2019年10月29日

875 秋 の 農 園 1




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昨年のクルミ

 空き地のクルミの木が、巨大化している。おもしろ半分で植えたクルミの木だが、この木は、1年に3mくらい枝が伸びていく。そのままにしておくと、とんでもないことになってしまう。特にお隣の土地に接する面は、空中でお隣の領域を侵してしまう。

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出荷分と胡桃(くるみ)の殻(から)

 伸び続けると切ることもできなくなるので、昨年、お隣側の枝を切った。枝といっても、直径20〜30cmもある。大変な作業だった。昨年拾ったクルミの実を専用のハサミで割って、三角帽子に出荷した。おかげで、やっと実の処分ができた。今年の分の秋の実りの実が落ち始めたので、これで一安心だ。


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崩れすぎた実

 出荷した実は、きれいに割れて形が崩れてないものを出荷する。どうしても、うまく割れないものが多くて、粒の小さなかけらは、自家製のクルミ味噌にして食べる。なかなか美味しい。


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大豆収穫出来るか

 秋らしい気候になってきたこの頃だが、秋の農園をぐるりと回ってみた。背丈が1m以上になって、一向に実ができないと心配していた大豆は、葉が黄色くなってきて、実が入ってないものもあるが、いくらかは、実っているようだ。この分なら大豆料理ができるかも知れない。


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弱々しい生姜

 次は遅く植えすぎた生姜、大きくならずに小さなものがほとんどだが、3〜4本はまずまずのサイズのものもある。スーパーで売っていた古生姜を植えたもので、毎年、種代にこけるのが常となっている。温暖化傾向の気候なので、もっと早く植えるのが正解だと反省した。


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雑草に埋まる

 ニンニクは、9月半ばに植えて、ほぼ順調に芽を出している。雑草が生えて雑草にやられそうなので、草引きをしてやった。


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すっきり

 草がなくなるとすっきりしたが、昨年は玉太りが悪かったので、今年の元肥は、多めにしてある。追肥も適宜していき、立派なニンニクに仕上げていきたい。
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2019年10月25日

874 一 周 忌 2

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第2の梶谷鼻と天使の階段

 一周忌の法要の前日、先んじてお墓に花を持って行っておくようにお母さんに頼まれた。相棒と二人、宇和で買ってきた菊の花などを持ってお墓に向かう。風の国の墓地は、地区の西側の小高い場所にある。ふるさとの宇和海の海が一望できる場所だ。亡くなられた方もこの景色を懐かしく見ておられるような気がする。途中、梶谷鼻の向こうにある第二の梶谷鼻が見える。この日は、天使の階段も見えた。


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何と大阪から薪も届く

 大阪から帰られた親戚のSさん、前回来られた夏の折に、お母さんが風呂を沸かすときの風呂の薪を、クロチで作るお手伝いをしていただいた。何と安い薪があったからと、今回、わざわざ大阪から薪を車に積んで持ってきていただいた。ありがたいことだ。感謝、感謝である。


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スダチ

 わざわざ遠い大阪から、車や列車で、お父さんの一周忌に帰ってきていただき、何かお土産のようなものがあると良かったのだが、風の国の晩柑類は、年を越さないと収穫にはならない。今、収穫出来るものは、スダチか、早生の温州蜜柑くらいのものなので、気持ちだけ収穫してきて、お土産の一部にしていただいた。


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傳宗寺の大楠

 傳宗寺には、100年を越えていると思われる楠の木がでんと本堂の前に立っている。私には良くは分からないが、かなりの歴史を刻んだお寺さんであることは推測できる。



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ありがたいお言葉 1

 左側には、「信心のことば  我が身をこのまま空なりと観じて静かに座りましょう  衆生は本来佛なりと信じて拝んで行きましょう  社会を心の花園と念じて和やかに生きましょう 大本山  妙心寺」とある。



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ありがたいお言葉 2

 右側には、「生活信条  一日一度は静かに座って体と呼吸と心を調えましょう  人間の尊さにめざめ自分の生活も他人の生活も大切にしましょう  生かされている自分を感謝し報恩の行を積みましょう  大本山  妙心寺」お父さんの手ぬぐいも、このお寺のありがたいお言葉も、私の目にとまったということは、それとかけ離れた私の貧しい心に、少しでも感じて欲しいとお父さんが導いてくれたような気もする。

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満月

 一周忌の夜は、穏やかで明るい満月が海の上に出ていた。できる限り穏やかな日々が過ぎて行ってほしいものだ。
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2019年10月21日

873 一 周 忌 1 

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壁の布 1

 風の国の台所には、亡くなったお父さんが壁に貼ったと思われる手ぬぐいがある。その題名は、「世渡りの道」というものだ。読み進めてみると、そうしなければならないなと思うことばかりで、できてなくて心が痛むことが書かれている。

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壁の布 2

 最後まで読むと、その奥深さにびっくりするような内容が書かれている。人生の全てが見えている気になっている我々だが、おそらく、100分の1も分かっていないに違いない。また、それは、限りなく100%に近い方々が、気付けばそのような状況下に生きているような気もする。


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贈られてきた胡蝶蘭

 10月15日に、亡くなったお父さんの1周忌の法要が行われる。節目節目に花を贈っていただくS御夫妻、今回も胡蝶蘭が届いていた。親族の方々は、おそらく、同じ思いでおられるのだと思う。


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御馳走も届く

 近い親族の方々が集まり、一周忌の集まりがあった。親戚の漁師さん方から届いた風の国らしい御馳走も並び、前夜祭は、13人で賑やかに和やかに宴を囲んだ。

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お寺にて

 1周忌の法要は、三崎にあるお寺の傳宗寺(でんそうじ)で行われた。おそらく、今時の事情を考慮したお寺の流れで行われたのだと思われる。


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ありがたいお説教も

 法要の後、和尚さんからのお話しがあった。1周忌は、小祥忌というというお話しであった。小祥忌とは、「小さな幸せをもたらす命日」ということで、近しい方々が集まり、出会う喜びがあるということであるらしい。


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最後は墓参り

 三崎で法要を済ませ、その足で、お墓に向かう。親戚のTさんの働きで、お墓はきれいに修復されていた。昔からの石碑は、磨かれ、周りの囲いも新しくなり、全体が蘇ったようになっていた。一段落したような気がする。
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2019年10月16日

872 秋 ま つ り

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カタバミの花

 風の国のあちこちに自生するカタバミの花、ピンクで通常より少し大ぶりの花だ。野生の花だが、愛らしい花だと思う。蜜柑山のあちこちでも見ることができる。春から咲いているのかも知れないが、優しい秋の日差しの中でも咲いていた。

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子ども御輿

 この日は、秋祭りの日で、親戚の大工のMちゃんが作ったと言われている子ども御輿(こどもみこし)が登場するらしい。しかし、風の国は、戸数が100軒以上あるらしいが、超高齢化地区で、子供は3人しかいないと聞いていた。子ども御輿は、成り立つのだろうか?


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集まった子どもたち

 近くの岡の川という車回しの広場に行ってみた。子供は、10人くらい、保護者と共に集まっていた。いったいこの子供たちは、どこからわいてきたのだろう。お母さんらしき方に訊いてみた。すると、地元に暮らす3人以外の子供は、この風の国から出た方々の子供さんが集まっているということだった。(な〜るほど!)


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いざ出陣

 ほぼ小道ばかりの地区内の道は、坂と階段ばかりである。地区の方々は、お花を持って子ども御輿を待っている。ほんの一瞬の遭遇だが、お年寄りばかりの地区なので、子どもたちの元気な声にたくさんの方々が元気をもらっているように見える。


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風の国の神社

 地区の集会所広場では、毎年、盆踊りが行われる。その広場の上に、この地区の神社がある。広場の横には、地区のお寺もあり、地区の長老の方が念仏も念じてくれる。この地区の高齢の方は、お経を諳(そら)んじている方が、たくさんいる。お盆の行事は、ここで行われる。古き良き共同体の名残がたくさん残っているのだ。

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S君がお神楽に参加していた

 神社では、延々とお神楽が演じられている。おそらく外の神社では、そのような催しがないのだろう。中心地区の神主さんが親子で、風の国の神社に来て、お神楽の間中鎮座しておられる。たぶん、午前中は、中心地区の神事を行われ、午後は、風の国に来て夕方まで、参加される。これも、すごいことだと思う。ほかにもたくさんの地区があるのにである。


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穏やかに時は過ぎていく

 穏やかな秋の日の下、穏やかな時間が流れ、風の国の一日が暮れた。
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2019年10月12日

871 秋 の 農 作 業

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朝焼け

 突然お父さんが亡くなって、もう1年が経過してしまった。初盆に続いて1周忌が迫っている。1周忌を迎える前に、できるだけの農作業を進めておく。風の国の朝の絶景を見ながら、まだ、暑くならない時間帯に農作業に向かう。

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木々の間は草で埋まっている

 もう秋になっているとはいえ、残暑厳しい柑橘山では、雑草君たちも伸び放題に伸びている。今からの農作業に支障を来すので、まずは草刈りに挑戦する。これは、なかなかの厳しい作業になる。


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刈り終えると、すっきり

 草刈りをするのは、今のところ私一人なので、始めたら2〜3時間はぶっ通しの作業となる。手は痺れ、汗も格段に出て、着ているものは汗びっしょりになってしまう。それでも、刈り終えてすっきり地面が顔を覗かせると、気持ちも晴れやかになってくる。

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合間に見る雲

 見上げると、この時期、様々な雲が空を彩る。わずかな休憩タイムで、空を見上げるのは、私の癖のようなものだ。空を見上げて雲を眺めると、何だか、頭の中が切り替わっていくような感覚になる。

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相棒も完全防備で

 私が草刈りをしている間、相棒は、草を引いたり、杉垣に絡まった蔓を取りのけたりしてくれる。外国から入ってきた冬でも枯れない朝顔が、風の国の自然を壊し始めている。放っておくと、蜜柑山は、この植物であふれてしまい。あちこちが使い物にならない農地になってしまうことだろう。


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摘果は限りなし

 草刈りを終え、足元がすっきりすると、次なる作業の摘果も安心して進めることができる。摘果が遅れると、木に負担がかかり、次の年、実を付けなくなってしまう。


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またまた、秋の雲

 秋の作業を終え、宇和町まで帰ってくると、またまた、上空には秋の雲。暑くても、確実に次なる季節は深まってくるようだ。
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2019年10月08日

870 秋 の 柑 橘 農 園

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風の国の朝陽

 くらくらする夏の農園も終わり、残暑はあるものの少し耐えやすくなった今の時期、次なる農作業をこなすべく、風の国に向かった。半島の東側に宇和海を望む風の国は、毎日が朝の絶景を連れてやって来る。ここで育った方々は、この数々の絶景をいつも心のエネルギーにして頑張っておられることと思う。

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大きくなり始めた伊予柑

 最も早く収穫期を迎える伊予柑、10本ほどの木の数なので、作業は超特急で終わる。先日、いの一番に摘果を終えて、その実もかなり大きく生長している。お世話をすると、育つ実を見て何だか我が子のように見えてくるから不思議だ。


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秋肥(あきひ)

 今回の作業は、一通り摘果を終え、私としては初めての作業となる。秋の肥料やりである。春も、収穫を終えたお疲れの蜜柑の木に元気を与えるべく、春肥を与える。化成肥料をバケツに入れて、木々の根元というか間に撒いていく作業だ。


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モノレールで運ぶ

 秋はこれから実を太らせる木の勢いにパワーを与えるような肥料なのだと思う。届いた秋肥を畑毎に何袋必要か、お母さんに訊いて軽トラで運ぶ。畑までは、モノレールに積み替えて運び、撒いていく。実が付いている木も、付いていない木にも与える。


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海の幸

 この日は、海の幸が届く日で、まずは、近所の方から30〜40cmのハマチの子供を7〜8匹いただいた。また、お呼びの電話がかかり、浜に降りていくと、親戚のTさんから、大物やアジをたくさんにいただいた。大物は、キャリーをオーバーするようなブリと「にべもない」という言葉の語源になっているスズキの仲間「にべ」という魚だった。どちらも、手の痛いお母さんに代わって私がさばく、けっこう大仕事だ。


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伊勢エビ

 次は、今回の目的の目玉、伊勢エビが届いた。毎年、親戚の漁師さんから浜値で売っていただく。少しこぶりなものがほとんどだが、これだけの量で2万円は格安だと思う。自分たちも楽しむが、日頃お世話になっている御近所の方などに配ることにしている。


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秋の雲

 帰りの空を見上げると、間違いなく天は高く、秋らしい雲が、疲れを癒やしてくれるがごとく広がっていた。  
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2019年10月04日

869 鬼 北 の 農 園 も 秋 か な 3

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残暑雲

 まだまだ残暑との闘いは続き、汗っかきの私は、かゆいかゆい汗もとの闘いも依然として続いている。10月に入っても、日本だけではなく世界的に台風被害が続いているらしく、地球は、狂いを生じている気がする。


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冬野菜の畝(うね)

 鬼北の農園の秋の作業は、遅れながらも、やっと冬野菜を一通り植え終わった。タマネギやゴボウは、もう少しして植えたいと思っている。


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キャベツ

 少し前に植えたキャベツの苗も少しずつ大きくなっている。キャベツは、少しずつ時期をずらしながら、春キャベツになるよう植えていきたい。

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ジャガイモの芽

 ジャガイモ君も芽を出し始めた。やはり、芽が出にくいものもあり、100%の発芽は期待できないのかも知れない。これが、私のジャガイモの課題だ。

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ほうれん草の芽

 ほうれん草も、撒いたのだが、その発芽率は、芳しくない。ほうれん草は、発芽しにくい野菜なので、もっとたくさんの種を蒔く必要があったのかも知れない。

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おでん大根の芽

 今年の新顔、おでん大根も、芽を出し、楽しみが増えた。風の国のお母さんが切り干し大根を作るのが好きなので、スペースがある限り青首大根も植えておき、お母さんに貢献したい。


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金木犀

 散歩場所の運動公園にも、良い香りが漂い、金木犀が咲き始めた。この秋の花も時を忘れず咲くが、あっという間にその花の時期も終わるはずだ。少しずつ秋が深まっていく。
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