2019年04月05日

822 春 の 旅 2

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能登半島

 さてさてサンダーバードは、金沢を越え、和倉温泉に着いた。お迎えのバスに揺られて着いた宿は、「あえの風」という一風変わった名前の宿であった。「あえ」とは、能登の言葉で、「東」という意味らしい。したがって、「あえの風」とは、「東風」、古典でいう(こち)にあたるのだろう。

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味も良し

 和倉温泉は、能登半島の口のような七尾湾の根っこの場所にある。湾には能登島という島があり、2つの橋で繋がっている。この能登島を正面に見晴らせる場所にある宿なので、目の前に海が開けている。

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次々と登場

 「あえの風」は、ホテルとは呼ばれていなくて、部屋もベッドではなく、和室であった。ホールや食事場所は、大きなホテルのような仕様になっている。食事場所の中央には、丸い舞台がしつらえられており、何かその舞台で催されるようだ。

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最後の締め

 食事は、見開きのメニューが配られ、次から次へと10品以上の品々が並び、提供される。真面目に食べていると、お腹が一杯になり過ぎる現象が起こった。歳を重ねた我々には、少しボリュームがあり過ぎたかも知れない。


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飛鳥か奈良か?

 食事も、最後の締めに近づいた頃から、舞台でのショーが始まった。初めは、女性と思われる古代風の衣装を着た演者が、登場。


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優雅に進む

 舞台では、古代の伝説とおぼしき流れが、舞いを舞うように演じられた。内容はよくは分からなかったが、優雅な時間が流れた。


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次は大迫力

 続いて次なる出し物は、舞台に運び込まれた和太鼓を鬼の面をかぶった和太鼓奏者たちが、入れ替わり立ち替わり登場しては迫力ある演奏をかなり長い時間続けた。後で聞くところによると、これが、名前だけは知っていた「御陣乗太鼓(ごじんじょうだいこ)」だったらしい。


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御陣乗太鼓というらしい

 舞台の周りに幾つかのテーブル席があり、周りには一段高い部屋のように区切られた席がいくつもあって、そこからもこの舞台が鑑賞できるようになっていた。そのいわば2階席の上にも3階席があり、歌舞伎などを鑑賞する劇場のような作りになっていた。普段質素な食事をしている我々にはあり得ないような御馳走がきて、不思議な郷土芸能の時間が流れた。
posted by tentijin at 07:00| 愛媛 ☁| Comment(4) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
料理もさることながら伝統芸能のすばらしさは歴史を感じますね。能登半島、ゆっくりドライブしながら回って見たいところです。しかし、観光には時間の余裕が無い。この旅行の切り取りで楽しませて貰います。(笑い)
Posted by 鬼城 at 2019年04月05日 08:05
 海の幸を中心にしたご馳走と、郷土芸能鑑賞のセット良いですね〜。
 私も若い頃、能登に行き、寝不足で食事の席についてぼ〜っっとしていたら、突然お面を付けた人達が飛び出てきて太鼓が始まりました。これほど腹に響いた太鼓は初めてで、眠気が吹っ飛んだ思い出があります。
 気のあったお身内との旅行羨ましいです。
Posted by 吉野の食いしんぼう at 2019年04月05日 20:35
鬼城様
 私も、金沢までは二度ほど行ったことがありましたが、能登に回ったのは、今回が初めてでした。雨模様の天気だったので、大変な部分はありましたが、とても良かった気がします。
Posted by tentijin at 2019年04月06日 18:47
吉野の食いしんぼう様
 もう何度も動ける機会はないかも知れませんが、このような機会に恵まれて感謝です。計画は、大阪の方々が立てて頂き、予約などもしていただいたので、我々は、それに乗って楽しませてもらいました。ほんとに良い旅になりました。
Posted by tentijin at 2019年04月06日 18:54
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