2018年05月27日

746 西 郷 ど ん の 旅 3

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中京区の薩摩藩邸址

 西郷どんの旅は、いわば自己満足の旅でもあると思う。大河や西郷どんのファンでなければ、おそらく、1mmもおもしろくもおかしくもないはずだ。大河や西郷どんにはまってしまった私にとっては、様々に思いを巡らすことができる、何とも言えない旅なのである。大学の同窓生の楽しい懇親会が、今回の旅のメインではあったが、プラスアルファーの西郷どんの旅も、劣らず楽しい旅ではあった。3日目は、体を休める1日でもあり、最後のさまよい観光の1日でもあった。


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鍵屋があった辺り

 まず向かったのは、中京区にある大丸デパート、蛤御門(はまぐりごもん)の変で焼亡してしまった錦小路薩摩屋敷の址。デパートの裏手の植え込みにひっそりと石碑が立っているだけであった。ここは、龍馬と西郷が初めて会った場所だそうだ。また、この近くに西郷が斉彬公の訃報を受けたと言われる西郷の定宿、鍵屋旅館のあった辺りがあるというので、探してみた。散々聞き回り、やっと紹介されている場所の写真の地点にたどり着いた。

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同志社前の薩摩藩邸址立て札

 次は上京区の今出川通りまで、懲りずに徒歩でさまよい歩いた。同志社の校門近くに薩摩藩邸二本松屋敷跡の石碑がある。説明の看板によると、元々は相国寺の敷地内に土地を借り受け、藩邸を作ったとある。広さは、同志社キャンパスの3分の2、明治になり、新島譲がここを買い取り、同志社を開いたとあった。

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蛤御門(はまぐりごもん)

 今出川通から、御所の西側を南へ下っていき、西郷が活躍した禁門の変の蛤御門を目指す。今は、京都御苑となっている御所の中には、篤姫ゆかりの近衛邸址や久坂玄瑞が自決した場所などが、点在している。蛤御門から御所に入り、東側に抜けていった。


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祭に出くわす

 御所の東側に出てみると、何やら祭なのか、牛車(ぎっしゃ)や馬に乗った烏帽子姿の方々、聞いてみると、上御霊神社 御霊祭というお祭りらしい。その様子はいかにも古式ゆかしい京都風であった。

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大久保利通邸址

 御所の東側、今出川通の近くに大久保利通の邸があったらしい。あたりで聞き回り、民家の塀の外にその石碑を発見。今出川の薩摩藩邸の近くである。ここまでで昼過ぎまでかかり、再び疲れ切った。一旦ホテルに帰って休息をとる。

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戊辰戦争戦没碑

 夕方、少し体力回復、京都駅の南側にある東福寺を目指す。ここには、戊辰戦争の薩摩藩慰霊碑があり、途中でそれを発見した。

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楓若葉の向こうに

 東福寺は、紅葉の名所らしく、ここも、楓若葉で燃えていた。


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残念中には入れず

 残念ながら、時間は17時を過ぎていたので、近代的な折りたたみの門が閉まっていた。東福寺の塔頭の1つ即宗院は西郷と月照上人が密議を交わした場所であったらしい。


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渦潮

 4日目は、梅田に戻り、ひたすら四国宇和島を目指す。梅田を昼頃出発し、海を渡る。大橋から渦潮を眺めながら、旅はいつもこの終わりのセレモニーで締め括られるなあと、車窓を眺める。


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讃岐の山

 海を渡ると、見覚えのある香川の山が車窓に広がる。ため池が窓の外を流れたり、松山に近づくと、黄色く実った麦畑が広がったり、いなかに帰ってきてしまったなあという感慨に満たされていく。


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無事帰着

 長旅を終え、宇和島に着いても、日が長くなって、あまり暗くはなっていない。往きは、宇和島自動車のバスだったが、帰りのバスは、阪神交通のバスになっている。この便は共同運行しているのだろうか?往きが宇和島乗客3人という少ない人数に心配をしたが、帰りは15〜16人は乗っていたので、気持ちは、何やら到着の安堵と重なっていた。 
posted by tentijin at 06:57| 愛媛 ☀| Comment(4) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつものことながら、楽しい旅でしたね。歴史も150年ほど前のことなのに新鮮です。京都の人が「前の戦争で・・・」といったら「応仁の乱」とか。(笑い)それだけ歴史の深い街なんですね。東福寺の通天橋は鬼平犯科帳のエンディングに使われていますね。紅葉のきれいなところ・・・最近では紅葉どころでは無いそうです。人を見に行くようだと・・・お祭りは「葵祭」ですね。行きたいのですが・・・
Posted by 鬼城 at 2018年05月27日 08:01
 今、西郷どん見ながら、コメント書いています。瑛太の大久保もかっこいい〜!
 こう言う旅の楽しみ方もあるのですねぇ。参考になります。
 私もこのバス時々使いますが、宇和島バスと思い込んでいてトイレ休憩の時、思わずバスがないっと慌てました。
Posted by 吉野の食いしんぼう at 2018年05月27日 20:41
鬼城様
 日本の人口はどんどん減って、外国から来られた方が、あふれています。京都だけでなく、全国的な傾向のように思えます。日本は、現役世代が少なくなって、労働力不足、何とか高齢者が働いて少し補いますが、焼け石に水でしょうね。とにかく、京都は、自分がテーマを持って回れば楽しめる所です。
Posted by tentijin at 2018年05月27日 20:56
吉野の食いしんぼう様
 大久保と西郷の友情もすごいですね。大久保がいなければ、西郷の復活もなかったか、遅れたかで、歴史も少し変わっていたかも知れませんね。 瑛太君も今からどんどん活躍しますね、楽しみです。
Posted by tentijin at 2018年05月27日 21:02
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