2019年10月25日

874 一 周 忌 2

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第2の梶谷鼻と天使の階段

 一周忌の法要の前日、先んじてお墓に花を持って行っておくようにお母さんに頼まれた。相棒と二人、宇和で買ってきた菊の花などを持ってお墓に向かう。風の国の墓地は、地区の西側の小高い場所にある。ふるさとの宇和海の海が一望できる場所だ。亡くなられた方もこの景色を懐かしく見ておられるような気がする。途中、梶谷鼻の向こうにある第二の梶谷鼻が見える。この日は、天使の階段も見えた。


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何と大阪から薪も届く

 大阪から帰られた親戚のSさん、前回来られた夏の折に、お母さんが風呂を沸かすときの風呂の薪を、クロチで作るお手伝いをしていただいた。何と安い薪があったからと、今回、わざわざ大阪から薪を車に積んで持ってきていただいた。ありがたいことだ。感謝、感謝である。


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スダチ

 わざわざ遠い大阪から、車や列車で、お父さんの一周忌に帰ってきていただき、何かお土産のようなものがあると良かったのだが、風の国の晩柑類は、年を越さないと収穫にはならない。今、収穫出来るものは、スダチか、早生の温州蜜柑くらいのものなので、気持ちだけ収穫してきて、お土産の一部にしていただいた。


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傳宗寺の大楠

 傳宗寺には、100年を越えていると思われる楠の木がでんと本堂の前に立っている。私には良くは分からないが、かなりの歴史を刻んだお寺さんであることは推測できる。



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ありがたいお言葉 1

 左側には、「信心のことば  我が身をこのまま空なりと観じて静かに座りましょう  衆生は本来佛なりと信じて拝んで行きましょう  社会を心の花園と念じて和やかに生きましょう 大本山  妙心寺」とある。



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ありがたいお言葉 2

 右側には、「生活信条  一日一度は静かに座って体と呼吸と心を調えましょう  人間の尊さにめざめ自分の生活も他人の生活も大切にしましょう  生かされている自分を感謝し報恩の行を積みましょう  大本山  妙心寺」お父さんの手ぬぐいも、このお寺のありがたいお言葉も、私の目にとまったということは、それとかけ離れた私の貧しい心に、少しでも感じて欲しいとお父さんが導いてくれたような気もする。

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満月

 一周忌の夜は、穏やかで明るい満月が海の上に出ていた。できる限り穏やかな日々が過ぎて行ってほしいものだ。
posted by tentijin at 02:26| 愛媛 ☁| Comment(6) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 コメント入れていたのがどこかに〜。
 人を愛し、人から愛されたお父さんの一周忌に自然も美しい景色で供養をしているようです。
 お母さんのために遠くから薪を運ばれた親戚の方、他人の私まで本当に温かい気持ちになります。
Posted by 吉野の食いしんぼう at 2019年10月25日 22:12
吉野の食いしんぼう様
 本当にこのブログ、訳の分からない現象が起きて、皆さんに御迷惑をかけているようなのを、心苦しく思っておりますが、私の力は、及びませんので、すみません。Sさんの心遣い、本当に嬉しいですよね。
Posted by tentijin at 2019年10月26日 01:53
法要の度に思います。仏教の奥深さ、教えに感じ入ります。その修行で悟りを開いた本山の僧侶達、苦難を乗り越え唐の地へ・・・凄いことですね。一周忌、お父さんの人柄がよく分かります。いろんな人との交流、そして仲間意識の強さを感じることができます。わざわざ槇を持ってきてくれる方も居る。お返しも、心のこもったもの。これが人間社会に広がっていければ・・・なんか、ほっこりしました。
Posted by 鬼城 at 2019年10月26日 09:03
心のあたたまる皆さんのコメント嬉しいですね😊
あなた達も姉さんも人から愛されて幸せだと思います。これから先も人を愛し愛される人生を続けてね。お元気でね。
Posted by ロッパでーす。 at 2019年10月26日 20:31
鬼城様
 信仰心のあまりない私にも、時々、仏教の奥深い言葉が届いてくる時があり、不思議だなあと思います。風の国には地区の中にお寺があります。和尚さんなどはおりませんが、行事などがある時は、地区の中の年配の方がお経をあげます。御近所の叔母さんがお経を空んじているなどということも、めずらしくありません。大切なお父さんを失いましたが、時折、声が聞こえてきて、導いていただくんだろうなと思います。
Posted by tentijin at 2019年10月26日 21:16
ロッパ様
 お母さんは、足腰が悪くなり、あまり動いて出かけることができなくなっていますが、動けるいろいろな方が訪ねてきていただき、たわいもないおしゃべりをして、一緒に時を過ごしていただく方があります。私などは、そんな徳は、かけらもなく、日々過ごしています。せめてお母さんのお役に立てることがあれば、週一ですが、頑張っていきたいと思います。
Posted by tentijin at 2019年10月26日 21:24
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