2020年06月29日

939 2 つ の お 手 伝 い 

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風の国の紫陽花

 梅雨の雨で元気になっている紫陽花、我々が風の国のお手伝いに行くと、ひのらや畑でその優雅な姿を見せて出迎えてくれる。


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1日だけの花

 車を降りて風の国名物の階段を登っていくと、石垣に植えられているサボテンが、この時期花を咲かせているのに出合うことがある。ただし、この花はほんの一日咲くだけで、夕方にはしぼんでしまう。一斉に花開くタイミングに出合うことは、かなり珍しいのかも知れない。


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カボチャ畑

 今回は、2つのお手伝いをすることになった。足腰が弱ってしまったお母さんの趣味は、野菜作りなのだが、家のすぐ上にある野菜畑に行くのにも、25〜30mほどの坂の小道を登っていかなければならない。たぶんその所要時間は、へたをすると20〜30分かかるかもしれない。そんなこんなで、最近は、この野菜畑の草引きなども、私たちのお手伝いの1つになっている。この日は、上の段に植えられているカボチャの中の草引きのお手伝いをした。


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チェーンソウ

 もう1つのお手伝いは、故障が直ったチェーンソウで、畑や小道に懸かっている灌木を切るというお仕事であった。この木は、この辺りでは、「タブ」と呼ばれているイチジクのような小さな実がなる木だが、かなりの年数を経て、幹の太さは、25cmほどになっていた。


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切ったタブの木

 倒れても問題が起こらないような方向を見定めて、切り目を入れていく。うまく倒れたら、枝枝を少しずつ切り離していき、運べるサイズにする。


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枝は崖下に

 小道のすぐ横に藪になっている崖があるので、その崖下に切った木を捨てていく。藪になっているので、枝たちは、藪の中にとどまってそこで腐っていくと思われる。3本の木を切って、空がすっきりと見えるようにすることができた。


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紫陽花の切り花

 作業を終えて帰ってみると、何種類かの紫陽花がバケツに生けてあった。やはり、花を見ると、心が和む気がする。
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2020年06月25日

938 夏 の 作 業

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紫陽花 1

 花好きのお母さんのお世話で、この時期、風の国のひのら(前庭)は、次々と紫陽花の花で満たされていく。親戚の方々が母の日などに贈ってこられた紫陽花の花たちだ。


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私が育てた赤い空豆

 私がたった4本の苗から育てた赤い空豆も、十分に乾いて、風の国のお母さんに届けた。

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ひのらに干された空豆のサヤ

 風の国のひのらにも、たくさんの空豆たちが殻のまま干されたり、順次乾燥が進んでいた。


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お母さんが育てた赤い空豆

 お母さんが育てた赤い空豆も、干し上がったものもあり、あんこ作りの戦力になっていくことだろう。

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エンドウ豆たち

 ひのらには、エンドウや絹さやなどの種も、ほぼ干し上がっていた。こうやって毎年、種を繋いでこられたお母さんの営みが見えてくる。「来年はつくれないかも。」という弱音がこぼれるときもあるが・・・。



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水の準備

 最後の除草剤散布には、我が家の小さな噴霧器も参加。畑には水のない畑もあるので、倉庫の横の水タンクから水を汲んで持って行って散布する。水を運ぶタンクは、4つしかないので、満タンにして一緒に運ぶ。暑い中の作業なので、かなり疲れる。

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差し入れは刺身に

 帰って休んでいると、お魚が届いたりすることもある。この日は、退職をして趣味の魚釣りに時々出かける親戚のTさんが沖で釣ったハマチを持って来られた。手が痛いお母さんに代わって魚をさばくのは、私の役目で、刺身やらアラやらが出来上がる。

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紫陽花 2

 この差し入れの魚やひのらの紫陽花が、疲れ切った体や心を癒やしてくれる気がして、1日が暮れて行く。
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2020年06月21日

937 夏 の 収 穫

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ジャガイモの葉

 梅雨も中休みがはさまれたりで、夏の収穫が進んだ。ジャガイモは、赤いジャガイモと北海道からやってきたピンクのジャガイモと普通の男爵の3種類を植えている。ピンクのジャガイモは、風の国から流れてやって来て、今では我が農園の主力になっている。



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ピンクのジャガイモ

 花がいっせいに咲いたので、花を摘んでから1週間後にジャガイモの収穫を始めた。なかなか一気にはできない量なので、掘り終わったのは、やはり、1週間を経過していた。


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赤い空豆のさや

 たった4本しか植えてなかった風の国のお母さんからもらった赤い空豆も収穫して天日に干して置いた。


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赤い空豆

 量はほんの少しだけだが、綺麗な赤い空豆になっている。風の国に持って行ったら、お母さんが、あんこに変身させてくれるだろう。


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普通の空豆のさや

 普通の空豆も収穫出来たので、これも、風の国で、白いあんこになることだろう。


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くずくずニンニク

 これは、うまく大きくならなかったニンニクだ。収穫のタイミングは少し遅かったのだが、うまく作れない原因は何なのだろう。

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普通のニンニク

 普通の大きさのニンニクもいくらかはできたが、満足できる量ではなかった。来年の課題だろう。


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ジャンボニンニク

 ジャンボニンニクも、特大サイズもできたが、やはり、小さいサイズが多かった。何かコツがあるはずなのだが・・・。

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赤タマネギ

 タマネギは、昨年の失敗を補い、元肥を増やして大きいサイズのものも収穫出来た。大きいものは、腐りやすいそうなので、大きなものから使ったり、御近所に配ったりしたい。

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白タマネギ

 白いタマネギも、まずまずのサイズになってくれたので、タマネギ作りは成功といって良いだろう。
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2020年06月16日

936 古 希 か ら の 眺 め

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風の国の紫陽花

 母が亡くなったのは、私が30歳をいくつか過ぎた頃だった。親がいなくなるということは、知識としては、分かっていたのだが、物心ついた頃から母子家庭で育った時期がある親子だったためか、いざ起こってみると、その現実は、とても私には、理解できるものではなかった気がする。


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雲 1

 その母が亡くなった年齢は、68歳で、予感などというようなものもなく、そんなことは、まるっきり考えもしていない状態であった。そのため、突然、目の前の世界が変わってしまったように感じたように思う。


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くちなしの花

 私自身が、その年齢を越えて、私は、「古希(70歳)」になってしまった。古希とは、その歳まで生きているのが希(まれ)である年齢という意味があるようだ。医学が発達して、人間の寿命も延びてきているようなので、私も生かされて古希を迎えることができたのだろう。


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雲 2

 長寿の区切りとして、祝う節目なのだと思うのだが、老いという現実に目を向けると、それは、なかなかに手強いものだと感じる。私の場合、まず、様々な物忘れ症候群は、深まりながら広がっていくように思う。50代後半から痩せていった足の筋肉君は、スマートなズボンが似合うように変身していき、60歳を過ぎた頃からは、筋肉の衰えから負担が大きくなり、膝関節が違和感やら痛みやらを訴えるようになった。


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運動公園の紫陽花 1

 歩けば、その歩きは、自分的にはぎっくりしゃっくりのように内心感じている。農園で座って草引きをしていても、限りなくふらふらと安定していないし、立つときは、かけ声と共に立つか、膝を手で押しながら立つしかない。立つことを意識しなかった頃と比べると、雲泥の差が生まれている。


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雲 3

 風の国のお父さんが亡くなられたときも、全くそのようなことが起こるとは考えてもいなかったので、その現実が飲み込めなくて、畑で作業するときにいつもその面影が目の前に現れて来ることが、しばしばあった。


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運動公園の紫陽花 2

 若い時の頑張り過ぎた労働から、足腰が壊れてしまった風の国のお母さん、爽やかな笑顔で話をしていただくのだが、言葉の端々にその弱音が見え隠れすることがある。


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雲 4

 今、古希を迎えて、少しずつ老いが進んでいく様子を実感しながら、今の私を遙かに超える手強い老いの試練を感じておられるお母さんの大変さが、少し分かるようになったと感じる。


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雲 5

 30代で母を亡くした時、そんな厳しい試練と闘っている母のことを思いやることは、私には、想像すらできなかったように思う。ある日突然、風の国から帰ってみると、半分幽霊のように影の薄い状態になっていたのを、今でも思い出す。

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雲 6

 風の国を訪れる度に、あのお母さんの爽やかな笑顔に出会えなかったら、どうしようと心の中で恐れたり、相棒と他愛なく電話でおしゃべりをしている様子が垣間見えると、ほっと安堵することができる。 
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雲 7

 古希というものは、長寿を祝う節目ではあるが、その手強い日常から見えてくる一瞬一瞬は、母が一生懸命に生き切ったあの時の中に、間違いなくあったのだろうと思う。自分も負けてはいられない。
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2020年06月12日

935 梅 雨 時 の 使 者 1

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もう完成形かな?

 私のお気に入りの紫陽花、1つの木のようだが、様々な色合いの花を付けている不思議な紫陽花が、その盛りを迎えている。空梅雨と思っていたら、激しい雨になって、いつの間にか、梅雨は本番になってしまった。


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栗の花も梅雨時の使者

 この雨が降り出す前に、散歩道の梅雨時の使者たちを探しながら撮影してみた。栗の花も、この時期で、その下に佇んでみると、独特な匂いがしてくる。


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咲き始めの未完成の美しさ

 散歩コースの運動公園の紫陽花たちは、毎年、少し遅れて盛りを迎える。まだ盛りにならない花も、よく見ると味わいがあるので、そこに注目して撮影してみた。


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これも発展途中の美しさかな

 花びらの色も、紫陽花の場合、同じ花でも少しずつ違いがあっておもしろい。


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何とも言えない未完の美

 この花も、まだ、完成形ではないが、薄めの色合いが、なかなか良い。


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これは、ほぼ完成形

 運動公園の紫陽花で一番完成していたのは、この濃いピンク色の紫陽花だった。

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弱々しいが爽やか

 この水色の紫陽花も、まだ、完成前だが、薄い色合いが何とも爽やかだ。
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2020年06月08日

934 初 夏 の 畑 4

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準備着々

 6月になって梅雨入りしたものの、空梅雨のような天気が続いている。散歩道までの途中にある私のお気に入りの紫陽花も、着々とその花の準備を進めている。後は、雨を待つばかりとなっている。


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不思議な花 2

 これは、一足早く盛りを迎えている我が家の玄関に置かれている花だ。この花も、よ〜く観察していると、赤めの花を咲かせる。次第に花の色は薄くなり、白い花に変化していき、最後に枯れていく。赤や白の花が同時に見られる不思議な花で、これも私のお気に入りの花だ。


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キューリ苗

 初夏の畑では、少し遅ればせながら、キューリの苗が植え頃になっている。これだけの量を植えるには、場所探しが大変である。


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第1弾、既に収穫

 北宇和高校から買ってきた苗を、先んじて2本だけ植えておいた。まだ、小さいが、3本だけ既に収穫出来た。

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第2弾

 種から苗をつくったものが、育つ頃には、キューリも大豊作になるかも知れない。

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順調トウモロコシ

 甘いトウモロコシも、少しずつ大きくなってきた。楽しみだ。彼らも雨を待っているように見える。


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やはり雨待ちかな?

 お気に入りの紫陽花にも色が付いてきた。そろそろ一雨来て欲しい。
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2020年06月04日

933 お 母 さ ん の 庭 と お 手 伝 い

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ハチク

 4月は、孟宗竹(もうそうちく)5月になると、ハチクやサンチク、風の国のお母さんやそのお友達に喜んでいただくので、せっせと採りに行き、風の国に届けた。我が家には竹藪はないので、誰もが自由に採りに行ける広見川の河川敷をめざした。昨年の豪雨などで大変荒れている竹藪、老体の私としてはほぼ命がけでがんばった。風の国に貢献できてうれしい。

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鬼北から行った花

 鬼北の北宇和高校から、苗を買い、風の国に届けたこの花、花好きのお母さんに喜んでもらえた気がする。


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トマトも

 その前には、同じく北宇和高校から買ったトマトの苗を届けた。畑に行くのも少しずつ大変になっているお母さんは、その苗を鉢に植え、ひのらで栽培しておられる。うまく育ってくれればいいのだが・・・。

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お母さんが植えたチシャ

 風の国のひのらでは、チシャも育っていた。ちょっと葉っぱを1枚料理に使うなどという時、便利が良い。


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かすみ草の種干し

 また、ひのらには、かすみ草が干してあった。花を触ってみると、間違いなく固い種ができているのが分かった。お母さんの仕事だ。


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何の花?

 ひのらには、あまり見たことのないこんな花も咲いていた。お父さんがおられた頃には、なかったので、お母さんが植えられたのかも知れない。

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消毒セット

 一通り草刈りを終えたのだが、夏草の勢いは止まらない。草刈りもなかなかの重労働だが、次なる夏草対策は、除草剤での夏草退治だ。この噴霧器は、水が20L入る。しかし、私のようななよなよした男は、20Lの水が入った噴霧器を背負うのは、とても困難なので、能率は悪いが、みんなに笑われながら、10Lずつ背負って噴霧している。

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お駄賃

 畑には、基本水がないので雨水の貯水タンクから水を汲んで畑まで持って行く。草刈りほどではないが、これもなかなかの仕事だ。今回は、お手伝いの御褒美にサンフル(甘夏柑)をいただいて帰った。
posted by tentijin at 02:09| 愛媛 ☁| Comment(4) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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