2016年11月14日

604  散 歩 ( 先 駆 け )

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夏の忘れ物?

 畑に出かけても、自然は見えてくるが、ついつい目は野菜の生長に向いていく気がする。それに比べて、時々出かける散歩では、見るものはいつも同じ自然の風物だけなので、季節の移ろいがふっと見えてくる瞬間がある。グランドのネットも見慣れているが、何かの鳥の羽が引っかかっているだけで、何だか夏の忘れ物に見えてくるから不思議だ。


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名残?

 肌寒くなって、すかさず服を重ね着し始めた情けない私だが、彼はネットに止まったまま極力動こうとはしていないが、時々飛翔する。立派に生きているのだが、私の目には、「名残(なごり)」と見えてくることが多い。目と肌とで感じているからだろう。


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先駆け?

 別にこの画像は、私のやらせ画像なんかではない。間違いなく桜の木を飛び立った彼女が風に運ばれて、見事にここに収まったというだけなのだ。そして、その色合いから、「先駆け(さきがけ)」と私には見えてくる。今まで茶色の落ち葉ばかりだったのに、寒くなって、日に日に落ち葉は鮮やかな色になり始めた。

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残る葉

 恐らく誰も私のように、じっくりとこの時期、桜の木を見上げる方は、いないだろうし、見受けられない。木に残った葉は、その数こそまばらになってしまっているが、間違いなく鮮やかな色になってきていることが分かる。

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まだまだ

 もう少し時が進めば、紅葉が進むだろうと思われる木も、まだ、鮮やかからは遠いように見える。

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やはり見込みあり

 公園の駐車場には、私の好きなドウダンツツジが植えてある。ある日気づくと、色づき始めていた。しかも、日に日にその色を増しているのが、分かるくらいこの木は、紅葉の達人であるふうに思える。

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合格点

 公園からの帰り道のお家に、かなり優秀な木が立っている。この時期、合格点をあげることができる色合いに染まっていた。今年もこれらの先駆けから進み、思わず息をのむ美事な紅葉に出会いたいものだ。
posted by tentijin at 08:07| 愛媛 ☀| Comment(4) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 ネット一か所にも優しい目を向けるとこんな数々の発見があるのですね。カメラを片手に出かけていると、これってやらせと思われるくらいの偶然の重なりや、タイミングのいい出来事に出くわしますよね。
 ドウダンツツジの紅葉は素晴らしいと思います。これから寒さがますと赤々と燃えてくるのが楽しみです。
Posted by 吉野の食いしんぼう at 2016年11月14日 08:53
吉野の食いしんぼう様
 ブログに載せる写真は、ほぼ100%トリミングという技法で、撮影した写真から切り取っています。すると、自分の撮影したかったものが、結果、強調されることになります。ネットの写真は、その典型で、いつか私の中にもそんな眼が育ってくる気がします。ドウダンツツジ、つい心惹かれますよね。
Posted by tentijin at 2016年11月14日 15:55
名残、先駆け・・・どちらも美事な文章。それより写真が綺麗です。散歩も時の移ろいが分かり、良いものでしょう。故郷の見慣れた景色もよく見ると変化を見ることが出来ます。また新しい発見も見つけることができます。
Posted by 鬼城 at 2016年11月14日 19:38
鬼城様
 見慣れた風景から、何かひらめきがあると嬉しくなります。平凡な毎日に流されそうですから。ドウダンツツジに惚れて、5月頃、挿し木をしてみました。小さな芽が10本ほど生き残っています。ひょっとして根が出ているかもしれません。出ていれば嬉しいのですが・・・。
Posted by tentijin at 2016年11月14日 20:54
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