2018年05月20日

744 西 郷 ど ん の 旅 1 

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京都タワー

 現職時代、あれこれアルバイトやら、第二の仕事も思い描いたが、結局、DNA的な寿命が頭にちらつき、とうとうそれらは、実現せずにここまできてしまった。趣味で農業のまねごとをする。趣味でも経費がいる。小屋作りも同じくで、ずいぶんと筍生活を進めてしまった気がする。大河に癒やされるのに、なかなかその大河の旅もままならなくなった。それでも今回、英断して大学の同窓旅と合わせて、西郷どんの旅も兼ねてみたいと出かけた。


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清水

 場所は、京都、候補の場所は、30以上あったが、そんなに回れるはずはない。ともあれ、思いつきでその中から行ける場所を絞りつつ、もう1つの目的、親戚の家をも目指して、頭は、地図の上を歩く。いつものように、夜行バスで梅田に朝6:20に着いた。食事場所も、大阪では、まだ、開いていない。京都まで移動したが、それでもありつけたのは、駅前で調達したサンドイッチであった。仕方なかろう。

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成就院

 親戚は、下鴨方面なので、駅から北を攻める。まずは、清水がらみで、清水の左奥にある成就院を探した。ここは、近衛忠煕(このえ ただひろ)、月照上人、西郷などの勤王の志士たちが、密談密議した場所だそうだ。バスで清水近くまで行く。坂を登って清水に至り、成就院は、左奥にすぐに見つけることができた。

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楓若葉

 次は、清水の右奥600mほどの場所にある清閑寺を目指す。清水の舞台下を通り、音羽の滝方面に至る。楓若葉の中、山道を登って行く。


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清閑寺

 清水の坂やら、続く山道に汗が噴き出してくる。上着は、バックにしまい込み、歩く。山の小道の向こうに、天皇陵に並んで苔むした清閑寺に至る。誰も訪れそうにない鄙(ひな)びた小さな家の小さな離れのようなお寺であった。でも、とても感じの良い癒やされるようなお寺だった。ここも、西郷と月照上人が謀議を凝らした場所だそうだ。


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道端のオブジェ

 山道を清水まで戻り、2年坂、3年坂を下る。不思議なオブジェにも出くわす。この辺りに、次なる目的地、春光院があるはずなのだが、なかなか行き当たらない。高台寺の塔頭の1つで、ねねの道にあるのだそうだが・・・。


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魅力のポスター

 春光院の近くには、心惹かれるポスターが貼ってあったが、結局、今回の旅で、この催しに遭遇することはできなかった。


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春光院

 やっと春光院を見つけたが、中には入れない。ここは、月照がしばらく住まいにしていた所で、やはり、西郷や幕末の志士たちと密議を凝らした場所であったようだ。成就院、清閑寺、春光院、いずれも観光地としてはマイナーな場所で、逆に謀略密議にはふさわしい場所だったのであろうと思われる場所であった。



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一力亭

 昨夜の寝不足と歩きながらさまよう旅なので、体力は、どんどん消耗して、折りたたみ傘と地図しか入っていない肩掛けバッグが、石のように重くなってきた。おまけに親戚へのお土産が腕を更に重くして青息吐息状態になってきた。祇園まで歩き、今夜の集合場所の一力亭にたどり着いた頃には、倒れそうになってしまった。 
posted by tentijin at 23:59| 愛媛 ☁| Comment(4) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
続けること。参加することが大事ですね。西郷どんにからめ、競歩訪問も面白い。宇和島も少し関係があるのですが、知名度は・・・月照との出会いも西郷にとっては人生の転機だと思います。会場の一力亭は忠臣蔵?(笑い)あれは一力茶屋だったか。
Posted by 鬼城 at 2018年05月21日 07:46
 こんな良い時季に旅が出来て羨ましいです。私も同級会、皆勤組です。でも今は一泊がやっとなのでついでの旅が出来ないのが残念。
 何処の青葉も綺麗ですが京都のお寺のともなると更に美しく感じます。
 親戚へのお土産の重さにバテられたとか。解る〜っ。ちょっと吹き出しそうだけど、そこが好きです田舎人!
Posted by 吉野の食いしんぼう at 2018年05月21日 15:38
鬼城様
 大学の同窓生は、一緒に幹事をした人たちプラスでした。昨年の直虎も行ってみたかったのですが、もたもたしている間に、行けずじまいでした。月照との出会いと別れが、鬼城様の言われる通り、西郷の人生の分かれ道でしたね。一力亭は、集合場所で、会場は、別の店です。たぶん一力亭は、一見さんお断りの店だと思います。忠臣蔵、一力亭と聞いています。西郷や大久保が使っていた店とのことでした。
Posted by tentijin at 2018年05月21日 22:13
吉野の食いしんぼう様
 何と田舎人は、お土産に茹でたタケノコとじゃこ天をぶら下げて京都の道を歩き回りました。最悪のシチュエーションですよね。疲れ切りました。寝不足も、こんなに大変なものとは思いませんでした。大荷物は、ホテルに置きましたが、暑さと寝不足で、膝に手を置き、傍目も気にせず、ゼーゼー言って休む姿は、これまた、最悪の姿だったと思います。
Posted by tentijin at 2018年05月21日 22:23
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