

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ジャングルは灰に再生

 野菜の支柱にしていた大小の竹も、畑に放置されて腐っているものが、かなりあったので、引いた枯れ草と共に畑で焼くことにした。できる灰は、畑の重要な肥料分となる。購入する肥料でいうと、石灰などのアルカリ中和をする肥料として働く。有効利用だ。

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ハウス内のサツマイモ

 先日、掘りあげたサツマイモは、修理の終わったハウス内に収納している。芋坪(いもつぼ)付きの小屋の完成は、来年にずれこみそうなので、ハウス内に穴を掘る従来の方法で冬保存をしなければならない。大変だが仕方がなさそうだ。

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里芋たちも

 里芋類も、ハウス内に穴を掘って埋めることにした。通常は、ハウスの外に穴を掘って埋めて冬越しをさせていたのだが、今年は、ハウス内に埋めて、実験をしてみたいと考えたからだ。冬の寒さにやられやすいものは、ある程度乾燥した室内やハウス内が条件的には適している。

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養子に出る方々

 里芋の種は、親芋プラス大きめの子芋を穴に埋めた。残った子芋の大きなものは、自家消費したり、御近所の非農家に配ることにしている。とても自家消費だけでは余ってしまうので、それなら、喜んでもらう方が賢いし、得策だと思う。何せ趣味なのだから。まだまだ冬支度はあるが、第1弾である。 
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2016年12月05日

610  農 繁 期 手 前  1 ( 袋 か け )

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梶谷鼻

 11月中頃になると、密柑山のあちこちに白いサンテが見えるようになる。風の国には、気候の条件が合わないので、温州蜜柑を植えてもあまり美味しい蜜柑にはならない。ふさわしく植えられているのは、いわゆる晩柑類が多く、これは、他所より美味しい蜜柑になる。

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もうすぐ終わりか

 北宇和高校の文化祭で買って、風の国へ届けた残りの菊が、もう満開を通り過ぎようとして、とうとう師走に突入してしまった。風の国での作業は、12月中頃からが農繁期に入る。今は、前段の作業が、11月中頃から始まっている。

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柿落ち葉

 季節は、やはり、温暖化のせいか、比較的暖かい気候で推移している。主のいなくなった地主さんの柿の木、例年なら今頃、剪定をしている頃である。昨年は、大胆に剪定をされたようで、案の定、実は1個もならなかった。紅葉しながら落下するので、きれいな葉を数枚拾って、地主さんを偲びながら秋を楽しんだ。


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デコポン

 さて、風の国での最初の作業は、袋かけの作業である。白い靴下のような底の抜けたサンテという布を大きくなった実にかぶせていく作業だ。大変根気の要る果てしのない作業となる。11月中にデコポンという蜜柑の袋かけが終わった。この時期、黄色くなり過ぎている実は、触るとぽろっと落ちてしまう。緑や緑の残っているのが正常な状態である。

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サンテをかけると

 お父さんもお母さんも、山での仕事が限界に近づいているように感じる。この袋かけは、作業の中では比較的楽な部類の作業だが、お父さんも近頃は山へ行くのがおっくうになっているし、お母さんも木に登ったりはできず、手の届く範囲を息づかい荒く作業をされている。週1の我々のお手伝いだが、少しは役に立っているのかも知れない。


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野地菊

 密柑山の周りには、杉垣が作られているが、2〜3年おきに刈り整える必要がある。大変危険な作業で、特殊な機械を使って刈り上げる。元気な方を雇ってやってもらうが、結構その手間賃は高い。消毒も重労働であまりやらなくなっているので、きれいな蜜柑は採れなくなっている。結果、出荷数は減り、赤字経営になっているようだ。浮き世のことには関係ないかのごとく、今年も、風の国の石垣には、野地菊が可憐に咲いて目を楽しませてくれる。


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10kgちょいの渋柿

 今回のお手伝いには、干し柿用の渋柿を10kgちょいを持って行った。興野々(おきのの)の知人が柿の栽培をしておられるので、今年も注文した。例年は我が家で作って正月に届けるのだが、今年は豊作で、10kg500円ということだったので、20kg仕入れておまけまでしてもらい、たったの1,000円であった。半分は鬼北の軒に吊されている。寒さが増してうまくできると良いのだが・・・。
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2016年12月02日

609  紅 葉 狩 2 ( や っ ぱ り 空 振 り )

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柚鬼媛

 翌日も、やはり、ばたばたで、昨日より1時間だけ早く出かけた。予想通り夢産地は、人でごったがえしている。いました、いました、鬼王丸のお母さん、「柚鬼媛(ゆきひめ)」というお名前らしい。今時の若い女性を模している。今日も、証拠写真だけ撮って移動。


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集落の紅葉

 地芳峠に向かう。檮原の町を抜け、440号(地芳道路)を走る。トンネルに入る手前から斜面の集落を抜ける山道に入る。集落に植えられている紅葉は、いい色合いになっている。


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散り残った紅葉

 しかし、上がってみると、前回来た時とは大違いで、ほとんどの紅葉は終わりを迎えている。山を登ってきたのだから当たり前と言えば、当たり前なのだ。所々に散り残った紅葉を見ることができるのみであった。

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落ち葉

 前回来た時は、赤い絨毯のようだった落ち葉も、ほとんどが枯葉色になっている。少しは予想していたが、やはりがっかりの紅葉狩となった。


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銀杏落ち葉

 山を下りて、檮原の町を抜ける。日吉手前にも集落があり、美事な銀杏の木がある。暗くなり始めた中で、その落ち葉を、せめて撮影して帰る。

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公園のドウダンツツジ

 あきらめきれず、運動公園に寄る。ドウダンツツジは、その赤を一層深めていた。同じ銀杏でも、その色づき具合は、かなり個性があるような気がする。同じ平地にあっても、緑が残る木もあり、黄色く色づくものもある。また、散り進んでいるものまで、同時に存在する。不思議だ。


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公園の銀杏

 運動公園の銀杏は、もうほぼ散り落ちてしまっている。天満神社の大銀杏は、まだまだ、たくさんの葉を残している。本当に不思議だ。


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市越の池の紅葉

 ついでに市越の池にも回ってみる。紅葉もここは、色づいてはいるが、まだピークではない。毎年の秋は、たぶん、毎年それぞれに違う。我々が息をのむような紅葉に会うのも、様々な自然や自分の条件がうまく合う必要が、きっとあるのだろう。どうやら私の秋も、ほぼ終了のようだ。
posted by tentijin at 00:22| 愛媛 ☀| Comment(5) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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