
空き地の彼岸花
自分の感覚でいうと、いつの間にか秋を迎えていたという思いがある。早いものは、10日前くらいに咲き始める。9月の半ばともなれば、あちこちにこの花が毒々しい赤で自然を彩る。ふと通り過ぎそうになる秋の日を思い出させる花である。我が家の唯一所有している空き地に咲いていた。

いらなくなったホゾ穴を埋める
小屋の部品が一部を除き、ほぼ出来上がったので、部品のチェックをしてみようと考えた。もう長く長くブルーシートの下で、完成を待っていた部品たち、ブルーシートはかぶっていたが、あまりにも長く待たされ、ブルーシートも雨を通す程に風化してしまっている。また、梁などは、適当に方針変更がなされ、いらなくなったホゾ穴を塞ぐことからチェックが始まった。

防腐剤も待ちくたびれている
部品を確認しながら、防腐剤として当初から購入していたソートを塗りながら、部品を置き直していった。ソートを買った当初、土台には1度塗ったが、今回は、もう1度土台から塗り直した。ソートを塗った土台は、もう基礎に埋め込んだボルトに仮止めもしてみた。

部品名も書き直し
部品には、それぞれボールペンで部品の名前を書いておいたが、これも、あまりにも長く放置されたので、半分消えかけている。そこで、筆ペンで書き直してからソートを塗った。

部品の分類山を作る
部品は、おおよそ分類して並べておいたが、やはり、あまりにも長く放置されたので、場所が入れ替わったりしていた。設計図を見ながら、1つ1つ部品を確認して北側から、分類して置いてみた。まだできてない部品もあるが、できているもので足らない部品はないようだった。

庭にも白彼岸花
ほぼ1週間をかけて、分類しながら置いてみたが、長く放置したために、深いひびが入り、組み立てる時苦労しそうな予感もあった。そうこうしているうちに、庭の白い彼岸花も咲き始めた。雨さえ降らなければ、作業にはもってこいの季節になってきた気がする。

ギボウシにも花
庭の柿の木の下には、ギボウシが植えてあるが、よく見ると花が咲いていた。私は、ギボウシは、てっきり葉っぱを鑑賞するものと心得ていたが、花も咲くことを知った。そういえば、実がなっている姿は見たことがあった。私が知らないだけで、当たり前の季節の1ページであったようだ。

不思議な夕焼け
作業を終え、西の空を見ると、鱗雲の中に太陽が沈むという不思議な光景が展開していた。雨が多くなってきたが、合間を縫って未完成の部品を作らなければならない。
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ギボウシの花ってこんなに可憐だったのですね。
小屋の完成に向かって、励んでください。
小屋もまだ完成しないのかという声も少し聞こえ、畑もジャングルになり、毎年やってくる秋も、思わず通り過ぎそうになるので、踏ん張ってみました。
実はこの白い彼岸花、元々は、オレンジ色だったんです。年月を重ねて今のような色になりました。原種に戻るような作用が働いているのでしょうか?しばらくKyo-chanの理想郷を訪ねていません。お変わりなかったですか?