2019年05月31日

838 も は や 夏

1.jpg

睡蓮の花

 5月の空は、昔は五月晴れで、爽やかな空の代名詞であった。しかし、今年は、5月というのに、早々と30度越えの真夏日が続く。我が家の睡蓮も花を咲かせ始めている。

2.jpg

ハチク

 お母さんの好きなタケノコの確保第2弾、ハチクのシーズンになり、早起きをしては、タケノコ採りにいそしんでいる。昨年の豪雨の影響で、河川敷の竹は、軒並み倒れてしまって、竹藪に入ること自体が、かなり困難な状況になってしまっている。それでも、大きな体を折り曲げながら頑張って、タケノコを確保している。


3.jpg

お母さんの赤タマ

 風の国の上の畑で、お母さんに代わって、相棒がタマネギを引く。私は、上の道まで運び上げ、下の倉庫まで軽四で運び、倉庫の中に並べて乾燥させる。力仕事なので、これは、私の担当になったのだ。


4.jpg

噴霧器

 午後は、クロチの草を除草剤でやっつける。1度草刈りはしたが、夏の草の勢いを止めるには、除草剤も必要となる。しかし、噴霧器のエンジンは、1時間もかけ続けても、うんともすんとも言わない。

5.jpg

カボチャ

 仕事にならないので、草刈り機を持ってくる。重労働だが、仕方なく草刈りに変更して土日の2日間を頑張る。クロチの8割を終える。


6.jpg

キュウリ

 草の中から、カボチャやキュウリの苗が現れる。昨年、お母さんがカボチャやキュウリを植えていた辺りなので、己(おのれ)生えだろう。お母さんは、今年は、もう、クロチに来ることも難しくなっている。

7.jpg

露草の花

 2日間のお手伝いを終えて、ふと見ると、岡の川の木立の影にたくさんの白い小花が咲いているのを発見。近づいてみると、ツユクサの1種のようだ。そういえば、この時期の畑には、露草が蔓延(はびこ)ってくる。人間は、草と闘いはするが、所詮(しょせん)草を超えることは、できないと思われる。
posted by tentijin at 13:31| 愛媛 ☁| Comment(6) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月28日

837 夏 の 日 に 向 け て

1.jpg

ひのらの花1(つつじの仲間?)

 どんどん気温が高くなり、日本列島には、5月だというのに30度を越える日が次々と押し寄せてくる。昨年の豪雨もその1つだと思うが、地球温暖化の印は、毎年、新たなる兆しを連れて来るようだ。

2.jpg

ひのらの花2(この花は、紫から白になる)

 風の国のひのら(前庭)には、花の世話を趣味にしていたお父さんがお世話をしていた植物がたくさん並んでいて、次々と花を咲かせる。お母さんも花好きで、母の日に送られた花などを大切に育てておられる。


3.jpg

上の畑(草だらけ)

 お母さんは、畑で野菜を育てるのが楽しみで、本当にどの野菜も、立派な野菜ができるので、お母さんとお話しをする時は、ついつい野菜作りのお話になってしまう。お母さんの膝や腰は、もう限界にきていて、すぐ上の畑でさえ、上がるのは、難しくなっている。


4.jpg

びわ(上の畑には、枇杷も)

そんなわけで、収穫、肥料やり、草刈り、摘果などのお手伝いはしていたが、お母さんの畑のお手伝いは、したことがなかった。しかし、運転免許も返上してしまい、上の倉庫に上がったり、上の畑に上がったりするのは、むずかしくなり、上に上がると、その日は足がうずく事が多くなっている。そんなわけで、我々がお手伝いに行くと、お母さんの畑の草引きなどのお手伝いをすることが増えてきた。相棒は、お母さんの子供なので、そのへんの事情が良く分かり、そのお手伝いをする方向が生まれてくるのだと思う。


5.jpg

茄子を植える

 上の倉庫の横の畑には、お母さんが茄子などの夏野菜を植えていた場所だった。免許も返上し、100段近くもある階段を登ってお母さんが畑の世話をすることは、今では本当に難しくなっている。


6.jpg

カボチャを植える

 ある日、その畑の草引きを頼まれた。半日、草を引き、午後から茄子とカボチャを植え付けた。カボチャの周りには、スイカの敷き藁のごとく、引いた草を敷き詰めてお手伝いを完了した。

7.jpg

ブラシの花

 茄子もカボチャもお母さんがいつも植えていた場所なので、うまく育ってくれると嬉しい。いつもの年のようにいつもの夏野菜が収穫出来れば、お母さんも嬉しいのではなかろうか。我々が帰る頃には、ブラシの花が鮮やかに咲いていた。
posted by tentijin at 01:59| 愛媛 ☁| Comment(6) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月24日

836 感 謝 の 日 も 終 わ り

1.jpg

たけのこ

 人生で母親に何かプレゼントしたことは、1度しかない。新聞屋さんで働いていた19歳の時、人生最初の給料をもらった折に、それを実行した。確か籐で編んだ買い物籠と財布を送った気がする。以来、母が亡くなるまで、プレゼントらしきものは、あげたためしがなかった。

2.jpg

不思議な花

 その後悔の思いをずっと心の底に置いたまま、生きているような気もする。風の国のお父さんやお母さんのお役に立てたらという原動力の1つに繋がっているかも知れない。表だっては言葉にはできないが、お母さんの好きなタケノコを調達したりすると、少し満足してしまう。

3.jpg

蜜柑の花

 風の国お手伝いに出かける時、三間の田んぼで不思議な光景を目にした。田んぼ一面に吾亦紅(われもこう)のような赤い花が咲いていたのだ。昔、田植え前の田んぼにレンゲが植えられていた様子に似ている。ひょっとしたら、同じように田んぼに良い肥料になる植物なのかも知れない。

4.jpg

使わせてもらってます

 風の国は、収穫の順をたどるかのごとく、伊予柑、ポンカン、デコポン、清見、サンフル、と次々と蜜柑の花が咲き、そこら中、花の香りで満たされていく。ある日、私のかぶっていた帽子が汗になっている様子を見て、お母さんが、お父さんが使っていた帽子を渡してくれた。風の国へ行った時は、その帽子をかぶって作業をする。お父さんの使っていたスリッパなども、お借りして動く。ささいなことの中に、感謝の気持ちが湧いてくる。

5.jpg

蜜柑の新芽

 畑では、花に加えて、蜜柑の新芽が、新鮮なお茶の新芽のように延びていく。毎年繰り返される光景だが、この時期は、畑も命の営みに充ち満ちている。


6.jpg

昼食

 コンビニ調達のサンドイッチとコーヒーで昼食を取る。畑で昼食を取ると、作業時間を増やすことができる。草刈りなど、時間のかかる作業の時は、この方法に限る。作業が出来るのは、週1なので、これに勝るものはないような気がする。

7.jpg

母の日の花

 風の国のひのら(前庭)には、皆さんから、母の日のプレゼントの花々がいくつも届いている。何だか心がほっこりとしてくる。
posted by tentijin at 01:10| 愛媛 ☀| Comment(6) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月21日

835 久 々 の 登 山 2

1.jpg

高山植物 4

 土小屋の駐車場までは、面河渓谷から石鎚スカイラインを車で登る。地図で確認すると、このスカイラインは、石鎚山の南側になる。また、着いた土小屋駐車場は、石鎚山の東側になるので、山の東側から登り始めることになる。しばらく登ると、長い坂道の階段になる。私の足は、もうそこで悲鳴を上げていた。その坂道辺りで見付けたのが、この高山植物4である。道端にたくさん生えていた。

2.jpg

アザミ?

 峠のような所を過ぎると、そこからは、石鎚山の北側斜面を下ったり、登ったりの道になった。このアザミもその辺りで見付けた。地上のアザミは、ちょうど今が花の季節で、野原のあちこちで咲いている。この石鎚のアザミは、種類も、地上とは多少違って見える。気温のせいか、まだ花は咲いていない。

3.jpg

残雪

 この北側斜面を登りながら、ついに決定的なものを発見した。斜面の窪んだ、形状が小川のようになっている場所に見えたのは、明らかに残雪であった。まだ、この時期残っているとは聞いていたが、北側斜面だからこそ、見ることができたのだと思う。鬼北では、既に終わっていたモッコウバラが、麓の面河渓谷では、まだ、美しく咲いていた。高原地帯なので、気温差はそれくらいあるのだろう。

4.jpg

休憩所

 長い長い北側斜面を登り、山頂を過ぎた西側にさしかかった頃、鳥居が見えてくる。休憩場所やトイレが設置されている。しばし、休んで英気を養う。


5.jpg

鎖場(くさりば)

 この休憩場所のすぐ上が、最初の鎖場だと思う。道すがら見上げてみると、ほぼ垂直に見える岩場なのだ。よくもまあ、昔これを登ったものだと、あきれてしまう。当然、4人のメンバーは、誰も鎖を登るという方はいなかった。


6.jpg

遂に山頂付近

 更に北の斜面のいくつもの階段を休みながら登っていって、山頂の西側の尾根に回り込み、しばらく行くと、石鎚山の山荘があり、すぐ上に山の看板にたどり着いた。ここは、石鎚神社の頂上社のある弥山(みせん)と言われている場所らしい。


7.jpg

石鎚山頂上社にて

 看板のすぐ上に頂上社がある。ここでもお参りをして待望の昼食を取った。鬼北からは、日吉回りで、高知県の檮原の町中を通ってきた。檮原は、龍馬が脱藩してきた脱藩の道のルート上にある。この檮原のコンビニで、おにぎり弁当を調達、ひたすら440号線をスカイラインに向けて、やって来たのだ。


8.jpg

天狗岳と記念撮影

 令和の旗が立つ神社からは、目の前に天狗岳が見えている。この弥山からの標高差は、10mくらいらしい。見ての通り登ってきた北側は、断崖絶壁の状態である。また、天狗岳までの道は、尾根伝いに続く岩ばかりの危険なルートになる。当然私は、天狗岳まで行くのはパスをした。

9.jpg

イシヅチザクラ

 尾根のコースを見下ろしていた体育会系のメンバーも、パス組に入った。残る、以前、マラソンランナーだったメンバーと生物に詳しいメンバーが挑戦するらしい。マラソンランナーは、ルートに入って行ったが、もう一人は遅れてコース入り口に来て、眺めた結果、パス組に入った。結局、3人は、好天の下、弥山に生えていたイシヅチザクラを鑑賞しつつ、ランナーの快挙を3人で眺めていた。


10.jpg

ランナー、登頂!

 そして、ついに山頂に到達して、手を振るランナーを、望遠のレンズで捉えた。その辺におられた方と記念写真を撮ったが、ランナーは、へっぴり腰であったと、後から話していた。

11.jpg

今治方面

 山上からは、今治方面だという地上の様子も見えたが、靄(もや)が懸かっているような様子であった。


12.jpg

高山植物 4

 ランナーが尾根の道から帰還すると、メンバーは、下山に入った。登りの間、最も情けなかった私も、下山の時は、多少膝に衝撃が伝わるものの、比較的楽に階段を下ることができた。我が筋肉にとって地球の引力こそが、敵になり味方になるようだ。下山中、高山植物4の、まだ、花の時期の状態に巡り会った。登る時に見付けたのは、花の終わった後の状態だったらしい。


13.jpg

霊峰

 土小屋付近まで下山して、再び山頂を見上げてみた。厳しい登山をしてきた後だったので、その姿は、正に霊峰に見えた。登山者の中には、外国の方や関東方面から来られた方、100人近くの方々と遭遇した気がする。年金組もたくさん来ておられ、天狗岳まで行かれる方々にも、私より年上と思われる方々がたくさんおられるように見受けた。記念にはなったが、私には,厳しい久々の登山だった。  
posted by tentijin at 01:06| 愛媛 ☔| Comment(4) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月17日

834 久 々 の 登 山 1 

1.jpg

ネットで購入

 飲み仲間の中に、無謀な方々がいる。以前から、一緒に杯を重ねる内に、富士山に登ろうという話が持ち上がった。私にも、我が父も富士登山をしているので、登ってみたいという思いはある。しかし、私は、脚力が極端に弱いので、この話は、ほぼ恐怖でしかない。


2.jpg

ルート

 そんな無謀な流れから、西日本最高峰に登る話が持ち上がった。情けない私ではあるが、仕方なく準備に入った。まずは、登山靴、トレッキング用のズボンやら、ヤッケやらネットで注文してもらい、格好だけは勇ましげになった。

3.jpg

出だしの標高

 登山のコースは、土小屋から天狗岳を目指すコースだ。何とこれは、35〜6年前に、若者会というグループで登ったコースだった。ただでさえ、限りなく記憶が崩壊している私なので、当時のことはかすかにしか覚えていない。ただ、図体だけは昔も今もでかかったので、皆さんの荷物を背負い、鎖登りに挑戦したのを覚えている。


12.jpg

神社で記念撮影

 背中の荷物の重さと体重の負荷に負けて、鎖の途中で登れなくなってしまった。結局、仲間にリュックを預け、助けを借りて、何とか登った悪い記憶が蘇った。今思い返すと、よくもまあ、あんな挑戦をしたものだとあきれてしまう。今回、鎖の場所に着き、鎖を見上げて、つくづくと思った。

5.jpg

熊笹

 出発は、土小屋の駐車場、標高1,492m、神社に無事帰還できるようお参りをして、出かけた。両脇に熊笹の生える小道の登山道を登る。道の細部に関しては、全く記憶から抜け落ちていた。道は、小さな木材を階段のようにしたりして整備されている。


6.jpg

高山植物1

 道すがら高山植物が見られるが、残念ながら、私の無知はこれらの美しさおもしろさは感知するが、その名前は全く分からない。猫に小判だ。


7.jpg

高山植物2

 今回の登山仲間の方々は、あまりそれらの植物には興味がなさそうで、私が撮影をする度に、皆さんのペースから遅れていく。元々情けない脚力なので、遅れ気味なのに、更に遅れては、皆さんに待っていただく。急な階段の前には、しばし休んで息を整える。


8.jpg

高山植物3

 坂を登ると、その苦しさに、またまた、しばし休息を取る。階段を登ることが非常に辛いのに、登山道の階段は、永遠のように続いて行くのだ。30代の登山では、この階段の苦しさは全く覚えていないので、何とか、若さで乗り越えたのだろう。

9.jpg

あけぼのつつじ?

 太ももの筋肉は、50代後半から、あれよあれよとスマートになり、今では、階段を登るという行為が、いかに大変なことか実感するようになっている。それでも、仲間と来た以上は、弱音を吐いたとしても、止まるわけにはいかない。


10.jpg

水苔?

 35年あまりの月日の重さと新たなるコースの記憶を積み重ねながら登っていった。こんな様子で、最後まで登れるものだろうか?


11.jpg

目指すは高嶺

 限りなく自信のない状態で、メンバー最高齢のいたわりを受けつつ、目指す高嶺に向かうしかないだろう。
posted by tentijin at 13:04| 愛媛 ☀| Comment(6) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月13日

833 夏 草 の 季 節

1.jpg

はびこり始めた夏草

 5月に入って、気温が急に上がり始めた。風の国では、清見タンゴールの収穫が終わったので、収穫作業が一段落した。次なる作業は、夏草との戦いと肥料撒きである。肥料をやることで、柑橘はその甘みを確保することができる。

2.jpg

草刈り機と面

 肥料やりは、比較的楽な作業になるが、甘さ確保のためには、必要不可欠な作業でもある。草刈りは、クロチの畑から始め、ウマキの畑、伊予柑畑、三崎道の畑と進み、最後の大物は、垣内作りの畑だ。

3.jpg

明るくなった畑

 垣内作りの畑は、清見タンゴールの畑でモノレールの左右に5段の畑が広がっている。もう放棄してしまった馬の背の畑よりは、狭いが、かなりの広さがある。この広さだと、週末土日では終わらないかも知れない。

4.jpg

余った肥料

 既に相棒や弟夫婦が、肥料をやってくれているので、私が草を刈って、畑を明るくするだけである。肥料やりをして余った肥料袋が、草の中から出てきた。お母さんによると、これは、花がたくさん咲いている木の根元に、追加して撒いたら良いということであった。

5.jpg

出てきたサンテ

 草を刈ると、草の中に隠れていたサンテが出てくる。袋かけをした後で、実ごと落下したものだ。中の実が腐ると、このように出てくるのだ。黒くてだめなものは焼き、洗濯すれば使えそうなものは、持ち帰ることになる。


6.jpg

薪用の蜜柑の枝

 収穫時に、切った蜜柑の枝は、葉っぱが腐って落ちた頃に、適当な長さに切って風呂の焚き付けにする。この薪作りは、恐らく、お父さんが、作業の折々にやっていたと思われる。風呂を焚くのも、お父さんの役目であった。


7.jpg

集めた薪

 お父さんがいなくなり、薪を作るのは、私の役目になった。先日、大阪から帰って手伝っていただいた方々にも、クロチでの薪作りを手伝っていただいた。昨年、杉垣を切ったので、その枝を主に集めた。風呂を焚くのは、お母さんの役目になったので、小屋まで運んだ薪も、風呂場までは、お母さんが運ばなければならない。とても大変だと思う。
posted by tentijin at 03:28| 愛媛 ☀| Comment(6) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月10日

832 巣立ちの物語

1.jpg

温める親鳥

 3月の終わり頃、お隣さんの板壁に付けられている鍬(くわ)をかける棚の上に巣作りを始めた鳥がいた。子供の頃、山鳩と言っていた鳥で、正式にはキジバトと言うらしい。よく見ると、羽根の模様が、キジによく似ているとも思う。

2.jpg

怪しい影が

 始まりは、畑から家の南側の出口に帰ってくると、必ず建ちかけの小屋の横に鳩がやって来ていたということがあったということだろうか。それが、あまりにも頻繁(ひんぱん)なので、家の中からも時々、観察をしていたら、どうやらハトは、巣の材料集めをして、その材料をお隣の鍬の棚に運んでいるのが分かった。


3.jpg

やっぱり雛か

 山鳩の巣は、小枝を組んで作られ、卵は2個生み付け、2週間温め、雛になってまた、2週間過ぎると巣立っていくらしい。最初の写真は、まだ、卵を温めているらしい親鳥の写真だ。雌なのか雄なのかは分からない。巣作りの段階では、雄雌両方見かけた。おそらく、どちらかがエサを食べにでかけ、交代で温めているのかも知れない。


4.jpg

少しふっくら

 4月半ばの2番目のの写真では、確認はできなかったが、親鳩の向こう側に怪しい影が見える。卵から雛がかえる日数にほぼ合致した頃なので、変化が現れているのかもしれない。

5.jpg

産毛はあるが、親鳥に近づいた

 3番目の写真は、怪しい陰から2〜3日後、親がいない折に偶然撮影できた。間違いなく雛が誕生している。まだ、痩せて頼りなげである。4番目の写真では、少しふっくらしている気がする。5番目の写真では、更にしっかりして産毛も少なくなっている。

6.jpg

ある日、舞い降りた

 雛になって2週間を少し過ぎた辺りで、またまた、決定的な場面に遭遇した。1羽が巣から飛び出し地面に降り立ったのだ。写真でよく見ると、首の下にわずかに産毛が残っているのが分かる。親鳥の姿にも見えたが、雛に間違いない。その後、彼?は、私の気配を感じたのか、屋根に飛び上がってしまった。


7.jpg

片方は、まだ

 一方、巣にはもう1羽の雛が、泰然と座っていた。こちらはまだ巣立つ気はなさそうだ。同じに生まれても個人差があるようで、結局、何日も巣立つことはなかった。


8.jpg

練習か?

 ところが、ある日、巣の上で、羽ばたく練習をしていた。ぼちぼちその気になったのかも知れない。それでもまだ、巣立つことはなかった。


9.jpg

催促でしょうか?

 その次の日あたりに、巣を見ると、2羽がいる。親がしびれを切らして様子を見に来たのか?はたまた、兄弟が様子を見に来たのか?鳩は、親鳥のミルクで育つらしいのだが、巣立つ気がないと、時は満ちても、どうも事は前に進まないようだ。


10.jpg

飛び降りはしたが・・・

 兄弟が巣立ってから1週間後くらいに、巣の下に降りている雛を発見、近づくと、お隣の物置の中に入ってしまった。どうやら、巣から下へ飛び降りるのが、最初の巣立ちの行動のようだ。


11.jpg

今度こそ?

 次の日、物置の下から顔を出し、巣立とうか悩んでいる風の彼?彼女?がいた。近づくと飛び立つかも知れない。

12.jpg

まだ、自信がないのかなあ!

 本当に近づいてみると、彼?彼女?は、大空に舞い上がったりせずに、10mほどあるブロック塀の根元に逃げたので、仕方なく反対側に回り込み元の場所に誘導した。もうここまで来たら、巣立つだろうと、そのままにして置いたら、次の日は姿が見えなかったので、無事、巣立ったようだ。めでたし!めでたし!
posted by tentijin at 04:18| 愛媛 ☀| Comment(6) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月07日

831 夏 来 る 3

1.jpg

ボタン

 我が家には、白い牡丹もあったような気がするが、今では、いつの間にか赤い牡丹だけになっている。不思議だ。先祖返りをするのかもしれない。ともあれ、咲いたかと思うとすぐに散ってしまい。この夏も私を置いて行ってしまう。


2.jpg

ジャーマンアイリス

 これは、ずいぶん昔、どこかからいただき、根付いたジャーマンアイリスの1つだと、記憶している。立派な花を咲かせるが、広がりすぎると間引かれたりで、何とか生き残っている。やっとこ生きている私に似ているかも知れない。


3.jpg

ギボウシ

 これも、我が家の庭に生えている植物で、ギボウシとかいう名前だったと思う。相棒がもらってきたものだと思う。冬には枯れてしまうが、この時期、復活して立派な葉っぱを広げ、その生命力を誇示しているようだ。

4.jpg

モッコウバラ

 これも、相棒が、たった1本もらってきた植物で、モッコウバラというらしい。今では玄関の垣根にはびこり、いい感じになっている。この花も綺麗だが、意外と花の命は短く、風の国に行って、帰ってみると、花は、哀れにも終わってしまっていた。

5.jpg

卯の花

 これは、ウツギという花らしいが、いわゆる卯の花というものだろうと思っているのだが、この季節に相応しい花で、私は、気に入っている花の1つだ。

6.jpg

柿若葉

 我が家から出て車を走らせてみると、鮮やかな黄緑の葉が目に飛び込んでくる。クヌギ若葉もいいが、この柿若葉もつやつや鮮やかで優しい色だ。


7.jpg

椎の木

 これは今の時期の椎(しい)の木の様子だ。遠目には細部は見えないが、花でも咲いているようにも思える。若葉がこの色なのかもしれない。とにかく、そこらじゅうの雑木林には、このモコモコとした椎の木が、その存在感を見せつけている。椎の木は陰樹なので、放っておくと山はこの木に占領されてしまうだろう。

8.jpg



 最後に見付けたのは、生き生きモコモコした藤の花だった。普通の藤のように、しだれるというよりは、花が飛び出していくような勢いが感じられる。けっこう、初夏を巡った気がする。
posted by tentijin at 14:53| 愛媛 ☀| Comment(4) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月03日

830 夏 来 る 2

1.jpg

クヌギ若葉

 私がもたもたしている間に、平成は令和に変わってしまい、夏もまた、一歩進んでしまった。私の好きなクヌギ若葉も、山の中で明るい緑でその存在感を示している。


2.jpg

庭の花1

 玄関先の鉢植えの花々も、次々と花を咲かせ、リアルタイムの夏の時間を刻んでいっている。


3.jpg

庭の花2

 この花も、始まりは1株2株だったが、今では、はびこり、どんどんその存在感を増している気がする。


4.jpg

ラビット・テール

 この花は、最後はドライフラワーになる「ラビット・テール(うさぎのしっぽ)」という植物だ。あまりの可愛さに、植物の名前を知らない私でも知っている草だ。

5.jpg

植田

 久しぶりに風の国から帰ってみると、田植えもほぼ終わり、夏が一歩前に進んだのが分かる。

6.jpg

大でまり?

 これは何の花だろう?コデマリよりは、花が大きく迫力がある。松野からの帰る途中で見付けた花だ。

7.jpg

アヤメ群生

 最後は、吉野のくいしんぼうさんがアップされていたあの場所の菖蒲?かな?あまりの美事さに、ついつい車を止めて見入ってしまう。今回は、通りがかった御近所のおばさんと鑑賞した。   
posted by tentijin at 10:19| 愛媛 ☁| Comment(8) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
タグクラウド