
玄関の紫陽花
まだ、雨が続いていた梅雨の終わり頃、ほっとするようなモニュメントに遭遇した。我が家の玄関には、風の国からやって来た紫陽花が、まだまだ元気で鎮座している頃のことであった。

ひのらの紫陽花
もちろん、風の国のひのら(前庭)の紫陽花もまだ元気であった。

胡蝶蘭頑張る
玄関には、親戚の方が贈ってくれた胡蝶蘭が花の時期を終え、再び春を迎えて、夏を目指す頃、1本だけ花芽が伸びてきて、5輪の花を咲かせてくれていた。

フウセンカズラ
ひのらのフウセンカズラも、そのかわいい気球のような姿を見せ始めていた。

アイコ
お母さんが育てているミニトマトのアイコが立派な実を赤く染め始めている。どれもどれも、その営みを眺めていると、うっとおしい梅雨が早く終わればと、考えているようにも見える。

風呂釜の花瓶出現
そんな時、岡の川の水場に突然、あるモニュメントが出現した。聞くところによると、お母さんの所へ集まって女子会というか、婆会をしていただく方の息子さんが、NPOを立ち上げて活動を始めたらしい。年齢は、50代〜60代のグループなので、若者とは言えないかも知れないが、この地区では十分若者で通用する。

一面に紫陽花の花
1つまた1つと暮らす方が高齢化していなくなり、施設などに入られる。住む人がいなくなった家もたくさんあり、取り壊された家もたくさんある。取り壊された家の敷地には、風呂場の跡に五右衛門風呂の鉄の釜があったりもする。このグループの子たちは、それを運んできて、お地蔵様の前に設置、水を張って紫陽花の花を一面に指して飾ったのである。

摘果前の清見
摘果作業のお手伝いに来て、このモニュメントを発見して、我々もびっくり、感激してしまった。狭い地区だが、昔からの人々の繋がりが、彼らを育み、このような形に結実したのかもしれないと、ほっとしながら嬉しく感じた。
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都会ほど、人間の交流はないので、何とかコロナの災いから守られている気がします。NPOの子たちは、使わなくなった元お店を利用してお年寄りたちが自由に集まれる集会場所に整備したりもしています。過疎化に歯止めはできませんが、頑張って欲しいです。
こう言う記事に触れると、心が温まるしちょっと明るい日差しを将来に見つけた感じがしますね。
風の国の胡蝶蘭も頑張っていますね。
私よりも若い人たちが頑張っている姿が見られるというのは、幸せなことかも知れませんね。我が家の胡蝶蘭は、葉っぱも小さくなっているし、縮小中です。プロの技があるんでしょうね。