2016年07月11日

563  は く ら ( 熱 中 症 )

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夏雲1

 長雨にうんざりしていると、数日、暑い夏の日がやってくる。思いついては夕方、鬼北グランドに出かける。出ている雲は、憎らしいような夏の雲だ。いつも五周グランドの周りを歩くが、一周歩く間に、木陰でいつもの半スクワットを300回する。この時、空から死神が私の肩に降りてくる時がある。思わずしゃがみ込んでしまう。

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夏雲2

 初めは、無呼吸症候群の症状の1つかと思っていた。どうやらそれは、私の勘違いで、熱中症の症状であることが判明してきた。風邪の国では「はくら」という。鬼北では「暑気(あつけ)」と言うように思う。親の世代や祖父母の世代から聞いた気がする。もちろん、私も自然に受け継いだ言葉でもある。

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ジャガイモボックス

 トマトハウス農園では、この暑さの中、さすがにもう、ジャガイモを掘らなければならなくなった。小屋の基礎作りに使ったコンパネで、じゃがいもボックスを作った。ジャガイモは、日光に当たると、表面が緑色になる。保存する時、それを防ぐために作ったのが、このボックスだ。


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夏雲3

 この時期いつも体調を崩される地主さんの姿を、もう2週間以上見ていない。いつも梅雨時は、しんどい御様子だが、今年は、まるで見えないので、心配だ。私も他人事でなく、調子に乗って2時間も草引きをしたりすると、また、あの悪魔が肩に降りてくる。草引きをやっている間は、感じないのだが、立ち上がると、情けなくも膝に手をついて悪魔を実感してしまう。


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ボックス内の赤ジャガ、白ジャガ

 保存していると、ジャガイモは、湿気があったり、傷ついたりしたものが、1番先に腐ってしまう。ボックスの中には新聞を敷いて、少しでも湿気を取る。日光を防ぐためには、蓋(ふた)をする必要があるが、湿気が敵なので、蓋も新聞紙で蓋にする。ハウスの中なら、温度が高いので、湿気を飛ばすのに都合がいいと思い、ハウス内にボックスを設置した。ジャガイモ掘りも、「はくら」との闘いになる。

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夏雲4

 昨年までは、これほど熱中症と親しく無かった気がする。退職6年目の今年は、いよいよ私も、お肌の曲がり角なのかもしれない。はたまた、温暖化で、やや熱帯に寄っている昨今の気候のせいなのかもしれない。

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夏雲5

 ともあれ、長期予報でも、雨が多そうな今年の夏なので、目の前にぶら下がっている「はくら」の窮地に陥らないように、歳相応の仕事量を考えつつ、一途(いちず)に頑張らず、切り替えて、帰宅、シャワー、着替え、そして、文明の利器(扇風機)の威力に頼ってピンチを乗り越えたいと思う。
posted by tentijin at 18:04| 愛媛 🌁| Comment(4) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「はくら」は初めて聞きます。お互い高齢者の域に突入しました。頑張りすぎは禁物です。適当なところで引き揚げましょう。

 さすが丁寧なtentijinさんジャガイモの保存もきちんとされていますね。我が家は猫車に乗せたままです。もっともあと1・2回コロッケでも作ったら終わるのですが。たくさんとれた時の参考になりました。
Posted by 吉野の食いしんぼう at 2016年07月11日 22:23
「はくら」初めて聞きました。「あつけ」は宇和島にもありますね。お互い気をつけましょう。ともあれ、ジャガイモも長雨の計画も進んでいるようですね。雨は今週いっぱいでしょう。後は暑い、暑い夏!和霊さんです。
Posted by 鬼城 at 2016年07月12日 06:49
吉野の食いしんぼう様
 「はくら」は、よくは分かりませんが、言い得て妙という気もします。東北の言葉かもしれません、風の国ですから。ジャガイモは、いっぺんに掘ると、湿気がこもるし、何度か腐ったイモを探さないと、近くのイモまで腐ってしまいます。早く近所に配った方がいいかもしれません。
Posted by tentijin at 2016年07月12日 20:36
鬼城様
 本当に和霊様は、暑さの中ですよね。鬼北も、輪抜けがその辺りなので、どうやら、どちらも本格的な夏を迎える行事なのかもしれませんね。毎年、この暑さの夏の壁を乗り越えなければなりません。頑張るしかないですね。
Posted by tentijin at 2016年07月12日 20:41
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