
壁の布 1
風の国の台所には、亡くなったお父さんが壁に貼ったと思われる手ぬぐいがある。その題名は、「世渡りの道」というものだ。読み進めてみると、そうしなければならないなと思うことばかりで、できてなくて心が痛むことが書かれている。

壁の布 2
最後まで読むと、その奥深さにびっくりするような内容が書かれている。人生の全てが見えている気になっている我々だが、おそらく、100分の1も分かっていないに違いない。また、それは、限りなく100%に近い方々が、気付けばそのような状況下に生きているような気もする。

贈られてきた胡蝶蘭
10月15日に、亡くなったお父さんの1周忌の法要が行われる。節目節目に花を贈っていただくS御夫妻、今回も胡蝶蘭が届いていた。親族の方々は、おそらく、同じ思いでおられるのだと思う。

御馳走も届く
近い親族の方々が集まり、一周忌の集まりがあった。親戚の漁師さん方から届いた風の国らしい御馳走も並び、前夜祭は、13人で賑やかに和やかに宴を囲んだ。

お寺にて
1周忌の法要は、三崎にあるお寺の傳宗寺(でんそうじ)で行われた。おそらく、今時の事情を考慮したお寺の流れで行われたのだと思われる。

ありがたいお説教も
法要の後、和尚さんからのお話しがあった。1周忌は、小祥忌というというお話しであった。小祥忌とは、「小さな幸せをもたらす命日」ということで、近しい方々が集まり、出会う喜びがあるということであるらしい。

最後は墓参り
三崎で法要を済ませ、その足で、お墓に向かう。親戚のTさんの働きで、お墓はきれいに修復されていた。昔からの石碑は、磨かれ、周りの囲いも新しくなり、全体が蘇ったようになっていた。一段落したような気がする。
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手ぬぐいの言葉、なるほどなるほどと読み進みましたが、自分はどれだけのことが出来ているかと思うと・・・・。日々これを実行されてきたお父さんゆえ、あの温かさがブログの読者の私にも伝わってきたのだと思います。
傳宗寺のいわれや、伊達家とのつながりは、私には良く分かりませんが、鬼城様の言われる可能性はあるかも知れませんね。まだ、度々、農作業中にお父さんが現れ、はっとする私ですが、一区切り付いて、お母さんが弱られないように願うばかりです。
一区切りついて、みなさん、ほっとしておられると思います。季節は、急に涼しくなって、すぐに寒さの冬が来そうな予感が強まってきています。風邪など引かないようにお過ごしください。
手ぬぐいに書かれていることは、我々人間の目標にすべき一面を描いているように思えます。なかなかこのように生きていくことは難しいと思います。それが人間だからとも思います。難しいですよね。お父さんも目標にはしておられても、難しかったと思います。少しでも近づけるように頑張りたいものですね。