2019年02月14日

810 近 づ く 春

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河津桜

 早くも2月も、10日を過ぎてしまった。2週間ほど前から、197号メロディーラインの国道脇には、ピンクの花がちらほらと開き始め、4〜5分咲きの状態にまでなってきた。河津桜なのかなあと思っている。次の週末に行けば、8分咲きくらいにはなっていそうな勢いだ。

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風車

 見上げると、展望台の上の風車がすっくと立っている。その後ろにある青空も明るくて春の予感を感じる時期になってきたようだ。

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エソ

 風の国のお母さんの所には、時々、親戚の方々から、魚の差し入れがある。この頃は、エソが多いらしく、この日も、ほぼエソばかりであった。エソは、小骨が多い魚で、その調理は、並大抵ではない。お母さんは、エソの調理ができる近所の奥さんに全て差し上げてしまう。奥さんは、調理してすり身にしたエソを届けてくれる。



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咲き始めた

 もううち捨てられた馬の瀬の畑の上には、いつも菜の花が咲く。国道の脇や至る所が菜の花で満たされていく。今年の春も近づいているようだ。

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エソの天麩羅

 エソは、ジャコテンの材料にもなる魚だと思うが、近所の奥さんからいただいたすり身を、我々もお裾分けしていただく。あの無数の小骨は、姿を消し、野菜やひじきを加えた肉団子風に天麩羅にすると、極めて美味である。

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水栽培のチューリップ

 縁側の窓際には、いつもお父さんが水栽培をしていたチューリップがその茎を伸ばしている。花が咲くと我々も頂いて切り花で楽しむのだが、残りは、お父さんが切り花にして通っていた病院などにプレゼントとして持って行かれる。恒例行事だった。おそらくお父さんはこの水栽培の準備もできなくて、今年は、お母さんが用意をされたのだと思われる。例年よりセッティングが遅れたのか、少し丈が短い気がする。

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肥料袋の灰

 ウマキの畑に行ってみると、肥料袋が落ちていた。中身は風呂で燃やした薪の灰である。蜜柑の木の間に里芋や野菜類を植えているお母さんがもってきたものだろう。もう杖がなければ、安全に歩けないお母さんだが、杖をついてこの肥料袋を持ってくることはできない。かりカゴという背中に背負う竹のカゴが、お母さんの最大の武器で、その中に入れて背負ってこられるのだ。この作業1つをとってみても大変な労力を費やされるのだろうな思われるが、これも、お母さんの春準備の1つなのだと思う。
posted by tentijin at 10:57| 愛媛 ☁| Comment(4) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 チュウリップの季節も間もないですが、きちんとお母さんが受け継がれていたのですね。温かいご家族だと此方も心に春が訪れました。
 この様な自家製の野菜天の美味しさは格別ですよね。
 お母さんの日々が健康で充実したもので有りますように。
Posted by 吉野の食いしんぼう at 2019年02月14日 22:19
風の国の四季と日頃の生活が垣間見えます。メロディーラインと名付けた国道の唱歌のアイディアも面白い。またお父さんの思い出、お母さんの日々の生活なども心温まるエピソードです。えそのような白身の魚、赤い魚は苦手・・・魚で好きなのは青いもの(笑い)
Posted by 鬼城 at 2019年02月15日 07:53
吉野の食いしんぼう様
 チューリップは、お父さんが、皆さんに喜んでもらおうとやっておられた姿が浮かぶので、見るとつい思い出します。エソの天麩羅、ほんとに美味です。おつまみにするからかな?
Posted by tentijin at 2019年02月15日 09:47
鬼城様
 青魚いいですよね。私が暮らしていた頃には、30cmオーバーの元気な鯖などが釣れましたが、ちょっと浜に降りても、最近は何だかあまり釣れない気がします。メロディー道路は、場所が増えて、計3カ所になっています。
Posted by tentijin at 2019年02月15日 09:52
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