2016年08月01日

570  別 世 界 1 ( マ イ ナ ス イ オ ン )

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苔?羊歯(しだ)?

 どこに逃げても暑くて困ってしまう季節になってきた。朝は、一時、涼やかな空気が流れるのだが、一度(ひとたび)、陽が昇ると、衣服はジリジリとあぶられ、とめどなく汗が噴き出してきてしまう。ある日、相棒の買い物に付き合わされて、大洲に向かった。途中、少し涼んで行こうと立ち寄った所がある。

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高山植物?

 そこは、杉木立の中にあり、そんなに深山でもないのに、涼やかな空気に包まれていた。ここの管理をされている方が、30年ほどの歳月をかけて整備してこられたと聞いている。私にはよくは分からないが、様々な種類の苔が植えられている。


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山水(やまみず)の演出1

 私には名前も分からないが、その苔のあちこちに高山植物なども植えられているようだ。ほうっておけば、おそらく雑草に覆われた林の中になってしまうところを、雑草を取り、落ち葉などもきれいに掃いて除いてあると思われる。

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愛嬌

 これだけの広い空間に苔を植えて、その美しさを保つことは、よほどの情熱がなければかなわなかったはずだ。山から湧いてくる冷たくてきれいな水を使って、水にまつわる品々を配置して涼やかな演出もしてある。

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これも高山植物?

 それらの品々は、この空間のために作られたものもあるだろうし、ここにふさわしく馴染(なじ)むだろうと持ってこられたものもあるだろう。苔の中に溶け込んでしまっているようなものもあった。

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山水の演出2

 56号線を走って、大洲への峠を越す前に横道に入り、こんなに近い場所に別世界が展開しているとは、驚きだった。何だか昔、テレビで紹介されていたような記憶も蘇(よみがえ)ってきた。


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苔と同化

 木立の中に足を踏み入れると、あまりの心地よい空間が演出してあるせいか、大量のマイナスイオンに包まれてしまう感覚に襲われる。先ほどまで居た世俗の喧噪から、急にタイムスリップしたようにも感じた。 
posted by tentijin at 09:07| 愛媛 ☀| Comment(3) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 宇和町の「苔筵」でしょうか。連日の暑さを忘れさせる場所がありましたね。
 3・4回行ったことがあります。涼風に吹かれた感触がよみがえってきました。
 管理にはご苦労があるのでしょう。
 画面の中で涼みました。ありがとうございました。
Posted by 吉野の食いしんぼう at 2016年08月01日 23:24
吉野の食いしんぼう様
 さすがの情報通ですね。私はこのような情報には疎いので、拉致されるかのごとく連れて行かれました。行って見ると、行った甲斐がありました。女性は偉い。
Posted by tentijin at 2016年08月02日 07:49
好きな場所の一つです。ここは、雨の後、水が豊富なときが良い。苔だけで無く、熊谷草とか敦盛草など貴重な山草も植えられている。親子二代による整備とか?マスター夫妻は明間から通ってきているとお聞きした。軽食もあり、展示物も面白い。また、足を運びたくなる。
Posted by 鬼城 at 2016年08月04日 07:10
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