
風の国の紫陽花
梅雨の雨で元気になっている紫陽花、我々が風の国のお手伝いに行くと、ひのらや畑でその優雅な姿を見せて出迎えてくれる。

1日だけの花
車を降りて風の国名物の階段を登っていくと、石垣に植えられているサボテンが、この時期花を咲かせているのに出合うことがある。ただし、この花はほんの一日咲くだけで、夕方にはしぼんでしまう。一斉に花開くタイミングに出合うことは、かなり珍しいのかも知れない。

カボチャ畑
今回は、2つのお手伝いをすることになった。足腰が弱ってしまったお母さんの趣味は、野菜作りなのだが、家のすぐ上にある野菜畑に行くのにも、25〜30mほどの坂の小道を登っていかなければならない。たぶんその所要時間は、へたをすると20〜30分かかるかもしれない。そんなこんなで、最近は、この野菜畑の草引きなども、私たちのお手伝いの1つになっている。この日は、上の段に植えられているカボチャの中の草引きのお手伝いをした。

チェーンソウ
もう1つのお手伝いは、故障が直ったチェーンソウで、畑や小道に懸かっている灌木を切るというお仕事であった。この木は、この辺りでは、「タブ」と呼ばれているイチジクのような小さな実がなる木だが、かなりの年数を経て、幹の太さは、25cmほどになっていた。

切ったタブの木
倒れても問題が起こらないような方向を見定めて、切り目を入れていく。うまく倒れたら、枝枝を少しずつ切り離していき、運べるサイズにする。

枝は崖下に
小道のすぐ横に藪になっている崖があるので、その崖下に切った木を捨てていく。藪になっているので、枝たちは、藪の中にとどまってそこで腐っていくと思われる。3本の木を切って、空がすっきりと見えるようにすることができた。

紫陽花の切り花
作業を終えて帰ってみると、何種類かの紫陽花がバケツに生けてあった。やはり、花を見ると、心が和む気がする。