2019年04月29日

829 夏 来 る 1 

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牡丹桜

 いつものようにうっかりして、季節に置いて行かれそうになっている。時々に、その瞬間の写真は撮るのだが、夏の初めのこの牡丹桜も、既に花びらを落としてしまっている。空の青と花の鮮やかな濃いピンクを眺めた日は、いったいどこへ行ってしまったんだろうか?

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白藤

 畑の隅では、地主さん家の白藤が、あっという間に咲き、あっという間に散っていった。観察していると、桜の花より短いような気もした。夏を迎えて気温が上がったせいで、季節の進み方も速度を増しているのかもしれない。

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公園の藤

 運動公園の藤も、何とか満開に遭遇することはできたが、この藤もあっという間に散って、その優雅な花は、もう、見られない。


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木陰のエビネ

 庭の木陰のエビネ蘭も、気付いたら一斉に咲きそろっていた。父が柿の木の下にエビネの小屋を作り、小屋の板の隙間が、太陽やら雨やらを絶妙に通す隙間があって、エビネが元気に育っていた。今では、小屋もなくなり、庭の木の根元で、わずかに生き残っている。ここでも、彼らが夏を告げているのだろう。


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カエデ若葉

 公園のカエデも、この時期、若い葉を繁らせ、明るい黄緑が燃えるがごとく目に飛び込んでくる。その周りの地面には、昨年飛んだカエデの種から、たくさんの小さな芽が出ている。


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田鋤(す)き

 あちこちの田んぼには、水が張られ、耕され、今ではほとんどの田んぼで、田植えが終わってしまっている。これもまた、夏到来の風景だろう。

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何の花?

 庭に咲き乱れているこの花、名前は、いつものごとく知らないのだが、白い花と二種類あったはずなのに、今はこの黄色い花ばかりが辺りを席巻(せっけん)している。可愛い様子の花なのだが、意外とたくましい植物なのだ。
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2019年04月25日

828 何 と か 少 し で も

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草刈り機

 「親孝行、したい時には、親はなし」昔の人の言葉だと思うが、本当にこのような状況になる子供たちが多くいることだろうと思われる。私もまだ、元気な盛りの30代初めに、突然、母親を亡くした。とても、信じられる出来事ではなく、お通夜の夜は、一睡もできずに朝を迎えた。本当に何もできないままのあの時だった。


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草刈りの面

 なけなしの稼ぎを送ってくれて、私の学生時代の生活の一部になった。思い起こしても、どれほど、様々なお世話になりながら大人になることができたが、ただの1つも親孝行をしないままに終わってしまった。


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お母さんが上がってくる小道

 今、風の国のお父さんが、亡くなって、頼りない気持ちを持って、お母さんは日々暮らしていると思う。私は、「自分の親にできなかったことをすることができたら、良いのになあ」と思いながら、お手伝いに来ていた。大したことはできなくても、少しでもお役に立てたら、ほんとうに嬉しい。


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お母さんの野菜畑

 お母さんは運転免許を4月で返納した。お母さんの運転は、私より遙かに上手だ。それでも、そう決めて返納したので、家から倉庫に上がったり畑に行ったりするのに、車を使うことができなくなってしまった。杖をつきながら、長い長い坂を上がらなければ、倉庫にも畑にもたどり着けなくなったのだ。

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枯れた蜜柑の木

 お母さんが上がってくる小道やお母さんが野菜を植える畑も、草だらけになっている。先日、その小道と畑の草刈りをした。草を刈っても、そこを耕さなければ、野菜を植えることはできない。お母さんの楽しみが、野菜を作ることで、ほんとうに美事な野菜ができるのだ。


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草刈りの後、耕し始める

 お母さんと野菜作りの話をすると、私はいつも、たくさんのヒントをもらうことができる。同じ趣味を持つ2人のように楽しい会話ができて、私は幸せな気持ちになれる。お母さんの野菜畑は、柑橘の木の間にもある。柑橘の木が枯れていたので、切ってしまい、畑に設置しているドラム缶で燃やす。少し畑が広々とする。

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木やゴミは燃やす

 草だらけになっていたお母さんの畑、草を刈った後に手ぐわで耕し、野菜が植えられるようにしてみた。もう日差しは夏の日差しになって、1時間も作業をするとくらくらしてくる。この日は、午前午後6時間くらい作業をして何とかお母さんが野菜を植えていた場所を復活させることができた。この畑まで上がってくることは並大抵ではないと思うが、お母さんが頑張ってくれるとうれしいのだが・・・。
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2019年04月21日

827 行 く 春

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山桜

 春が闌(た)けていく姿を鮮やかに見せてくれたのは、宇和島のダムの上の山々だった気がする。この山は、山桜の数が非常に多く、花が咲き始めると、どんどん山の様子が変わってくる。


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ダムのピーク

 そんな頃、ダムのソメイヨシノはほぼ満開で、宇和島の桜のピークだったかも知れない。宇和島がひとしきり花の盛りを過ぎた頃、花は鬼北に移っていく。

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爛漫になっていく

 鬼北は桜と共に、あちこちで花々が爛漫と開花していく。季節を忘れず、次々と我々の目を楽しませてくれる自然に感謝である。



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鮮やかな爛漫

 この花は、同じ地区のあるお家の庭に咲いていた木であるが、ミモザの木のような様子で咲いているのだが、色が全く違う。鮮やかな紫で、強く目を引くこれも爛漫の春であろう。


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花筵(はなむしろ)

 しかし、ピークから2〜3日すると、花は次々と枝を離れ、あっという間に、行く春に移ってしまう。ほんの数日ではあるが、心して桜の名所を訪ねてみると、一面に散り敷いた花筵(はなむしろ)の、これまた、美しい姿を眺めることができる。


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正に絨毯(じゅうたん)

 場所によっては、まるで絨毯(じゅうたん)のごとく花びらが降り積もり、歩くのがはばかられたりすることもある。


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ここにも行く春

 同じ頃、たくさんの花を付けていた椿の木の下にも、次々と花びらが散り落ちて、ここにも行く春が現出している。


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締めは花筏(はないかだ)

 行く春の締めは、やはり、花筏(いかだ)の風情を目に焼き付けておくのも、一興(いっきょう)かも知れない。体調を崩さず、花のタイミングに恵まれ、行く春まで楽しむことができて、今年も、本当に幸せな春であった。  
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2019年04月18日

826 爛 漫 の 春 2

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これもまだ、浅き春

 何年か前に、我が家の君子蘭は、鉢を運んでいたら、どこかにぶつかって、茎が1本折れてしまった。助からないかも知れないが、折れた芽を土に刺して置いたら、彼は、何もない茎の下から根を張り初め、とうとう、我が家の君子蘭は、2鉢になってしまった。何という生命力だろうか。

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辺りはすぐに爛漫となる

 浅き春は、我が家の庭でも闌(た)けていき、爛漫の春を迎えた。

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ずっしりと咲く

 旅から帰った鬼北の桜も、数日でどんどんボリュームを増し、重そうなくらいに満開になった。この瞬間に出会えて本当に幸せだと思える。

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これは、ピークかも

 運動公園からの帰りに、車を止めて、奈良霊園を眺めてみると、正に、今がピークと言わんばかりに花は、斜面に満ちあふれていた。


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三崎の桜

 気温を比較すると、風の国は、鬼北より暖かい。しかし、桜は、宇和島、鬼北の順で開花したが、風の国は、鬼北よりも二〜三歩遅れて開花したのが、不思議である。鬼北がピークを過ぎた頃に、風の国へ行くと、まだ、7分咲きくらいであった。


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保内の川沿い

 半島の中で言うと、半島の先が早く、付け根が少し遅いくらいの塩梅であった。半島の197号線沿いには、たくさんの桜が植えられ、時期をずらしながら咲いていく。桜の名所的な場所は、三崎トンネルを越えた所や保内の国道沿いや川沿いがいい。

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保内の川

 しかし、これらの名所も、1週間に1度だけの訪問なので、ベストタイミングに遭遇することは、なかなかできない。それでも、そこそこの時点で花を愛でることができた気がする。ピークを過ぎると、あっという間に散ってしまう運命だ。
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2019年04月15日

825 爛 漫 の 春 1 

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これは、まだ浅き春

 春の旅に出かけるので、爛漫(らんまん)の花には巡り会えないで終わるのかなあと、残念に思っていた。ところが、鬼北に帰ってみると、旅の間の気温が低かったせいか、花はまだ十分に観賞できる状態であった。そこで、定番ではあるが、近くの花を回ってみた。


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春も闌(た)けて爛漫に

 リアルタイムでいうと、もう近所の桜は全て散ってしまっているのだが、少しだけ時間を巻き戻して、春を堪能してみたいと思う。まずは、私のお散歩場所の鬼北グランド、天気も良くて、青空とのコントラストが最高の色合いだ。

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標本木

 私が勝手に標本木にしてしまった桜も、絢爛豪華(けんらんごうか)に咲いていた。花の命は短いので、満開のタイミングに遭遇することは、意外と難しい。そのタイミングは、朝と夕方の間であったり、朝とお昼の間であったりすると思える時がある。


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松中桜のトンネル

 これは、お隣松野町松野中学校の桜並木、桜のトンネルだ。この緑が丘は、53年ほど前に松野中学校として開かれたと聞き及んでいる。従ってここの桜も、長い歴史を刻んだ古木になっているはずだ。


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美事なしだれ桜

 これは、鬼北に接した松野のあるお宅のしだれ桜だが、やはり、年数を経た立派な古木で、美事な花を咲かせていた。


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市越の池

 これは、再び運動公園に戻り、市越の池の桜だ。ここの池は、水の色が、仁淀川の水の色に似ていて、とても魅力的だ。その美しい水の色との対比で愛でる桜は、なかなかいいものだと思う。

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並み居る木々

 鬼北グランドまで帰ってくると、丘の斜面には、まるで吉野山の桜のように桜の木々が並び立ち、爛漫の春を謳歌している。これも、なかなか、いい。   
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2019年04月12日

824 春 の 旅 4

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金箔のおやつタイム

 能登巡りで貸し切ったタクシーは、金沢のホテルまでの契約で、途中2つの場所も回って観光させてもらった。1つは、千里浜(ちりはま)という何キロもある砂浜を走ることができる場所、もう1つは、金沢に入って金箔を作っているお店に寄ってもらった。

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様々な金箔製品

 金箔のお店では、金箔入りのケーキとお茶が出てきた。店の一隅には、全て金箔を貼った茶室もあり、金箔の切れ端を頂いて、手の甲にすり込むという体験もさせてもらった。女子は何やら金箔がらみのアクセサリーなど購入していた。


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ホテル到着

 金沢での宿は、三井ガーデンホテルという最近できたホテルであった。ビジネス風だが、なかなかいい感じのホテルであった。能登では、食事が海鮮丼やら海草しゃぶしゃぶだったので、金沢では違う食事に向かった。ホテルではなく、近所を探索してみた。また、明日のバス観光のバス停なども探索してみた。


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能登牛に舌鼓

 結局、感じの良い焼き肉屋さんがあり、能登牛の霜降り焼き肉にありつけた。量は少なかったが、高級感を味わうことができた。満足満足。


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金箔アイス

 翌日は、バス利用の金沢巡りとなった。ホテル近くのバス停から始まり、まずは、21世紀美術館、バスは、一日フリー切符500円をホテルで調達、どこまで、何度乗っても500円だ。美術館付近で金箔付きのアイス試食、味は、普通のものと変わらないが、唇は金箔だらけになる、金沢的一時となった。


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金沢城は通過

 次は兼六園を目指すが、金沢城は、外から眺めて通過。どこも外国から来た方が多いのに驚く。気温も低く、途中、雹(ひょう)まで降り出す始末であった。


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兼六園は寒そうな桜

 兼六園は、桜の名所だが、この寒さなので、ソメイヨシノはまだまだ蕾であった。一部別種の桜がちらほら咲いており、梅の花が散り始めた頃合いであった。


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東茶屋街

 兼六園の次は、東茶屋街に向かう。ひとしきり雨の茶屋街を回り、昼食は近江町市場にて、またまた、名物の海鮮丼を頂いてしまった。


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ふり出しに帰る

 大きな荷物は、ホテルで宅配にて送っておいたので、最小限の荷物で観光、そのまま帰途につくことができた。

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一路大阪へ

 振り出しの金沢駅から、再びサンダーバードに乗り込み、大阪を目指す。大阪の方々とは、大阪駅で別れ、駅近くのラーメン店で夕食を済ます。


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梅田の夜桜

 少しずつ現実世界に戻り、またまた寝苦しい夜行バスの旅となる。梅田は行く時よりも、桜が咲きそろい、夜桜がバスを見送ってくれた。雨にはたたられたが、なかなかの良い旅だった気がする。宇和島に着くと、何と特別のおまけの偶然か、吉野のくいしんぼうさんも同じバスだったようで、ばったり出くわした。
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2019年04月09日

823 春 の 旅 3 

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バイキング朝食

 大満足の和倉温泉「あえの風」での一夜であった。朝食もバイキングではあったが、十分満足のいくメニューで、気分良く予約していたタクシーに乗車、能登島回りで能登の旅に出発した。


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輪島の雨の朝市

 まずは、半島の頭部分、輪島の朝市に向かう。野菜や魚、工芸品や塩などなどが売られている。輪島塗の箸(はし)の店で名前入りの箸を注文、朝市を見ている間に完成。お土産とする。

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千枚田

 続いて半島の先へと進む。千枚田と呼ばれる棚田に到着。朝市見学の途中から降り出した雨は、本降りになり、棚田の写真を撮影して終了となる。


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窓岩

 途中、ベテランの運転手さんが、そこここのスポットを説明してくれる。これは、窓岩、海の浸食の跡だろうか?近所にも似たような場所があるので、あまり珍しくはない。



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垂水の滝

 このスポットは、垂水の滝、厳しい冬の能登半島の風に吹かれて、水が噴き上げられたり、凍ったりするらしい。能登らしいスポットだろう。

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すだれ

 更に半島の先端に進み、能登の塩を作っている場所に到着。塩田のように夏の太陽を利用して潮水を砂に撒く方式もあるが、この日は雨だったので、室内で塩作りをしている場所に連れて行ってもらった。温室のような棟の中にすだれが張られ、そこに潮を降り注いで、塩分を濃縮するようだ。


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竈(かまど)

 次に塩分濃度が高まった塩水を大きな釜で煮る。更に濃度を増して塩に近づく。家屋を解体したときに出る廃材が釜を焚く燃料になる。そういえば道道の海岸通りには、この廃材がたくさん積み上げられていた。


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ステンレスのお釜

 竈で熱せられた塩水は、この大きなステンレスの釜の中で、少しずつ水分が飛んでいく。鉄の釜では、錆び付いてしまうため、ステンレスが使われているようだ。ほぼ出来上がった塩は、布を敷いた木の桶に移され、さらに水分を濾(こ)されていく。この過程でにがりも塩から抜けていくらしい。


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海草しゃぶしゃぶセット

 昼食は、予定外の塩作り場所にやって来たので、初め予定していた場所はやめて、奥能登の庄屋の館というお店で、名物料理を食べることになった。それは、岩ノリ、カジメ、ワカメ、 アオサ、モズク、ギバサなどの海草をしゃぶしゃぶにして様々なたれを付けて食べる健康な料理だ。もちろん、能登で穫れる様々な魚のお造りやらを宇和島の鯛飯のようにご飯に載せて、特性のたれをかけて食べる海鮮丼もついているなかなかの料理だった。美味しいお昼を運転手さんありがとう!
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2019年04月05日

822 春 の 旅 2

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能登半島

 さてさてサンダーバードは、金沢を越え、和倉温泉に着いた。お迎えのバスに揺られて着いた宿は、「あえの風」という一風変わった名前の宿であった。「あえ」とは、能登の言葉で、「東」という意味らしい。したがって、「あえの風」とは、「東風」、古典でいう(こち)にあたるのだろう。

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味も良し

 和倉温泉は、能登半島の口のような七尾湾の根っこの場所にある。湾には能登島という島があり、2つの橋で繋がっている。この能登島を正面に見晴らせる場所にある宿なので、目の前に海が開けている。

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次々と登場

 「あえの風」は、ホテルとは呼ばれていなくて、部屋もベッドではなく、和室であった。ホールや食事場所は、大きなホテルのような仕様になっている。食事場所の中央には、丸い舞台がしつらえられており、何かその舞台で催されるようだ。

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最後の締め

 食事は、見開きのメニューが配られ、次から次へと10品以上の品々が並び、提供される。真面目に食べていると、お腹が一杯になり過ぎる現象が起こった。歳を重ねた我々には、少しボリュームがあり過ぎたかも知れない。


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飛鳥か奈良か?

 食事も、最後の締めに近づいた頃から、舞台でのショーが始まった。初めは、女性と思われる古代風の衣装を着た演者が、登場。


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優雅に進む

 舞台では、古代の伝説とおぼしき流れが、舞いを舞うように演じられた。内容はよくは分からなかったが、優雅な時間が流れた。


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次は大迫力

 続いて次なる出し物は、舞台に運び込まれた和太鼓を鬼の面をかぶった和太鼓奏者たちが、入れ替わり立ち替わり登場しては迫力ある演奏をかなり長い時間続けた。後で聞くところによると、これが、名前だけは知っていた「御陣乗太鼓(ごじんじょうだいこ)」だったらしい。


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御陣乗太鼓というらしい

 舞台の周りに幾つかのテーブル席があり、周りには一段高い部屋のように区切られた席がいくつもあって、そこからもこの舞台が鑑賞できるようになっていた。そのいわば2階席の上にも3階席があり、歌舞伎などを鑑賞する劇場のような作りになっていた。普段質素な食事をしている我々にはあり得ないような御馳走がきて、不思議な郷土芸能の時間が流れた。
posted by tentijin at 07:00| 愛媛 ☁| Comment(4) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月02日

821 春 の 旅 1 

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奈良霊園の桜(3/29)

 私が勝手に開花宣言をした頃、最も立派に咲いていた奈良霊園の桜に見送られて、春の旅に出かけた。あまりにも順調に咲き進んでいたので、帰る頃には、盛りを過ぎているだろうなという少し残念な気持ちがあった。

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大阪駅

 しかし、かなり前から計画を進めてもらっていた旅であったし、みんなが楽しみにしていた旅だったので、心はワクワクの出発となった。ただし、大阪まではあの夜行バス、眠れない地獄のような夜を通過する必要がある。


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旅のお供

 何とか梅田に着いて、待ち合わせは、大阪駅のコンビニ前、バスの中ではトイレが怖くて、飲まなかったアルコールも、バスから降りたら解禁となり、清酒や焼酎なども買い込んだ。旅の楽しみの1つだと思う。


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15号に乗る

 早朝に梅田に着いたが、食事をしてたくさんの時間を潰(つぶ)して、10時頃、ほかの4人と合流、10時過ぎにサンダーバードに乗り込むこととなる。最初の目的地は、能登半島の和倉温泉を目指す。

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列車到着

 私は大学の同窓会があったので、サンダーバードは、2度目になる。特急仕様なので、現在建設中の新幹線ができるまでは、北陸旅の主役級の乗り物である。


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特急にて

 座席は指定席で、安心して旅ができる。列車は、金沢で切り離され、我々が乗る前6両は、和倉温泉まで進むことになる。


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びっくりの女性車掌さん

 何とこのサンダーバードの車掌さんは、すらりと足の伸びた女性であった。男性が悪いわけではないが、男にとっては、すごい!、かっこいい!となってしまうから不思議であり、単純である。


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白山連峰?

 石川県に入ると、山の頂上付近には白いものがたくさん見えてきた。初めはビニールハウスのようなものかと見間違っていたが、近づくにつれ、それが残雪と分かって、南国の旅人は、びっくりしてしまった。わくわく感は更に高まる。   
posted by tentijin at 10:47| 愛媛 ☁| Comment(4) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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