
大工さんの補強 1
散歩の途中に、時々、家が建っている現場に遭遇する。何とか大工さんの知恵を学びたいと思い、家の骨組みを見せてもらう時がある。現在、私の小屋は、始めてから10年目を迎えているが、まだ、未完成なのである。生きている間にできないかも知れない。

大工さんの補強 2
しかし、あきらめた訳ではなく、何とか完成に近づけていきたいと考えてはいる。今回は縦横の骨組みが出来上がっているので、あの骨組みがゆがんだりしないような補強をしたいと、少しだけ動き始めた。

大工さんの補強 3
大工さんの補強部分は、ある程度知識はあったのだが、大きな縦横の骨組みを完成するのに精一杯で、未だ補強になっていない。まずは、梁(はり)の部分のコーナーの補強を考えてみた。

平らから斜めに穴を開ける
コーナーに三角形を作ると、ゆがみを防ぐことができるはずだ。ただし、既に縦横組み上げてしまっているので、三角形の斜辺を作ってボルトナットで止める構造を考えてみた。

穴の入り口にノミで45度の面を作る
角は直角になっているので、斜辺に使う木材は、両端を45度の斜めに切り落として、その斜めの部分を、梁にボルトナットで接続する必要がある。そのためには、斜めの部分に、ドリルで穴を開ける必要がある。

コーナーは8つ、後2つかな
穴は、平らな部分から斜めの面に向けて空けるのだが、その延長線上に梁の材木を横切るような角度で開けなければならない。人間がやることなので、正確な角度の穴は、とても開けることはできない。ここを通れば良いというコースをけがきして穴を開けた。

8つ完成!!
この45度の斜めの部分にボルトを通すためには、平らな部分にノミで穴を開け、45度の面を作らなければならない。最終的には、梁の方からボルトを通し、このノミで加工した部分にナットで止めるという作業になっていく。とりあえず、8つのコーナーにあてがう部品を作ることができた。しかし、いつになったらこの小屋は、完成することやら。