2017年09月22日

673 秋 め く

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秋の朝陽

 日中はまだ暑い時間帯はあるのだが、台風以来、ぐっと秋めいてきた気がする。朝夕は特に涼しく感じる。相棒などは、既に夏ぶとんを卒業してしまっているようだ。


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堰の出水

 台風の雨も、予想よりは少なく、裏の奈良川の堰(せき)も、水量はあまりなかったように思われる。むしろ、子供の頃の増水の方が怖い程で、この堰を乗り越えるような勢いであった。しかし、この程度の出水でも、十分に秋を招く涼しさを呼び込む流れになったように思う。


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落ち葉が目立ち始めた

 散歩道も近所の道も、木立の下には、落ち葉が散り落ち、時に、転がっていく様子を見ると、やはり、1つ歯車は回り、秋めいてきたように感じられる。

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もったいなくも落下

 地主さんに、もう、剪定してもらうこともかなわなくなった柿の木も、ヘタ虫などで色付いた実を果てしなく落としている。

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予想通り

 すると、我が家の裏庭のあの花も咲いている気がして眺めてみると、予想通りそろって開花していた。彼岸花が美しく咲く時期は、ほんの一瞬のような感じで駆け足で過ぎて行ってしまう。

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風の国も秋めく

 風の国お手伝いに行ってみると、鬼北よりは暖かいが、やはり、風の国も秋の気配が忍び寄っている。

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一面の水引

 もう、ほとんど畑に行って作業をされなくなってしまったお父さんの楽しみの1つは、近くの畑に植えてある柿の木の実を収穫すること、そして、それを知人の方々に配って喜んでもらうことである。その木があまりにも高いので、ゆくゆく収穫には危険が伴う気がして、私は、何本かだけ高い枝を切って剪定を施した。1本の枝が垣根の向こうまで落下したので、拾いに石垣を降りてみると、そこは一面の雑草で、夥(おびただ)しいほどの水引の花で埋まっていた。これも、風の国の秋めく密柑山の風景の1つなのだろう。 
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2017年09月18日

672 野 分 の ま た の 日

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もう、咲いていた

 結構な雨に恵まれ、風はそれほどでもなかった台風18号一過、台風で延期になった運動会が開かれていた。アクア号をいつも奪われているのに、この日は、アクア号が私に戻ってきた。早速近所を一巡り、知らない間に彼岸花がもう咲いていた。これは、ドライブ日和かも知れない。

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愛らしきものたち

 心は、四万十に飛んだので、山道から四万十を目指した。いつも拾う山栗が、今年もがんばって実を付けている。楽しみだ。

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広見川の流れ

 結構雨が降った気がするが、思ったほど、広見川の水位は上がっていない。もう引いたのかも知れない。それでも、増水して渦巻きながら流れている。

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川蟹

 四万十との合流点江川崎で「よって西土佐」の道の駅に行ってみる。「鮎市場」には、美味しそうな蟹がわんさかと生け簀の中にいた。

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レスキューか?

 沈下橋の様子を見に、下ってみたが、やけにパトカーやら消防の車が止まっていて、赤橋は、通行止めになっていた。どうやら行方不明者がいて、川の捜索をしているようだ。あきらめて、上流を目指した。

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正に沈下中

 長生(ながおい)沈下橋まで来ると、完全に水没しているのが分かった。橋があることは分かるので、まだ、水は少ない方かも知れない。

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鮎釣りのようでした

 その濁った川の中で釣りをしている人がいる。魚は、大水が出ると、流れの緩(ゆる)い部分に集まってくると言われている。どうやらそれを狙(ねら)って釣っているようだ。しばらく見ていたら、遠目ではっきりは分からないが、鮎を釣り上げていたようだ。案外、狙い目の日なのかも知れない。

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懐かしきもの

 十和の道の駅で懐かしい菓子パンを発見、思わず買ってしまった。120円、羊羹(ようかん)パンである。今日一番の収穫かもしれない。
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2017年09月15日

671 慌 た だ し く

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女心?

 あれだけ雨に恵まれなかった今年の夏も終わり、法師蝉や虫の声がよく耳に聞こえるようになってきた。そして、秋の始まりは、秋雨前線や台風で雨の日が多くなってきた。この時期のんびりとはしておれない農作業が目白押しで、毎日が慌ただしく過ぎて行く。

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種芋に付いた芋

 芋苗を獲るために植えておいた場所を掘ってみると、種芋は腐り、いくつかの芋が出来ていた。蔓を植えた方は、日照り続きで、ほとんどが枯れてしまったので、収穫はほぼ絶望的だ。この副産物、何とかできないものか。

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芋ケンピに変身

 家に持って帰って転がしておいたら、ある日、芋ケンピに化けていた。相棒の仕業だろう。天ぷらにもしてみたが、甘みがなくて美味しくなかった。砂糖で化粧したら、十分に美味しいおやつに変身していた。びっくり!

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ニンニクの種

 さて、急がれる農作業、まずは、ニンニクの植え付けである。春先に収穫しておいたものの大きなものを種として冷蔵庫の野菜室に保存しておいた。ニンニクは、植える前に皮をむいておくと、発芽しやすい。

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皮をむく

 きれいに皮をむいて準備完了。

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ニンニクの畝(うね)

 植え付ける場所は、低く広い畝にする。半月ほど前から牛糞(ぎゅうふん)を鋤(す)き込んでおいたので、化成肥料を撒(ま)いて、もう一度耕す。

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マルチをかける

 最後に穴の空いたマルチをかぶせて、種を1つ1つ植え込んでいく。果てしないような作業になった。ボールにほぼ1杯あった種では、全体の3分の2程度で終わってしまった。仕方がないので、食用に保存しておいたものも追加して植えた。ふう〜、これは、予想外に大仕事であった。
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2017年09月11日

670 ち ょ っ と プ レ イ バ ッ ク

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秋の空

 国体間近でばたばたとしている間に、時はあっという間に過ぎていくのだが、今回はちょっとプレイバックして8月末に帰ってみることにした。この頃から今に至るまで、空は、早くも、時々、秋になったりしていた。

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まだ多くは夏の空

 例のたくさんの田んぼを作っている同級生のIOKA君に電話して、ベリー狩りを頼んでみた。広い田んぼを1つ使ってブルーベリーを栽培しているのだ。稲刈り真っ最中の彼は、ブルーベリーの収穫なんぞに関わる暇はない。まだまだ暑そうな夏雲が空を支配していることの方が多い頃だった。


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ブルーベリー

 8月中に何回かベリー狩りをしていた相棒だったが、もう一人の三島の同級生の弟のお嫁さんに誘われて、またまた、狩りに出かける気になったようだ。彼女は几帳面で、大きくてきれいな実だけを収穫するが、我が相棒は、おかまいなしに、手当たり次第収穫をする様子である。

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張り切って彼女

 IOKA君は、広いブルーベリー畑の実を摘んで、選果し、道の駅に出荷しているのだが、その作業を自分がやると想像してみると、とても出来ない相談である。気が変になってしまうかも知れない。かえってブルーベリー狩りをして誰かに獲らせる方がずっといいのではなかろうか。


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1ザル

 料金は、1人1,000円であるが、大きなザルに1杯とって1,000円だから安いと思う。中にはこのザルに山盛り獲っている相棒の友達もいた。商売にあまりしていない様子が分かる。

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良いものを選別

 相棒が収穫したものは、大きくてきれいなものだけ別にパックに入れて友達にあげたり、風の国に持って行ったりしているようだ。IOKA君も手間が省け、相棒たちも楽しめるのだから、いいように思える。

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ジャムに変身

 残りのあまり良くない実は、ジャムに仕立てられて、またまたお友達などの所へ養子に行っているようだ。一部は、私などの口にもはいるので、私はもっぱら、ヨーグルトに混ぜて目の養生をしている。情けないことに歳を重ねる度に、目は能力を失ってきている。
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2017年09月06日

691 闌 ( た ) け て き た か ?

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舗装完了

 この夏の異常なまでの暑さにあえいでいた頃、散歩に出かける運動公園への道が、国体準備として、新しく舗装し直されて完成した。よく見ると、回りの田んぼは、まだ、青いままである。

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水飲み場

 晩生(おくて)の稲も、いくらかは植えられている鬼北地方だが、多くの田んぼが早生(わせ)の稲を植えているので、旧暦のお盆を過ぎると、急ピッチで稲刈りが始まる。運動公園での散歩も、太陽にあぶられ、1周歩くごとに水飲み場で、顔や手を水で洗わなければ、暑さに負けてしまいそうだった。

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実る早生

 この8月終わりの稲刈りシーズンの頃は、あまりにも日差しが強いので、稲刈りをする農家の方が超人に思えた。農業をしている同級生なども、既に米作りが出来なくなっている方の分まで、広い広い田んぼを耕作している。私にすれば、気が遠くなるような話だ。

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自然乾燥

 その同級生などは、余りに多くの米を収穫するので、倉庫には四六時中、籾(もみ)を乾燥する大きな乾燥機が稼働している。1回の乾燥に灯油を1缶使ってしまうらしい。一方、小さな田んぼを耕作される方の中には、稲木(いなぎ)に稲を吊して、天日乾燥をしている方もある。こだわりを感じ、懐かしい風景を作っている。

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田んぼ焼きの後

 稲刈りが終わると、昔は、刈り取った稲の藁(わら)束が田んぼに立っている風景が展開していたが、今では、コンバインでの稲刈りなので、藁は、細かく裁断されて刈り取った田んぼにばらまかれる。そのまま鋤(す)き込んで、肥料として活用する方もあり、燃やして石灰肥料にされる方もある。ここまで来ると、ふと風景が静まりかえる気がする。

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落ち葉の飾り

 ある東風が強い日の散歩中、グランド回りのネットが賑やかなのに気づいた。どうやら少しずつ紅葉したり、落葉したりしている桜の葉っぱが、ネットに押しつけられて、ひとときの飾りになっている様子だった。

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天高し

 また、ある日には、見上げると、急に空が高く感じて秋の風情である。秋が闌けるというには、まだ早いが、季節は確実に移っているようだ。いつも季節に置いてきぼりをくう私も、しっかり時の流れに食らいついていかねばならない。
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2017年09月02日

690 曲 が り 角

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地獄の夏雲(女性に見える)

 いつのまにか朝晩はずいぶん涼しくなり、夜は虫の声が聞こえるようになった。しかし、昼間は、地獄の使者のような夏雲が健在である。


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中国野菜

 夏野菜もそろそろ撤去の時期に来ているかも知れない。未練たらたらで、終活嫌いの私なので、いつものように未だ夏野菜をそのままにしている。中国野菜というものを昨年試しに植えてみたら、なかなか美味しい野菜だったので、己生えの苗を農園に植えてみた。どうも名前は「ツルムラサキ」とかいうらしい。味は、ほうれん草そっくりで、葉っぱを摘んでおひたしや油炒めにして食べる。野菜を配っている非農家の方からもなかなかの好評を得ている。ツルムラサキ君、夏のがんばりお疲れさんでした。

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でっかい獲物

 農園の害虫を捉(とら)えて運んでいる蜂に出会った。ご苦労さん、よく頑張ったけど、冬はどんな生活を送っているの?ひょっとしたら、その捕まえた芋虫に卵でも産み付けて地中で卵か幼虫で冬を過ごすのかも知れないなあ。


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おつまみ近し

 少し遅く植えた枝豆が膨らんできた。ぼちぼち季節の曲がり角にさしかかったのかも知れない。もうすぐ私のおつまみになる。がんばれよ。

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木漏れ日の道

 木漏れ日の射す細道を抜けて例の場所に向かう。何だか不思議な道でどんどん行くと、山を越えて吉田の方に抜けるらしい。

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ジブリの世界があるかも

 この山道の始まりの辺りには、赤い池がある。光の具合で様々な色に変化するが、通常は、鉄分を含んでいるかのごとく赤茶色に見えることが多い。こんな場所を抜けていくと、吉田なんかじゃなく、ジブリの世界が待っているような気がする。私が牛糞を取りに行く道だ。

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石灰

 夏野菜が終われば、冬野菜の準備となる。土も太陽にあぶられ、野菜に栄養を取られ、へとへとになっているはずだ。まず、石灰を撒いてリフレッシュしてやる必要がある。


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パプリカの酢漬け

 遅れて実り始めたパプリカ、雨が降らないので、ほとんど枯れてしまったが、収穫できたものは、料理をカラフルにしてくれた。酢漬けにしたものは、サラダなどに投入して食べてみた。パプリカには、独特の甘みがあり、美味である。

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石灰と牛糞を撒(ま)く

 ほとんどの夏野菜は、未だしぶとく収穫中だが、けりを付けた場所には、牛糞と石灰を撒いて耕し、私は、季節の曲がり角をへばりながら歩いているこの頃だ。
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2017年08月29日

689 国 体 追 加 準 備

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パソコンで出した文字

 先日は、歓迎班メンバーが集まり、プラス子供たちの力も借りて、看板書きなどの室内作業をしていただいたが、未完成の部分があったので、追加準備作業を行った。まず、子供たちに自由に絵を描いてもらった看板は、「ようこそ鬼の町へ」という文字を入れて主旨を鮮明にすることにした。パソコンで打ち出した文字をカーボン紙で書き込む。

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子供が描いた絵に文字とシール

 子供たちは、絵も頑張って描いてくれているが、線だけをぐじゃぐじゃと書き殴っているスペースもあるので、そこに少し手を入れることにした。町が、ゆるキャラなどのシールを作ってくれたので、ぐじゃぐじゃスペースに、そのシールを貼ってみた。子供の絵も生かしながら、「ようこそ」の主旨の絵柄になった気がする。

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後の半分はシールと文字

 これは、集会所玄関の壁に設置する看板なので、残りのスペースにもベニヤに白ペンキ塗って、こちらは、「鬼の町へ」の文字とそれぞれのゆるキャラシールを貼って埋めていき、歓迎の絵柄とした。ここまでは、私1人でぼちぼちと作業を行った。

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マジックの色を修正したい

 翌日は、副班長さんにも来ていただき、2人での作業となった。看板の中の絵の修正作業は、私の分担とした。絵は、子供たちにマジックペンで描いてもらったのだが、マジックペンでは、正しい色にならないリスクがあるので、ペンキで色を混色して作り、塗ってみることにした。


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ペンキで修正

 みきゃんの顔の色を原画に近づけるように塗り直してみた。はみ出したマジックの色は、後で白ペンキで修正した。メインの看板なので、この修正は仕方がないと思われる。

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きほくんは、そのまま合格

 きほくんの絵は、丁寧にはみ出さずに、ペンキで塗っていただいているので、色あいは原画と少し違うが、修正せずにそのままとした。


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もう1匹のみきゃんも修正

 もう一つのみきゃんも塗り直し、はみ出した部分を白ペンキで修正した。

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はみ出た文字 1

 文字も限られた時間内での作業なので、前回ははみ出ても修正する時間がなかった。今回は、副班長さんが文字の修正を分担していただいた。


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はみ出た文字 2

 副班長さんは、大変優れた方で、この日も様々な配慮をしていただいた。大看板は、7mくらいあるので、壁につり下げていたが、2人で降ろすのは困難と判断し、奥様を連れてきて、お手伝いをしていただいた。班長の私は、のんきに1人で参加したのにである。

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修正後 1

 また、文字の修正に、マスキングテープを持参していただいていた。したがって、修正の仕上がり具合は、かなりの完成度で、私は、ひたすら頭が下がった。

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修正後 2

 おまけに、作業の終わりの時間あたりに、再び副班長さんの奥様が現れ、看板を壁につり上げるお手伝いをしていただいた。班長なのに、このような作業の困難も予想できなかった私は、班長失格かも知れない。感謝感謝である。
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2017年08月25日

688 1 つ の 究 極 ?

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若冲の画像

 いつも風の国のお父さんやお母さんを助けてくれるS君、我々のためにサザエを取ってきてくれたり、お世話になっている。石絵を喜んでくれるので、プレゼントすることにした。素材は、伊藤若冲の絵、これを模写することにした。テーマは、今回は虎とした。インターネットで画像を入手する。

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拡大画像

 インターネットの画像には、限界がある。例えば、屏風サイズの絵がA4がせいぜいの鮮明度なので、細部は想像するしかない。キャンバスである石の大きさがA4くらいなので、形を納めるだけならいいが、どのように表現を模写するかという点では、この虎の絵の一部を拡大した画像を発見したので、ここから想像を膨らませてみた。


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石に模写(猛虎図)

 今回は、背景も少し色づけてみるつもりで、石の表面をグラインダーで磨いてから描き始めた。表面がなめらかなので、描きやすいが、私の腕ではやはり、限界があるので、最後は、「まあ、いいか。」で終わる。S君は喜んでくれたので、ほっとした。


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我が家の噴霧器

 お盆チャレンジは終わったが、除草剤散布は、まだ終わっていない。我が家の5L噴霧器、小型だが、軽いので、相棒が使うには大変便利である。この日は、「うまき」という畑に除草剤を撒く。ここも、水がないので、どこかで調達する必要がある。

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タンクから水を取る

 三崎道の倉庫横には、一辺が2.5m程のセメントで作られた貯水タンクがある。この中の水を使うことにした。ここで水と除草剤を混ぜて噴霧器に充填する。それを車で運んで、畑まで降ろして散布することになる。相変わらず20Lの噴霧器は、私にとっては重すぎる荷となり、背中に背負うまでが、大騒動である。キャリーや石垣などの上に噴霧器を置いて、背中に背負ったら、足が弱っているので、何かに捕まりながらでないと、立ち上がることが出来ないのだ。何という情けない我が状況であろうか。


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汗まみれのカッパ

 除草剤の防御にカッパの上下を着て散布作業をする。ただでさえ大汗をかくこの季節だが、カッパを着込むと、その暑さは、倍以上になってしまう。カッパの下のシャツは、当然汗でジャバジャバになる。今回で除草剤の散布は、一通り終わることが出来る。昨年までお父さんがしていた大変な作業は、我々が頑張ってこなすことが出来た。今年の夏の暑さは、それだけお父さんの元気を奪い、その作業を困難にしていたことになる。


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穏やかな浜

 作業を終えて見下ろす風の国の浜は、大潮でかなり潮が引いていた。いつも心和む風景である。お母さんの元気も奪われているようで、相棒に「楽しみは、1つもなくなった。」と漏らされたそうだが、この言葉は、私には、ある意味1つの究極の言葉だと感じられた。みんながそちらの方向に向かっているのだが、何か楽しみはないものだろうかと、考えさせられた。
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2017年08月21日

687 お 盆 チ ャ レ ン ジ 2

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ぐったりサザエ君

 お盆の前から、風の国の親戚の方が、お客用にとサザエを届けていただいていた。しかし、3日を越える日数にサザエも限界を迎えている。海の潮に浸け、サザエの元気を保つことを「潮を飲ます」というらしい。昨日はお父さんが飲ませに行っていただいた。お盆チャレンジ一日目は、夕方、私が浜に向かった。

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合間に石拾い

 浜の潮の中に網ごと浸けて待たなければならない。その時間30分。短いようで長い、ぼーっとして海を眺めるには長い時間なのだ。結局、石絵を描くキャンバスの石を拾うことにする。伊藤若冲の絵を模写し始めてからは、比較的大きな石を探している。当面使う程の石を拾って、少し海を眺めたら、30分を経過したので、ようやく潮飲まし完了となった。

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我が家からの青花

 風の国のひのら(前庭)には、我が家から養子に来た青い花が、我が家以上に美事に咲いていた。ひのらの植物は、お父さんが管理をされ、水をやっておられる。

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暮れる宇和海

 青花を眺めている間に、夜のとばりが降りてきて、目の前の宇和海も、夕暮れの色になって来た。地区の放送が、8時から盆踊りをするので、来場して欲しいとのマイク放送を流している。


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会場が見えてくる

 しばらく出かけたことはなかったが、今回は、久しぶりに行ってみることにした。懐中電灯を頼りに、いつもの石垣の道を集会所の方へ向かう。途中の見通しの良い場所まで来ると、集会所前の広場に吊られた提灯の明かりが見えてきた。地区の人口は激減していると聞いているが、どれくらいの人が集まっているのだろう。

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意外と人が

 行ってみると、踊りの上手なお母さんが踊っているのが目に入ってきた。もっとがらがらなのかと思ったが、観客も含めて予想以上の人が集まっていた。後で聞いて見ると、多くは、帰省客の方々だったらしい。

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賑やか昔踊り

 踊りの曲が「昔踊り」に変わるというアナウンスがある。その曲が始まると、年配の方々が加わり、円陣は、2重になっていった。今でも小さな地域ごとに盆踊りをしている所は、もうほとんどない。この風の国では、昔は3日間踊りがあったが、さすがに今は、2日間になり、1日になる日も遠くないという声が聞こえてくる。ここへ来ると、何だかタイムスリップしたような空間に迷い込む思いがする。


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サボテンの花と再会

 2日目のお盆チャレンジの朝が明けた。階段を下りてゆくと、例のサボテン群に出合う。わずかな時間、花開く白いサボテンの花が咲いていた。今日も暑い除草剤を撒く作業となる。

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まずタンクに水を運ぶ

 2日目は、垣内作りという最も東にある畑に向かう。4段か5段ある広い畑だ。ここには、タンクが置いてないので、ポリタンクを7〜8個用意していく。途中で、用水の水を汲む場所があり、水を満たしたタンクをモノレールで畑まで降ろす。それを使って除草剤を溶き、散布していく。昨日より広い場所なので、終わるとへろへろになっていた。この作業も昨年までは、お父さんがやっていた仕事である。頭が下がる。 
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2017年08月18日

686 お 盆 チ ャ レ ン ジ 1

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秋めく?

 ふとみ上げると、夏雲の横に少し秋寄りの雲が出ていた。既に立秋を過ぎているのだから、さもありなん。心なしか秋に近づいている気もする。

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やはり夏

 弟夫婦は、お盆も仕事らしく、親子で風の国詣でをし、お墓参りをしたようだが、宿泊する余裕はなかったらしい。もう毎日サンデーになっている私たちは、1泊してお手伝いをすることになった。出かけてみると、まだまだ夏の雲、夏の海であった。


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切り干し大根

 ひのら(前庭)には、お母さんが作った切り干し大根が干されている。季節的には、1度干してあったものを日差しの強い今、干し直しているのだろう。お母さんが長く続けてきたお仕事(趣味に近いかも)の1つだろう。

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天草(てんぐさ)も

 更に沖側には、まだ色の残る天草が干されている。これも海の近くに住む方々がよくする楽しみの1つなのだろう。天草は、心太(ところてん)の原料である。私も、1度、おもしろ半分の実験をしたことがある。

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ほぼ完成形

 少し手前の場所には、もう色の抜けた天草が干してある。干している間に、雨が降ってもOK、そのまま干し続けていると、天草の紫色は抜けていき、白っぽい色になる。これで乾燥が出来れば、完成である。大きなナイロン袋などに保存しておき、使うときに取り出すという寸法となる。

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日振が見える黒地

 さて、今回のお手伝いは、広い広い密柑山に除草剤を撒(ま)く仕事とした。畑に行くのが苦痛になっているお父さん、86歳なのだから、無理もない。我々が帰った時だけ、張り切って一緒に作業をする。それも、少しずつ難しくなっている。でも、何かしら動きがある方が健康にはいいので、体を動かす努力はしてほしいところだ。


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タンク(生活の知恵)

 風の国では、「お盆に仕事をすれば、人に笑われる。」ということが言われるが、今回は、お父さん、お母さんの体力と勘案して、「たまたま遊びに帰る盆客ではなく、毎週、お手伝いに帰る我々だから、仕事をしてもよかろう。」という判断を下してのお盆チャレンジとした。我々としても、初めての作業で、昨年までは、お父さんが1人でやっておられた作業なのだと思われる。初日は、日振の見える黒地の畑に出かけた。

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20Lの噴霧器

 急な斜面に作られた段畑なので、当然、水道などはない。しかし、今まで気づかなかったが、段畑の段差を利用して、タンクに雨水が貯まるシステムがあった。びっくりだ。タンクには網がかぶせてあり、ゴミが入らないようにしてある。その上に波板が設置してあって、波板の上に降った雨水が流れ込むようになっている。我が家から持ってきた5Lの噴霧器は、相棒が、私は、風の国の20Lの噴霧器を担いで作業をする。これが結構重い。足場の悪い畑の上を、私はよちよち歩いて噴霧する。老化の一途をたどっている67歳の足首は徐々に悲鳴を上げてきた。86歳のお父さんにとっては、更にきつい作業だと思われる。 
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2017年08月14日

685 お も し ろ 半 分

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くず芋たち

 暑い暑いと騒いでいる間に、どうやら暑さのピークを過ぎたような気もする。以前よりも涼しい夜が感じられるからだ。植えっぱなしで、畑に埋まっているジャガイモを掘ってみた。器量の悪さは、何か原因があるはずだが、なかなか改良できない。中でも表面がざらざらの芋と小さな芋を見ていて、1つの実験が思い浮かんだ。

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贅沢に皮をむく

 比較的器量が良いものは御近所に配る。我が家にも少し持ち帰る。大きい芋は、種に保存する。後の残りは全て実験材料となる。惜しげもなくぶ厚く皮をむき、水洗いする。水と芋をミキサーで撹拌(かくはん)する。ここで、いかなる実験かお分かりの方もあるかも知れない。


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皮は自然に返す

 厚くむいた皮は、畑に返し肥料とする。小さな芋や表面のざらざらがひどい芋は、以前は、ハウスの中で、むなしく腐ってしまうことが多かった。御近所にもらっていただく芋たちは、少しはお役に立っていることだろう。腐ってしまう芋たちが今回の実験対象である。


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しぼり汁から製造

 ミキサーでジュースにした芋たちを、布巾で絞って、その絞り汁をボールに貯める。アクや色があるので、しばらく放置しては上澄みの水を捨て、新しい水を入れる。何度か繰り返すと、下に白い粉が沈殿しているのが、見えてくる。水を捨ててそのまま半日ほど放置すると、水はなくなる。


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乾燥して完成

 もうお分かりと思うが、小学生の頃、理科の実験で作ったカタクリ粉(でんぷん)の製造でありました。乾燥したきれいな白い粉は、怪しい麻薬のようにも見えます。カタクリ粉は、スプーンでほぐし、良く洗った空き瓶に入れて出来上がりです。懐かしいおもしろ半分の実験でした。


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絞りカスは?

 芋ジュースの絞りかすは、何度も捨てましたが、あまりにもなめらかで正にマッシュポテトのようでしたから、今回利用実験もしてみました。


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お焼きにしてみる

 丸めて平たくして焼いてみました。味は、私的には、今一でした。水を加えて混ぜながら煮てみました。柔らかさはでき、デンプンはまだ残って含まれていることが分かりました。うどんつゆで食べてみました。味付けによっては食品になりそうでしたが、ここまでが私の限界でした。 
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2017年08月10日

684 終 活 開 始 か ?

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静かに終わる

 いつも聞こえているはずの蝉時雨が、暑さに化(ば)かされたかのように聞こえてこないことが多いのだが、ふとボリュームが上がって聞こえてくる瞬間がある。ちょっと立ち止まりたいのに、知らぬ間にまた、時が移ったのかも知れない。目の前には、短い夏を生き抜いたクマゼミが、地上で静かに休んでいた。

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瀕死(ひんし)のサツマイモ

 恵みの雨をもたらした迷走台風がやって来る前、遅く植えて雨に恵まれなかったサツマイモたちが、枯れ始めている。今年は、相棒が作る干し芋は、出来ないかも知れない。水やりを怠った結果ではあるが、また、国体に追われたこともあったが、我がパワーが減少したのかも知れない。

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まだまだ青春

 何もかもが、後手を踏みつつある我が日常であるが、人より遅く植え付けた黒スイカも幾つか実を結び、お盆の頃には収穫がかないそうである。農園も、終わりへのスピードを上げるものもあり、これから青春を迎えるものあり、我らの人生と似た時を歩んでいるようだ。

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瀕死のコンニャク

 ここにも恵みの雨を待たずに、倒れつつあるコンニャクたちがいる。日陰を好む方々なので、雨の降らない猛暑がかなり堪(こた)えたのだろう。

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デート中?

 ここには、ぐうたらな栽培主が、昨年放置しておいた場所から発芽し、いわゆる己生(おのれば)えで、遅れてはびこっているカボチャ君は、まだまだ、青年で、米つきバッタ(精霊バッタ)君とデートの最中なのかも知れない。


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現役引退か?

 農園も、枯れたり、若々しく輝いたりと、時を過ごしている。突然相棒が、子供部屋から物入れを降ろしてきた。暑さにやられてグウタラしている私を見かけて、いったんスイッチが入ったら、止まらないお掃除おばさんは、この物入れを分解するよう至上命令を下してきたのだ。

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哀れ分解終了

 世界平和が一番なのであるから、従うしかなかろう。子どもたちが生まれ、可愛い様子で育っていった頃に、子供部屋に設置されていた物入れである。今では不用の産物となり、我が手により引導(いんどう)を渡すはめになった。これは、いわゆる終活の1つなのかもしれない。終活は、我が思考の未来には確かに存在しているのだが、まだまだ心の準備足らずで、いざやってみると、少し寂しい。
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2017年08月07日

683 迷 走 台 風

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普段の海

 風の国の普段の海は、明るい青で満たされているが、今回のお手伝いでは、きれいな青は見ることが出来なかった。ひょっとしたら恵みの雨を連れてくるかも知れない台風五号接近中であった。

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空は普段の夏の空

 空は、まだ夏の青を残し、雲も普段の雲であったが、海だけは、早々と大きく変化していた。ここぞとばかりに、予想通り風の国には、サーファーの車が五台も集結していた。

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大久の海は

 大久の海も、ざわめき初めて、台風のうねりが届いている。

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風もまだなし

 展望台から見上げる山上の風車も、さしたる風も受けていないのか、静かに止まっている。


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風の国を望む

 しかし、展望台から風の国方面を眺めると、いつもより打ち寄せる波は大きい気がする。

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波高し

 今回のお手伝いは、密柑山に除草剤を撒(ま)く予定であったが、前日の雨で予定を変更して、家のすぐ上のお母さんのスイカ畑の草引きということになった。接近中の台風のため、いつ降り出すか分からない状況であった。

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畑から望む

 畑から見る大久方面の海も、大きな波で満たされている。スイカ畑の草は、膝上の大きさで、カラスよけの1mほどの高さに網が張ってあるので、畑に転がり込んで、座って草と闘う。我々が来れば、お父さんお母さんも我々に仕事を与える必要が生じる。今年のお手伝いがお母さん担当の畑であることが多かった。お母さんの足腰の具合は、少し進んでいるのかも知れない。 
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2017年08月03日

682 旅 す る 果 物

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いただいた初物

 「異常気象だ。」と、誰も聞いてくれないぼやきが、口をついて出る。じっとりと汗がにじみ出る中、またまた、知らぬ間に、夏は本番を迎えているようだ。いわゆるお中元の季節で、ばたばたと動いた。


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夏の花 1

 我が家の分は、いつもお決まりのものであるが、昨年辺りから、つながりのある方に頼まれるようになったものがある。南郡のお友達Kさんを頼る。品物は、河内晩柑、風の国では、灘オレンジとも言う。


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島々

 爽やかな味の晩柑なので、意外とファンが多い。Kさんは、電気屋さんでもあるが、家では雑貨店を営んでいるので、青果市場の組合長さんをしていたときもある。彼に甘えて、損をしない程度に注文をする。

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祭のメッカ

 懐かしい島を横目に南郡に入り、これまた懐かしい祭のメッカの神社にたどり着いた。Kさんとは、もう20年来の付き合いになる。ぎっくり腰になって少し弱っておられたが、それが過ぎて行った年月を思わせる。

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河内晩柑

 しばし、旧交を温めて、10kg10箱の蜜柑と我が家にいただいた2袋の蜜柑を持って帰途についた。


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松野の桃

 我が家からは、親戚・知人の方々に、いつも松野の桃をお送りすることにしている。河内晩柑も桃も、季節の使者としてこの時期各地に旅をする。今年は1つハプニングがあり、桃の1箱が着く前に破損、送り直すという1幕があった。

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夏の花 2

 ともあれ、まだしばらくは、このような交流が続くことだろう。年月が流れてしまうと、その先の未来が少しぼやけてしまう気がする。
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2017年07月31日

681 国 体 準 備 ( 室 内 2 )

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試しに「みきゃん」

 前日準備を副班長さんとする前日に、輪郭線を描く歓迎班員の方がどのくらい大変な作業になるか、試しに「みきゃん」の輪郭線を描いてみた。思うようには簡単には描けない。

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「きほくん」時間は?

 不安になって輪郭線の太い「きほくん」の輪郭線を本気で仕上げてみた。何と「きほくん」だけで2時間半もかかってしまった。歓迎班員の大人が輪郭線を描き、子供がその中を塗るという私の計画は、難しいかもしれない。あまりにも時間がかかり過ぎるのだ。

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文字の中塗りも順調

 結局、出来ないかも知れないという不安から前日準備の後に、副班長さんと2人、かなりの部分の輪郭線を描いて、準備を終えた。


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好きこそは上手なれ

 準備作業当日には、案ずるより産むが易しで、歓迎班員の大人も、残りの輪郭線を時間内に描くことが出来たし、子供たちにも、絵が好きな頼れる中・高学年の子供がいて、中塗りに喜々として取り組んでくれた。

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絵もマジックで色塗り

 また、絵の方も、色マジックで塗ってもOKという言葉が力になって、やはり、絵の好きな6年女子が塗り上げてくれた。子供たちの作業は、幾分問題はあるが、彼らが自らの意志で進んで作業をしてくれたところに意義があるように思う。

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こちらは、ペンキで色塗り

 この彼女などは、「きじえもん」の絵に色を付けてくれたが、何と水性ペンキで塗ってくれていた。色塗りは、色マジックの方が簡単に塗れ、水性ペンキは、それよりも難易度が上がる。人材に恵まれたかも知れない。

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お父さんも「きほくん」を

 彼女のお父さんも、細かい作業が得意で、弟の機嫌を取りつつ、「きほくん」を水性ペンキで美事に塗り上げてくれた。


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折り鶴は未完

 結局、一番時間がかかり、未完に終わったのが、千羽鶴の製作だった。お母さんプラス低学年の子供のペアが頑張ってくれたのだが、その障害になったのが、針と糸が2組しかなかったことだった。途中から輪郭線の作業が終わった若者歓迎班員が加わり、針と糸も増えたのだが、後の祭りになった。


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くす玉は完成

 おばちゃん歓迎班員ペアは、くす玉の製作に取り組んでいただき、色テープの取り付けや紙吹雪、外側の色紙貼りまで完璧に仕上げていただいた。絵の上手な少女も、助っ人に加わり、良い仕事をしてくれたと思う。大人は、若者以外、もう国体の仕事をすることもないと思うが、子供たちには、大人になっても、何かしらその一端に自分が貢献したことを覚えておいてほしい。
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2017年07月27日

680 国 体 準 備 ( 室 内 1 )

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改修中のアリーナ

 鬼北町の国体会場は、炎天の中、少しずつ変身している。種目は、少年女子(高校生)のバレーボールだから、室内の競技だが、グランド用の観覧席も、高速噴射の水できれいに磨かれて見違えるようになってきている。

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色紙を分ける

 今回の準備作業は、室内の作業である。まずは、副班長さんと100円ショップを中心に買い物をして、千羽鶴用の色紙を並べてみた。同じ色をそろえ、20人ほどに50羽ほどずつ織ってもらうために各色を順番に50枚まで取っていく。

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1セットを袋に

 それに帯封(おびふう)をしてまとめ、ナイロン袋に詰める。その1セットを歓迎班員の方に配る。色紙のクサリ用の色紙もクサリにできる大きさに切って1セットの中に加える。更に今回は、歓迎班員さんの近所の子供がいるお家にも、1セットずつ配ってもらい、協力をお願いして、地域全体で国体を盛り上げていくということを目指した。


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キャラクターの絵も印刷

 今回の室内作業は、千羽鶴を綴じて完成させることと、くす玉を作ってもらうこと、外作業で作った看板に文字や絵を描いてもらう作業を予定している。文字や絵をパソコンで作り、コピー機能で拡大し、カーボン紙をセロテープで貼り付ける。これらの作業も班長の私の内職の仕事として準備した。

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看板の中央に貼る

 班長の事前の内職で1日を費やし、副班長さんとそれを看板に写す作業で、また、半日を費やした。ボールペンで文字やキャラクターの原画をなぞるだけだが、半日を要した。集会所にクーラーはないので、扇風機で風を受けながらの作業となった。

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カーボン紙で写す

 更に翌日は、班長の私だけで集会所に向かい、紙をはがして、うまくカーボン紙で描けているか確かめてみた。写りの悪いものは、ボールペンでなぞって確かな線に仕上げた。


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何とか写る

 ここでまた、翌日、副班長さんと作業の会場作りを行った。ブルーシートを床に敷き、その上に古新聞を敷いてテープで留め、風に飛ばないように、また、ペンキが落ちても良いように備えた。

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輪郭を塗る

 そして、黒い文字の輪郭線と絵の輪郭線を副班長さんと2人で描いた。ここまで準備をしておけば、後は当日の作業で、輪郭の中に色を塗ってもらうことが出来る。小学生にも手伝ってもらえるように集合をかけているが、この作業なら、高学年の子供たちでも、塗ることが可能かも知れない。次に国体が愛媛に来る頃には、もう、私などは生きていないと思うが、子供たちなら、ひょっとしたら、その頃、地区のリーダーをしているかもしれないのだから。 
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2017年07月24日

679 世  代

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夏の実

 何だか美味しそうな実を付けている植物が部屋に飾られている。もちろん、いつものように名前は知らない。実を愛(め)でる植物なのだろう。夏の植物も、次々と展開するのだが、我が家では、今回、水回りが世代交代をした。

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古い洗面台

 新築の頃からあまり時を経ないうちに流れが悪くなり、詰まり気味であった洗面台、だましだまし使ってきた。年金生活者なので、当然ランクダウンの洗面台へと取り替え、世代交代とあいなった。このような英断は、我が家ではいつも相棒が下す。

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長年のホコリ

 家も、もうすぐ築40年になろうとしているのだから、取り替え時ではあるのだろうと思う。古い洗面台を取り外すと、その長い年月のホコリやゴミが下から現れた。おそらく、家の中の至る所がこのような有様なのだと思う。

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新しい世代

 取り替えてみると、ランクダウンではあっても、新しい洗面台は、明るい輝きがあるので、住んでいる人間も、若返ったかのような錯覚に陥る。

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古い世代

 思い起こしてみると、トイレの便器も、早い時期に異変は起こっていた気がする。水のタンクもなく、最新全自動的な便器だったが、どうやらこういうものには当たり外れがあるらしい。水漏れのため、床がカビになり、世代交代を望んでいた。

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新しい世代

 こちらも、ずいぶんとランクダウンして、タンク付きのスマートなものになった。時は、刻々と進むので、我々の意識は昔のままなのに、世代交代を望んでいるものが、見えないところにも、目白押しなのかも知れない。

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夏の花

 日々変わる夏の花の変化にさえついて行き難くなっている。世代交代を望んでいるものにも少しは目を向けて、時とのやりくりをしなければならないのかも知れない。
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2017年07月20日

678 つ い に 明 け ま し た

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風の国へのお土産

 暑さにめげそうになりながら、過ごしているうちに、とうとう梅雨は明けたようだ。畑に放り投げていたおもちゃカボチャが、牛糞の効き目よろしく今年は豊作だった。収穫しては、隣のおばちゃんにあげたり、風の国のお土産にする。お父さんたちも、お友達にあげたりしながら消費しておられるようだ。

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宇和海の朝陽

 この日は、連休で、久しぶりに風の国に1泊でのお手伝いとなった。1日目は、姪っ子のビデオ鑑賞で暮れて、翌朝、海に上がるぎらぎらの朝陽を見ながら作業の準備。


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本日の主役

 今回は、再び伸びた黒地の草を刈るお手伝いになった。暑くなる前に畑に向かったが、それでも、頭上には地獄の太陽が昇っている。体力を使う草刈りは、長い時間は出来ない。草を刈るのは、お父さんと私、相棒は草削りand草引き。

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刈る前のジャングル

 畑の草は、40〜50cmに伸びている。一番奥の最上段の畑から始めた。例の朝顔が石垣を伝って何本も侵入している。この草は、葉っぱも花も朝顔そっくりで、冬にも枯れず、延々とその蔓を伸ばし、杉の木でも枯らしてしまう。茎のどこからでも根っこが出てくるので、どこまでもはびこって止まらない。手でその蔓を引っ張り、グルグルとまいて、蜜柑の木の上に放り投げておく。さすがに空中では枯れてしまうのだ。

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刈ってすっきり

 このところ雨はふっていないが、草を刈っていくと、草に覆われていた地面は湿っており、飛び散る草の汁も加わって、暑い太陽とは裏腹にたくさんの湿気を感じる。草刈り機には、ベルトが付いていないので、刈るうちに、腕が石のように重くなってくる。

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ヒモの刃

 草刈り機で足を刈って以来、ヒモの草刈りができるヘッドを用意していただいている。これなら、足に当たっても決して切れたりはせず、安心だ。刈り続けると、石などの障害物に当たってヒモは、短くなる。10cmくらいが最も良く切れる長さなので、切れなくなると、ヒモを伸ばして長さを調節する。

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草だらけ

 靴は、例のブーツタイプの安全靴だ。ズボンは、作業ズボンの上にカッパのズボンをはく。首から膝辺りまでは、カッパのようなキジの長いエプロンを着る。網になった面をかぶれば準備完了、完全防備となる。体は守られるが、暑いこと限りなしの状態となる。衣服は上下とも、水を浴びたようにびっしょりと濡れ、靴の中までびしょびしょになる。くらくらしてくる。

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苗木

 一番下の段の畑には、今年植えた苗木が1m程に生長していた。松野の川原から切ってきた竹を支柱に草に負けそうになっていたが、草を刈ったので、少しは元気を回復したように見える。黒地は、お母さんの管理だが、もうお母さん1人では回らなくなっている。
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2017年07月15日

677 明 け そ う で す

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鮮烈

 いつの間にか、うだるような暑い日に出合うことが多くなった気がする。国体準備作業以来、畑で座り込んでしまう瞬間が増えてしまった。風の国では、それを「はくら」と言う。昔からの言葉では、「暑気(あつけ)」、今の言葉では「熱中症」が近いかも知れない。ふと、窓の外を見上げると、特別の夕景が見えて、思わず外に出て撮影に及んだ。これも、ひょっとしたら、希(まれ)なる出会いかも知れない。

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ほぼ完了

 4列のサツマイモ畑、1列が50本、計200本になる。しかし、今年はとうとう、紫芋の苗25本に遭遇しなかった。種で残した芋も、全て寒さにやられて腐ってしまった。最後の手段で、ニンジン芋でも植えなければならなくなりそうだ。梅雨明けしそうな空を見上げて、芋苗を植える時期も過ぎてしまった気がする。


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ズッキーニの戦略は?

 ズッキーニもこの時期雌花ができても、花が咲かなくなり、当然受粉もしないので、小さいまま腐ってしまう。かと思うと、蕾(つぼみ)が開かないまま、通常のズッキーニより大きくなる輩(やから)も出現するから不思議だ。何か隠されたズッキーニの戦略があるのだろうが、それは分からない。

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順次収穫?

 100本の外トマトが少しずつ熟れてきた。ミニトマト赤、黄、オレンジ、少しずつ色づき、収穫間近だ。


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初生(な)り

 茄子(なす)も、やっと初なりが採れそうだ。梅雨明けが近づき雨不足になる頃、水分が欲しい茄子が、収穫期を迎えた。

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戦力
 御近所に配る野菜で、重宝しているのが、間違いなく喜んでいただくキャベツだが、そのキャベツも、こう暑いと頭を抱え、弾けてしまう夏に、もう突入しているようだ。数も後2〜3個になり、また1つ季節の歯車が知らない間に、回ったかも知れない。


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地生えでした

 毎日3〜4本は収穫ができはじめたキュウリ、よく見ると、少し形が違う。植えた本人が自覚していなかったが、どうやら、ずんぐりむっくりの外見から、地生えのキュウリであることが分かった。こうしてみると、いよいよ梅雨明けは近いようだ。
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2017年07月11日

676 準 備 作 業 1

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竹切り作業

 九州の北部に壊滅的な雨が降っていた頃、愛媛もたっぷりの雨とかなりのうっとうしい天気が続いていた。お尻に火が付いた国体準備は、必要品の購入からスタート、班長の私と頼りになる副班長さんの2人で、ホームセンターをはしごする。看板などの材料、ベニヤ、角材、板、番線、ペンキ、刷毛、両面テープ、ガムテープ、釘、ねじ釘等々、ほぼ揃ったところで、次の材料集めとなった。

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本番作業開始

 外飾りの主な材料は、金のかからない竹を使うことにしていた。飲み友達のNちゃんが事務局で、竹藪も所有しているので、班長、副班長、事務局の3人が竹切りをすることになった。孟宗竹は直径25cm、長さ20mほどにもなる大変大きな竹である。結局、25〜26本をNちゃんがチェーンソウで切り、運び出して必要な長さに切りそろえるのに、6時間以上の重労働となり、倒れそうなくらい疲れ果ててしまった。

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頼りになるJ君

 3日目は、切りそろえた竹の枝を切り落とす作業と集会所までの運搬作業に暮れた。もう体は、ぼろぼろで泥のように眠るしかない。本番の作業は、4日目の日曜日に行った。会長、事務局を加え、区長さんの応援もお願いして、11人での作業となった。


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旗を立てる土台作り

 腕に覚えのあるJ君や頼りになる方々が集まっているので、外回りの飾り作り、室内の看板など、いくつかに別れて作業を進める。入り口にアーチを作るが、その間口は7m弱もあるので、その構造が難しく、旗を立てる土台も、60本の旗を立てるためには、国道から見える東側と西側を中心に設置する必要がある。

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壁紙を貼る

 集会所の中の飾りも、玄関外の看板に始まり、玄関中の看板土台や、歓迎紙を設置する壁の造作、会場前面ののぼり幕、国体旗の設置ボードなど一朝一夕には出来ないような作業が続く。壁に貼り付けるベニヤには、習字などを貼る壁紙を両面テープで貼り付けてもらった。

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最も長い看板作り

 J君には、角材を組んで骨組みを作り、6m以上ある長いアーチの看板を作ってもらった。私と外2名で担当した玄関入り口の3mほどの看板も、後日チーム名が決まれば書き込むが、この日は、下地の白ペンキで塗装した。


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壁紙、パーフェクト

 壁の壁紙を貼り付けたベニヤも、中担当のお二人にほぼ完璧に設置していただいた。これで、チームが決まり、選手名が分かった時の選手の名前を貼り出す壁の下地が出来上がった。

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室内に保管

 7m弱のアーチの看板は、あまりにも長すぎて、置く場所に困り、仕方がないので、集会所の中に保管することにした。後は、折々に書ける文字から下書きをしていって、最後は、子供たちを含めて仕上げの色塗りをしてもらう必要がある。

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前面飾り

 中担当の3人で仕上げたのは、60cm幅で、3m以上ある歓迎幕を貼り付ける土台と国体旗を貼り付ける土台であった。前面に設置してあった黒板を撤去して、落下しないようにねじ釘等で取り付けた。今回は、まだまだ、基本的な部分の準備作業であったが、4日間にわたる厳しい作業に、さすがにへろへろになってしまった。
posted by tentijin at 07:22| 愛媛 ☁| Comment(4) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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