2017年02月14日

631 散 歩 ( 損 な 性 分 )

1.jpg
ピンクの雲と月

 悪天候の冬眠にもそろそろ飽きてきのだが、雪が溶けて畑はじぶじぶ、小屋の材木もすっかり濡れているので、外仕事はとてもできない。晴れ間を塗って散歩に出かけた。鬼北グランドを歩いていると、ピンクの可愛い雲がぽかり、月も出ている。

2.jpg

舗装中

 アリーナに上がる坂道では、古い舗装をはがして舗装をやり直す工事が始まっていた。そんなに傷んでいる様子でもなかったが、おそらくそれなりの予算があるのだと思う。先日、担当の役場職員が視察に来られていたようなので、国体がらみの工事に違いない。

3.jpg

転がる空き缶

 ところで、何週間か前から歩きながら気になっていることがあった。私の悪い癖なのかも知れないが、ゴミや空き缶がやたら目立つのだ。すると、私の頭の中に、小学2年生の算数の宿題が、思い浮かんだ。それが、そもそもの始まりだった。宿題は、「学校から家までの途中にあるものの数を数えてきなさい。」という宿題であった。

4.jpg

お菓子の袋

 今思うと、学級担任の女性教師は、(習った数を数える練習をさせたい)という単純な意図があっただけなのだろうと、想像することができる。しかし、私の中では、これが大変な意識につながっていったのである。

5.jpg

補助食料?

 数えるのは、道路の脇にある石でも良いし、電信柱でも何でも良かった。校門を出たところから、数え始めた私は、50mも進まない間に、目に付く石ころを既に100個まで数えてしまった。しかし、そこからが問題であった。

6.jpg

プラモデルの枠?

 通常の小学2年生は、100以上の石ころを数えたりはしないのが普通であろう。ところが、私は、それが止まらなくなったのだ。しかも、その日から、毎日、電信柱や横道やタンポポの花を数えながらしか、家まで帰ることができなくなったのだ。後年、これは、神経症的現象であるということを認識した。


7.jpg

あ〜あ今日も暮れた

 今、私は、グランドの周りのゴミが気になり、とうとうそれを拾うことに心を決めた。まず、空き缶が目に付き、歩くコースの空き缶を全て拾った。10個以上転がっていた。私も小学2年生から少し成長したので、拾うゴミは、1日1個と、初めに決めた。空き缶がなくなってしまうと、普通のゴミに移らざるを得ない。困った性分だが、人は悪くは言わないかも知れない。さりげなくこの強迫観念とお付き合いするのが、いいように思う。
posted by tentijin at 21:40| 愛媛 ☀| Comment(4) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 加齢とともに群れている物の数を数えるのは、目と脳みそがウロウロして確実性がなくなり寂しい限りです。
 ゴミ拾い。1日一善のボランティアに繋がりますね。
 雪の寒さで籠もりっきりの日々、何も成果を残さず過ぎていきました。私も春に向かって始動しようと思っています。畑も草だらけなのです。
Posted by 吉野の食いしんぼう at 2017年02月14日 22:25
運動を欠かさず、大事なことですね。それと小学校の算数の教えを覚えているとは・・・まだまだ体力、ぼけも始まっていない。(爆)宇和島も国体に向けた事業が増えつつあるようです。ピンクの雲、面白いですね。歩くといろんなものが見えてくる。困ったモノですがゴミしかり・・・
Posted by 鬼城 at 2017年02月15日 07:43
吉野の食いしんぼう様
 傍目にはそう見えるかも知れませんが、私の中では、1日一善というような麗しきものではないようです。端的に表現すれば、「病気」の一種と言った方が、正確です。私の場合、畑の草ほど引く意欲を萎えさせるものはなく、何々を植えたいと思った瞬間から草引きが始まるという堕落したげんきんな心です。その方が長持ちするかも知れませんよ。
Posted by tentijin at 2017年02月16日 06:20
鬼城様
 いやあ、ボケは十二分に始まっております。昔のことは明確に覚えているのですが・・・。いずれ、破綻していきそうな勢いです。ゴミがなくなったら、どうしようか、今からそれが心配なのですが・・・。
Posted by tentijin at 2017年02月16日 06:24
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

タグクラウド