2016年08月26日

578  善 通 寺 ( 2 )

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曼荼羅寺山門

 善通寺にある寺巡り、どうやら平地にある様子の寺を探し、3つ回ることにした。今年、逆打ちをすれば、御利益があるなどと誘惑の情報もあるが、また、できるなら、全ての札所も回ってみたいが、私の場合は、にわかの思いつき詣でなので、様々な縛りから自由に、行きたい時に、行きたい所へだけ行こうと考えている。曼荼羅寺(72番札所)は、亡き母玉依御前の冥福を祈るため、大師が唐から帰朝した翌年に訪れた寺だそうだ。


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我拝師山遠望

 次は、すぐ近くにある出釈迦寺(73番札所)に向かう。ここも弘法大師ゆかりの寺である。遠望すると、崖も小さく見える我拝師山、池に映った姿も美しい

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ワレモコウと大師像

 寺へ登る階段横には、ワレモコウが咲き乱れ、大師像が立っていた。大師像の前が、ワレモコウで彩られていたが、後ろにそびえる我拝師山は、大師の伝説で彩られている。


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捨身ケ嶽看板

 捨身ケ嶽の伝説とは、弘法大師が“真魚(まお)”と呼ばれていた7歳の時。我拝師山に登り「私は将来仏門に入り、仏の教えを広めて多くの人を救いたい。私の願いが叶うなら釈迦如来よ、姿を現したまえ。もし叶わぬのなら一命を捨ててこの身を諸仏に捧げる」と、断崖絶壁から身を投じ、釈迦如来と羽衣をまとった天女が舞い降り、雲の中で弘法大師を抱きとめたという伝説である。

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イチジク購入

 お参りを終え、坂を下る途中にイチジクを売る無人販売所があり、10個ほど入ったパックが、150円で売られていた。あまりの安さと、御利益がありそうな様子に、ついつい買ってしまった。


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善通寺市街を眺む

 下りの階段からは、海方向の善通寺市内が一望できる。夏雲も立ち並び、なかなかの眺めであった。

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まだ青田!!

 道々植えてある稲が、ずいぶんと愛媛や鬼北と違う様子に気づいた。鬼北は、今が稲刈りの最盛期で、田は黄色く色づいている。宇和や松山などは、昔ながらの6月田植えなので、まだ、色は薄いが実り始めている。ところが、ここ善通寺の稲は、まだ青田と言うにふさわしい様子であった。所変わればである。

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もぬけの殻

 帰りの高速のインターを目指して走っていると、うどん屋さんがあった。せっかく讃岐の国まではるばる来たので、空腹ではなかったが、立ち寄ってみた。しかし、営業中ではある様子だったが、店主は見えず、もぬけの殻であった。仕方がないので、再び先を急ぐ。


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陽は山の向こう

 440号まで帰ってくると、陽は西に傾き、山の向こうから光が射して姿は見えなかった。なかなか強行スケジュールの旅だったが、満足のいく旅となった。
posted by tentijin at 08:35| 愛媛 ☀| Comment(4) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 善通寺は一度通過しただけの場所でしかありませんが、弘法大師のゆかりが一杯ですね。
 去りゆく夏を惜しむ、良い旅をされたのでは。食いしん坊的感覚では、10個150円のイチジクゲット。十分なご利益だと。
 こうして見ると、雲って色々想像を掻き立ててくれる楽しく不思議な存在です。
Posted by 吉野の食いしんぼう at 2016年08月26日 21:33
吉野の食いしんぼう様
 弘法大師生誕の場所と聞いていたので、1度行って見ようと考えていました。思いつきの勢いだけの旅でしたが、結構、楽しめました。雲だけでおもしろ写真集ができそうです。良い雲と思って、車を止めると、既に形を変えているのも、おもしろく、難しいテーマですよね。
Posted by tentijin at 2016年08月26日 22:57
出釈迦寺は覚えています。曼荼羅寺は?捨身ヶ獄は有名ですね。歴博の「和紙 彫塑家・内海清美氏」の作品も美事です。無料ですから行かれると良いですよ。
捨身、ワレモコウと大師像、良いですね。きっと御利益がありますよ。
Posted by 鬼城 at 2016年08月28日 07:38
鬼城様
 命ある間に全て回れればいいのですが、それほどの情熱もなく、思いつきばったりで出かけてみました。大師生誕の地とか、伝説のある寺、少し心惹かれていましたので、満足の旅となりました。
Posted by tentijin at 2016年08月28日 15:35
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