2019年08月28日

860 味 噌 作 り 1

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鬼北から来たコキア

 予報では、天気には恵まれそうではなかったが、今回、味噌作りのお手伝いに風の国に出かけた。一日目は、やはり雨、夕方やんだので、お母さんの畑に上がり草引きをすることにした。味噌作りは、お父さんが元気な頃は、お母さんと二人で早朝から始めていたが、今回は、我々が前日から出かけて準備からお手伝いすることになった。

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ここはいったいどこ?

 畑に上がってみると、都合良く雨が降るので、畑はジャングル状態になっていた。いったい何が植えてあるのか分からない。仕方なく、手前から少しずつ草を引いていく。雨のため気温は低くなって、作業はしやすいのだが、蚊の総攻撃に合いながら、少しずつ引いていく。蚊は、真夏の暑い時期には、弱って人間を刺さないのだが、涼しくなると攻撃が激しくなる。


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カボチャ畑だった

 この二段目の畑で、草を小一時間引くと、植えてあるものが少しずつ見えてきた。どうやら、植えてあるのは、カボチャのようである。収穫はほぼ終わっていると、聞いていた。

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三段目の畑もジャングル

 三段目の畑も、カボチャが植えてあるようだが、ここもまた、ジャングルになっている。少し疲れてきたので、草も粗々(あらあら)と引いていき、ほぼ終了した。


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草の中からキュウリ発見

 草を引いた畑を眺めてみると、途中で発見したキュウリが1本あった。しかし、この赤い丸いものは何だろう。重しのように見えるが、何に使うのかは、不明だ。


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ラグビーカボチャ

 とうのカボチャは、ラグビーカボチャだった。もっと上の畑には、丸い普通のカボチャが植えてあった。

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これもラグビー

 結局、カボチャは、もう一個発見したが、収穫を終えた畑だったので、合計2個だけであった。私の2時間近くの労働は、この2個のカボチャのためだけか、と思うとちょっと力が抜けたが、ここはこの後お母さんが大根を植える畑なので、草引きも役に立ったかも知れない。明日は天気に恵まれて味噌作りになるだろうか?
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2019年08月24日

859 絵 本 1

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風の国の集落

 日本一細長い風の国のある半島、その断崖のような斜面に風の国の集落は、広がっている。半島の中でも、この集落だけ少し違う言葉が残っている。最近ではその昔の言葉も、薄れて来つつあるが、その言葉の中には、ひょっとしたら東北の言葉が混じっているのかも知れない。

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夏の海

 風の国の集落は、豊後水道に面していて、毎日、その海の絶景を見ることができる。夏の海は明るく、輝くようだ。また、この風の国の地区は、宇和島の伊達藩との繋がりがあるということも、昔から聞いているが、最近、東北からやって来た伊達藩との言い伝えのようなお話が、絵本になっている。なかなか難しい部分もあるが、その絵本を折に触れ、少しずつ紹介してみたい。

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表紙

 絵本の出だしはこうである。
 「♪ 回れ、回れ水車、遅く回れば堰(せき)が止まる  ぞ〜
  ♪ 十三から、これまでつれたる雌鹿(めじか)をば
   これの御庭に隠しおかれた〜

  日和(ひより)は砂浜の上で踊る兄貴、三郎太の鹿踊(しかおど)り、鬼剣舞(おにけんまい)を真剣な面持(おもも)ちで見つめていた。三郎太は鍛冶職人の見習いで、踊りは八幡町(はちまんまち)にある東光院(とうこういん)の踊大将(おどりだいしょう)、藤九郎(とうくろう)から直(じか)に教(おそ)わっている。」


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中表紙 1

 「あんにゃみたいにうまぐおどれねえ!」「あったりめえだ! おらだって藤九郎様にしこたまごっしゃかれてやっとここまで踊れるようになったんだど。ひよりがそう簡単に踊れるわげねえべ!」「んだども早くあの鹿頭(ししがしら)つけて、あんにゃみたいにかっこよく踊ってみてえな・・・」「あれ!多賀丸、どこさ行ったあ」


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中表紙 2

 仙台市泉区福岡地区には鹿踊と鬼剣舞は一対のものとして伝えられています。鹿踊は災いや病害虫を除き、五穀豊穣を祈願する踊り。また剣舞は悪魔退散、天下太平を祈願するものとされています。祖霊供養に家ごとに巡って踊られていたようです。


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二ページ目

 仙台藩では八幡町龍宝寺の塔頭(たっちゅう)・東光院が鹿踊・剣舞や田植踊などの庶民の芸能を管理しており、その踊大将藤九郎が鹿踊・剣舞の始祖とされています。
 伊達秀宗公が仙台から移った際にこの鹿踊なども伝わったと考えられており、踊り方や歌詞も福岡地区を始めとする宮城岩手に伝わる八幡堂系の鹿踊と共通する部分が数多くあります。


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風の国の海

 この絵本が、どういういきさつで作られたのかは、私には分からないが、子供に読み聞かせる類(たぐ)いのおとぎ話ではなく、風の国と東北との繋(つな)がりを探(さぐ)っていく過程で、その歴史の流れを物語的にまとめていったものなのかなあと感じる。物語は、また、忘れた頃に、続きをブログアップしたい。
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2019年08月20日

858 初 盆 

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ふうせんかずら?

 風の国の「ひのら」(前庭)にも、畑にもこの時期、「風船かずら」というのでしょうか?かずらではなく、細い木にできるので、風船の木と呼んだ方が良いのかも知れませんが、可愛い花?実?ができます。早いもので、とうとうお父さんの初盆になってしまいました。

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モウリョウ始まる

 13日には、佐田岬半島に伝承される、初盆の家を中心におこなわれるさまざまな盆行事のことで、無形の民俗文化財になっている 「モウリョウ」が行われた。

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呪文の白旗

 モウリョウは、海岸や寺の境内などに集まり鉦・太鼓に合わせて新仏の数だけ円を描くように回るものです。風の国の場合、地域の集会所の前にある地域のお寺の前の広場で行われる。

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白旗を持って広場を回る

 初盆の家毎に、その家にあてがわれた仏教の呪文が書かれた白旗を持って広場を回る。家族や親戚、故人にお世話になった知人などが、代わる代わる旗を受け渡しながら、鐘や太鼓の音にのって広場を回り続けます。

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刺身作り

 このモウリョウが終わると、それぞれ初盆の家は、家に帰り、宴の準備に入ります。私も、親戚からいただいたハマチをさばく仕事をいただき、魚をさばいて、宴の刺身作りに貢献しました。

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サザエもたくさん

 親戚の漁師さんからは、魚の外に立派なサザエも届いており、ヒノラに炭火を焚いている七輪で食べたい人が焼いて食べるシステムで、進みます。焼き担当の方もできて、それぞれに楽しんでおられました。


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記念撮影

 故人を偲ぶ宴も果てると、親戚内での記念写真を撮り、元気のある方は、盆踊りにも参加されたようです。  
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2019年08月16日

857 初 盆 準 備

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台風の波

 台風9号が九州方面へ来ている頃、お父さんの初盆に供えて直前準備に出かけた。風の国は、台風の東側、つまり、かなり離れていたが、西側を台風が通過して行ったので、海はたくさんの白波が押し寄せていた。


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白瓜

 風の国に出かける前日に、お母さんに頼まれていたお盆のお客さん用のスイカと毎年お母さんが粕漬けにする白瓜を求めて大洲にドライブした。隣のおっちゃん、おばちゃんを誘い、道の駅「あいたいな」とスパー「ラムー」を回った。


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大洲のスイカ

 スイカは、我が家の黒スイカも届けてはいたが、美味しい中身かどうか、自信がなかった。「あいたいな」で買えば、本場の大洲なので、かなりの確率で美味しいはずだ。「ラムー」も、店内を回ってみると本当に安いスーパーであることが分かる。やはり、初盆用のペットボトル茶を箱買いした。


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笹やホオズキも飾る

 前回苦労して組み立てたお精霊棚(おしょろだな)の飾り付けを完成する。柱の四隅に笹を飾り、前の2本には、クロチで採ってきたホオズキも飾る。

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棚の上はお母さんがこつこつと

 その他、位牌や写真、線香や線香立て、鐘などの仏壇セット、おりょうぐや団子、水をかける道具、前に吊すお札などは、お母さんが少しずつ用意されていた。

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灯籠も確認

 灯籠も、前回吊して点灯実験もしていたので、確認だけしてみた。


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「せど」を掃き清める

 親戚や仲の良かった方々がおいでになるので、ひのら(前庭)や家の周りの「せど」も掃除をする。「せど」とは、たてこんだ海岸辺りの家々の家と家の間の狭い隙間のスペースのことだ。人間が1人2人通れるくらいの路地である。


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神様用の木

 これは、榊(さかき)とは違うが、神棚などに榊の代わりにこの辺りで活けて飾る木である。クロチの畑に生えているので、ホオズキ同様摘んできた。


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床の間にも飾る

 床の間も神様が祀ってあるので、ここと神棚に飾った。お墓には花芝を飾るが、この辺りでは、椿の枝を飾っている。花芝も飾るのだが、椿の方が長持ちもして人気がある。

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灰をまくお手伝い

 帰りがけには、一斗缶に2つ分の風呂場の灰をお母さんの畑に撒(ま)きに行った。たった30mほどの坂道だが、足腰が弱ってしまっておられるお母さんが持って上がるのは、なかなか厳しい。ほぼ初盆の準備が終わり気持ちがすっきりした。   
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2019年08月12日

856 夏 の 農 園 3 

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怪しげな雲

 どうやら暦の上では、もう秋が立ったらしい。はたまた、虎視眈々(こしたんたん)と上陸を狙っている台風も、海上に待機している。既に抜けって行った台風もありで、空は、単純な夏空には見えないような少し怪しげな雲が出ている。

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台風一過

 とにもかくにも、台風が通過すると、台風一過、きれいな青空となって、地獄のような灼熱の天気が、畑を焼き始める。乾燥に弱い作物が、早速に反応して、ピンチに陥り始めている。

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生姜の芽

 通常5月に植える生姜は、1ヶ月ほど遅くに植えられた。今やっと小さな芽を出し始めたが、この生姜は、乾燥が嫌いで、せっかく出てきた芽が幾つか枯れてしまった。後手を踏んでいるが、雑草たちを草引きして、その根元に敷き藁(わら)のごとく敷く。また、やっかいだが、しばらくは、散水して様子を伺うことにした。

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枯れ始めた里芋の葉

 せっかく生長し始めた里芋の葉っぱも、乾燥が嫌いなので、葉っぱが弱って枯れ始めている。ここにも、雑草の敷き藁が必要なようだ。

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オクラの花

 一方、オクラ君は、最も木が大きくなり始め、毎朝収穫出来るようになった。オクラは、立派な花を咲かせ、授粉もしやすい野菜なので、あっという間にその一生を終える夏野菜でもある。まだ、今しばらくは楽しめそうだ。

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トマトも成功?

 秋が立ち、文字通りナスの木も、秋ナスの実を付け始めている。彼らは、予想通りの純粋に秋ナスとなり、我が家の食卓のメニューに登り始めた。始めに植えた長ナスは、勢いがなく小さな実しか付けないので、枝を切って肥料をやり、第2弾に期待しよう。



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既に天は高いのかも

 袋をかけたトマトは、湿気で腐ったものもあったが、赤く熟れたものは、甘くなり綺麗な実になっているものもあったので、一応、虫対策のこの実験は成功したと考えても良さそうだ。
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2019年08月08日

855 い だ て ん

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タイトル

 掲載の時期を逸したままここまで来てしまったのだが、実は7月に、あるお知らせの葉書が届いていた。それは、「いだてん」の講演会?トークショー?で、阿部サダヲが宇和島の南予文化会館にやって来ることになっていたのだが、その招待状であった。

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撮影不可なのでせめてポスター

 今年の大河ドラマは、あまり人気がなく、私も毎週見てはいたのだが、なかなか心が躍るということがなかった。この前半は、マラソンの父とでもいうような金栗 四三(かなくりしそう)の物語で推移する。

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パンフレット

 今、放送されている後半は、水泳日本の始まりに関わった田端政治(たばたまさじ)の物語として展開している。田端政治という人物は、東大を出て、朝日新聞社に入社し、水泳連盟の元を作り、オリンピックに水泳を参加させることに成功するという破格な人間で、大変魅力がある。


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何と最後は撮影OKに

 彼は、朝日新聞社の政治部記者であったが、オリンピック水泳の総監督を務めるという、これまた、破格の道を進む。また、オリンピック参加の絶対条件がその費用の捻出にあったとき、高橋是清に直談判に出かけ、そのオリンピック特別予算を作ることに成功してしまう。


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もちろん撮りまくる

 水泳が初参加したアムステルダムオリンピック水泳では、鶴田義行が金メダル、高石勝男が銀と銅、陸上の人見絹枝が銀メダルを獲得する。


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どんどんと

 この田端政治こと「まーちゃん」役を演じているのが、阿部サダヲさんである。阿部さんが宇和島に来るということで、その公演を見る権利を得るために2枚の往復葉書を出しておいた。そのうちの1枚が帰ってきて、美事抽選に当たったのである。


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フィナーレ

 講演は軽快、洒脱で度々会場が盛り上がる状態であった。1枚で2人行ける抽選であったが、私の友達は誰も興味がなく、行くと言わない。仕方がないので、相棒が渋々同行してくれた。結果は、渋々の相棒がおもしろかったという大満足で終わるものになった。オリンピック連覇した鶴田義行の御子孫が来ておられたり、阿部が客席まで、その御子孫へのインタビューに行ったり、なかなかないような会だった。宇和島出身のオリンピック選手についての話まで飛び出す最後を見ながら、四国で宇和島だけだった講演会の秘密もその辺にあったのかなあと感じた。
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2019年08月04日

854 夏 の 農 園 2

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夏野菜

 梅雨も上がったようで、今度は地獄のような暑さがやって来る季節になった。夏野菜の収穫もぼちぼち多くなり始めた。ただ、遅れている茄子に比べ、盛んに実を付けていたズッキーニが終わりを迎えつつある。



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里芋 順調

 長雨のおかげで生長を始めた里芋も、その葉っぱの大きさを増している。里芋は熱さに弱く、湿気を好むので、日照りが続くようになれば、対策をしなければならない。

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樋を付けてみた

 基本、苗以外は水をやらない畑の野菜たちだが、暑さが厳しくなると、種を蒔いた部分にも、水が必要になってくる。そこで思いついたのが、ハウスに短い樋(とい)を設置することだった。


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ゴミ箱でプール

 普段は、20mくらい離れている田んぼの用水路まで、水汲みに行って対応している。ハウスに樋ができれば、そこで集まった水をためておけば、水汲みが省略できる。使わなくなったゴミ箱でその水を受けてプールする。おかげで、今年は、水汲みで、少し楽をすることができた。

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巻きひげも枯れた

 6月25日に札を付けた黒スイカ、熟れる目安は、35日〜40日という日にち、たたくと、ぼんぼんという低い音、そして、実の付け根にある巻きひげが枯れている等であるらしい。見ればひげも枯れ、日にちも十分となっている。そろそろ収穫出来そうだ。


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虫にやられる

 今年たくさん植えた中玉のトマト、美事に実を付けたのだが、シャクゼンや10個ほど星があるテントウムシの餌食になって、その汁を吸われてしまう。おかげで実は、黄色い点々が付いたり穴が開いたり散々の状態になってしまう。


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ナイロン袋の効果は?

 それを防ぐために我慢できなくなって、ナイロン袋をかぶせてしまった。雨が続いたので、割れたり、腐ったりという2次被害に合いそうだが、誰もやらない思いつきかも知れない実験だ。

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可愛いバラを頂く

 野菜をお裾分けしているお家から、かわいいバラの苗を頂いた。我が家だけでは消費出来ない野菜君たちなので、喜んで頂くのが、とても嬉しい。
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