2018年06月18日

752 緑 の 洪 水

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洪水の中の南天の花

 家の南側、隣家との間に、猫の額ほどの土地がある。地目は畑(農地)になっているのだろう。様々な成り行きで、様々な木々が植わっている。放っておくと大変なことになるので、時々短く剪定をする。庭師さんなどには頼らず、自力で何とか管理している。今の時期は、青葉若葉が生い茂り、何だか緑の洪水のようにも見える。柿の木の下、ツツジの木の中から、勝手に生えてきて、我が家の難を転じてくれている南天が、この緑の洪水の中で、白い花を咲かせている。


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おもちゃカボチャ

 その横の地面には、意図的にうち捨てて置いたおもちゃカボチャが芽を出し、蔓を伸ばそうとしている。その周りには、夥(おびただ)しい鶏頭の一種が芽を出している。地面もいずれ緑に埋まっていくのだろう。


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半夏生(はんげしょう)

 ツツジや南天の横には、自分好みの木(こ)の下陰に数を増やしている半夏生がはびこっている。爽やかな白の斑(ふ)は入っているものの、やはり地面を緑で覆っている。


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柿の実

 この小さな緑の森の最上部にあるのは、高知の朝市で買ってきた次郎柿の木で、様々なものをその傘下に抱えて、立っている。消毒もあまりしないので、無数にできた柿の実も、ほとんどは地上に落下して朽ち果ててしまう。

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青梅

 台所には、この緑あふれる中のどこかからいただいてきた青梅が鎮座していた。梅ジュースにしたり、梅酒になったりはするが、それを口にする人はあまりいないのが我が家の現状だ。この青梅は、梅ジャムにでもなるのだろうか?あまり消費されない梅製品を、焼酎にでも添加して味わってみようか、とふと思いついた。

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ドングリの花

 散歩道で、毎年拾うドングリ、このところ数が増えすぎて拾いきれなくなってしまった。今は、緑の洪水の中で、ちょっと栗の花に似ている花を咲かせている。ドングリをおもしろがる方々も少しずつ減っていくのだろうと思うが、今年の秋は、活用法を研究してみたい。

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合歓(ねむ)の花

 車で走るのにどこかで見たような風景が通り過ぎる。その木は、かなりの大木だ。通過してしばらくしてから、頭の中の記憶とさっき見た景色が符号した。三角帽子の坂道だったので、出荷ついでに信号を渡ってその木まで歩いてみた。やはり、合歓の木であった。花は少し終わりかけていたが、そういえば、この花も緑にアクセントを付けるかのごとく、緑の洪水の中に咲く花だ。 
posted by tentijin at 06:17| 愛媛 ☁| Comment(4) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
里山にも緑の洪水が押し寄せてきていますね。畑もそうですが、道すがらふと見ると懐かしい花々も・・・この季節、合歓の花は欠かせません。家では風蘭の花が良い香りを出すのですが、今年は花付きがいまいちです。今週は梅雨空が続くようです。合間には草木が勢いづきますね。
Posted by 鬼城 at 2018年06月18日 07:55
 「緑の洪水」的確な表現ですね。先日、奥様から頂いた、赤い斑入りのドクダミが無事つきました。
 家の庭も緑の洪水状態です。同じく次郎柿は殆どが落ちてしまいます。
 ドングリの花は初めて見ました。栗の花を見ながら、あの形状であの実がつくのが不思議だと何時も思います。
Posted by 吉野の食いしんぼう at 2018年06月18日 08:47
鬼城様
 雨も夜だけ降ってくれると良いのに、などと都合の良いことを考えてしまいます。我が家の風欄も元気がありません。気に入らないお天気でもあったのでしょうか。梅雨も合間の晴れがもう真夏を思わせる日がありますね。
Posted by tentijin at 2018年06月18日 20:53
吉野の食いしんぼう様
 我が家には、ドクダミとススキ、ツワブキに斑入りのものがあります。突然変異なのでしょうね。今、栗の花は、どんどん役目を終えて、落下してきますが、次は、残る枝先には、可愛いイガが膨らんできますが、あまり観察をしたことがないので、チャレンジしてみたいです。ドングリも、どうなっていくのか、興味津々です。
Posted by tentijin at 2018年06月18日 20:59
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